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第1章 空美の場合
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いうにことかいて・・・なによ・・・
空美の中で、メラメラと闘争心が芽生えてきた。
空美は、すっくと、立ち上がった。
拳を握りしめて。
ショウちゃんを、にらみつけるようにして・・・
「痩せてやる・・・」
初めは、つぶやいて。
「・・・なんか言った?」
ショウちゃんは、振り向きもしない。
今度は、力をこめて、仁王立ちになり
「だから・・・痩せてやるんだ!」
拳にグッと力を込めて。
キッとまなじりを上げて、ショウちゃんを、傲然と見下ろした。
へっ?という顔のショウちゃん。
初めは、「また、またぁ~」と言っていたのが、
空美の顔を見たら、その意志が固く、本気だ、というのが、わかったようだった。
「まぁ、ムリだね。
おまえに、ガマンなんか、出来るもんか・・・」
鼻から決めつけるのが、余計に空美の中の闘争心を、刺激した。
「やってみなければ、わかんないでしょうが・・・
わかった!痩せたら、何かしてくれる?」
空美、こうなったら、後には引き下がれない・・・
半分 ヤケになって、腰に手を当て、言い放った。
すると、ショウちゃん、寝そべっていた姿勢から起き上がり、
「おもしろい」
と言って、目が笑ってる・・・
「ま、ムリだと思うけどな。
やれるもんなら、やってみな~」
売り言葉に、買い言葉である。
空美の中で、メラメラと闘争心が芽生えてきた。
空美は、すっくと、立ち上がった。
拳を握りしめて。
ショウちゃんを、にらみつけるようにして・・・
「痩せてやる・・・」
初めは、つぶやいて。
「・・・なんか言った?」
ショウちゃんは、振り向きもしない。
今度は、力をこめて、仁王立ちになり
「だから・・・痩せてやるんだ!」
拳にグッと力を込めて。
キッとまなじりを上げて、ショウちゃんを、傲然と見下ろした。
へっ?という顔のショウちゃん。
初めは、「また、またぁ~」と言っていたのが、
空美の顔を見たら、その意志が固く、本気だ、というのが、わかったようだった。
「まぁ、ムリだね。
おまえに、ガマンなんか、出来るもんか・・・」
鼻から決めつけるのが、余計に空美の中の闘争心を、刺激した。
「やってみなければ、わかんないでしょうが・・・
わかった!痩せたら、何かしてくれる?」
空美、こうなったら、後には引き下がれない・・・
半分 ヤケになって、腰に手を当て、言い放った。
すると、ショウちゃん、寝そべっていた姿勢から起き上がり、
「おもしろい」
と言って、目が笑ってる・・・
「ま、ムリだと思うけどな。
やれるもんなら、やってみな~」
売り言葉に、買い言葉である。
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