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第2章 謎の隣人VSお姑さん!
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するとそれが冗談と通じなかったのか、彼女はムッとした顔を
隠そうともせずに、
「そんなこと、思うわけないでしょ」
やや強い口調でキッパリと言う。
アハハハハ…
ごまかすようように、久志は笑いとばす。
どうやらすべて…冗談として、聞き流す作戦のようだ。
「で、父さんに連絡しなくても、いいの?」
さり気なく…久志は、気になることを口にする。
(ヒサシさん、ナイス~!)
思わず灯里は、声に出してハイタッチしそうになる。
だがお姑さんは、その言葉が耳に入らなかったようで
「あっ、いいの、いいの!
それよりも…しばらくここで、世話になるわ」
淡々とした口調で、ややセカセカと忙しそうに話す。
「えっ」
(何と言った?)
自分の耳が、おかしくなったのだろうか?
(困る!
それは絶対に、困る!)
灯里は反射的に、頭をブンブンと激しく振った。
何とかおとなしく…引き下がってもらえないのだろうか?
「それは…困るよ」
ピシリと久志が言った時、お姑さんは信じられない、という顔をした。
「どうして?ちょっとぐらい、いいじゃないの~
いつも好きな時に、来てと言うくせに…」
すがるような目で、息子を見つめる。
だがそれだけで、久志はうろたえたように、灯里に助けを求める
ように、視線を向けた。
(なによぉ~ビシッと言ったらいいのに)
せっかくカッコよく見えたのに、灯里はすっかりガッカリする。
久志が急に勢いがなくなったのに気付いて、今度はお姑さんが
急に元気な顔になった。
隠そうともせずに、
「そんなこと、思うわけないでしょ」
やや強い口調でキッパリと言う。
アハハハハ…
ごまかすようように、久志は笑いとばす。
どうやらすべて…冗談として、聞き流す作戦のようだ。
「で、父さんに連絡しなくても、いいの?」
さり気なく…久志は、気になることを口にする。
(ヒサシさん、ナイス~!)
思わず灯里は、声に出してハイタッチしそうになる。
だがお姑さんは、その言葉が耳に入らなかったようで
「あっ、いいの、いいの!
それよりも…しばらくここで、世話になるわ」
淡々とした口調で、ややセカセカと忙しそうに話す。
「えっ」
(何と言った?)
自分の耳が、おかしくなったのだろうか?
(困る!
それは絶対に、困る!)
灯里は反射的に、頭をブンブンと激しく振った。
何とかおとなしく…引き下がってもらえないのだろうか?
「それは…困るよ」
ピシリと久志が言った時、お姑さんは信じられない、という顔をした。
「どうして?ちょっとぐらい、いいじゃないの~
いつも好きな時に、来てと言うくせに…」
すがるような目で、息子を見つめる。
だがそれだけで、久志はうろたえたように、灯里に助けを求める
ように、視線を向けた。
(なによぉ~ビシッと言ったらいいのに)
せっかくカッコよく見えたのに、灯里はすっかりガッカリする。
久志が急に勢いがなくなったのに気付いて、今度はお姑さんが
急に元気な顔になった。
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