なんてこった、シンデレラ?もう一つのシンデレラストーリー

daisysacky

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第2章 三人目のシンデレラ?

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「お姉さん…頼みがあるの」
 いきなり信子が、切り出す。
「たのみ?」
 えっ?なに?
まさか…とんでもないことを言い出さないよね?
思わずレイラは、身がまえる。
「あの…もう少し、ここにいてもらえないかしら?」
「えっ?それって、どういう意味?」
何だかイヤな予感がする。
「あのぉ…」
そう言ったきり、信子は黙り込んでしまう。

 人がいいにも、ほどがある…とは思うけれども、そんな彼女の
ことを見ていると、何だか可哀想にもなってくる。
「わかった」
思わずうなづく。
「えっ?」
てっきり、断られる…と覚悟していたのか、女の子は目を真ん丸に
して、レイラの顔を見上げている。
「いいの?」
女の子の目が、あまりにも澄んでいるので、レイラは違う、とは
言えなくなってしまう。
「それって、どのくらい?
 まさか、ずーっとじゃあないよね?」
 私だって、これでも仕事もあるし…と、さっき逃げて来たこと
など、棚に上げて、レイラは信子にキッパリと言う。
「もちろん、少しの間…」
目を潤ませて、レイラをじぃっと見上げる。
(やめてよ!そんな捨てられた子犬のような目をするのは!)
 レイラは頼まれたら、イヤとは言えない性格なのだ。
(これっで今まで…散々割りを食らってきたのよねぇ)
損な性格だ…とは思うけれども。

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