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ダメ男
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一昨年の3月、母が死んだ。
お母さん子だった俺にとって、それはとても辛く、悲しいの一言ではとても表せないような出来事。
そんな俺は、ショックのあまり通っていた中学校に顔を出すことすら無くなっていた。
そう、俗に言うニートである。
俺は、実感もないまま退廃的な生活を送っていた。
ゲームと漫画、ラノベに明け暮れる日々。
生きる価値さえ見いだせなくなってきていた俺に、突如新しいお母さんがやってきた。
いわゆる、再婚だ。
見たことも無い女性と、その女性と手を繋いでいる一人の女の子。
俺はすぐに理解した。
これが新しい家族なのだと。
その微妙な空気は、新しい母親の一言によって終わりを迎える。
「…君が、茶芽 直輝 くん…だよね。
よろしくね。私が新しいお母さんだよ。」
続けざまにお父さんが、
「ほら、直樹も挨拶しなさい。」
俺は無感情で、
「よろしく母さん。」
言っていた。出会って5分立たない女性に、確かにお母さんと。
これでいいのだろうか。
と、自己紹介してない子が1人。
女性は、その重力だけで潰れそうな女の子に言った。
「ほら。挨拶しなさい」と。
「初めまして、なおきさん。
私は、茶芽 琴音です」
確かに同じだった。苗字が。
家族なのか。この幼い美少女と。
そして、心を開いていいのだろうか。
そんな疑問は、すぐに解決することになる。
母親は、出勤中に交通事故で亡くなった。
父親は、海外で働いているため、俺は妹と、突如二人暮しをすることになってしまった。
家から出ない日々。そんな日常に、少しずつ変化が訪れていた。
「お腹空いた。兄」
「おいその、にいって呼び方はどうしたんだ?俺も家から出れないし、自炊するか」
そう、俺は守らなくては行けない存在ができた。
お母さん子だった俺にとって、それはとても辛く、悲しいの一言ではとても表せないような出来事。
そんな俺は、ショックのあまり通っていた中学校に顔を出すことすら無くなっていた。
そう、俗に言うニートである。
俺は、実感もないまま退廃的な生活を送っていた。
ゲームと漫画、ラノベに明け暮れる日々。
生きる価値さえ見いだせなくなってきていた俺に、突如新しいお母さんがやってきた。
いわゆる、再婚だ。
見たことも無い女性と、その女性と手を繋いでいる一人の女の子。
俺はすぐに理解した。
これが新しい家族なのだと。
その微妙な空気は、新しい母親の一言によって終わりを迎える。
「…君が、茶芽 直輝 くん…だよね。
よろしくね。私が新しいお母さんだよ。」
続けざまにお父さんが、
「ほら、直樹も挨拶しなさい。」
俺は無感情で、
「よろしく母さん。」
言っていた。出会って5分立たない女性に、確かにお母さんと。
これでいいのだろうか。
と、自己紹介してない子が1人。
女性は、その重力だけで潰れそうな女の子に言った。
「ほら。挨拶しなさい」と。
「初めまして、なおきさん。
私は、茶芽 琴音です」
確かに同じだった。苗字が。
家族なのか。この幼い美少女と。
そして、心を開いていいのだろうか。
そんな疑問は、すぐに解決することになる。
母親は、出勤中に交通事故で亡くなった。
父親は、海外で働いているため、俺は妹と、突如二人暮しをすることになってしまった。
家から出ない日々。そんな日常に、少しずつ変化が訪れていた。
「お腹空いた。兄」
「おいその、にいって呼び方はどうしたんだ?俺も家から出れないし、自炊するか」
そう、俺は守らなくては行けない存在ができた。
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