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延命地蔵の名水を使った珈琲店

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 一番街珈琲というコーヒー店をおすすめされて、三人でやってきました。


 日本人の店主さんとルーマニア人の奥様が営むこのお店。
 昨夜、延命地蔵のところでこの水を使ったコーヒー店美味いんだよと教えてくれたおじさま推しの店。

 ジャズが流れる店内は落ち着いた雰囲気です。

 店主さんと奥様の娘さん(幼稚園児くらい)がチョコチョコ走り回っていて可愛い。

 奥様いわく、手伝ってくれようとする気持ちは嬉しいんだけど、水をこぼしたりして仕事が増えるの~。だそうで。
 そこ含めて可愛いですね。
 


 一晩かけてじっくり抽出するアイスコーヒーを注文。

 クルトシュという、奥様の故郷伝統の焼き菓子もあると書かれていたので注文してみたかったけれど、焼くのに15分かかるそうで。

 いろいろ見て回りたいのでクルトシュを諦めてコーヒーアイスを注文しました。
 ブラックコーヒーなのに苦すぎない。いい香り。飲み口が驚くほどまろやか。アイスも美味い。



 カウンター席のマダムが顔料で絵を描いていたので声をかけました。
 絵描き仲間発見! イエーイ!(v 'ω' v )

*知らん人に声をかけるの、少しはためらわないんですかと、あとで後輩に言われたがキニシナイ。いきあたりばったり、気になったら突撃。それが我が旅のマイルール。


 いきなり現れた旅人に嫌な顔せず答えてくれるマダム。

 絵の話でひとしきり盛り上がったあと、県外から富山観光に来たことと、名水のところでここのコーヒをおすすめされた話をしました。
 店の奥様おお喜び。

 マダムは「こんどあなたの県にも遊びに行く予定だったの。競歩するのよ」という。
 十キロ以上歩くらしい。スゲーですわ。


 店の窓から不思議なものが見えた。
 乗用車にしては大きい箱型。バスにしてはタイヤが小さくて多い。
 鮮やかなブルーの車体。

「あれ何?」と聞いたら路面電車だという答えが返ってきました。


 路面電車、名前しか知らない物体。
 ちゃんと観察できなかったのが悔やまれる。


「南富山駅まで車で迎えに行くから、のってきたら?」とAさんが提案してくれて、次の予定が決まりました。

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