中年で汚いおっさんニートが出産子育てする話し

沖田きょう

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おっさんニートと内診台

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シャワーを浴びた俺は一階の内診室へ急ぐ。

途中、プリピアスとヤクザイルにすれ違って何か言われた気がしたがそんなものはどうでもいい。

女医さんかぁデュフフ・・・

ウキウキ気分で内診室の前で待っているとトップ○○卿が話し掛けてきたんだ。

「んっん~♪ おはよう谷さん。傷はまだ痛むかね?」

股も腹も痛てえよ。何がんっん~♪ だハゲ!

「子癇発作を起こした時はびっくりしたよ。今思えば帝王切開の方が良かったかもしれんね。子癇発作はね母子共に後遺症を残す事もあるからねぇ~♪」

んっ? 後遺症!? 何怖い事をサラッと言ってやがるんだ!?

もしかして俺が社会不適合者なのはトップ○○卿のせいか?

「谷さ~ん。谷美保さ~ん」

トップ○○卿を睨み付けていたら名前を呼ばれた。やっと期待の女医さんに会える。後遺症の事は気になるが、君達も45歳童貞おっさんニートになれば分かるはず。そんな事より女医さんだ!

「それでは下着を脱いで内診台に上がってください」

・・・この椅子みたいなのに座ればいいのか?

「はーい。では台を上げますよ」

グイーン

おお!! 何だかガン○ムの操縦席みたい。早速お顔を拝見させていただきます。デュフフ・・・

「力を抜いてくださいね。ちょっと痛いですよ」

デュフフ、企画物のAVみたい。でもカーテンに隠れて顔が見えないな。イテテ・・・・・・

「子宮の戻りもいいし、悪露の状態も悪くないですね。はいっ、お疲れ様でした」

シャッ!

おおっ!! 待ってました!!

開かれたカーテンの先にはちょっとだけ太らせて2発位殴られた○雪が居た。うん大丈夫、十分ストライクゾーンです。

俺はトップ○○卿の言葉などすっかり忘れ、スキップをしながら自分の部屋へ戻った。

「あらやっと戻って来たわ」

「思ったより元気そうだね」

部屋には夫(俺にとって親父)と姑(俺にとってのおばあちゃん)が居た。

俺は、おばあちゃんが大好きだ。小さい頃は良くお菓子やおもちゃを持って家に来てくれたっけ。お小遣いも沢山貰ったなあ・・・。中学に入る少し前に亡くなったおばあちゃん、大好きなおばあちゃんにまた会えてとても嬉しい。

「ちょっと聞いたわよ発作を起こしたんですって?」

心配して来てくれたんだ。やっぱり優しい。

「大事な孫ちゃんに後遺症でも残ったらどうするの? 妊娠中不摂生してたんじゃないの? これだから田舎者は・・・」

んっ? おばあちゃん、こんなキャラだったけ?

「まあまあ、ママ。無事に生まれたんだし良かったじゃないか。それより赤ちゃんに早く会いたいよ」

ママ!? 親父、こんなキャラだったけ?

戸惑いつつも俺は新生児室に赤ん坊を向かえに行った。部屋に入る前に赤ん坊の顔を拭いてやっているとこんな会話が聞こえてきたんだ。

「修くんたらぁ、どうしてもっと若くて健康なお嫁さんを連れて来なかったのよ」

「ごめんよ、ママん」

「まあ、孫ちゃんが無事だったのだから良しとしましょ。あんな高血圧糞嫁となんか早く離婚して、ママと修くんと孫ちゃんで一緒に仲良く暮らしましょうよ」

「もうママたらぁ」

オギャア、オギャア、オギャア

暫く2人の会話を聞いていたが赤ん坊が泣き出したので仕方なしに部屋の扉を開ける。

「あっらー、あらあらまあまあ。修くんに似てるじゃないの。口もとは私に似てるわ」

オギャア、オギャア、オギャア

「元気、元気。おーよしよしパパでちゅよ」

2人は一通り赤ん坊と戯れるとこんな事を言い出した。

「美保さん、ここへ来る前に役所に赤ちゃんの名前出して来てあげたからね」

「ママとボクとで考えたんだよ」

出生届の事? 母親の意見は聞かないのか・・・

「赤ちゃんの名前は悠人にしたよ。ママの悠の一字とボクの人の一字を取って名付けたんだ」

「素敵でしょう? オホホホホ」

「アハハハハハハ」

何ですと!?
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