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空中都市ディルム、繋ぐ手は闇の行先編
36.何故そこにいなければならないのか
しおりを挟むバリーウッドさんに案内されて真宮へ入り、石碑へと続く廊下から曲がってしばし歩くと、なにやら金の装飾が眩しい豪華なドアが見えてきた。
もしやあそこにエメロードさんがおわすのだろうか。
今回はラセット以外の御付きの人もいるだろうし、粗相しないように気を付けないとな。いや、もうこの露出過多な服装の時点でとても失礼な気もするんだけど、文句ならブラックに言って欲しいと思う。
このスリットが入り過ぎたチャイナドレス的な服の中にシャツを着たいのに、それを良しとしないブラックが悪いのだ。俺だって普通の格好したいわ。
「ああ……格好の事で何か言われたらどうしよう……」
段々と近付いて来るドアを見ながら頭を抱えると、両側に居るオッサン二人が凄く心外そうな声を出しながら俺をフォローして来た。
「大丈夫だよツカサ君、可愛いって」
「ム、そうだぞ。可愛いぞツカサ」
「いやお前らの審美眼は独特過ぎるから参考にならねえんだって」
あと「可愛い」はフォローしてるようでしてないからなチクショウ。
せめて格好いいと言ってくれよ頼むから。この格好ならカンフーしてる人みたいでギリギリ格好いいと言えなくもないじゃん……。
「ほっほっほ、服装などそう心配せずとも大丈夫ですぞ。さ、中にどうぞ」
「えっ」
ちょっとまってそんな急に!
慌てて背を伸ばすと同時、やけに豪華な両扉が開かれて俺達の目にキラキラとした光が飛び込んできた。
思わず目を細めるが、戸惑っていては進めない。バリーウッドさんの背中を見失わないように、光の中へと入ると――――
「――っ」
想像していた以上に美しい光景が目の前に広がり、俺は思わず絶句してしまった。
ガラスのドームから陽光を取り込む円形の部屋の中央には、植物と黄金に彩られた玉座が乗る低い舞台がある。その玉座も素晴らしいが、しかしそこを中心に美しい花々や瑞々しい植物が囲む光景は、玉座を見た時以上の衝撃を俺に与えてくれた。
まるで、天国にある楽園を持って来たかのような部屋だ。
黄金と植物が調和した風景がこんなにも綺麗だなんて思っても見なかった。
金は使い方によっては下品にも思えるほどの高貴な鉱物だけど、さすが植物や森を尊ぶエルフ神族だ。蔦などを絡ませたりして、うまく古代文明の遺跡のような落ち着いた感じに抑えている。
そして、その玉座に座る、豊満な肉体に何重もの薄い布を纏ったようなエメロードさんの姿は、まさに古代の女神と言っても良いような姿だった。
周囲に御付きの美形エルフがずらっと並んでるから、余計にそう思えてしまう。
考えてみれば、エルフ神族ってのは神様の使徒みたいなモンなんだから、天使とも言えるわけで、それなら神々しいのも当然なんだよな。
いやしかし、この場所は今まで見た玉座と次元が違う。
ジェドマロズの爺ちゃんの王座が厳格さを現した物なら、エメロードさんの玉座は「神々しさ」を前面に押し出している。
部外者の俺達でも思わず膝を付いてしまうんだから、エルフ達にしてみれば彼女の存在はまさに神に等しいような物にも思えるんだろうな。
ごく自然に傅いてしまった俺達に、玉座に肘をついて安閑と座していたエメロードさんはどこか冷めたような目を俺達に向けて、ふぅと息を吐いた。
「昨晩の霧の件ですが……貴方がたの所に侵入してきたそうですね」
エメロードさんの言葉に、エーリカさんが膝を地面についたままスムーズな動きで前に出て頭を下げる。
「はい。侵入してきた時間は半刻にも満たなかった短い間でしたが、瞬く間に一階に広がり、そして何故だか急に引いて行きまして……」
「被害はなかった、と?」
「ありませんでした」
深々と頭を下げながらハッキリ答えるエーリカさんに、エメロードさんは表情一つ変えず、吐息だけでふうっと返答した。
「ますますおかしな事になったわね。バリーウッド」
「左様にございますな」
玉座が有る低い舞台の下に控えていたバリーウッドさんは、すぐに答える。
「君達には言うておらんかったのだがな、昨晩の霧は、不思議な事に真宮には入って来ていなかったのだよ」
「え……」
思わず顔を上げてバリーウッドさんを見やると、相手は頷いて続けた。
「それに、不可解な事に……王宮を霧が包み込んだとは言っても、儂らの部屋の中にまでは入り込んで来なかったのだ。つまり、異常事態が起こったのはおぬしらが居た別荘だけという事になる」
「では、私達に原因が……?」
エーリカさんが焦ったような声で言うと、バリーウッドさんは責任を問いたいのではないと首を振った。
「そうでは……いや、ある意味そうとも言えるかのう。……つまりな、今回の一件はお主達を嫌う者の仕業なのではないかと、陛下は仰っておられるのだ」
「僕達別にこいつらと顔も合わせた事ないんだけど」
「こっ、こらブラック!」
玉座の前でいつも通りの口調って、お前なに考えてんだ!
いつもなら一応は遜るのに、そんなに神族が嫌いなのかお前は。
ああほら御付きの人達が俺達の事をまるで蛇蝎でも見るかのような顔で……。
「まあまあ……ともかく、この一件で陛下は少し思う所がおありになるようでな。で、話し合った結果なのだが、お主達には三日ほどこの真宮で過ごして貰おうと言うことになってな」
「…………はい?」
えっと……ちょっと待って。
疑わしい上に見下している俺達を、一番守られるべき女王陛下と、一つ屋根の下で三日ぐらい寝食を共にさせるということか?
「いやいやいやどう考えてもおかしくないか? 僕らをここに置いたら駄目だろ」
「あら、わたくしはブラック様なら一向に構いませんことよ? 思えば、もっと早くこうしておけばよかったんですわ。それを、皆で邪魔をするから……」
そう言いながら、エメロードさんがじろりと下に控える御付き達を見やる。
どうやら、エメロードさんは元々ここに俺達を招くつもりだったらしい。だけど、それを家臣の人達が止めるのは仕方がないと思う……。
「あの……俺もやめた方が良いんじゃないかと……俺達はシアンさん側だし、それに真宮に人族がずっと居るって言うのはどうかと……」
思わず言うと、御付きの人達がうんうんと頷く。
そうだろう、そうだろうとも。普通に考えたら、本丸に得体のしれない人物を呼び込むなんて危なくてオッケー出来ないもんな。
しかしエメロードさんはそうは思っていないのか、相変わらずのどこか冷めた顔で俺を見下ろしながら溜息を吐く。
「これは貴方達の身を守るためでもあるし、それに、そろそろ“あの約束”を果たして貰う意味もあります。これだけ時間をかけたのだから、おおよその見当はついているでしょう?」
あの約束って、あ、あれか。犯人を見つける……。
ヤバい、色々と動き回ったけど、結局目ぼしい情報はエメロードさんからしか貰えてないんだった……ディルムに来てから色々あり過ぎて、すっかり犯人探しが後回しになってたな……。
「見当が付いてるって、僕達に協力してくれる奴もほとんどいない状況なのに、何かが掴める訳もないじゃないか」
「あら、その割にはわたくしと妹の事は色々と探っていたではないですか。それなら、情報もすぐにつかめるのではなくて? 協力してくれる者も居るようだし」
そう言いながら、エメロードさんはバリーウッドさんとラセットを見やる。
横に居たクロッコさんはすまし顔をしているが、俺を助けてくれたし、協力したと言えなくもないんだが……うーむ随分と世渡り上手だな。
「とにかく、もう決めた事です。この三日の内に約束を果たしなさい。その間、貴方達はエーリカとクロッコが見張ります。それならば文句は無いでしょう?」
ねえ貴方達、と上から御付きの人達を見やるエメロードさんに、先程は渋っていた彼らも渋々と言った様子で頭を下げた。
…………ってことは、俺達は真宮に滞在する事になっちまったのか。
相変わらずエメロードさんが何を考えているのか解らないが……でも、思い付きで言っている事ではないってことは何となく分かる。
これも意味が有るんだろうか。だけど、その意図が解らないんだよな……。
まあでも、ぶっちゃけた話俺達にはこれ以上探るものも無い。
あとはシアンさんの容疑を晴らし、エメロードさんを襲った犯人を見つけるかしかないんだ。出来れば姉妹の確執もどうにかしたいところだけど……そこまで願うのは分不相応って奴かも知れない。
ともかく、ここいらでそろそろ本腰入れないとな。
でもその前に、エメロードさんとバリーウッドさんには訊いておかねばならない事が有るのだ。俺は気を取り直して再びエメロードさんを見た。
「あの……女王陛下とバリーウッド様に、一つ質問をしてもよろしいでしょうか」
「なにかしら?」
やけに素直に応えてくれたエメロードさんに、俺はエネさんの事を話した。
もう帰って来ているはずだが姿が見えないとシアンさんが言っていた、と。
すると、その事を訊いたバリーウッドさんとエメロードさんは同時に驚いたような顔をして、目を見開いていた。
「あの……だから、もしかしたらあの霧は俺達を狙った訳じゃないかも知れません」
エネさんを狙ったものだとしたら、俺達のいる場所に霧を忍ばせたのは彼女を探す為だったのかもしれない。急に引いたのも、エネさんを見つけたからだったのかも。
ここでやっと俺達の考えを話すと、エメロードさんとバリーウッドさんはお互いに顔を見合わせたが、やがて深刻そうな顔をして二人で頷くと、俺達に向き直った。
「分かりました。エネはシアンの部下ですが、その前に私達の大事な身内です。何か事件に巻き込まれたのなら、放っては置けない。今すぐ探させましょう」
「そうですな。枢候院からも何人か出しましょう」
やっぱり敵同士であっても身内と言う意識が強いのだろう。
でも……それなら、身内である神族の誰かが彼女を襲おうとしたなんて、おかしな話なんだけどな……。やっぱり、俺達に対しての攻撃に巻き込まれた可能性が高いんだろうか。エメロードさんの御付きの人達ですら、エネさんの事を心配しているような表情になってるんだもんな。
しかし、エネさんがこんな事でうっかり捕まるヘマをしたりするだろうか。
そこがちょっと納得いかないんだけど……捜索隊の人がエネさんを無事に見つけてくれるまで俺達は待つしかない。
その事を話し合うエメロードさん達をしばし傍観していると、話がまとまったのかようやく御付きの人達が動き出し、何人かが部屋をあわただしく出て行った。
そうなると、俺達もお役御免かな。
ぼんやりそう思っていると、俺の考えを読み取ったのか、エメロードさんが玉座の上から再び俺達にこう言った。
「では、貴方達は真宮の客室に待機しているように」
「え……」
「あの霧がエネを狙ったものだとしても、貴方達が安全であると確定した訳ではないのよ。だったら、ここに居た方が安全でしょう?」
「それ監禁っていわないか」
ブラックが嫌そうな顔で言うのに、エメロードさんは美しい顔で微笑む。
「監禁、そういうのも良いですわね。ブラック様をわたくしの手の内におさめておくなんて、何だかいけないことをしているみたいで、胸が高鳴ります」
「聖女のいう事かよ」
「ふふ、そうですわね。本当の聖女なら、こんな事は言わないのかも知れません」
心底嫌そうに吐き捨てるブラックだったが、エメロードさんはそんなブラックすら好きなのか、嬉しそうに微笑んでいた。
愛が深いから笑っていられるのか、それとも他に意図があるのか……どっちにしろ、好きな人にこんなつっけんどんな態度を取られても微笑んでいられるなんて、彼女は本当に強い……いや、傷付いているけど押し隠しているだけなんだろうか。
思わず考えてしまったが、それ以上エメロードさんと話す事は出来ず、彼女の命令で俺達は玉座の間とは反対方向にある客室へと連行されてしまった。
……誰にって、エーリカさんに。
いや、本当エーリカさん力強いね。
俺とブラックを抱えてずんずん歩き出すんだもん。大柄なブラックすら簡単に持ち上げられちゃうんだから、将佐と言われてた時の彼女は凄かったんだろうな。
しかし女性に持ち上がられるって、本当情けない……。
例えエーリカさんが武人だとしても、女性を守りたい側の俺としては結構ショックだ。筋肉は無くてもウェイトなら負けないと思っていたのに……。
やはり鍛えるべきだな、いやそんな事考えている場合じゃないけども。
「ふぅ……。さ、ここが客間です」
クロッコさんが扉を開いて、エーリカさんが俺とブラックを部屋に放り込む。
軽く投げられたので着地する時に大いにつんのめってしまったが、俺は何とか体勢を整えて踏みとどまった。よ、よし、なんとか面目は保ったぞ。
因みにブラックは軽々と着地していたが、本当にもうこのオッサン。
「ツカサ、大丈夫か」
「うん、すぐ抱えられちゃったのは情けないけどな」
抱えられた俺達に素直について来たクロウが、俺を心配してくれる。
それに心配ないと返すと、クロウは片耳を小さく動かした。
「それでは皆様、しばらくはこの部屋でお過ごしください」
エーリカさんがスカートを引いてお辞儀をするが、ブラックは「そんな勝手は許さんぞ」とばかりにエーリカさんに突っかかる。
「いやいやいや、この部屋でずっと過ごせって、僕らまで鳥籠の鳥にする気か!?」
「あっ、ご、ご安心ください! 一段落したら、恐らく陛下も外出する許可を与えて下さるはずです。ここに皆様を留めたのは、誰かも特定できない犯人に襲撃されるのを防ぐためだと思いますので……王宮を調べたら、拘束も緩められるかと」
「本当にい?」
信じられない、とでも言わんばかりにメンチを切るブラック。
お前、本当に大人げないな……今更だけども……。
思わず呆れていると、背後で静かに事の成り行きを見守っていたクロッコさんが、一歩こちらに歩いてきた。
「まあまあ、落ち着いて。これもしばしの辛抱ですよ。お茶でも持ってまいりますので、少し休憩なさったらいかがですか」
そう言いながら、クロッコさんはブラックとエーリカさんの間に入る。
男性寄りではあるが中性的な美しさを感じる容貌に、綺麗な声。ラセットとはまた違う美人タイプの人なだけあって、物腰まで冷静で柔和だ。
だけど、ブラックは何故かクロッコさんのことが気に入らないようで、すぐに一歩退くと俺の所にまでやってきて、ぶすくれた顔で眉根を寄せた。
「ツカサ君に頼むから良い。それより、休憩ってんなら二人に出て行って貰った方がありがたいんだが」
「おや、これは失礼いたしました。では陛下のお許しが出た事をお知らせするまでは、部屋の外で待機しておりますね。さ、行きましょうエーリカ」
「は、はい……。あの、何か御用が有りましたら遠慮なく言いつけて下さいね」
心配そうに俺達を振り返りながらも、エーリカさんは部屋の外に出て行く。
彼女は本当に俺達に親身に接してくれているんだなあ……ああ、何だか嬉しい。
思わず心が震えて胸元を掴んでしまう俺だったが、ブラックは「やっといなくなったか」と言わんばかりに深い深い溜息を吐いて、低い声で唸った。
「ったく……あんな奴がいたら茶が不味くなるよ。ツカサくぅ~んお茶出してぇ~」
「だーもーはいはい! しかしお前、なんでそんな態度悪いんだよ……」
クロッコさんに対しての当たりも酷かったが、エーリカさんへの態度も問題だ。
今までは彼女には結構優しく接していたじゃないか。なのに、なんで今日に限ってあんな風ヤクザみたいな態度を取っちゃったんだよ。
アレは駄目だろうとブラックを睨むと、相手は頬をフグみたいに膨らませた。
「だってムカつくんだもん、あいつが」
「アイツって……クロッコさん?」
そう問いかけると、ブラックは口を尖らせながら頷いた。
→
※二日連続で遅延すみません…
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