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緑望惑堂ハイギエネ、霊蛇が隠すは真理の儀仗編
13.楽しい調合に水差す邪念1
「ではまず、狙い通りに効果が発揮されるように、この三つの薬草をそれぞれ異なる方法で下処理します。ツカサ君、そこにある薬草は種類ずつ一度纏めて、【ソーシ草】だけを残しておいて下さい」
アドニスの言葉に「分かった」と頷き、俺は机の上の薬草を一旦片付ける。
今から何をするのかと思ったら、アドニスはこれまた重そうな調合器具を次々に机の上に持って来た。
お、おおう、やっぱり何度見ても違和感……。
ブラックやクロウなら納得感があるけど、インドア研究者っぽいアドニスがこうも力持ちだと、なんか自分の目がバグったように感じてしまうな。
ついまじまじとアドニスの動きを見守ってしまうが、そんな俺を余所に器具を設置し終えたアドニスは、除けていた薬草を再び机に置いた。
「ソーシ草は、リモナほど即効性のある覚醒効果はありませんが、その分煙草のように遅効性で長く効果が続きます。ハーモニック連合国の山岳地帯に住む部族などがよく噛み煙草として愛用しているんですよ。本物より効果が薄いので、子供や妊婦用と言う所ですかね」
「へぇ~……! そっか、そういや、あそこ色んな部族の人が纏めてる国だっけ」
ハーモニック連合国は、【世界協定】の本部が山の上に在って、直轄施設もあるんだよな。首都のラッタディアは俺の世界で言うアラビアンな場所だけど、砂漠や密林や高い山もある色々とごちゃまぜの国なのだ。
そんな場所だから、色んな場所に散り散りに人が固まって部族になっていて、その首長や長老達が首都で国家の事を決めているとかなんとか。
ともかく、南方の多種多様な文化がありますって感じだから、タバコの話も普通に「なるほど」と思ってしまった。
ペルーとか南米だと、噛み煙草って子供でも噛むんだったよな。
俺からするとびっくりだが、まあ俺達も1リットル飲めば死ぬようなものを調味料に常用してるし、そこは言いっこなしだろう。
それにしても、煙草が在る事は知ってたけど、この【ソーシ草】が煙草の一種だとは知らなかったなぁ。異世界の植物も奥が深い。
「正直、薬師としてはあまり良い顔はできませんが……とはいえ、この野草の効能は確かなものです。薬研で挽いて汁だけを使いますから、花は切り落としてそれ以外を入れて下さい」
「了解っ」
薬研というのは、底が深い特殊な器に薬の材料を入れて、それを“平たい部分に自転車のように掴む部分がついている、石の円盤”で押し潰しながらゴリゴリと擂り、粉にしたり汁を出したりするための道具だ。
円盤の側面で潰すので、器が特殊な形になってるんだな。
料理だと麺棒とか擂粉木で潰すけど、ローラーだとかなり便利な気もする。
まあ、あんまり擂り潰す機会が無いので、調理器具にはならなそうだが……それはともかくとして。
これはアドニスの部屋とか薬屋さんでも結構見たから見慣れてるけど、実際に使うのは初めてだ。ちょっと楽しそうなのでワクワクするが、今は真面目な時間なので心を静めて下準備に取りかかろう。
えーと、どうも花の部分は要らないらしいな。
俺は机の上に用意してあった小型ナイフで花の部分を切り落とすと、すっかり茎と葉ばかりの状態になってしまった【ソーシ草】を薬研に詰め込む。
結構ぎゅうぎゅうだけど良いんだろうかこれ。
「使い方は分かりますね? では、私が他のものを用意する間挽いててください」
「わ、分かった。えーと……こう?」
邪魔にならないよう端で固定されていたローラーの固定具を外し、左右の取っ手を掴んでローラーを前後に動かす。
普通の薬研だと、こんな風に円盤の部分が回らないと思うんだが、この道具は何が作用しているのか、俺が手首を動かさなくても普通のローラーのように回転して、苦も無く野草が押し潰されていく。
……これももしかして【曜具】なんだろうか?
なんだかピンポイントなところでこの世界の文明の利器が使われているが、まあ、こっちって薬作りも全部手作業じゃなきゃダメだから、こんな風に便利なんだかどうか悩ましい道具が生まれるんだろう。
曜術師しか薬が作れないから、機械化も出来ない……ってのは難しい問題だ。
まあ、この世界は俺の世界と色々違うから、これでうまく回ってるんだろう。
そんな事を考えつつ熱心に草を擂り潰していると、何だか苦いような焦げたような不思議なにおいが漂ってきた。
これは……ニコチンが染み出た水のニオイに似ているかもしれない。
婆ちゃんの田舎で嗅いだことが有るぞ。隣の爺ちゃん家の庭先に、煙草を始末する用の水を張ったツボがあって、そこにこういうニオイの水が溜まってたんだ。
飲んだら確実に死ぬと言われてガキの頃は恐怖したが、これもそうなのか。
いや、噛み煙草なんだからそこまではないか。
こっちの世界の薬草って、だいぶ効能がマイルドみたいだし。
「そうそう、その調子で擂り潰して下さいね。ソーシ草はかなり水分を含んだ植物なので、残りカスが浸るくらい水分が出ればやめていいですよ」
ええっ、結構時間かかるなそれ。
アドニスってばこんな作業いつもやってるのか。うーん、凄いな……。
考えてみたら俺、今までの薬は材料をポイポイして混ぜるだけだったから、こんな風に本格的な道具もあまり使ってなかったんだよな。
カーデ師匠は「ピヨッ子のお前にはまだ早い」と言ってたし、思えば本当に野良の薬師ってレベルだったかも。教えてくれる人がいると、自分じゃ出来ない高度な事も補助付きで教えてくれるし、知らない事も教えて貰えるしで自主学習とは段違いだ。
いや、俺がアホすぎるだけなのかも知れないけど、でも師匠が居てくれたら心持ちが安定するというか……。
…………師匠、ほんとにどこ行っちゃったんだろう。
居場所も分かんないから、手紙も送れないし……。
いっつも酒飲んでるくらい酒好きだったから、体壊してないといいんだけど……。
「ツカサ君、そのくらいで大丈夫ですよ」
「うぇっ!? あっ、う、うん!」
師匠の事を考えながら一心不乱にゴリゴリしていたら、いつの間にか汁が溜まっていたみたいだ。軽くローラーを動かすと、ちゃぷっ……という決して少なくない水が撥ねる音が聞こえてきた。
ここまで水が出て来たのに、さっきと違ってニオイは無いな。
不思議に思いつつ薬研の中の汁を見ていると、アドニスが白い粉の入ったすり鉢を持って来た。何だろうかと思ったら小麦粉らしい。
「連鎖反応を完璧にする為には、三層構造にする必要があります。今回作るのは液体では無くて丸薬なので、まずはコレに汁を入れて混ぜて下さい」
「丸薬……」
「初めて作りますか?」
「う、うん。だって俺、師匠に『まず基本を学べ』って言われてたから……」
そう言うと、アドニスは何故か機嫌が悪そうに眉を低くして目を細めた。
な、なんだよ。本当なんだからしょうがないじゃん。
さては俺のレベルの低さに呆れてるんだな。
「……基礎は確かに大事ですが、基礎の学習もおろそかにして放っておく師匠など、私からすれば噴飯ものですがね」
「う……そ、それは、師匠も事情があったから仕方ないかなって……」
仲間のアドニスにでも、あんまり師匠の事は悪く言ってほしくはない。
でも、独学で頑張っていたアドニスからすれば、俺と師匠のどこかに関して納得が行かないところがあるんだろう。
俺は、師匠にもやる事が有るなら仕方ないと思ってたし、虎の巻を貰ったのに今も基礎をマスター出来てないのは俺の怠慢だから、何も師匠は悪くないと思っているんだけど……師匠の立場になれるアドニスからすれば、そうでもないのかな。
しかし、俺からすれば師匠もアドニスも同じように大事な存在なんだから、あんまり悪く言ってほしくないよ。
けど、なんと言ったらいいんだろう。
アドニスだって、譲れない所は有るだろうし、喧嘩になりたくはないんだが。
どうしようかと困ってしまったが、そんな俺を見て察してくれたのか、アドニスは大人の対応で息を吐いて怒りを収めたようだった。
「……ともかく、今は私が君の師匠です。君が失敗しないように指示をしますから、他に目をやらず私の言う事だけを聞いて下さい」
「お、おう……分かった……」
何だかんだ言うが、歩み寄ってくれているんだろうな。
こういう所は大人なんだよなと思うが、憤っていることを抑え込ませてしまっているのは、何だか申し訳ない気持ちにもなってくる。
俺に出来るのは、せめて今はアドニスの言う事を聞くくらいだな……。
カーデ師匠の事は今は考えないようにして、薬を作る事に集中しよう。
そう思い、すり鉢の中に汁だけを注ぎ込むと、汁と小麦粉がしっかり混ざるように俺は擂粉木を念入りに動かした。
「ツカサ君、意外と擂粉木の使い方が上手いですね」
「へへ……婆ちゃんと一緒に料理したりしてたからな。すり鉢を使う機会がいっぱいあったんだよ」
「お婆様の……。なるほど、ツカサ君がそれなりに料理を作れるのは、あちらの世界のお婆様の影響だったんですね」
感心したように俺の擂粉木さばきを見ているアドニスを横目で見て、そう言えば俺の世界の事をあまり話していなかったことを思い出す。
まあ、そんなに頻繁に会っているわけじゃないし聞かれなかったからな。
素直に頷いて、俺はアドニスの方へ顔を向けた。
「婆ちゃん、かなりの食道楽でさ。色んな美味しい料理とかおやつとか作ってくれるんだよ。俺も作るの楽しいから、一緒に手伝ったりして……だから、こういう手伝いとかは得意だぜ!」
見てなくたって、すり鉢で練る事が出来るもんね。
鼻高々に自分のスキルを披露する俺に、アドニスはやっと苦笑してくれた。
「まあ料理上手な事は認めますよ。……おっと、色が深緑になって、団子状になってきましたね。一旦広げて冷暗所に置いておきましょう」
「はーい」
「では次は……」
言葉を切りつつ考えるアドニスを背後に、俺は金属の四角いバットの上に団子状のペーストを丁寧に広げ、異世界文字で『冷暗庫』と書かれた金庫のような黒い棚に、そのバットを入れる。
重い扉を開くと、中がヒンヤリしているが……これも【曜具】なんだろうな。
しっかり扉を閉めて戻ると、アドニスは次の材料をすでに用意していた。
「ツカサ君、次は【コーソン】と【パロハリカ】の処理をしますが……これらの植物は扱い方にクセがあるので、一緒に作業して貰います」
そう言いながら、机に座りやすそうな大きな椅子を持ってくる。
大きそうなのにその普通の体型で軽々と両手で上げて持ってくるアドニスに、この世界の住人らしさを感じていると、アドニスはその椅子に座りポンと膝を叩いた。
「少し危険な作業なので、君もここに座って下さい」
「…………ん? す、座るって、俺の椅子は?」
どう見てもアドニスが座っている椅子一つしか出てないんだが。
目を剥いて問いかける俺に、相手はにっこりと笑って続けた。
「何を言ってるんですか。ここにあるでしょう。君も、この椅子に座って下さい」
「ちょ……で、でもアンタが座ってるじゃん!」
「そうですが」
ですがも何もないんだよ。
アンタが座ってるのに、俺がどこに座ればいいんだよ。ひじ掛けの所か。
いや、アドニスは多分そんな事を言っているわけじゃない。これは、つまり。
「あ……アンタの膝の上に座れってこと……?」
「そう言っているつもりでしたが、分かりませんでしたか?」
微笑んだ顔のままそう言われて、思わず頬が熱くなる。
ブラックやクロウにいつもやらされてる事だし、最近慣れてきたような気もするが……いや、でも、さすがにアドニスの膝に座るのはナイだろ……!?
あの二人はその、も、もう色々やってるから慣れて来ちゃっただけで、そんな関係じゃないアドニスの膝の上に座るのはその、違うって言うか……!
「顔が真っ赤ですが、何を考えてるんですか。薬の調合に必要なことですよ? 君は素人同然なんですから、繊細な作業はなるべく同じ位置で手を合わせながら教えるべきでしょう。それとも、自分一人でやって失敗してみますか?」
「う゛……そ、それはちょっと……」
「だったら、座りなさい」
なんだよその有無を言わさない言葉は。
優しく朗らかな微笑みを浮かべている分、言葉の威圧が凄くタチが悪い。
こんなのやって良いのかと困ってしまったが……アドニスがこう言う以上、絶対に俺は膝に座らないといけないのだ。
……こうなったらアドニスもガンコだからなあ……うう……。
「わ、わかりました……」
俺が抵抗しても話は進まないのだから、結局納得するしかないのだ。
仕方なく頷き椅子に近付くと、アドニスは俺の手首を掴んで簡単に膝の上に座らせてしまった。ギャッ、い、いきなりこんなことするのやめてくれよもう!
思わず体重をかけてしまって相手の顔を振り向くと、間近に満足気な表情がある。
「こうして見ると、やっぱり君は我々よりずいぶん小さいんですねえ」
「う……あ、アンタらが高身長過ぎるんだよ……!」
俺は日本人の平均身長にギリギリ届くかどうかで普通の身長のはずだ。
基本的に背が高いこっちの世界の人達が特別なんだよ。
小さくないと抗議するけど、アドニスは全然取りあってくれない。
それどころか、笑みを深くして「はいはい」とあしらいやがった。
こ、コンチクショウ……。
「こんなことで顔を赤くしていたら、今から持ちませんよ」
「ひゃっ!?」
アドニスを恨めしげに睨んでいたら、不意に両手を掴まれて変な声が出る。
何をするんだと飛び上がりそうになってしまったが、そういえば「同じ位置で手を合わせる」って言ってたから、膝に座らせたのは、この体勢のためだったんだろう。た、確かに座って密着しないと、こうして手を合わせる事なんて出来ないけど……。
…………悲しいかな、俺とアドニスには身長差があるから、楽な姿勢で密着って座った状態じゃないと出来ないっぽいし……。
「そうやって敏感に反応するからオスを刺激するんですよ。少しは我慢なさい」
「アンタが急に触れて来たから驚いたんだろーが!」
「顔を真っ赤にするのも悪手なんですがねえ……まあとにかく、処理しますよ。手を導くので、しっかり覚えて下さいね」
からかいつつも、アドニスは俺に真面目な事を言う。
もうどっちに反応していいのやらと混乱してしまったが、今は調合中なのだと言う事を必死に思い出して、俺は平常心を保つしかなかった。
こ、こんな状態恥ずかしくて仕方ないけど、ちゃんとやるしかないんだ。
薬はナマモノだもんな、早く作ってやらないと効果が落ちてしまう。
それに……下拵えに集中した方が、この状態にアレコレ考えないで済むだろうし……。と、とにかく、集中だ、集中!
俺が大人しく真正面を向くと、アドニスが背後から言葉をかけてきた。
「では、始めましょうか。ゆっくり動かしますから、抵抗せず身を委ねて下さいね」
そんな不穏な事を言いつつ、アドニスは俺の手を動かした。
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