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遠日幻望ユグドラシル、崩壊兆す瀑流の寇盗編
5.悲劇の恋人と異形の鳥の物語
◆
コロニアンサス。
この地方の人達には少々耳慣れない響きを持つその一族は、かつてライクネスの北方地域において絶大な権力を誇っていた。
だがその名前は歴史の流れによって忘れ去られ、今となっては名を記すものすらも限られた書籍ばかりになってしまっている。
それらが並ぶのは、ほとんどの街の人間が入ることなど出来ない【ハイギエネ薬神院】の特別な図書室だけ。
だが、その名を積極的に探そうと言う人間はもう存在しない。
ゆえに、今までその名前がどこの誰を意味して、なぜ消えたのかを知る人間も消滅してしまっていた。
――――とまあ気取った前置きを語ってしまったが、ブラックが薬学院の図書館で偶然発見した【コロニアンサス】の記述は、なんというか……今までに聞いた様々な地域の歴史とは少し違うものだった。
「まず、これは最初に『実際、神話か寓話的な話ではあるが』と前置きされていたんだけどね」とブラックが語り出した『コロニアンサス』の情報は、こうだ。
――年代は不明。恐らくは、【忘却の八人】が存在した時代よりも昔の話。
かつての黒曜の使者達の話を記した町の人の古い手記に、同じように失われた名の貴族の伝説も記されていた。
……というか、巨大チョウチンアンコウ襲撃の時の神がかり的な八人を見て、昔の言い伝えを思い出して手記に認めた、という方が正しいだろうか。
手記の執筆者は、八人のことを切っ掛けにして「これも記念だ、折角こんなにいい日記帳が手に入ったからボケて忘れる前に書いておこう」と、暢気に綴られていたのである。……まあ、それはともかく。
彼が曾祖父から聞いたという話を思い出しながら書いたのは、こういう伝承だ。
――今よりも、もっとずっと昔の話。
繁栄を極めたこの港には、かつて多くの貴族が別荘を持ち、美しい色を見せる海に漕ぎ出していた。それは神がライクネスを【青の国】と呼び、この世の春を謳歌せよとお示しになられた頃の話だったそうだ。
その青き春の時代は人と人だけが繋がり合い、憂いなく暮らしていた。
モンスターと呼ばれる異形が蔓延る事も無かったのだという。
……そんな幸せな夢のような時代に、その『コロニアンサス』という貴族は在った。
彼らの詳しい事は分からないが、かの一族はとても美しい一族だったらしい。
一族揃って神に愛されたような、どこか人離れした美貌ばかりが生まれ、青の国の人々が羨むほどの輝く人々だったという。
その中でも、一際美しい娘が居た。
彼女は【エスクレプ】と名がつく前のこの土地をこよなく愛しており、青い海を臨む港に時折訪れる船を美しいと思い、ここに居を構えていたそうだ。
そんな彼女は当然、様々な男達の心を奪う事になった。
船が港に近付いてくると、必ず窓を開けてその太陽のように眩しい姿を現す。
彼女のその姿を一目見たいと恋い焦がれた男達は、そっと彼女を見守った。みな、彼女を想っていたが、同時に自分は釣り合わないと思っていたのだ。
だから、彼女は男達の視線にすら気付かず、ただ純粋に、子供の様な無垢な心のままで、恋すら知らぬままに船に目を輝かせ日々を暮らしていた。
そんなある日……彼女の前に、一人の男が現れる。
彼は珍しい黒い髪を持ち、その容姿はどこか遠い国を思わせ、白く大きな船に乗り静かなこの場所にやって来た。
一目見て異邦人と分かる彼に、彼女は初めて興味を惹かれた。
遠い国の知識を持つ、聡明で真面目な男。新しい知識ばかりを教えてくれる異性に彼女が初めての恋心を抱くのは無理からぬことだったろう。
男も彼女の好意を受け入れめでたく恋人となることになった。
無論、男達は素直に祝福した。
男はこの地に住む人々や貴族たちを様々な方法で手助けし、良き隣人であるのだと人々は知っていたからだ。ゆえに、全ての人が二人を祝福した。
だが、男は仕事で頻繁に街から離れねばならず、二人はその事を不安に思った。
そこで男は彼女に不思議な事を言った。
『数日に一度、君のもとに白い鳥を遣わそう。その鳥の足に、私と君の手紙を交互に結び心配が無い事を示し合おう。私はきっと帰って来るから』
遠方から鳥に手紙を届けさせるなんて、本当に出来るのだろうか。
……その時代、モンスターとは違う「人を襲わない大人しい鳥」が存在したそうだが、彼女はその小さな鳥が本当に届けてくれるのか疑った。
しかし不思議な事に、鳥は何度も平気で二人の間を飛んだ。
それどころか、鳥は歌い喋る事すら出来たと言う。
彼女はそんな鳥を気に入り、可愛がった。
そうして数年は鳥を交えた生活を続けていた二人だったが――――
ある日、白い鳥は一人の男に恋をした。
それはコロニアンサスの一人、己の主人である女性の兄にあたる人だ。
鳥は喋ることが出来たゆえ、当然人の心も解したという。
それゆえ、彼女と同じように美しく、そして逞しい彼女の兄に魅了されてしまった。
心優しい兄は何も知らぬがゆえ、その鳥の来訪を快く受け入れてしまったのだ。
それからの白い鳥はというと、兄に会う事にばかり情熱を燃やし、手紙の運搬すら怠けるようになり、手紙のやりとりが長く滞る事も増え始めた。
当然、男はそれを注意した。次遅れたら別の存在に運搬を任せると叱ったのだ。
白い鳥はこれに焦った。
任を解かれれば、もう二度と男に会う事は出来ない。だが、鳥は彼女の兄に会う事を我慢できず、遂には彼女の手紙を届けることなく『彼女は最近手紙ではなく口頭で報告してくる』と嘘を吐き、男の手紙すら届ける事をしなくなった。
しかしそんな事をすれば、綻びは出てくる。
妙だと思い始めた男に再び焦った白い鳥は、次にとんでもないことを言い出した。
――ご主人様、貴方の愛しい娘は別の男と逢瀬をしております。
だから手紙を書けず、口だけで報告をしてくる。返事も書こうとしない。
そんな嘘を吐いたのだ。
これに、男は激怒した。
男は一度激怒すると激しい怒りに支配され、どこまでも罪を罰しようとする。
そして、その時の男には余裕が無かった。
男は激怒し、混乱し、その人助けの為に使っていた強い力を使い――
愛しい彼女を、殺してしまった。
――――……だが、やがて嘘は暴かれる。
悲しみで冷静さを取り戻した男は、ようやく白い鳥が嘘をついていた事に気付く。
そして、白い鳥がどうして嘘を吐いたかをも知った。
知って、男は……白い鳥が一番心を砕く刑罰を執行した。
……こうして『コロニアンサス』は滅亡し、白い鳥は異形に変わったという。
恋にうつつをぬかし嘘を吐いた鳥は、二度と愛する者に会う事も出来ず、己の姿を永遠に嘆きながら生きる事になった。
これが、モンスターの始まりとされる。
まあ、それもまた夢泡沫の物語。
「……なんつーか、誰も幸せにならねえ昔話っすねえ……やっぱコレうまっ」
風がそよぐ、気持ちのいい草原。
そこにレジャーシート代わりの布を広げてみんなで座った俺達は、一息つこうと言う事で、おやつの「コーレルパ・ババロア」を食べつつブラックの話を聞こうという事になったのだが……本当にリオルの言う通りだった。
悲しいと言うか心が痛い昔話だし、俺が作ったババロアも美味い。
ロクショウやペコリア達も嬉しそうにババロアをモグモグしている。へへへ、どうやらみんなの口にも合ったらしいな。
それにしても柘榴ちゃんは顔をくっつけて直接啜るんだな。蝶のようにストローを口から伸ばすんじゃなくて、顎らへんに小さなお口が在るのかも知れない。
まあみんな可愛い食べ方なんだけどな!
「あの変な植物こんなに甘くなるのか……海の植物だから生臭いと思ったのに」
ブラックはそもそも甘い物が大好きというワケでもないので、ババロアの味に対しては冷静な目線だが、それでもブラックも美味しいとは思ったのか目を瞬かせつつプルプルのババロアをつついている。
まあ確かに、このババロア……見た目はブドウのようなコーレルパを使ったら、まるで桃みたいに甘くて濃厚な味になっちゃったんだもんな。
香りもクドくないけど透明感のある甘さだし、滑らかなババロアの舌触りが強い甘さをうまくいなして、軽く噛めばすぐ口の中で溶けてしまう。
ババロアってこんなだったっけ……とは思うが、美味しければ何でもいいか。
大成功の特別ババロアに舌鼓を打ちつつ、俺は今の話を振り返った。
「恋は盲目っていうけど……この悲しい昔話ってなんで伝えられてたんだ……?」
教訓は得られると思うけど、それはそれとして子供に話す内容ではない。
こんな話をどうして柔らかく改変もせず子供たちに伝えたのだろう。
その意図が分からなくて、木製のスプーンを口に運びながら問う。
と、ブラックが口をもごつかせながら答えてくれた。
「まあ、昔話ってのは子供を躾けるためにあえて残酷な言い回しをする事もあるからねえ……。嘘を吐き続ければ全てを失うぞってことで伝えてたんじゃない?」
「こんな話にしか残らなくなっちまったなんて、可哀相な一族っすねえ」
「男の側からすれば、自分の恋人を失った原因みたいなもんだし……恋人の血族とは言え、そんなの関係なく憎かったんだろうねえ」
「そんな……その女の人のお兄さんだけじゃなく、両親もいただろうに……」
確かに、兄のせいで女性を誤って殺してしまったようなものだけど、それは白い鳥が我欲に呑み込まれてしまったせいで、彼らは直接の原因ではないはずだ。
白い鳥に罰を与えるのはともかく、一族郎党皆殺しなんて……。
とか思っていたら、ブラックがババロアの最後の一口をスプーンで掬って菫色の目を細めた。
「まあ……そんなの、正直関係ないからねえ」
何の憂いも無く呟き、スプーンを口に運ぶ。
冷めた態度……というよりもまるで「当たり前」と言わんばかりの態度に思わず相手の顔を見やるが、ブラックは何も気にせずおやつを咀嚼していた。
「関係ないって、お前な……」
「だって、そうでしょ? 一番大事な存在を喪ったら……全部、何もかもがどうでも良くなるんだよ。僕がもし、その男と同じようにツカサ君を喪ったら、全てが憎くて仕方なくて……少しでも原因を探して解消しようって思っちゃうかもしれないし」
言いながら、菫色の瞳が言い知れない濁った光を灯して俺を見る。
う、うう……ブラックのこういう時の目は、マジなんだ。
軽い口調でこんなことを冗談めかして言うけど、実際は本気で言っている。それを、俺に訴えるように普通じゃない眼差しで見つめて来たりするんだ。
だから……それは、本心からの言葉なんだろう。
で、でも、物騒過ぎるっての!!
「そ、それはおいといて……」
「もー、ツカサ君たらまたごまかすぅ」
「とにかく! その一族の……ってか、多分、その女の人の墓ってコトだよな……? あの不思議な庭園は」
「まあ、伝承を信じるならそうだろうね。とはいえ、家名だけで名前が無い墓石なんて意味不明だし、自分が愛したメスに送るものとしては奇妙だからねえ。……あんな風に隠してるのもよく分からないから、彼女の墓とは断定できないかも」
確かにそうだな……。
あれほどの空間を作っておいて、家名だけのお墓ってのも謎だし、もし自分がしたことを悔いて立てたのであれば、隠しておくのも意味不明だ。
でもなあ、かなり昔の話みたいだし、地殻変動とか起きて隠れちゃったりとかしたのかも知れないからなぁ。
「今の段階じゃ何とも言えないし……ダンジョンとも違うから、今回は見なかったことにしておくのが一番かもね。まあ、一応報告しても良いんだけど……調査やら何やらで滞在日数を延ばされるかもしれないし、それはイヤだしな」
僕は早くツカサ君と二人っきりになりたいんだ、とむくれるブラックに、呆れつつも俺の心はちょっとキュンとしてしまう。
ばかばか俺の馬鹿野郎、なんでちょっとキュンするんだよこんなので。
でも、まあ、そりゃ……二人っきりでイチャつきたいと言われたら、その。
「あっ! 今ツカサ君からセックスを許可してくれる匂いを感じた! 今日は思う存分セックスしていいってこと!?」
「許可もなにもねーよ!! 何考えてんだお前は!?」
っていうかこんな清々しい場所で変な事を言うな!!
「ま、まあまあ……。じゃあ、とりあえず……あの穴は一度埋めときましょっかね? マーサなら違和感なく埋められると思うんで」
「そうだね、今の所僕達の目的には関係ないことだし」
肯定するブラックに頷き、リオルは立ち上がる。
恐らくマーサ爺ちゃんと交代するんだろう。
だったら、穴を埋めた後にマーサ爺ちゃんにもババロアを渡そっかな。
二身同体で同じものを食べたら感じられるとはいえ、それでも自分の口で食べる感動もあると思うし!
穴に近付いて行くリオルの後ろ姿を見ながら、俺はそう思って――――風に当たった腕が少し冷たいように思い、片手で擦った。
……なんだろう。
なんだか、今聞いた昔話が妙に……心をざわつかせている気がした。
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