異世界日帰り漫遊記!

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遠日幻望ユグドラシル、崩壊兆す瀑流の寇盗編

12.抱きしめる腕

 
 
   ◆



 結局、鉱石っぽいものも盗まれちゃったしワケのわからんオッサンの正体も知ることが出来なかった……。

 とはいえいつまでも路地に留まっているワケにもいかないので、少し休んで体力が少し回復すると、念入りに下半身を洗って静かな港を引き返すことにした。
 ……こういう時ほど、自分で【ウォーム】と【アクア】が使えることに感謝したくなる。ブラック達が気付かない所で体を洗ってしまえば、少なくともコソ泥のオッサンに体を色々されたことも気づかれないだろうからな……。

 とはいえ、このチートな能力も俺の鍛練あってこそだろう。水球を作れるように鍛練している俺自身の能力にも感謝だな。
 ついでに【ウォーム・ブリーズ】でしっかり乾かしてから、無惨にもスパッと切り裂かれたパンツを持って俺は商館へと戻った。

「ぐうぅ……しかし、刃物なんて持ってなかったのにどうやってこんな綺麗に片方の穴からスパッと切れたんだろう……」

 暗がりではよく分からなかったのだが、ストレッチ生地のような謎のパンツは左足を入れる部分が縦にスパッと切り裂かれており、繊維のほつれも無い。
 色々あったのでこちらも丁寧に洗ったが、あの状況で一体どうやって切って下へと落したのか全く理解不能だ。アイツは水の曜術師だと思うけど……その他にも、何か盗賊らしい特技か何かがあったんだろうか。

 まあなんにせよ、今更色々と言っても仕方がない。
 それよりも早く戻って安心しようと思い、俺は洗った体をしっかり乾かしニオイが体に残っていないかを確かめると、静かな夜の港を裸足で歩いて戻った。

 ……商館のドアをゆっくり開くが、気付かれたような気配はとくには無い。

 ブラックはだいぶぐっすり眠っているらしいな。
 玄関近くのコートかけにローブを戻して足の汚れを落とすと、俺は音を立てないようにしつつゆっくり階段を上った。

「…………アドニスもロサードも、寝てる……んだよな……?」

 かなり長い時間外にいたような気がするが、それほど長居はしていなかったようだ。緊張していたり色々あったせいで、体感時間がかなり長くなってしまったらしい。
 あんなことは短いに越したことはないが……いや、あまり思い出したくないな。

「…………」

 二階に上がり、立ち止まると……あの時の感覚が今更生々しく蘇ってくる。
 見知った安全な場所に帰ってきた途端に、体が違和感を覚え始めたんだろう。

 普通ではあり得ない、まるで薬か何かで強制的に快楽を引き出された感覚が体に変な余韻を残していて、思い出すだけで大声でわめいてしまいそうだった。

 ……だ、だって……あんなの絶対おかしいんだってば。

 ホントに何も感じないし怖いだけだったのに、あのオッサンが下っ腹に手を入れて、何か……変な感じがしたと思ったら、急に体が熱くなるなんて……。

 …………あれ、本当になんだったんだろう。

 俺のせいじゃない、と思いたいけど……反応してしまったのは間違いなく俺の体で、それを考えると苦い味が口の中に広がっていく。
 強引に搾られたんだとしても、見ず知らずのオッサンに急所を弄ばれたのに、体がおかしくなって恥ずかしい声を出してイッてしまったという現実は、自分で思うよりもかなりショッキングな出来事だったらしい。

 ……いや……まあ……たぶん、以前のトラウマのせいもあるんだろうけど。

 でも、見ず知らずの犯罪者に……と思うと、やっぱり悔しくなる。
 怖がってしまった自分も悔しいし、なにより好き勝手に弄られたのが嫌だ。それに、自分が意図しない形で体を使われて金貨を握らされるのも屈辱だった。

 俺は、あ……あんなんじゃないのに。
 誰にでも股を開くとか、とんでもない誤解だ。俺だって選ぶ権利はある。そ、それに一番嫌なのが、三人と……ブラックだけじゃなく、あ、アドニスとロサードとまでえっちしたと思われたことだ。

 この際、俺のトラウマとか屈辱はどうでもいい。
 俺が乗り越えるべき事だしここで苦しんでるのも負けた気がして悔しいからだ。

 でも、でもさすがに三人とヤッたというのは誤解すぎるだろ……!!

「うぅうう……っ」

 思わずしゃがみ込んでしまうが、そうすると素肌の足と尻がくっついてしまい、再び恥ずかしさが戻って来てしまう。
 でもこればっかりはどうしようもなかった。

 だ、だって。だって、ブラックとはえ、えっちするし……アイツは俺に対して好き勝手にするから、その……こ、恋人だし……こんにゃく……こっ、こここ婚約者だし、別に、ま、まあ…………俺も、すき……だし……許しちまうけど……。

 でも、ロサードやアドニスが前後不覚な俺にえっちなことするわけないじゃん。
 しかもせせ精液とか、絶対、ブラックがそんなことさせないし。
 っていうかロサードがそんなことするわけないじゃんか!!

 あ、アドニスは……いや、たぶん……。

 うう……と、とにかく、とんでもない勘違いだ。
 あんな、友達なのにあんなことするのが恥ずかしすぎて今も出来れば顔を合わせたくないが、でもあれはアドニスのご要望だったのだ。
 ロサードだって、べ、別に、俺がメスだから触れただけで、普段の普通の友達感覚だったら絶対にえっちとか考えないはず。

 それなのに、ブラックとすることみたいな事をしたなんて考えられない。

 友達って、そういうんじゃないじゃん。
 肩を叩くとか、じゃれついたりするとか、そういうのはあるけど。チンコみたり、それでからかったりとかはあるけどさ。でも、触れたりはしないじゃん。

 そんな恥ずかしいこと、い、いけないことするのって、恋人同士だけだろ?
 この世界は性欲が乱れに乱れまくってるけど、さすがに俺だってブラックやクロウのような「最初からメスとして見てました」みたいな人じゃないと、そんなの覚悟したりもしないよ。だって俺、男なんだぞ。基本的にはオスの気持ちしかないんだぞ?

 なのに、同性の友達とかと、そんなこと……。

「…………ネットとかで、扱きあいとかしたことあるってたまに見るけど……ああいうのって、普通の事なのか……?」

 赤くなった両頬を冷たい手で冷やしながら、俺は顔を歪める。
 俺は考えた事も無かったけど、ネットで色々えっちなことや面白い話題を検索していると、たまにそういう体験談がサラッと語られていたりするのだ。
 ……でも俺、尾井川達とそんなのするなんて考えられないよ。

 ロサードもそうなんじゃないのか。そうなんじゃなかったのか?

 俺よりずっと大人で、やり手の商人で、いつも助けてくれる頼りになるヤツで。
 だから俺は年上の友達だって、仲間だって思ってたけど……この世界でメスだって定義されたら、そういうのも、違う関係になっちまうのかな。

 あ……あんな……知らない、ブラックみたいにえっちな事考えて顔を赤くしてる顔で、迫られるのが普通に、なっちゃうんだろうか……。

「……ううぅ……」

 恥ずかしくて、それに……ちょっと、怖くなって、膝に顔を埋めてしまう。

 お昼に会った時の優しくて頼もしい年上の友達の顔と、夜に顔の間近まで近付いてきた、顔が整っている大人の男の発情した顔が交互に浮かんで来て、心臓が動揺でぎゅうっと痛くなる。

 ……ロサードの事は、嫌いじゃない。
 今だって、どっちかと言えば圧倒的に好きだ。

 でも。だけど、あんな。

 あんな顔されて、み、耳とか、足とか、えっちな感じで触られたり舐められたことは、頭から消せないよお……。

 ああもう、これからどういう顔で会えばいいんだよ。
 次会う時にあんな顔されたらと思うと、どう対応していいか分からなくなる。でも、次に会った時にロサードが普通にしてても……俺は、昨日までの自分みたいに、普通の態度で会話できる気がしない。

「でも、最初から……俺をメスだって思ってたんなら……この世界基準では、今まで凄く紳士だったってことだよな……」

 …………今までずっと「あっちの世界の友達」と似た感覚で接してたけど、よくよく考えてみれば、ロサードは最初から俺をメスとして接していたような気もする。
 でなきゃアドニスと俺の姿形のヒトガタが云々とか言ってないだろうし、ブラックと俺の関係にだって、もっとツッコミを入れてただろうし。

 ……モテない俺に例えるのもなんだけど、もし仮に俺に結構タイプな感じの女の子の友達が居て、めちゃめちゃ慕ってくれたら、まあそりゃ……悪い気もしないし、正直ちょっとスケベ心は湧くかもしれない。叶うかどうかは別として。
 幼馴染とかじゃないんなら、そりゃ可能性だって期待しちゃうよ男の子だもの。夢を見るくらいはしたっていいと思う。

 まあ俺がそんな魅力的な女子に見えたというワケは無いだろうが、でもロサードが俺と同じような普通のオトコなら、今までの方がちょっと紳士的過ぎたのかも……。

「うーん……メス……俺、メスか……やっぱメスだとそうなるのかなぁ……」

 未だに自分がメスという認識になれないので、俺にそういう理解は難しい。
 というか、俺が「異世界人」である限り、男――この世界で言うオスだって意識は、どうしても拭えないと思う。だから、混乱しちゃうんだよな。

 いっそブラックみたいに最初から「ツカサ君はおちんちんのあるメスでしょ!」とか頭のおかしい事を言ってくれたら、ああコイツは俺を女として見てるのか……と妙に心が納得してしまうのだが、異世界人がみんなそれほど狂っているのは困るしな。
 というか直球変態と化すロサードは見たくない。見たくないんだが。

「……あんな風になっちゃうとなあ。……俺、こっちでも普通の友達がたくさん出来ると思ってたんだけどなぁ……」

 認識がメスである以上、性欲バンザイのこっちの世界では普通の友情と言うのは難しいのだろうか。
 そんなことはないと思いたいけど……なんか自信なくなっちゃうなぁ。
 ロサードは多分、今後もいつもみたいに接してくれるだろうし、頼りになるお兄さんみたいな仲間でいてくれるはずだけど……相手から明確にメスの扱いを受けた以上は、意識しないでいるのも難しいかも知れない。

 うう……やっぱりアドニスの頼みを気軽に受け入れるんじゃなかったよ。
 アイツ半分妖精さんだからマジでこういうの無頓着なんだよな。

 無邪気に一線を飛び越えさせてるんじゃないよまったくもう。

「いっそメスのお友達作るとか……いやたぶん会話がかみ合わないな……」

 段々と体が冷えて来たのでよろよろと立ち上がり、部屋へと歩き出す。

 ……メスっ子とお友達になりたい気持ちはあるが、相手が女の子だと俺が意識してドキドキエヘエヘしてしまうから無理だし、そもそも男のメスは珍しいらしい。
 しかも俺のように冒険者になる男まさりなメスは少ないのだそうで……はあ。

 もう考え疲れてしまって何も考えたくなくなる。
 虚無の心地で部屋に帰ってくると、まだブラックはぐーすか眠っていた。

 ええいこの人が大変な思いをして帰って来ても安らかにしおってからに。
 お前は今からガンギマリアイの鼻毛額肉おじさんだ、とインクで顔に落書きをしようと思ったのだが。

「んへ……ふにゃ……つかしゃくぅん……」
「…………」

 いつもと変わらない、甘えた声の寝言を漏らして安らかに眠る無精髭まみれの変なオッサンに、毒気が抜かれてしまって。

「…………もう」

 それしか、声が出なくなる。
 でも、今まで抱えていた重い気持ちや悩みが、不思議と軽くなるような気がして。

 そっとベッドに乗り上げて頭を撫でると、ふわふわとした感触のうねった赤い髪が、俺の手に少しわだかまって梳かれていく。
 いつもの、お手入れが面倒だけど綺麗で格好いい、ブラックの髪だ。

 そんな髪を少し触っているだけでも、なんだか胸がぎゅっとなってしまって。

「……寝てるし……気付かれない、よな?」

 軽く周囲を警戒して、ブラックが寝ていることを確かに確認する。
 そして、俺は……――――

 ブラックに少しでも触れたいと思う気持ちで、ちくちくした痛痒い頬に、触れるだけのキスを落してみた。……なんだか、そうしたくなってしまったから。
 でも、したらしたで急に恥ずかしくなって来ちまって。

「……な、なにしてんだろ俺……」

 メスメスって、色々考えちゃったから、なんか俺まで変に乙女になってるみたいだ。
 でも、なんか……ブラックの寝顔をみたら、安心したって言うか……別に、俺の心を慰めてくれたわけでもないのに、気分がよくなって、もう色んな事がどうでもいっかって気持ちになってきて。

 ただ、ブラックを見て……胸が心地よい苦しさで痛くなるのを、感じていたいって……そんな風に、思ってしまったんだ。

「俺も、だいぶおかしいかも……」

 我ながら呆れるが、今さらだろうって気持ちもあって嫌にはならなかった。

「んん……つかしゃくんん……?」

 俺の重みでベッドが少し沈んだので起きてしまったようだ。
 色々と言われる前に俺は掛け布に潜り込むと、警戒心ゼロでむにゃむにゃと口を動かしつつ目を閉じたままで軽くこすっている相手に向き合った。

「まだ夜だから寝てろよ。……ほら」
「んう゛~……」

 掛け布を肩までしっかりかけ直してやると、ブラックは子供のようにむずがるような声を出して、俺に手を伸ばしてくる。
 何をするのかと思ったら、自分の方へぎゅっと抱き寄せて来た。

 ブラックの腕の中で動けず、胸板に押しつけられてしまう。

「こ、こらブラック……」
「つかしゃく……は、ぼくのだも……」

 ムニャつきながらそう言って俺を包むように軽く体を曲げると、子猫や子犬が親にするように俺の頭に顔を埋めてすり寄せてくる。
 まるで子供だけど……でも、ブラックの大きな体と体温、微かに煙草や剣の匂いを感じさせる男らしいいつもの香りに、段々と心が落ち着いて来て。

「ん……まあ、いいか……」

 少し苦しいけど、でも……嫌じゃない。
 どうせ逃げられないし、もうこのまま何も考えずに二度寝を決めてしまおう。

 そう思うと、俺は……少し恥ずかしく思いつつも、ブラックの胸に頭を預けた。

 …………色々あって、考えてしまう夜だけど。
 でも、ブラックが居てくれたら……後で考えればどうにかなるか、なんて、無責任に思ってしまう。でも、それくらい簡単でいいのかも知れない。

 俺には、この世界の常識に染まることが難しい。
 でも、ブラックがいてくれたら。ブラックが傍に、ずっと一緒にいてくれたら……色々な問題も、なんとかなるような気がしてしまう。

 それって、信頼してるからなのかな。
 それとも……俺が、依存しているからなんだろうか。

「……どっちにしても、アンタから離れるのは難しそうだなぁ」

 色んな意味で、にげられそうにない。
 そう思って呟くと、ブラックは夢の中でも何か考えているのか「えへへぇ」とやらしい感じで笑う寝言を漏らして、俺を更にぎゅっと抱きしめて来た。

 ……路地裏の男とは違う、力強いけど心地よい強さの腕で。











※ちょと遅れるとエックスで言ってましたが
 なんとか朝できました…!

 徐々に戻して行ってから修正始めるので
 もうちょっとまっててね(;`ω´)スマンデス…

 
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