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酔現嫌夢サプロアリコン、束の間揺蕩う憩いの村編
6.アノ村どの村どんな村?1
「っ……ん~……! 大自然での目覚め……!」
寝袋からもぞもぞと這い出て、キンと冷えた空気の中で背筋を伸ばす。
周囲には人の気配もなく、今日は風もない。
とても静かで、遠方を見ると空が明るくなり始めていた。
「いいなぁ……この雄大な自然っぷり……!」
自分のベッドや尾井川の家、宿の部屋も良いけど、ガキの頃から田舎で夏を過ごす事が多かった俺としては、異世界での豪快な野宿も好ましいのである。
なんせ、誰はばかる事も無く大草原にポンと寝袋を置いて寝転がれるんだからな!
……まあそれも、場所を選ぶんだけど……。
とはいえ今日は防犯……というか防モンスターもバッチリな場所だから良い感じだ。
さすがは“モンスター除け”の曜具がしっかり機能している街道だよな。おかげで俺達はぐっすりと眠ることが出来たんだし、日の出前の草原も見られたし。
とはいえ……久しぶりに寝袋で寝た事で、ちょっと体がバキバキするんだが。
「う~……やっぱ薄い敷物じゃ体がバキバキだな……」
腰を回すと、ポキポキと骨が鳴る。
最近はブラックがいち早く街に到着して待っていてくれたから、こんな風に野宿する事も減ってたんだよなぁ。……なんだかんだで本当にブラックは気を使ってくれるよ。
でも、俺のためにこんなガチ野宿をしているんだと思うと、なんだか考えちゃうな。
食事だってまともに摂ってないことが多いみたいだし……。
……【七人の黒曜の使者】の時はショックで食欲が無かったんだなとばかり思っていたが、さてはあのオッサン、自分一人だとトコトン食事には手を抜くタイプだな?
いや酒とつまみでいいやってタイプかも知れんが、ともかくトーストやお肉は三ツ星シェフ並みに焼ける腕が有るのに、単独になるとズボラになるのはいただけない。
あんなの見ちゃったら更に一人にするのが心配になるじゃんか。
「……って、ブラックもういないし」
しょんべんにでも行ったのか、ブラックは既に寝袋を畳んでどこかに行っているようだ。
ロクショウは俺の横で小さくて可愛い寝袋に丸まって包まれているので、モンスターとかの脅威は無かったみたいだけど……。
「うーん……やっぱ何か携帯食みたいなのでも持たせるべきなのかなぁ……」
とはいえ俺が作れる携帯食なんて高が知れているし……なんとかならんもんかな。
せめてブラックとロクがお腹いっぱい食べられるものが有ればいいんだが。
「あっ、ツカサ君おはよー! 久しぶりの野宿だけど、眠れた? 体痛くない?」
「う、うん。大丈夫……。それより水いる?」
どこかすっきりした顔で戻ってきたブラックに言うと、相手は頷く。
やっぱしょんべんか。
【アクア】で水を出してブラックの手を洗わせつつ、俺は周囲を見渡す。
「朝食はどうする?」
「あ、それなんだけど……もう少し行ったところに新しい村が出来てるんだって。そこで何か買って食べるのはどうかな」
「えっ、新しい村?」
北アルテス街道って、今は街道沿いの村がほとんどなくなったんじゃなかったのか。
それなのに新しい村ってのはどういうことだろう。……いや、もしかしたら、街道の村々が全滅した原因である【ブレア村】が実質的に消滅したから、人が戻ってきたってことか?
元々、この街道はベランデルン公国へ向かう交通の要だし、自前で“モンスター除け”の曜具を用意できない村なんかが街道沿いに移動するって話だから、まあ新しく済む人達が出てきてもおかしくないのかも。
宿場町だって、そもそもは商売をしようって人達が集まって作ったもんだし。
なるほど、それなら新しい村が出来ているのも納得だ。
俺が色々と察したことに気が付いたのか、ブラックもウンウンと頷いて続ける。
「でも、今回は村って言うよりも商人達が集まってできた場所に近いかも。話によると、街の中継地点だから集客に特化した作りにしたらしいよ」
「へ~? 道の駅とかかな?」
街道沿いの村、集客に特化した場所、と聞いたら俺のイメージは「道の駅」一択だ。
高速道路なんかだとサービスエリアだが、どっちにしろ中に入ると美味しい物がいっぱいあるんだよな!
道の駅は素材中心だけど、サービスエリアは軽食が多くて、俺としてはどっちも好きだ。父さんが婆ちゃんの田舎に連れて行ってくれる時に両方寄るんだけど、俺の住む場所では見かけない食べ物や飲み物を買えるから、つい買い食いしてしまうんだよ。へへ。
商人が作った村というからには、絶対そういう「何か買えるもの」があるはずだ。
それはとても良い事だぞ。【マイラ】に到着する前に何かしら珍しい食料が手に入るかも!
うーん、楽しみになってきたぞ~。
「たき火の始末をしたら早速出発してみる?」
「行く行くー!」
「キュッキュキュー!」
オッサンが戻ってくると同時に置きたらしいロクショウは、寝起きの顔で涎を垂らしながらも笑顔でパタパタと嬉しそうに両手を上げている。
ウッ、ちっちゃいお手手が可愛い過ぎる……ッ。
「じゃあさっさと支度して出発しちゃおっか。口寂しいなら干し肉が有るし」
「いやそれはちょっと……」
朝っぱらから塩漬けダイレクトな肉は少々遠慮したい。
ブラックの「そんなに?」という不思議そうな顔を横目に見つつ、俺は洗顔などの身支度を手早く済ませて野宿セットを片付けた。
と、遠くからガラガラと馬車の音が聞こえてくる。
山の奥の空が白み始めたのを見計らったのか、商人や旅人が動き出したみたいだ。
――この異世界では、夜になると昼に出るモンスターの何倍も強いモンスターが出てくるという話なので、冒険者や腕に覚えのある人以外は滅多に出歩かないんだよな。
だから、商人や乗合馬車なんかは朝から夕方を移動するし、決して無理に走らない。
まあ、一般的な馬がヒポカムっていう、カバが毛むくじゃらになったようなもふもふの速度も緩めなお馬さんなので、そもそもが急げないっていうのもあると思うんだが……。
ともかく、夜に外で野宿するなんて、普通の人なら以ての外なんだよな。
だから、旅をしていても「一緒にキャンプして良いですか」なんていう人は滅多に出会う事が無いし周囲にも人がいないことが多いのである。
大自然を独り占めしてるみたいで結構気持ちいいけど、考えてみたら寂しいかもな。
だって、キャンプ場みたいな所でもないと同類にすら出会えないし、ホントに村や街なんかじゃないと、人と話せないこともあるんだから。
そう考えると、この世界の旅ってちょっと寂しい物なのかもしれないな。
俺達は街道に戻ると、自分達の横を通り過ぎていく馬車に気を付けながら進む。
綺麗に煉瓦で舗装された道は歩きやすく、等間隔に足元を照らす明かり……にも見える“モンスター除け”の曜具が設置されているので、疲れる心配も無い。
だけど俺は時々草場も歩きたくなってしまって、ロクショウと一緒に街道を歩いてみたり、草原にわざと足を踏み外して道のすぐそばを歩いて見たりと、少し遊んでしまった。
街道もいいけど、やっぱ自然そのままの道も捨てがたいからなっ。
そんな俺達をブラックは呆れたような微苦笑で見つつ、暫く俺達はまっすぐに伸びた街道をくだらない話をしながら歩き続けた。
――――そんなこんなで、太陽が昇った後も歩き続けて数時間。
次第に向こう側から来る人と軽く挨拶を交わす頻度も増えたなと思っていたら、少し先の方に馬車が数台停まって……いや、行列になっているのが見えた。
なんだろうかと爪先立ちで遠くを見やると、少し先に建物の群れが見える。
ここからではよく分からないが、アレが「新しい村」なんだろうか?
「あ、見えて来たね。あそこが最近新しくできた【アノ村】だよ」
「え? あの村? “あの”が名前?」
なんじゃその適当すぎる名前は。
思わず顔を歪めてしまったが、ブラックの表情からするとどうやら冗談ではないらしい。
何でそんな名前になったんだと思っていたら、ブラックが何故かニヤっと笑った。
「まあ、そういう名前にした方が都合が良いんだよ。色々とね。さあ僕達も入ろう」
「ふーん……? でもあんだけ馬車が並んでたら宿とか取れるのかな」
「それは大丈夫だと思うよ。まあ、滞在してもそれほど時間はかからないと思うし」
「んん……?」
なんだか含みのある言い方だな。
ブラックの園物言いに何故か嫌な感じを覚えたが、しかし「嫌な感じ」で疑うのも悪いと思い、俺はとりあえずその【アノ村】とやらに近付いてみる事にした。
おお、近付くと馬車が七台くらい並んでるな。
乗合馬車も含まれているけど、待ちきれない人は降りて直接村に入ってるらしい。
馬車の向こうを見やると、次から次に徒歩でやってきた人達が入るのも見えた。
商人達が作った村だからなのか、すごい集客力だな。
それに……街道沿いの村なら簡単な柵程度で良いだろうに、この村はしっかりと防壁で村の中を囲んでいる。まあ街ほどデカい防壁じゃないし、高さは建物の屋根が見える程度の低さだけど……それでも、村の設備からするとかなりのものだ。
商人の新しい村、中が見えないのがワクワクするな。
これも商売上手の演出って奴なんだろうか?
だとしたら、村の中にはよほど人を惹きつける何かが有るに違いない!
道の駅なら間違いなく美味しい野菜とか食べ物だな……!
「ワクワクする~! ブラック、ロク、早く行こうぜ!」
「ふ、ふふ、そうだねえツカサ君っ」
「キュキュ~!」
馬車じゃないから待たなくてもすむもんね~!
ってなワケで、俺達も他の人達と一緒に【アノ村】に入ってみると――――
「うおお……! なんだココ……!?」
少し高い防壁で隠された村の中。
どんな場所だろうと思っていたら、そこは思ったよりも栄えたような村だった。
まず入ってすぐの所には馬車の停車場があり、その先はアーケードのようになっていて、左右にお店屋さんが並んでいる。遠目に見ても、色々な食料や工芸品などがぎっしりと売られているのが分かった。
アーケードは雨が降っても大丈夫なように、左右の建物からアーチ状の天井を渡しているんだな。歩く人のために作ったのかも知れない。
外からは建物の屋根で見えなかったけど、こういう面白い工夫が有るなんて驚きだ。
アーケード内の道はそれほど広いとは言えないけど、俺とブラックが並んでも向こう側から来る二人組とすれ違えるくらいには幅が取られている。
狭く密集して活気がある演出をしつつも、しっかりとこういう所は計算しているらしい。
こういう部分で商人の村なんだなって納得しちゃうな。
まあでも……お店がぎっしりしてて人が密集していると、なんだかお祭りみたいで楽しくなってくるし……もしかするとそっちの効果を狙ったのかも?
なんにせよ、道の駅とはまた違った雰囲気でとても楽しい。
ここで食料の確保も出来そうだし、じっくり見て……――
「ツカサ君、先に宿を取ろうよ。荷物を置きに行く場所があった方が良いでしょ?」
「確かに……この狭さだと買い物袋をいくつも出せないもんな」
「宿屋はこっちみたいだよ」
そう言いながら、ブラックは俺の手を掴んでずんずんと歩き出す。
どこまで行くのかと思ったら、なにやら看板を見つけたのかアーケードから横に入る路地を見つけてそこを曲がった。
「路地……?」
曲がったそこは、お店の間を通るような狭い路地だ。
アーケードを抜けたので太陽が降り注いでいるが、建物が二階建てであるせいか、影が落ちていてあまり明るい感じではない。
人一人がやっとすれ違えるほどの狭い路地は、村と言うより街を連想させた。
……村なのにこんな狭い路地が有るんだ。
ちょっと驚いてしまったが、アーケードの長さを考えると仕方のない事かもしれない。
市場に場所を取り過ぎて、宿屋さんが端の方に追いやられちゃったんだな。
そんな事を思いながら前方を見やると、また曲がり角が見える。
えらく入り組んでいるなぁと思っていたら、その角から恰幅の良いおじさんと若い女性が腕を組んでこちらに歩いてきた。
なんかイチャイチャしてるな。
お互いに謝りつつ通り過ぎる、が……なんだか俺は変な気分だった。
いや、なんていうか……別にあの人たちがそうってワケじゃないんだけど……なんつうか、あの構図ってアレだよな。女子高生とパパみたいな……。
「ほら、曲がったらそこに入口が見えるよ」
「え?」
ブラックに手を引かれて、二人が出て来た角を曲がる。
すると、その細い通路の先には――――紫色の壁に金色の蔦の模様が怪しい壁を持つ謎の扉が鎮座していた。
…………重厚な扉と壁は、なんか高級そうな感じではあるが……。
「ほら、あそこ! 新しいだけあってすっごい便利なんだって」
「えっ? あ、そういう感じ?」
一瞬、ラブとかなホテルを想像してしまったが、そうではないのか。
まあ異世界だしリッチに見せるために外壁を豪華にしたりするのかも知れないよな。それに、新しい設備をお披露目する宿なら特別感を出したいのかも知れないし……。
……でも、なんでこんな路地裏に。
「さあツカサ君行こう」
「行くのは良いけど……なんでこんなところに宿の入口が有るんだ?」
未だに疑惑が拭えずブラックに問いかけるが、相手は満面の笑みを崩さない。
「それはねえ、いわゆる“秘密の隠れ家”みたいな感じを演出したいから……って、説明に書いてあったよ!」
「秘密の隠れ家……まあ、そういうもんか……?」
確かに、俺の世界にもそういう場所ってあるよな。
大抵が一見して分からない場所に入口が有って、中が凄い豪華なお店だ。
俺はテレビでしか拝見した事が無いが、確かにああいう場所はちょっと憧れる。
もしかして、ブラックはそんな俺の男ゴコロを見越してこんな宿を探し出したのか?
だとすると……ま、まあ……嬉しいと言うか、なんというか……。
…………だったら、入っても良い、かなぁ。
「えへへ、早く行こ行こっ。入ったらツカサ君きっとびっくりするんだから」
「ホントかぁ~?」
無邪気にはしゃぐブラックに、俺もつられてワクワクしだす。
不安ではあったけど……せっかくブラックが探してくれた宿なんだから、まだ見てもいない内から文句を言うのは流石に悪いもんな。
よし、俺も気持ちを切り替えて思いっきり新しい村の便利な宿とやらを楽しもう。
食料を買い込むのも楽しそうだし、今日はゆっくり休むことにするか!
そう思い、俺は隠れ家の宿に突入したのだった。
→
※ツイッターで言うてましたがめちゃ遅くなりました…すまぬ…_| ̄|○
食料を買い込むのは疲れるねえ…_(:3 」∠)_
今日からどんどん寒くなるらしいので備蓄のための買い物でしたが疲れました…
木曜日がピークの寒さらしいですが、まだ寒いの続くみたいなので
みなさまもどうか、お気をつけてお過ごしください…!
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