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酔現嫌夢サプロアリコン、束の間揺蕩う憩いの村編
美味しい実験は何度でも2
折角ショウガが見つかったのだけど、生姜焼きを作ろうと思ってもここには醤油や味噌と言った俺の生涯の友が見当たらない。
というか……考えてみれば俺、ショウガの活用方法ってお菓子かお茶か、さもなくば肉や魚の臭みとりぐらいしか知らないんだよな。
唯一知っている料理と言えば生姜焼きくらいで、レパートリーが格段に少ないのだ。
醤油や味噌、タレが有れば何とかなったんだが……今はどうしようもないな。
うう……俺が生姜焼き食べたくなってきちゃったけど、大人しく別の料理を作るしかない。でもいつかは絶対に作ってみせるぞ、和風の味付けの料理を……!!
「よし、今はひとまず料理を作るか……!」
「わーい」
先程俺が並べた材料を見て、ブラックとロクショウ達が目を輝かせる。
特に、食べる事が大好きなペコリア達は材料を見ているだけでもう周囲にキラキラが散っている有様だ。何を見ているかと言えば……それはもちろん、分厚いお肉だな。
……びっくりする金額を貰ったからって、ちょっとフンパツし過ぎたような気もするが……ま、まあ、あれだ。江戸の粋な男は宵越しの金は持たねえって言うしな!
………………嘘です……。
ペコリア達へのお礼とブラックの更なる機嫌アップにと思ったら、つい普段は目を向けない高級肉を買ってしまい……その……俺もちょっとはしゃぎすぎてたかな……。
けど、買ってしまったものは仕方がない。今日はありがたく美味しくいただくのだ。
「ところでツカサ君、今日は何を作ってくれるの?」
「おう、今日はバロ乳が買えたから、前に作ったバターステーキを作ろうかなって!」
そう言うと、ブラックは目を輝かせて口を緩ませる。
涎が出そうなほどのゆるゆる具合は、つい数時間前まで得体のしれない精霊を訝しんでいたオッサンとは大違いである。なんなら、食いしん坊ペコリアと同レベルで食欲を隠せてない。まるで子供みたいな喜びようだ。
そんな気の抜けた相手に苦笑しつつ、俺は広げた材料で下拵えを始めた。
といっても、今回はお肉以外はごく普通の材料だ。
香草として使い勝手が良いマーズロウに塩胡椒、そして肝心要のバロ乳に、そのお乳をバターとして成形したり牛乳のようなコクを作るのに必要な、カンランの実の油。
ついでに、アコール卿国ではポピュラーらしい【ヒルトゥム】という乾燥した木の枝のような物も用意した。これは以前イデラゴエリ高原で使った【ヒルトゥムオイル】とかいう、ニンニクと唐辛子を混ぜたオイルの材料の一つなのだ。
あの時もニンニクっぽいと思ったが、俺の舌と鼻は確かだったようだ。
でも俺の世界のニンニクとは違い、歪な楕円形で真ん中にポツっと穴が開いている太めの茎なんだよな。薄切りすれば記憶の中のニンニクチップと同じなんだけど、どうやらこちらの世界のニンニク系植物はどれも個性的らしい。
……デカい豆ニンニクとか媚薬成分入りのニンニクキノコとか、色々あったよなあ……。
まあ、この世界って薬味に関してはちょいと代用できるくらい植物の種類が豊富だから、国ごとにニンニクとして使用する植物が違うってことなんだろうけど。
閑話休題。
つい薬味の代用品の多さについて思いを馳せてしまったが、分厚いお肉様を前にして手をこまねいているヒマはない。
肉即焼、つまり下拵えした新鮮な肉はすぐ焼いてこそなのだ。
以前作った事のある料理だが、今回は俺もちょっと勉強して「ステーキの美味しい焼き方」とか調べて来たもんね……!
家じゃこんな分厚い肉めったに出てこないし、それにブラックやクロウは肉が大好きだから少しでも美味しくできればなって……い、いや、それは良いんだけど。
ともかく、今回は俺も気合十分知識も十分……な、ハズだ。
てなわけで、手早く焼いてしまおう。
「ツカサ君、バター作るんだよね。僕が手伝おうか」
「えっ、いいの?」
椅子から立ち上がりキッチンに入ってくるブラックを見やると、相手は口元に笑みを浮かべながら「うん」と首を盾に動かす。
でも、正直ここからバターを作るのって大変だし、家事魔法が使える家事妖精のリオルに頼んだ方がいいんじゃないかと思ったのだが、ブラックは平気な顔をして瓶……いや大きな瓶にバロ乳をだっぱだっぱ入れて振り始めた。
き、筋肉自慢が過ぎる……!!
でもラクチンで振り回しているっぽいから、この程度は平気なのかな……?
流石は魔法剣士タイプ……ついゴクリと息を飲んでしまったが、まあブラックが一心不乱にたくさんのバターを作ってくれているので、応援はペコリアとロクショウに任せて俺は先に下拵えをしてしまおう。
今日はブラックに食べて欲しいものもあるし、な!
ってなわけで、おっさん達が一生懸命頑張っている間に俺は“例のモノ”を作っておく。
コトコト煮詰める必要があるが、フタをしておけばバレないだろう。
このアイランドキッチンはさすがの最新式なのか、俺の世界と同様にコンロのような形になっていて、ある程度なら火の加減も出来るから本当に助かる。
普段、かまどで煮炊きするからなあ、この世界……。
「さて、肉は筋切りして叩いて、水分も拭きとって……」
人数分というだけでなく、ブラックやペコリアが食べる量を想定すると結構な量だ。俺でも二枚イケるかどうかだってのに、本当にこの世界の人達の胃袋はデカい。
もう業者のような気分になりつつ肉の用意を終えると、俺は次にステーキ用のタレの制作に取り掛かった。前回はバターのみだったけど、今回はもう少し凝ったものにしたい。
短時間寝かせる間に、蜂蜜をベースとして砂糖、塩、タマネギににたタマグサや名前も形も俺の世界そのままな甘いリンゴやトマトを擦りおろし、料理酒代わりの白ワイン、ついでにバターを作っている過程で生まれるホエイ(乳清って言うそうだ)も加えて煮詰める。
「ついでに例の毒抜きキノコもちょっと入れよっかな」
わずかなしょうがの風味とピリッとする味のキノコは、タレに良いアクセントを加えてくれるに違いない。そう思ったので、俺はキノコのカサを切り取り欠片を鍋に加えた。
蜂蜜のとろみが軽く粘るようになってきて、材料が蕩けたくらいが出来上がりだ。
……正直、初めてタレを作ってみたがどうだろう。
小さい匙で恐る恐る味見をしてみると。
「……!! これは……結構すごいかも……」
ステーキソースと言うにはちょっとパンチが強すぎる気もするけど、キノコの風味が煮る事で化けたのか、俺の世界で言う所のバーベキューソースにかなり近い。
だが蜂蜜のコクのお蔭で遠くにテリヤキ風味のような感じがあり、ショウガやリンゴの風味がさっぱりとした味に仕上げてくれている。これはかなり良いタレだぞ。
材料が材料なので普段使いするほど作れないとは思うけど、野菜に付けてもいいかも。
ああ、材料が毒キノコというのが悔やまれるが……それはともかく。
このソースなら、俺はどっちかというと薄い豚バラをこのタレで焼いてご飯を掻き込みたいなぁ……うう、何故この大陸には白いご飯がないんだろうか……まあでも、付け合せとしては素晴らしい、と思う。
自画自賛な気もしてくるけど、これだけ美味く作れたらそうもなろうって感じだ。
ふ、ふふふ、これはブラック達も喜びまくるに違いない。
このソースにバターステーキと、あと俺が心を込めて作った“付け合せ”があれば、さしものブラックも驚かずにはおれまいて。
「ツカサくーん、バター出来たよ……ってなにニヤついてるの」
「いやぁ何でもない何でもない、あとは肉を焼いて野菜を添えるだけだから大丈夫だぞ」
「げっ……野菜はいいよぉ……」
「栄養が偏らないためにちゃんと食えって! 文句言うと肉の量減らすぞ」
「ぐうっ」
こんな脅し文句で黙っちゃうオッサンもどうかと思うが、まあいいだろう。
俺はガーリック代わりのヒルトゥムを使い、一先ず第一群の肉を焼きあげた。
「うう~、良い匂いがするぅ。ツカサ君早く早くぅ!」
「クゥウックゥウー」
「わーったわーった! はいよいっちょあがりっ、あったかい内に食べろよ」
自分の分は後で焼くとして、まずはブラック、そして今日お手伝いしてくれたペコリア達とお留守番をして偉かったロクショウにガーリックバターステーキを運ぶ。
もう匂いからして暴力的なほどの美味さを感じるが、俺が涎を垂らしてどうする。提供者として我慢して、ふかふかで美味しい白パンや付け合せの野菜とお酒も並べた。
こうして見ると豪華すぎる食事だな。
「つ、ツカサ君待ってちょっと待って」
「なんだよ、ちゃんと全部食べろよ?」
ブラックが、何故かステーキを目の前にして動揺している。
どうしたのだろうかと素知らぬ顔で振り返ると――相手は泣きそうな顔をして、ステーキの横にちょこっとだけ添えられている赤く艶めく野菜を指差して訴えてきた。
「だってこれルベルボーフじゃないかあっ! 僕がコレ嫌いなの知ってるくせにい!」
――――そう、俺が用意したのは葉物野菜だけでなく、この世界で言う所のニンジン。
つまり、ルベルボーフというお野菜なのだ。
何故かブラックは特にこのニンジンが嫌いみたいで、見ただけでもこうなるのである。
しかし、根菜は体にいい。昨日今日と肉尽くしだし、いくらブラックが丈夫とはいえ料理を作る俺としては気になるので、健康に気を使って食べて欲しいのである。
今回も絶対に折れないぞと腕を組み、俺は素知らぬ顔をして言葉を返した。
「まあ騙されたと思って食べて見ろって。今回も美味いから!」
「う、うぅうううう……」
完全に無警戒だったのか、ブラックはいつも以上に渋っていたが……ステーキが冷めるのを恐れたのか、顔に「嫌々」という文字が見えるほど表情を歪めて……赤い物体を二又フォークで突き刺し、恐る恐る口に入れた。
「どう?」
「…………甘い……っていうか、僕が嫌いなあの土臭さとか嫌な味が無い……」
「へへっ、どーだそれこそがニンジ……いやルベルボーフのグラッセよぉっ! じっくり甘めに煮てやりさえすれば、ちゃんと美味しくなるんだぜ?」
「僕はあんまり甘いの好きじゃないんだけど……まあ、これなら……」
先程の文句はどこへやらで、ブラックはルベルボーフを次々口に入れる。
抵抗感はなくなったみたいだけど、やっぱり嫌いは嫌いみたいで早く食べてしまたいようだな。嫌いなものを先に処理するタイプか……いつも躊躇いなく剣を抜くだけある。
「ロクショウ達はどう? 美味しいかな?」
「キュゥ~ウ~! キューッ!」
「クゥウウーーーッ!!」
「くぅっくふゅ、くふっ、くきゅ~~!!」
ロクショウも美味しがってくれてよかった!
っていうかペコリア達の大歓声がものすごい。ここが防音設備しっかりなお宿で良かった。やはりウサギだからなのか、ニンジンが大好きみたいだな……いや、ただ単に甘いから大好きって感じなのかな?
なんにせよ喜んで貰えてよかった……ってもうルベルボーフが無い。無いのにペコリア達はお皿にグラッセを盛っていた部分をペロペロしている。
もうむしろ逆にしぶしぶステーキを食べ始めたまであるぞ。
こ、これは……禁断のお料理だったかもしれない、ニンジンのグラッセ……。
「んんっ!? こ、これは……ルベルボーフはともかく、このステーキ前よりもっと美味しくなってるよツカサ君! なんかこう……ガツンとくる濃い味と香ばしさが凄いし、肉汁に絡むのがたまらないっていうか……っ」
こっちはこっちでステーキに感動してるな。
そうだろうそうだろう、なにせ今回はガーリックスライスまで使ったようなものだからな。
肉の焼き方もちょっとは調べたし、この前の物よりは上達しているはずだ。そんな俺の努力を認めるかのように、ブラックは嬉しそうに肉を頬張り酒やパンで流し込んでいる。
オッサンのくせしてほんとこういうパンチのある味が好きなんだよなあ、こいつ。
苦笑しつつも、俺はソースを入れた小鉢を横に置いた。
「ソースも作ってみたんだ。味変……味を変えたくなったら使ってみてよ」
俺もようやくステーキを用意してブラックの隣に座る。
ステーキをナイフで切り取りソースに付けて食べてみる、と――――くぅっ、美味い……!
ああ、やっぱりご飯が欲しい。白飯、バターライス、ガーリックライス……っ。ステーキとか滅多に食べられないけど、やっぱこの肉の旨味を米で受け止めたいよぉ。
ふかふかの白パンで口を慰めつつ、ブラックはどうだろうと横を見やる、すると相手は最早声を上げることもなくソースを掬い取る勢いで肉をくぐらせ、熱心に食らいついていた。
この反応は中々ないけど……美味しいってことなのかな?
ブラックの雰囲気的にはまずいって事は無いだろう。こいつ、なんだかんだで料理に酷い事を言ったりしないし、俺に対しては特に不味くても物凄く遠回しに言うからなぁ。
……ま、まあ、そういうとこ嫌いじゃないけど……。
「んむっ、ツカサ君ステーキとソースおかわり!!」
「クゥウウーッ! クウックゥッ!」
「はいはい、ブラックは肉でペコちゃん達はグラッセな! そんなに急いで食べなくても、肉もグラッセもいっぱい作ったからじゃんじゃん食べてくれよ。ロクも遠慮しなくていいからな」
「キュー!」
俺は自分の分の肉を平らげると、忙しなく席を立つ。
……なんとなくだけど……俺が「おかわり」って言うと、母さんが「仕方ないわね」ってすぐ席を立って用意してくれる気持ちが、ちょっとだけ判るような気がする。
大変だけど、美味しいって顔で沢山食べてくれるのって嬉しいんだよな。
それが、俺にとって大事な存在であれば特に。
「ツカサくぅ~ん」
「解ってるって! ったく堪え性がないんだからこのオッサンは」
でも、食欲が無くて食べないよりはずっといい。
旅の最中ずっと干し肉だけを齧ってるアンタより、笑顔で幸せそうに濃い味のメシ食ってるアンタの方が、俺は好きだよ。
…………あっ。
い、いや好きってそういう意味じゃ無くて、その、と、ともかく早く肉焼くか!
→
※またもやだいぶ遅れて申し訳ない_| ̄|○
ちょっと気力がガタ落ちしておりますです…
遅れても更新はしますので楽しんで下さるとうれしいです…!
いつも応援ありがとうございます~!!。゚(゚´ω`゚)゚。
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