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神殿都市アーゲイア、甲花捧ぐは寂睡の使徒編
6.歩きながら話すと話がとっちらかる
「まあ、込み入った話だ。時間が惜しいので、歩きながらでも聞いてくれ。……とは言え、内容自体はそう難しい事でも無いのだがね」
とりあえず付いて来てくれ、とネストルさん言われて、俺達は顔を見合わせながらも小さな背中を追いかけた。
そういや無意識に年下の子に「さん」付けしちゃってるけど、やっぱり貴族としての立ち振る舞いがそうさせてしまうんだろうか。普通なら、十歳なんてまだまだ子供だし「さん」とか付けようとは思わないんだけどなあ。
うーむ雰囲気ってホントバカに出来ない。
そんな事を思いながら、再び玄関入ってすぐの広間……エントランスホールへとやってきた俺達は、そこでしばし待たされることになった。
ネストルさんは壁に背を付けていてくれと言っていたが、何が起こるのだろう。
首を傾げていると、ネストルさんは一人で歩き出した。
「ところで御二方。事前情報で、この【アーゲイア】が古来より“神殿都市”と言われているのはご存じだろうが……何故そう呼ぶのか判るかな。そこなる聡明な紳士は、どう思われる」
そう言いながら、奥へと延びる長方形の箱のようなホールの中央に立ち、少し遠くから問いかけて来る。もちろん、この「聡明な紳士」はブラックの事だ。悔しいが、俺はこう言う事はさっぱりだから仕方がない。
少々ささくれつつも憎たらしい顔を見上げると、ブラックは“瞳を青色に変化させる不思議な丸眼鏡”を指で直しながらブラックは答えた。
「かなり古い文献に、かつてこのアーゲイアには“巨神を祀る神殿”が存在したと記述がある。そのかつての神殿は失われ、後世には神殿の記述すらも消えているから……よっぽど物好きの学者以外は知らない事だろうが……それが由来になってるんだろ」
面白くもなさそうに答えるブラックに、ネストルさんは「御明察」と笑った。
「さすがは“導きの鍵の一族”だね。書物に触れられぬ民は疾うに忘れ去った歴史だと言うのに、当たり前のように語る。……だが、こんな大陸の端の事まで覚えて頂けているとは思わなかったよ」
「フン。試したような言い方を……」
ああ、ブラック素が出ちゃってる、無礼だってばそれはさすがに!
落ちつけよと背中側からコッソリ服を引くが、ブラックは目を細めていかにも機嫌が悪そうに口を少し尖らせた。だーもー本当“導きの鍵の一族”の事を言われるとすぐ不機嫌になるんだから……。
まあ、ブラックにとっては自分を十八年間も監禁していた一族だし……嫌がるのは無理もないけどさ。思い出すのも辛いのか、未だに過去の事は話してくれてないし。
でも相手は領主だぞ。頼むからもう少し大人な態度取ってくれよお。
「ああ、気を悪くしてしまったのなら申し訳ない。いや、実際のところ、私も貴方のような叡智の一族とお会いするのは初めてでしてな……つい試すような事を言ってしまった。この通り、謝罪する」
まだ十歳だと言うのに素直に謝るネストルさん。ブラックより大人じゃないか。
この世界の子供は成長が早いから、もうこんなに賢い事が言えるんだろうか。俺はダチを言い負かす事すら難しいと言うのに……あっなんか悲しくなってきた。
何故に人の頭ってのはこうも個人差があるんだろうな……ふふ……。
思わず落ちこんでしまう俺に構わず、ネストルさんはホールの中央で何やら人差し指を指揮棒のように意味ありげに動かし何事かを呟いた。
その刹那、ホールの床全体が急に震え出したではないか。
「うわああ!?」
「あっ、あはっ、つ、ツカサくんっ」
わーバカバカ動くな地震だったらどうすんだ!
頼むから大人しくしててくれよとブラックにしがみ付いていると、ホールの床を覆っていた巨大な絨毯がゆっくりと下へ沈み始めた。
まさか地盤沈下かと青ざめてその様子を見守っていた俺だったが……絨毯と一緒に下へと降りたネストルさんの背後には、白い石材を積んで作られた何かの入口が口を開けていた。……もしかして……これ、仕掛け?
エレベーターみたいに床が下に降りたら、地面の中に隠されていた地下への入口が出現するようになっているのか。なんつう大がかりな仕掛けだ。
しかしネストルさんは「いつもの事」と言わんばかりに落ち着き払って、かなり下から俺達を見上げてニコニコと笑っていた。
「さ、こちらへ。向かい側に降りる道が有る」
「う……」
「ツカサ君怖い? こわい? あはっ、じゃあ僕が連れて行ってあげるねっ」
「んん!? ちょっ、おっ、ぶっ、ブラック!?」
今何を言った、と確認しようとするが、その前にブラックに抱えられてしまう。
おい待て、なんだ、なにやってんだ。
「ツカサ君捕まっててね~」
「だあー!! やめろばかっ、だ、ダメだっておいいい!」
子供がっ、こっ、ちがっネストルさんがっネストルさんが見てるってば!
なんでお前はひっついたらすぐにこんな……っていうかお姫様抱っこするな、頼むから人前では勘弁してくれえええ!
「よいしょっと」
「~~~っ!」
俺がオタオタしている間に、ブラックは俺を抱き上げてその場から飛ぶ。
少し前屈みで跳ばれたもんだから俺は落ちそうになって、反射的に首に手を回してしまった。そのまま、ブラックは苦も無く地下へ着地する。
俺はと言うと……一瞬で移動させられた事に付いて行けず、抵抗の一つも出来ずにネストルさんの前で醜態を曝してしまった……。
「降ろせっ、おっろっせっ! このばかっばかちん!」
「ううんツカサ君の照れ屋さん~」
「ハハハ、お二人はとても仲睦まじいのですな。ああ大丈夫、そのままで結構。地下は古く足場が悪いので、心配であるなら是非そのまま」
「だってさツカサ君っ」
「ぐうううううう歩くっ、俺は絶対に歩く!!」
ふざけるな、とブラックの無精髭だらけの頬を押し退けて、俺はブラックより先にネストルさんの後に続いた。背後から「ああんツカサくぅん」とか言うふざけてる声が聞こえてきたが無視だ。もう絶対に無視しよう。
「足元に気を付けて」
ネストルさんはそう言いながら、白い石材だけで作られた長く細い下り階段を苦も無く降りて行く。いつの間にか壁には等間隔に蝋燭が灯っていて、終わりが見えない下まで照らしていた。これも……何かの仕掛けなんだろうか。
領主の館の地下にこんな仕掛けが有るという不可解さに、先ほどの動揺もすっかり収まってしまい、俺達は暫し黙って階段を下り続けた。
……三人分の足音が、狭い通路に僅かに響いている。
その音の最中、再びネストルさんが喋り出した。
「さて……話の続きなのだが……ブラックさんの言う通り古代の【アーゲイア】には確かに“巨神を祀る神殿”が存在し、かつてはこの丘全体を覆うほどの神殿があったと言われている。そして……我々の祖先は、このアーゲイアで今は失われた古代の術や“呪い”と言った技術を磨いていたのだ」
「ふん……」
ブラックが何だか面白くなさそうに息を吐く。
今の言葉の何が気に入らないんだろうと思ったが、ネストルさんの話の続きに思考を遮られてしまった。
「その特異な歴史のせいか、この領地には“奇妙な風習”も残されている。……そう、例えば…………この街に絶対に入れてはならぬ色、の風習……なんてものとか」
「入れてはいけない色?」
問いかけると、ネストルさんは階段の先を見て頷いた。
「先程、ブラックさんが“巨神を祀る神殿”と言ったが、その“巨神”というのは謂れの無い神ではなく、言わば英雄…………とある怪物を封じたものが転じて神とされ祀り上げられたようなものなのだよ。その英雄が封じた怪物が……この領地に毒と薬の素を巻き散らし、ある色を持つ存在が最も邪悪な毒となった。ゆえに、アーゲイアでは古くから“ある色”が嫌われているのだ」
「その色って……」
恐る恐る問いかけた俺に、相手はすんなりと答えをくれた。
まるで、取るに足らない事でも言うかのように。
「その禁忌の色とは、明けの空の菫色……つまり、紫色。その色を持つ植物は、例外なく邪悪な毒であり薬として使えぬとして、英雄が全て打ち払うように命じたのだ。そうして、この領では紫と言う色が存在しなくなった」
紫が、排除する色って……あっ、だから目の色を変える眼鏡をかけたのか!
自分の目の色を忌み嫌う風習があるんだから、そりゃ事前に対策するよな。そうか、ブラックはこの風習を知っていたから眼鏡を……そ、そうだよな、格好良いから掛けるとかじゃないよな、う……うん……。
でも、紫色が毒ってどういう事だろう。
巨人が毒や薬になる素材を発生させたみたいだけど、イマイチよく解らない。
たぶん、神話みたいな話なんだろうけど……簡単に説明されただけでは、妙に心に引っかかってしまって流す事が出来なかった。
それに、今この話を持ち出したって事は、頼まれごとに関係あるんだろうし。
「ネストルさん、その……避けられてる紫色のなにかが、俺達に頼みたい事と関係があるんですか? だから、話してくれたんです……よね?」
問いかけると、ネストルさんは少しこちらを振り向いて、流し目で微笑んだ。
「御明察。さすがは陛下が託して下さった冒険者様だ。……私どもの頼みは、まさにその【紫の忌まれる存在】の事でしてな。なので、回りくどく、至極ざっくりとこの街の成り立ちをお話ししたが……あと少しばかり付き合って貰いたい」
「は、はい」
頷くと、背後からハァとか言う感じの悪い溜息が聞こえたが無視。
ブラックの吐息を遮るようにネストルさんの視界を体で塞ぐ俺に、相手はクスクスと苦笑して口に手を当てていた。ぐうう、取り繕われてるなって解られてる……。
「そうして嫌われている“紫”だが……実際の所、確かに強力な毒ではあるが、それ程忌まれる植物ではないだよ。一級の薬師が操れば、強毒も薬になる。現に“その紫の薬草”は、このアーゲイアでしか産出出来ない最も高価な輸出品として、今も求められていましてな」
「薬草……?」
「ああ。…………見えてきた。どうぞ、あの先へ」
階段を下りて行く先に、やっと出口が見える。
なんだか妙に明るくて出口の向こうが見えないが、もしかすると外なのだろうか。
不思議に思いながらも、ネストルさんに誘われるがままに中へと入ると。
「えっ……!?」
「これは…………すごいな……」
目を丸くして周囲を見渡す俺の声と、ブラックの無意識な声が同時に漏れる。
だけどそれも仕方が無かった。
何故なら、俺達が辿り着いた所は……厳かな神殿のように無数の巨大な柱が並び、その柱のどれもが、暗がりに沈んで姿が見えない天井へと伸びている、恐ろしいほどに広い空間だったのだから。
「うわっ……う、うわーっ」
驚きながらも思わず声を大きくして天井へ放ってみると、声が反響する。
ここ、めちゃくちゃ広くて天井も思った以上に高いんだ。
でも……外みたいに明るいのに、やっぱり天井は目を凝らしても全然見えない。
どこまで下りてきたのか解らないけど、でもこんなに巨大な空間って事は、相当に深い所まで下りて来たって事だよな。じゃあ、陽の光なんて差して来ないはずなんだけど……これもやっぱり異世界の不思議な術で明るくしてるんだろうか。
俺は幾つか遺跡を見てきたけど、遺跡によって違うから断定が難しいんだよな。
曜術で光を生み出している所もあったし、古代の失われた技術で壁を発光させてる遺跡も有ったし。俺には察する事が出来ないが、恐らくここも相当な古代の技術で外と変わらぬ光量を実現しているのだろう。
そう言えば……ここはホコリもないし砂とかも無いし綺麗だな。
さすがに床や柱は劣化して欠けたりヒビが入ってるけど、それでも数千年……ヘタしたら数万年を超える遺跡なんだから、ここまで残っていたら逆に綺麗過ぎるかも。
そういえば、ここも床から柱から全部落ち着いた白い色の石材で作られているな。この石材だからここまでの耐久性が有るんだろうか。
色々と不思議でキョロついていると、ネストルさんが「こっちだ」と呼んだ。
「もう少し先に扉が有る」
言われるがままに進んでいくが、前方は常に薄く暗くなっていて、先が見えない。
こんなに明るいのに不思議だが、これも多分魔法的な物なんだろうな。
「ん……意外と早く見えてきたな」
「えっ? あっ、ほんとだ……」
気を取られている間に、前方にやけに巨大な何かが見えてくる。
まさか扉じゃないよなと思っていたが……そのまさかは大当たりしてしまった。
「この先に、御二方に確認して欲しい物が有るのです」
「う……は、はい……」
にしても、デカい。デカすぎる。
三階建てビルでも届くだろうかと言う巨大な扉が、どこまでも続くような白い壁に嵌っている。しかも、そんな大きな扉なのに、細かい所までキチンと装飾が掘り込まれていて、職人さんの心意気が嫌と言うほど感じられた。
よほど大切な物がこの奥に有るのだろう。
だけど……ここまで気合を入れられると……なんだかヤバい予感がして来る。
だって、こういうデカくて豪華な扉の奥って、大概ボスとかじゃん。
俺知ってるよ、こう言うのってダンジョンだとよくあるんだ。
チートもの小説を知ってる俺は解るんだ! ヤバいぞこれは!
「さあ、開きますよ」
「ヒィッ」
「ツカサ君どしたの」
どしたのもこしたのも……ってネストルさんがいつの間にか扉開いてるううう!
待て待て待って、今どうしたの、今指で何かして開いた!?
そんな簡単な事で……ウワッ、あれか、扉の主だから簡単に開くって奴!?
怖い、どうかボス戦じゃありませんようにいいい!
「あああくわばらくわばら」
「ツカサ君……」
呆れたようなブラックの声を聞きながら、大きな音を立てて開く扉を凝視する。
ここから何が出て来ても良いように覚悟して、う、腕に付けた俺の武器を出す用意をして……なんて考えていると……――――
「…………あれ?」
なんだか、良い匂いがした。
良い匂いって言っても、美味しそうなとかそう言うんじゃない。花の香りだ。
どうしてこんな所で……なんて思って扉の中を見やると、そこには……。
「花……畑……?」
そう。
扉の向こう側には…………
美しい紫色に染まった花が群れる光景が広がっていた。
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