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神殿都市アーゲイア、甲花捧ぐは寂睡の使徒編
11.調合するにも材料が必要1
◆
「うーん、まだ日が高いし良い天気だなぁ!」
「そうだねぇ……館では色々起きてるのに、まったく長閑なもんだよ」
「ま、またそう言う事を言う……」
せっかくの徒歩移動なのに、横でくもる事を言うな。
気を取り直し、背伸びをしながら俺は今いる風景を眺めた。
ううむ。ブラックの発言とは裏腹に、白い街は今日も活気が有って元気だ。
やっぱり異世界の醍醐味ってのは、ファンタジーな街を実際に歩くとこだよな。
初日は馬車で移動していたから遠目で見るしかなかったけど、どっちかって言うと俺は自分で街を歩く方が好きだ。
その土地土地の空気……なんてものは解らないけど、馬車や部屋に居る時の空気と、外の空気はまるで違う。海のそばの街なら時々潮の匂いが香って来るし、常春のライクネスなら草原の近くの街は時々草の香りが届く。
街の煉瓦一つとっても、山の街と海の街じゃ煉瓦の持つ香りは全然違った。
そういうのをふとした時に感じるのが良いんだよな。
もちろん、気持ち良い匂いばかりじゃないし、騒がしくも有るけど、人が沢山居てガヤガヤしてる街はそぞろ歩きで冷やかすだけでも結構楽しい。
異世界なら尚更だ。何故なら、この世界にはファンタジーな物が溢れてるからな!
時々だけど獣人っぽい人も見かけるし、このアーゲイアは国境の山に近いからか、高レベルっぽい冒険者も特に多い。物々しい鎧を装備した屈強なオッサンとか、宝玉付きの杖を持つローブ姿のお姉さんとか、きわどい露出にでっかいグローブを嵌めた拳闘士っぽいボインさんとか僧侶っぽい清楚系お姉さんとか傷は勲章って感じの剣士な雄々しいお姉さんとかへへへへ……いやあの、女性ばっかりじゃないぞ。ちゃんと男の冒険者も沢山居るからな! 目が行かないけど!
ともかく、何か凄そうな人達が行き交っていてかなり見ごたえがある。
俺の世界だとコスプレ感満載ってカンジだけど、実際に世界そのものが変わると「アレは現実的な物なんだな」って認識して変に思わなくなるから人って不思議だ。
こう言うのって適応能力ってヤツなんだろうか?
ブラックが普段装備している、一昔前のラノベキャラみたいなゴツい肩当て付きのマントとか、マント留めを兼ねている深い青色をした宝玉のブローチとか、最初見た時はゲームの世界みたいだなぁって思うくらいだったし。
こうもファンタジーな服装で溢れていると、俺の貧相すぎる異世界モブ的な服装もそれなりに思えて来るから不思議だ。でも、その……。
「ん? どしたのツカサ君」
「い、いや……」
その…………何て言うか……。
俺の世界の欧米とかに居そうな、紳士っぽい事務員的な格好をしているブラックを見ていると、なんか、なんかこう、現実って言うかなんて言うか、妙に……視線を顔に合わせる事が出来なくて。
部屋の中でも自分の感情がちょっと変だとは思ってたけど、いざ「回復薬の材料を集めに行くぞ!」と外に出て、一般人みたいな服装のブラックとファンタジーな街を歩いていると、そ、その、なんていうか……あのっ……な、なんか……いつもより、なんか、凄い……っ、デートみたいで……っ!
「もしかしてまだ毒が……」
「わーっ何でもない何でもない!! それより早くモギとロエル摘みにいこーぜ!」
「そお……?」
う゛……訝しげな視線が突き刺さって来る……。
でも、顔を見られないんだから仕方ないじゃないか。
だって……今のブラックって、その……丸眼鏡を掛けて、ワイシャツ的な服に品の良いベストとスラックスなんだもん。
同じベストでも、俺の冒険者用の開けっぴろげな皮のベストとは違うんだ。
きっちり締まって胸板の厚みや腰回りのスマートさが見える、上品な布のベスト。それに、足だってなんか、いつもより長く見えるような……。
マントで隠れたりしないからかな……剣の鞘がないから? なんかもう解んない。
っていうか何で俺はブラックをそこまで観察してんだよ! バカ! バカか俺は!
ああクソッ、でも仕方ないだろなんかドキドキしちまうんだから!!
そっ、そりゃあ俺はブラックの恋人なんだし、ゆ、指輪だって貰ってるんだから、コイツのイメチェンした姿で変になるのも当然なんだろうけどさ。
でも俺は男で、同性にそう言う意味でドキドキするのはやっぱ抵抗があるんだよ。
この世界じゃ普通の事なのかも知れないけど、どうしたって俺の世界の常識ってのは拭えない。しかし、こう考える俺の方がおかしいのは当然なワケで。
……素直になった方が良いってのは、お、俺だって解ってるんだけど……。
「あ、門が見えてきた。ねえツカサ君、パパッと取ってすぐに帰ろうね。夜になると、凶暴なモンスターどもが出て来るから……ってツカサ君、聞いてる?」
「んんっ!? う、うんそうだな早く採取して帰ろうな!」
ぬうう、また疑うような目つきでブラックが俺を見ている……やめろ、その服装で俺を見て来るな、眼鏡クイッとかすんなやめろ!
何でお前は俺の嫌がる事を進んで行おうとするんだ!
くそっ、胸がギュッてなるのは俺が悪いんじゃないぞ、英国紳士みたいなちょっと知的な感じを出して来るから悪いんだあああ!
もう駄目だ、街の外に出たらブラックから少し離れよう。一回冷静にならないと、この動悸は収まらない。
俺達は門番に身分を証明して外に出ると、早速モギを探し始めた。
ブラックにはもう一つの材料である「ロエル」探しを頼み、離れて貰う。……ほっ、なんとか距離を取れたぞ。よし、ここからは真面目に頑張らねば。
そう思い、道から外れ草原の中に入って俺は腰を屈めた。
「えーと……おっ、あったあった!」
深い草むらを少し掻き分けただけで、膝下くらいまでの緑鮮やかな低木が現れる。
葉の形は完全にヨモギで、匂いも似ている。これがモギという異世界の植物だ。
モギは典型的な木のように山型に葉を茂らせているが、実を言うと低木ではない。その証拠に茎は緑色で、完全な幹にはなっていないのだ。
つまり、これは草ってこと。どうしてそうなってるのかは解らないが、まあこんな風に生い茂る草なので、採りすぎて枯らすと言う心配は無用だ。
それに、ライクネス王国は植物にとっての大事な栄養である“大地の気”が潤沢だ。基本的に、翌日にはもう芽が出て二日後には元に戻っている。
まるでゲームの中の世界みたいだが、これが常春の豊かな国なんだよな。
だから毒草も絶えずに生えて来ちゃうんだろうけど……それはそれとして。
「えーっと……よしよし、新芽はたくさんあるな」
なるべく葉の丸まった新芽を選び、俺は次々とモギを採取する。通常の回復薬だと青々と広がった葉をむしるのだが、この俺特製の回復薬はそうはいかない。
素材の鮮度や品質にこだわる俺は、あえて成長した葉を取らず新芽のみを採取するのだ。何故なら、回復薬は適切な方法で丁寧に作った方が回復量が増すからだ。
これだけは……いや、こういう調合の仕方だけは、俺がチートではない実力で思いついた事だ。だからこそ、どんな時だろうが手を抜くと言う事は考えられなかった。
……今まで、自作の回復薬には何度も助けられてきたからな。俺の努力の結晶でもある大事な薬だし、手を抜かずに毎回しっかりと作らないと。
「ツカサくーん、ロエルあったよー」
「おーう! さんきゅー!」
って、サンキューと言ってもブラックはその意味が解らないんだっけか。
イカンイカンと思いつつ、俺は片手で抱える程の新芽を摘み取り、バッグの中から特に装飾も見当たらない金の腕輪を取り出した。
そうして、大地の気を注ぎながら腕輪を軽く振ると……俺がイメージした通りに、腕が楽に入るほどの大きさに変化する。その輪の中にモギごと腕を突っ込むと、輪の中の空間がゆらりと歪み――中から震えるほどの冷気がこちらに流れて来た。
「よしよし。ここに入れておけば、より新鮮なままで持って行ける!」
――――この腕輪、実はとある妖精王から頂いた【リオート・リング】というもので、中は冷蔵冷凍が出来るだだっぴろい氷の異空間になっているのだ。
何故この腕輪を貰ったかと言うと長い話になるので割愛するが、とにかくこの腕輪が有れば物を冷やせるし、もっと奥へと入れれば冷凍も可能だ。それに、腕輪内部の時間はどうやらかなり遅いらしく、素材そのままの状態ならかなり持つ。
その代わり、物を入れると冷えてヤバいし、加工した物や料理なんかだと、腕輪の時間停止も有効じゃなくなるっぽいんだけどね。
まあ、それでも外の世界よりはかなり保存出来るから、食材はもっぱらこの腕輪に収納して置くんですけども。へへへ、そういえばリングに保存したモギで調合をするのは初めてだから、どうなるか楽しみだな……。
「ツカサ君、はやくー」
「はいよー」
モギの新芽をしっかりとリングの中に入れて、もう一度振り元のサイズに戻すと、俺は街を守る高い壁のすぐ傍にいるブラックに駆け寄った。
「ロエル、あんまりないみたいだけど……これで大丈夫?」
「ん? どれどれ?」
少し心配そうなブラックの顔に少しドキッとしつつ、俺は己を制して腰を屈める。
ブラックが指差した日陰の場所には、先端に向かうにつれて細くなるタケノコ……のような植物がひっそり生えていた。白い根元とは違い、鮮やかな緑に染まった先端に柔らかそうな双葉がついている。うむ、これがロエルだ。ネギっぽい色だな。
だけど、俺が前に見たロエルよりもこれは少し小さいようだ。
「誰かが採っちゃったのかな」
「うーん……まあ、モギと一緒で使い道は色々あるからなあ。とりあえず採るか」
小さいとは思ったが、別段元気が無いような感じはしなかったので採取する。
ロエルもモギと同じく、ちょっとだけ止血とかの効果が有るんだよな。回復薬には遠く及ばないけど、素材その物が薬の代わりになる。それに食用でもあるし、使い方は色々あるんだ。
だから、調合が出来ない一般の人も採取したりするわけで……タイミングが悪いとこんな風に満足のいく採取が出来ない事も有る。
まあ、こればっかりは仕方ないよな。みんなの野草なのだから、独占するワケにも行くまい。いくらファンタジーとは言え、これは現実の世界なんだから。
そこまで需要があるのならと思い、俺はロエルを二本だけ根元から掘って採取すると、また【リオート・リング】に突っ込んだ。
回復量に差が出るかもしれないが……まあ、これもいい勉強になるだろう。なんせ相手は視た事も聞いた事も無い、百科事典にすら載っていなかった毒花だ。
浄化できるかどうかも判らないし、回復薬の濃度も結果に影響するかもしれない。
俺の「確信」が正解かは怪しいけど、トライアンドエラーは基本だしな!
とにかく何でもやってみよう。俺達に出来る事はそれぐらいなんだし。
「もう少し遠くまで行ってみる?」
「いや、イイよ。日が暮れちゃいそうだし……ネストルさんも心配するだろうから、早く街に戻って残りの材料を手に入れよう」
いつの間にか、かなり日が傾いている。
街中を歩いている頃にはもう日が暮れてしまうだろう。そうなると、ネストルさんは館で独りぼっちだ。出来るだけ傍に居てやらないとな。
そんな事を思っていると、頬を膨らませて不機嫌顔になったブラックが、唐突に俺を覗き込んできた。おっ、おい、急に顔を近付けるな、びっくりするだろ!
思わず後退りすると、ブラックは距離を開けた事を許さず子供のようなむくれっ面で一歩距離を縮めて来る。足が長いもんだから、一歩だって凄い近さだ。
顎を引くと、ブラックは口を尖らせて俺の頬を手で固定しやがった。
「また僕以外の誰かの事考えてたでしょ」
「ぅ……そ、そんな、ことは……」
ああ、ヤバいヤバいヤバい。
眼鏡をかけてるせいか、ブラックがいつもと違うように見える。
別に、それ以外何も変わってないのに。ちょっとだけ服装が違うだけなのに、その青い目が自分を凝視するだけで、なんだか妙に心臓が騒いでしまう。
恥ずかしくて、目を逸らしたくなる。だけど、今はどうしようもない。
「…………ツカサ君、顔真っ赤だよ」
「そっ、そんなこと……」
「そんなに……僕の事が好きなの?」
ちょっとだけ、ブラックの顔がニヤっと歪む。
ゲンキンな奴だ。そうは思うけど、今は何故だか言葉が出なくて。
眼鏡に自分の真っ赤な顔を見つけると、余計に見ていられなかった。
「ツカサ君……僕のこう言う服も好きなんだぁ……ふふ、そっかそっか……」
「ふっ、ふく!? ちっ、ちがっ、ちがっぁっ、そのっ……っ」
「違くないでしょ。……あっ。さては、さっきの変な態度も、僕のこの姿にドキドキしてたからだったの? まったくも~、ツカサ君たら可愛いんだからぁ」
「ぐぅうう……っ!」
そ、その通りだけど……その通りだけど!!
でもそんなの絶対言いたくない、正直に言ったら絶対にロクな事にならないし!
絶対に口を割らないぞと唇を閉じる俺に、ブラックはニヤニヤと笑っていたが……不意に、眉を上げて力を抜くように息を吐くと、今度は嬉しそうに顔を歪めた。
「この眼鏡、本当は掛けるの凄く嫌なんだけど……ツカサ君が僕に欲情してくれるんなら、まだ掛けていようかな……ふふ……」
「よっ、だっ、誰が欲情なんてするか!!」
思わず声を出した俺に、ブラックは嬉しそうな顔で口付けて来た。
おっ、お前ここ外!! めっちゃ公衆の面前んん!!
「今日の夜、このままでセックスしてみる?」
「バカッ!!」
それ以外に言葉が出なくて拙すぎる罵倒をするが、ブラックは「そうに違いない」と間違った確信をしているのか、俺の言葉なんてどこ吹く風だ。
…………よ、夜は襲われないように注意しておこう……。
俺は、そう固く胸に誓ったのだった。
→
※調合が後回しになってしまった…
今回は、第一部では割愛した教会とかもやります(`・ω・´)
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