異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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海洞都市シムロ、海だ!修行だ!スリラーだ!編

4.熊さんは17DKがお好き1

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「――で? お前なんでそんな吐き気をもよおすような格好かっこうなんだよ」

 とにかく邪魔だからと荷下におろしをする船から離れ、衝撃的な格好のままのクロウを連れて飛行移動……する前に、俺達はクロウの服をそろえるべくラッタディアの中心街を目指して歩いていた。

 …………お分かり頂けるだろうか。
 フリフリメイド服の熊耳くまみみオッサンと、人を殺しそうな顔をした不機嫌なオッサンにはさまれて歩く、真ん中に配置された俺の悲しさと苦しさと心細さを。

 地獄だ。ハッキリ言うと地獄以外の何物でもない。左右の二人がオッサンでなくて美少女だったら狂喜乱舞出来るのに、どうして俺の周りは野郎が九割女性が一割なのだろうか。男女比率おかしくないか。乙女ゲームじゃねえんだぞオイ。今更だけど、二人の変態オヤジに挟まれて歩く俺の身にもなって欲しい。

 本当は並んで歩きたくないんだが、しかし再会を喜んでいるクロウに水を差すワケにも行かないし、二人を置いて行ったらブラックに後で何をされるか解らない。
 そんなわけで、俺はこの状態で歩かざるを得なかった。

 ああ、視線が痛い。最初クロウを見てギョッとする人が、次に俺を見て「え?」的な顔になって二度見三度見をするのが視界の端にチラついて心が死ぬ。

 俺が着ているワケじゃないし、クロウも自分のいかついメイド姿をまったく気にしてないんだけど、でも周囲の人にそんな顔で見られたら俺が恥ずかしくなってしまう。
 どうして人ってヤツは、他人の失敗でたまれなくなってしまうのだろうか。
 共感性羞恥なんて繊細な機能を付けるんなら、それを簡単にシャットダウンできるような便利機能も欲しかったよ神様。

 しかし、そんな俺の気持ちとは裏腹に、クロウは平然としている。
 そんな堂々とした姿がよほど男……いや、オスらしく見えるのか、奇異の目とは別に、メスっぽい人達の熱心な視線もクロウに向けられていた。その視線は素人目にも熱く、メスの男子女子達は皆一様みないちように「ポッ」とか顔を赤らめてたりするわけで……。

 ……どうやら、メス的にはクロウの姿は凄く魅力的らしかった。
 それなら、俺だって胸を張ればいいんだろうけど……。

 でも、でもさ、俺は異世界人なんだよ。
 筋肉質なオッサンがメイド服着て隣で歩いてるのを、俺の世界の基準で見てしまうんだ。どうしてもそれに対して顔が熱くなって涙が出そうになるんだよ……。
 だって、大人が。いい大人が素面シラフでこんな格好って……!

 ああもう、なんで俺が恥ずかしくならなきゃ行けないんだよ。
 つーかもうお前! お前の方が恥じらえよ!! なんで俺が赤くなってんだよ!!

 なんだかもうツッコミが追いつかない。恥ずかしさと涙が出そうないきどおりに言葉も出なくてもどかしい。それがとてもくやしくて、うぐうぐうなこぶしを握りしめていると、ブラックはさっきの質問を急かすように不機嫌そうな声をクロウに放った。

「その気持ち悪い衣装は自前か。それとも強制だったのか? 物凄く悪趣味な船に乗ってたんだなお前。死んでいいぞ」
「なぜオレが死なねばならん。お前が死ね。それはともかく、この服は別に強制でもないし自前でもないぞ。船に乗った時は……あー……服は、普通のを着ていた」

 えっ。マジすか。
 仕立て屋が近付いて来るのを見やって、それからクロウの顔を見上げると、相手は俺と目が合ったのが嬉しかったのか、橙色だいだいいろの瞳を嬉しそうに潤ませた。

「本当だ。しかし、雑用の仕事で摩耗まもうしてしまってな。服を借りる事になったのだが、オレの体格で耐えられる服が、大女おおおんな用の給仕服しかなかったんだ。後は破れた」
「さらっと恐ろしいこと言うなオイお前」
「そうか? オレには普通のことだが……。かく、五日目でそうなったので、以後はこの服で作業をするようになったのだ。しかし、スカートは股間がわりと冷えるし、収まりが悪いのであまり好かんな、やはり」

 航海五日目でメイド服マッチョオヤジ化って……船員さん達、慣れるレベルでソレを見せつけられていたって……。
 ああ、なんか、すみません、本当すみません船の人達……こんな惨事になるなら、クロウに替えの服でも持たせて送り出せばよかった……ああぁ……。

「その気持ち悪い格好の説明はどうでもいい。つうかお前、行きは普通に船旅の客として乗ったはずだろ。故郷の国を出てくるのに、なんで雑用係なんだ」

 あっちにはお前の父親も居るんだから、船賃ぐらいは貰っただろう。
 ――俺の後悔など余所よそに、ブラックは相変わらずの嫌そうな顔でそう突っ込む。
 一瞬、話を強引に切り替えたいのかと思ったが、言われてみればそうだ。

 このクロウクルワッハ・メイガナーダ……長いので俺は「クロウ」と呼んでいるが……彼は、ひょんな事から俺達の仲間に加わって、俺が世界を日帰りで行き来する前まではずっと一緒に旅をしていた熊の獣人だ。武人と自称する彼は実際物凄く強くて、俺達のパーティーを拳闘士として前衛で支え続けてくれていた。今でも、大事なパーティーの一員なのだ。

 そんなクロウとの出会いや今までの関係を語ると、それも長い話になってしまうので割愛するが、まあつまり一言で言えば――――こう言うと恥ずかしいけど――――このオッサンは、俺にとっては最早もはや失えないほど大事なヤツで……ブラックとはまた別の“唯一無二の大事な存在”なのである。

 ……だもんで、指輪を付け合うほどの仲である恋人がいると言うのに、俺はこの熊おじさんとただれた関係になったり、普通に冒険仲間としてパーティーを組み三人で旅をしているのだ。まあ、俺も変だとは思うけど……旅を続ける内にこじれて仲直りした結果そうなっちまったんだから仕方がない。ブラックも“二番目のオス”というクロウの自称を不思議と受け入れているので、何も問題はないというのが今の状態だ。

 それが一番おかしいと言うご意見はごもっともだが、もう言うだけ無駄なのだ。
 性欲大正義で、えっちな事に開けっぴろげな風潮のこの世界では、恐らくこんな変な関係もありえる話なのだろう。もう俺はそれで満足する事にした。

 …………ゴホン。話がれたな。

 とにかく、そんな大事な奴なので、クロウがシアンさんと二人きりで何か深刻そうに話をした後に、「一度獣人の国に帰って、父上の様子を見て来ることにする」と言った時、俺達はこころよく待つ事にして、路銀も充分に持たせシアンさんに渡航のための手続きを頼んだのだ。

 なので、てっきり帰りもお客として帰って来るものだと思っていたのだが……。
 どうしたんだろう。お父さんのドービエル爺ちゃんは、クロウと同じ武人っぽい人で、息子に貧乏させるような不甲斐ふがいない感じじゃ無かったんだけど……あっ、もしかして、獣人の国で起こっていたっていう内乱が原因なのかな?

 前に俺はクロウとは別の獣人達を助けた事があったのだが、その時に彼女達から「自国で内乱が起こって……」と言う話を聞いたのだ。
 もしかして、それが原因で雑用係として乗らざるを得なかったのかな。
 だとしたらクロウも大変だったのでは……。

「クロウ、もしかして……獣人の国で何かあったのか?」

 心配になってクロウの顔色を見るが、相手は嬉しそうなまま熊耳を少し動かした。

「オレを心配してくれるのか、ツカサ。だが大丈夫だ。今回の事は、船代を浮かすために、率先そっせんして雑用係になったに過ぎん。船の上では鍛錬も戦闘も出来ないし、それにツカサも居なくて死ぬほどつまらなかったからな。丁度ちょうどいい運動になった」
「ぐっ……」

 ま、またそう言う事を恥ずかしげもなく言う。
 ブラックはブラックでトンデモな発言をするけど、クロウも真面目にこう言う事を言うから困るんだよ。そういう台詞せりふは女かメスに言えっていつも言ってるのに。
 ……いや、まあ、オッサン達に言わせれば俺はメスらしいんだけどさ。

「おいコラ雑用駄熊! ツカサ君に色目使ってんじゃねえぞ!!」
「ぬぐぉっ」

 クロウの直球な言葉に思わず声を失くしてしまった俺を、ブラックが死角からとらえ自分の方へと引き寄せる。その強引な行為に、クロウは眠たそうな無表情をしつつも少しムッとしたようだったが、さして表情は変化せずブラックをジトッと見やった。

「ずっとツカサを独占できたくせに、いつまで経っても狭量なヤツだな」
横恋慕よこれんぼ熊に何か言われる筋合いはないわい!」
「あーもー道端でやめろってばもう!!」
「キュウーッ!」

 大人げないオッサン二人に怒る俺に、首に巻き付いて今まで大人しくしていたロクが、プンプンと怒りながらブラックとクロウの顔を尻尾でぺちぺちと叩いた。
 なにその可愛いの!! もぉ~ロクったら怒っても可愛いんだから!

 可愛いロクショウにそうされては、オッサン達も流石さすがに反撃は出来なかったようで、いきどおりを発散できずに双方そっぽを向いて「フン」と荒い鼻息を吐いた。

「とにかく……これからはオレもずっと一緒だぞ、ツカサ」
「う、うん……それは嬉しいけど……」
「チッ。ったくもう行く前から萎えちゃったよ。もう早くこのクソ熊の服を買って、速攻で目的地に行こうよツカサく~ん……。早くしないと、ツカサ君の師匠になってくれるって相手が怒っちゃうかもよ~?」

 そのいかにもクロウを鬱陶うっとうしがっているブラックの言葉に、相手は不思議そうに首をかしげて俺に問いかけて来た。
 おい。なんで俺。

「ツカサ、師匠とはどういう事だ?」
「あ、そっか! クロウは全然知らないんだっけ……。じゃあ、行きながら今までの事を説明するよ。……だから、ブラックもいい加減無愛想な顔すんのやめろよな」
「…………はぁい」

 いかにも「納得してません」みたいな声だ。しかも、口はしっかりとがっている。
 だーもー、このオッサンは本当子供みたいなね方を……まあ仕方がないか、コレがブラックのいつもの調子だもんな。クロウとは、いつもこんな感じだったし。
 とりあえず収まっただけでも感謝だと思いつつ、俺は仕立て屋さんでクロウの服を見繕みつくろって貰う間、クロウに俺達の今回の目的を話した。

 俺は今回、自分の実力不足をおぎなうために、シアンさんの紹介で木の曜術師の師匠に修行を付けて貰った。そのため、今からその師匠の所へと行くのだと。
 それを話すと、クロウは「今から修行をするなんて、ツカサは勉強熱心だな」などと、買い被った事を言ってくれたが……しかし、武人であり拳闘士たるクロウの比類なき強さを知っている俺からすると、その褒め言葉はむずがゆくて仕方がない。

 そう思うほど、俺は実力不足なのだ。
 だからこそ、今回は徹底的に術も薬も魔法ボウガンも学ぶ予定なのである。

 幸いな事に、はライクネス王国から離れてこのハーモニック連合国に滞在しており、そのためロクに頼めばすぐにそちらへと向かえる。目的地も都市なので、別段用意するものも何も無い。それを話すと、クロウは分かったと頷いてくれた。
 冒険者用の服を仕立てて貰う間ひまだったので、クロウも退屈しなかったようだ。

 ブラックは始終「なんでコイツの衣装待ちをしてるんだ」と不満げだったが、説明をさえぎって二度手間になるのは嫌だったのか、黙って俺に説明させてくれていた。
 普段はギャーギャーうるさいけど、やっぱり大人だから、こういう時は黙っててくれるんだよなあ。そういう所は、なんだか妙にむず痒いと言うか……まあ、いい。

 とにかく、服を仕立てて貰ったら目的地へ出発だ。
 ――――と、思ったのだが。

「…………まさか、素材の加工で完成が三日後だなんてな……」

 ガタンガタンと揺れる、質素な馬車の中、俺は隣のオッサンにギュウギュウと肩を押しつけられながら、視界が定まらない目で向かいに座るクロウを見やる。
 クロウは、メイド服から俺達が見慣れていた服装へ変わっ……ているハズだったのだが……何故か、今もまだあの厳ついメイド服に身を包んでいた。

 無意識に目がうつろになっていってしまいそうになるが、しかしクロウにそんな目をしたって仕方がない。溜息を飲み込んだ俺に、ブラックも憂鬱ゆううつそうな声で呟いた。

「コイツの女装を見ながら三日も我慢しなきゃ行けないのか……」

 ウンザリしたような声だが、不甲斐ないことに諌める気力もない。
 クロウは全く悪くないという事は承知しているのだが、どうしても目の前の肩幅が凄い大柄なオッサンがメイド服を着て平然としている様は、脳が理解を拒むのだ。
 何が悲しゅうて、女子じゃなくオッサンのメイド服を俺が見なきゃならんのだ。

 そういう服装が好みだという人も確実に居るのだろうが、残念ながら俺はノーマルなんだ。女の子が好きで、本当なら普通のハーレムがお望みだったんだよ。
 いくらオッサン二人と旅をしているとは言え、限度はあるんだよ俺にも……。

 ……しかし、クロウは俺とブラックのつらさをイマイチ理解して居ないようで。

「そんなに変か。確かに着込んでいるのは気に入らないし、股の間はスースーするが、慣れればすそのヒラヒラも気にならんぞ」
「お前はな! お前は!!」
「キュゥ~」

 ああロク、ごめんなお前にツッコミを任せてしまって。
 今回は場所移動もツッコミもお前にたよりっぱなしだよ……ううぅ……っ。こんなに小さくて可愛い子にまで頼りっぱなしで、俺ってば本当に修行が足りない。

 狭い馬車に男三人というむさ苦しい状態に巻き込んでごめんよ、ロク……。

 本当なら、夕方になる前にロクショウに準飛竜ザッハークの姿になって貰って、一瞬で目的地に向かうつもりだったのだが……仕立て屋から出た時にはもう夕方だったからな。
 そうなると飛行するのも危ないので、辻馬車で隣町に行くしかなかったんだ。

 にしても、それがこんなに苦痛になるとは……。

「まあ、数時間の我慢だ。ツカサ頑張れ」
「他人事みたいに言わないでくれます!?」
「僕の事はどうでも良いってのかお前は……オイ、いい度胸だなァ!?」

 クロウのナチュラルな除外発言に、ブラックが立ち上がる。
 そうすると小さな馬車をおおほろの天井に思いっきり頭が当たって、馬車が揺れた。

「だ、ダンナがた、頼みますからちょっと落ち着いて下さいよ! お急ぎのようですが、そう暴れられちゃあ馬がびっくりして進みませんて!」
「すっすみません、ほんとすみません! ブラック頼むから静かにして……」
「なんで僕が!?」

 馬車を操る御者ぎょしゃさんの声も、ブラックにはどこ吹く風だ。
 当然、クロウもブラックに対して一ミリも悪びれていなかった。

 …………そう、コイツらは、奴だ。クロウもブラックも、俺からしてみれば同じ困ったオッサンでしかないのである。
 だけど、そんな奴らと一生一緒にいると約束を結んだのは俺で……。

「はぁあ…………先が思いやられる……」
「キュウ~……」

 ああ、俺の疲れたほっぺたを、ロクの小さくてヤモリちゃんみたいな手がペタペタと触って癒してくれている。しかもヘビの舌で舐めるおまけつきだ。癒されまくる。
 しっかし、初っ端からロクショウには格好悪い所見せっぱなしだなぁ……。

 ロクは、たくさん修行して、前よりも確実に強くなっている。
 その相棒の俺が、こんなんでヘタれているなんて……ほんと、恥ずかしい。

 ……やっと、修行する機会が出来たんだ。
 勉強だけじゃなくて、ブラック達を守れる力や、ロクの相棒として恥じないような事が出来るような格好良い男にならないとな。

 そう思いつつ、俺はしばしロクの新しい手の感触を楽しんだのだった。











※話が相変わらず進んでません…
 
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