異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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海洞都市シムロ、海だ!修行だ!スリラーだ!編

11.男だろうが女だろうがメスはつらいよ

 
 
 
 硬いベッドの上で寝袋を敷いても、硬い物は固い。

 解っちゃいるが、マットレスも無いベッドの上ではこうして眠る他ないのだ。小石が転がる地面の上よりよっぽどマシだが、しかし寝辛ねづらい事に代わりは無いだろう。
 ギシギシと揺らぐ不安定な古い木のベッドだが、床で寝るよりはマシなのだ。

 ……でもやっぱり、かなり寝にくい事に代わりは無い。
 しかしそのおかげで、ブラックとクロウに「一緒に寝ようよぉ」なんて言われずに済んだのだけどな。それに、疲れていたのか三人とも泥のように眠ってしまったし。

 まあ、ロクショウに飛んで貰いはしたけど結構歩いたし、そのうえで上から下までの大掃除だったんだもんな。疲れるのも当然だ。
 何故にブラックまでスイッチ切れてんだよとは思ったけど、まあブラックも「暑い暑い」とブーブー言っていたので、熱さに疲れたのかもしれない。
 どちらにせよ、ヘンな事をされなかったので俺的には助かったな。うん。

 そんなこんなで、寝床以外は特に不満も無く俺達は夜を明かした。

 海洞かいどう都市シムロは、昼は暑いが朝と夜は海からの風が吹くのか凄くすずしくて、特段不満は無かったんだけど……涼しいと、冷たい井戸水で体を洗うのはちとつらい。
 洗濯をして、服が乾くまで裸で待つのは、ちょっときびしいかも知れない。
 寒暖差がわりとるこの街では、裸で過ごすと風邪を引いてしまいそうだった。

 せっかくゴツいメイド服を洗濯してクロウを視認しやすくなったと言うのに、替えの服が無いばっかりに全裸を強いてしまうのは頂けない。
 いくら丈夫な獣人族のクロウとは言え、油断ゆだん禁物きんもつだ。

 服屋があるかどうかも分からなかったので、服を干している間は仕方なくクマさんモードになって貰う事にした。狭い場所でデカい熊にさせてしまうのは申し訳ないが、後で服屋を探すので許して欲しいと思う。

 ともかくそうして難を逃れた俺達は、持参じさんしていた朝食をり、カーデ師匠が来るのを待って修行を行う事にした。……と言っても、修行するのは俺だけだし、今日は一般教養の座学なので、ブラック達には必要ないんだけどな。
 改めて俺は何も知らないんだなあと少し落ちこみつつも、とにかく二時間ほど師匠からこの世界の一般教養……みたいなものを教えて貰った。

 内容は昨日師匠が教えてくれた「メスとオス」のことなんだが、これが思ったよりも深刻で驚いてしまったんだよな。

 ――――この世界には、男女の区別の他に「オス」と「メス」と言う物があって、メスであれば男でも子供が産めるという不可解な事になっている。
 本当に意味が分からないが、そういう変な世界なのだ。

 ……まあ、メスの男もオスの女も他と比べると少ないんだけど、それでもこの世界では当たり前の存在なのだ。……俺としてはいまだに慣れないんだけどな。

 んで、このオスとメスなんだが、話を聞いているとかなりあつかいが違うのだそうだ。
 オスは曜気を使うのに長けていて力もあることから、基本的に外に出る。だけども、メスは男であっても子供の頃から「メスとは」という教育を受けて、お嫁さんになったり家の中の仕事をする事を学ぶらしい。なので、村や集落にいるメスだと外に出る事は一切なく、その村で一生を終える事も多いのだそうだ。

 そもそも曜気も力もオスより弱いので、大事な母体を賊やモンスターから守る目的もあるとの事だったが……俺の世界からすれば前時代的だよなあ……。

 街のメスであれば、普通に仕事をしたり自ら望んで娼姫(この世界の娼婦みたいなもの)になったりして、ある程度は開放的だったりするらしいんだけどな。
 ともかく、俺のように曜術を操ったり冒険者になったりする事は、本当に珍しいのだそうだ。……いや、俺はメスじゃないんだけどな。

 それに、俺みたいなガキが外に出るってのも本当にまれって感じらしい。
 この世界では十七歳も成人扱いなんだが、しかし俺の容姿は外国人風なこの世界の人達にとっては「幼い少年」に見えるらしく、凄く目立つんだそうで……。
 とは言え、そこも納得できないよな。

 だって俺は……まあ、元の世界でもガキって言われたけど、それでも十二・三歳には見えないはずだ。けれど、この世界の男性は、その年齢で大人と大差のない体格に成長してしまう。そのため、俺みたいなヘナチョコ男は自動的に十四歳にも満たないガキに見えてしまうらしい。本当に失礼な事だ。

 たぶんそのせいでブラックも俺に酒を飲むなと言ってるんだ。そうに違いない。
 理不尽な怒りが湧いて来たが、ぐっとこらえて授業だ。

 ――――ともかく、そんなこんなで珍獣みたいな扱いの俺なんだけど、冒険者とか曜術師として働くとなると、えらく大変なのだそうだ。

 わかる人には相手がオスかメスかどうかがわかるらしいんだけど、そうやってメスだとバレると、力量不足をからかわれたり酷いあつかいを受ける事も有るんだとか。

 …………という所までを、診察室のベッドに座って教わっていたのだが。

「……そんなワケで、外に出たメスはしいたげられる事もある。で……その被害の中でも特に酷いのが“曜術師”じゃ。ワシが言うのもなんだが、曜術師になる奴は大概が頭がイカレとる。コイツらの中に、メスのお前が混ざるのは良いと言えん。学術院でなくワシの所に寄越よこしたシアンちゃんは賢明じゃよ」
「えっと……それは、どうして?」

 前にブラックが「曜術師同士は絶対にソリが合わない。だから、冒険者パーティーには一人しか居ないというのが普通」と言っていたけど……関係あるんだろうか?
 まあ、この世界の人達って何故か欲望に忠実だから、それに関係してるのかな。

 イマイチ解っていない俺に、カーデ師匠は溜息を吐いた。

「曜術……この世界を構成する“五曜一命”の使い手である曜術師達は、なんの属性であれ“感情”を際立たせ術を制御するんじゃ。それはつまり、喜怒哀楽などの己の心の一つを突出させる特異性を持つと言う事で……」
「えっと……」

 知らない単語が出て来て話が見えなくなってきたぞ。
 思わず頭上に疑問符を浮かべてしまったが、師匠はそんな俺の顔を見て、二度目の深い深い溜息を吐きつつも簡単な言葉に直してくれた。
 ありがとうお師匠様。

「……愚かな弟子にも解るように言うと、曜術師は特定の感情がすぐに昂ぶり、常人よりも欲望に忠実になってしまうという事じゃ。……だから、お前のような一般教養も無い田舎メスが学術院にでも迷い込んだら、いじめどころか性奴隷まっしぐらじゃ」
「ヒェッ」
「ま、一人前の曜術師なら感情の制御も出来ておるが、学術院のハナタレどもでは、そこまでいかんからのう。……そのくらい、オス八割の世界は危険なんじゃよ」

 ああ、そうか。カーデ師匠は学術院――単語からすると、恐らくこの世界における『魔法学園』みたいなものかな?――で講師をしていたんだっけ。
 だから知っているし、俺を心配してくれているのか。
 言葉は乱暴だけど、やっぱり師匠は優しいんだなあ……。

「確かに、俺はメスとオスの違いも判らないですし……なんか失礼な事をして、大変な事をしでかしそうです……」
「それもあるが……まあ良い。とにかく、メスは基本的に曜術師に向いてはおらん。が、お前は例外で曜気を容易たやすく操れるようだからの。これからワシがキチンと薬師の事や“木の曜術師”として大成する方法を仕込んでやるわい」
「ありがとうございます!」

 思わずお礼を言うと。師匠は「先が思いやられる」と言うような顔をして口をへの字に曲げた。ええ……なんでそんな顔をするのか解らん。
 何か変なこと言ったかなと眉根を寄せて首を傾げてしまうが、師匠は続けた。

「その前にまず……お前は……いや必要なのかのうコイツに……」
「え? なんです? え?」
「あー……まあ一応やっておくか……。とりあえず、お前にはこれから感情の制御の修行を課そうと思っておるのだが……」
「……?」

 そう言いながら、カーデ師匠は何故か背中まで伸びた白髪頭をポリポリと掻く。
 言いづらい事でもあるのだろうかと相手を見ていると、やっと言葉を吐き出した。

先程さきほども言ったが、曜術師は曜気に感情を乗せる事で威力を作り出すんじゃ。んで、五曜に対応する基本の感情は【怒静優楽猛】と言い、これらが五曜の“炎水木金土”にもっとも影響を与えると言われておる。そのなかで木の曜術師に相性がいいのが“優”……つまり、優しさじゃ」
「優しさ」
「左様、それゆえ、お前には……そうじゃのう……怒らないように気を静め、他人に優しくする日課を与えようと思っておったのじゃが……あの中年どもを見ておったら何だか必要があるのかと少し疑問での……」

 目の前で眉をハの字に落として困り顔になる師匠に、俺もつい「さもありなん」と思ってしまう。だって、ブラックもクロウも結構ワガママだもんな……。
 アレが曜術師であるがゆえの欲望の発露、だとすると曜術師らしいと言えなくもないんだけど、多分ブラック達のワガママは素だ。元々ああいう感じなんだろう。
 だから、疑問に思ってしまうのも解るけど……俺も怒らない訳じゃ無いしなあ。

「いえ、師匠、俺やってみます。何だかんだ俺も心が乱れる事はあるんで」
「そ、そうか? ならば修行の必要性はあるな。うーむ……では、今日からあの中年どもに怒ることなく優しく接するが良い。木の曜術師は、とにかく相手への思いやりと言う難しい感情が必要なのじゃ。ワガママな対象に根本から来る優しさを注ぐことが出来れば、曜術を操る足がかりになる。よいな?」
「はい!」

 ちゃんと出来るかどうかはやってみないと解らないが、ここで「出来ないかも……」なんて尻込みしていたら、いつまで経っても修行が始められないからな。
 失敗したって悪いワケじゃないんだし、とにかくやってみよう。

 ブラック達に怒らないって言うのは……正直ちょっと出来るかどうか解らないが、俺は大人なので案外出来てしまうかも知れない。
 それに、考えてみればこれも良い修行じゃないか。
 ブラックは相手の神経を逆撫でする事に掛けては天下一品だ。事情を話せば、俺の修行に喜んで付き合ってくれるだろう。……ちょっと不安だが。

 そんなわけで初日の座学を終え、俺は残りの時間で掃除を終わらせる事にした。

 カーデ師匠も「とにかくキチンと休める場所を作れ」と言ってたので、早く治療院の一階を綺麗にしてマットレスや服を買いに行くのだ。
 それに、食料も買い込んでおきたい。カーデ師匠は今日も「メシを持って来るぞ」と言ってくれたけど、御老体に何度もおつかいをさせるのは気がひける。

 自分達の事は自分でやらなきゃな。これもきっと修行の内なんだから。

 ――――と、言うワケで、俺はブラック達に「修行に協力してくれ」と頼み、残る台所の掃除などをやりはじめたのだが。

「ツカサ君、まだー? 早く買い物行こうよぉ」

 台所の入口の所で、ブラックがそんな事を言う。
 俺は今拭き掃除をしているのに、なんとも空気が読めない発言だ。

 決して広くは無い台所だし、備え付けのかまどの掃除や棚と食器を綺麗にする作業も終わった。なので後は拭き掃除をすれば全て終わるのだが、その少しがブラックは待てないらしい。さっきから駄々っ子のように、同じ台詞を問いかけて来るのだ。

 しかし、これもまた修行の内。きっとわざと急かしているのだろう。心を穏やかにして掃除を続けられるように、ブラックも協力してくれているのだ。

 そう思いながら「まだだよ」と通算二十回目の台詞を優しく返し、俺は四つん這いになりながら床の拭き掃除を黙々と続けていたのだが。

「つーかーさーくぅーん……」

 つまらなそうな声が近付いて来て、ギシギシと床が鳴る。
 背後に誰かが来た気配を感じたが、俺は拭き掃除を続けた。早く終わらせないと、買い出しにも行けないからな。

 そう思っての無視だったのだが、背後の気配――――ブラックは俺のそんな態度が気に入らなかったようで、何を思ったかかって来たではないか。

「うお゛ッ!」

 ずしっと背中に来る!
 お、重い。何やってんだオメ……いや待て、待つんだ俺。これも修行だ。
 今日は一日怒らずにブラックに優しくしないと。

 深呼吸をして心を落ち着けようとしたが、ブラックは遠慮もなく俺の背中に体重をかけ、耳元に息を吹きかけて来る。だああやめろ、くすぐったい!

「ねぇツカサ君……ツカサ君は、もう二日も僕のこと放ってるんだよ? そんなの、恋人に対して酷いじゃないか。だからさぁ、今日はイチャイチャしようよぉ……もう座学も終わって、後は自由時間なんでしょ? だったら、ねぇ……」
「っ……」

 やめろ、と、言いそうになるが、修行なんだと思い出して口をつぐむ。
 今日は優しく。ブラックに優しくするんだ。
 でも……この場合、なんて返せばいいんだ。優しくするって、どうやって……?
 つーか拒否していいのかコレ。えっ、なんか解んなくなってきたぞ。

 どうすれば良いのか迷って何も言えなくなってしまった俺に、背後から「ふふっ」と笑うような吐息が耳に入って来た。

「ねえツカサ君……僕に優しくするっていうのは、つまり……僕のお願いを聞いて、うんと甘やかしてくれるって事だよ……? だからさ、僕にもっと優しくしてよ……ね……?」
「うぅん……うーん……?」

 そうなのか?
 優しくするって、そう言う事なんだろうか。

 でも、いつもの俺なら反射的に「やめんか!」って言ちゃっただろうし……それはブラックにとって「優しくない」って事なのかも……。
 じゃあ、ブラックの言う通りにするのが良いんだろうか?

 うーむ、優しさってなんだか意外と難しいぞ。

「だからさ、ツカサ君……僕にたくさん優しくして……? もっと僕にかまって、僕のことを甘やかしてよぉ……」
「甘やかすって……その……どんな……?」

 圧し掛かられたまま、少し苦しい体勢で背後の相手を振り向くと――――顔に影を貼り付けたブラックは、悪役キャラみたいに目をに歪めニヤリと笑った。
 どう考えても、嫌な予感しかしない笑顔で。

「僕がしたいことなんて、ツカサ君が一番良く知ってるでしょ?」

 そう言いながら、ブラックは俺のほおに口付けた。












※またもや遅れて申し訳ないです…!

 
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