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海洞ダンジョン、真砂に揺らぐは沙羅の夢編
たまの息抜きもままならぬ2
「さあさあ、ツカサ君は呪符屋は初めてかな? 初めてだよね、なんたって君は優秀な木の曜術師だものね!」
「へ、へへ、まあ……」
ゆ、優秀なんてよせやい。照れるじゃねえか。
グイグイ来られるのは困るけど、褒められたらそりゃあ悪い気はしない……って、ココで毅然とした態度を取らないとダメなんだよな。いや、でもさあ、褒められたら嬉しいじゃん。優秀とかアッチの世界じゃ言われた記憶なんてないし、ついニヤニヤしちまうんだよぉ。
ああ、俺がクールなキャラなら「ふーん」とか言って流して、相手にわざと嫌わせようってさせるのに、ヘコヘコしてしまう自分がちょっと情けない……。
なんてことを考えている内に、俺はペコリアを抱えたまま「呪符屋」に連れ込まれてしまった。い、いかんぞこれは。
「それにしても、どうしてここに? 仲間が使うものの買い足しかい?」
何故そんな事を言うのだろう。不思議に思ったと同時に、店の中を見て――俺は、思わず目を見開いて息を飲んでしまった。
「いらっしゃい、何かお探しかね」
正面に見えるのは、古い木製のカウンターにゆったりと腕を乗せる老人。魔法使い然としたローブと、少しオシャレな帽子を深く被った店主は、カーデ師匠と同じく白髭を胸元まで蓄えている。丸く分厚い眼鏡も老成した魔法使いそのものだ。
そんな店主の「呪符屋」は、天井までぎっしり詰まった棚を左右に構える狭い店で、棚には細かい仕切りが有り、紙束が収められたガラス瓶が無数に並んでいる。
カウンターと入口の間には小さなテーブルが二つあって、そこにも装飾が綺麗な箱に入った紙が幾つか置かれていた。
いや、これは紙ではない。長方形の紙に不思議な文様を刻んだ【呪符】だ。
それぞれ属性が違うのか、赤青緑……と色々な色のインクで紋様を刻まれている。しかしそのインクも少々不可解で、紙に染み込んだというのに鮮やかだし、なんならラメが入っているみたいに所々キラキラと輝いているものもあった。
な、なんだか実用品って感じがしない……見慣れてないからかな。
でも、この【呪符】って本当に綺麗で格好いいんだよ。それに、綺麗な箱に入った呪符の中には高級そうな黄金を含んだ色の輝く紙もあって、どう見ても物凄く高そうでゴクリと唾を呑み込まざるを得なかった。
ううむ……店構え的にはこの世界の薬屋と同じ感じだけど、呪符に変えちゃうだけで一気に魔法のお店っぽくなるんだな……まあ薬屋も凄くファンタジーな材料ばっか置いてあるんだけども。しかし、生で見るとほんと雰囲気有るなぁ……。
などと思って見ていたのだが、またもや唐突に腕を引かれて体が傾いだ。
「店主さん、この子木の曜術師なんだ! どんな店か説明してやってくれないか」
「ああぁあ……」
ずるずると引き摺られてカウンターまで連れて行かれると、何故か店主のお爺さんは俺の事を珍しそうにじろじろと見たあと、髭を扱きながら説明を始めた。
「曜術師のお坊ちゃん、ここは呪符屋と言いまして……まあ、名の通り、呪符を取り扱う店です。呪符という道具のことは、知っておられますかな? ……ほう、知っておられる。では、これらが曜術師ではない者の為の物とも御承知ですな。お若いのに冒険者の基礎は御立派だ」
「でも、見た事が無いみたいですよ」
レイドの言葉に、店主は「仕方のない事です」と頷いた。
「そういう術師の方は珍しくないですな。それに、普通の曜術師として暮らしていたならば、無理も有りません。なにせ、曜術師の方は自分と同じ属性以外の呪符は使えませんからねえ。無用の長物ですから」
「えっ、そうなんですか……?」
片腕を掴まれたままの間抜けな格好で問うと、店主は丁寧に答えてくれた。
「ええ。呪符を使う時、人は“大地の気”……つまり、己が内なる生命力を使います。それゆえ、曜術師の方が呪符を使おうとすると、どうしても己の体内に存在する強い属性が呪符にまで入り込んでしまい、符の中に込めた術を乱してしまうのです。紋様によって制御された術は、紋様が消えれば霧散してしまう……そのため、曜術師の方が呪符を上手く使う事はかなわず、無用の長物とされているのです」
同属性の呪符であれば、ある程度は使えますが……と付け加えた店主さんに、俺はなるほどと頷かずにはおれなかった。
何故今までこんな便利な物を知らなかったのかと思ったけど、要するに曜術師なら使い勝手が悪くなるからってことだったんだな。どーりでブラックが言わない訳だ。
アイツなら、どうしたって自分で使う曜術のが強いだろうし……なんたって、術師一級のその上を行く“限定解除”って等級なんだから。
しかし、呪符が使えないのはなんかちょっと残念。こういうカッコイイ札とかをピッと飛ばす呪符使いってのも、なんか陰陽師って感じで強そうなのに……!
「うーん、俺じゃ使えないのは残念……」
「同属性の呪符を使うとしても、この通り呪符は高価ですし……それにやはり呪符の術は曜術師様の術よりも六割劣りますからねえ。手軽なものではありますが、やはり使うのは緊急時の煙巻き程度でしょう」
「そんなに違うんですか」
「ええ……。あと、今は箱や瓶などで保存しておりますが、食物と同じく使用期限がありますので、狩場やダンジョンが近くになければすぐにただの紙切れに逆戻りしてしまいますし。……それでも、術が使えず曜術師もパーティーに入れる事が出来ないお客様であれば、随分と有用ですが」
劣化版どこでも曜術師……みたいなことか。
そう言われると残念な道具に思えて来るけど、でも精神が混乱してる時には助かるだろうし、呪符自体はやっぱりカッコイイんだよなあ。
それに「物に術を込める」ってところは、俺の“術式機械弓”と変わらないだろうし……と、そこまで考えて、俺は有る事を思いついた。
「あっ……」
「どうしたんだいツカサ君」
「あのっ、呪符って自分で作れたりしますか?」
レイドの言葉に返答する暇もなく店主に問いかけると、相手は意外そうに目を丸くしたが、快く答えてくれた。
「ええ、もちろん。……とはいえ、この呪符になる紙やペンなどを用意したり、描く方法を知らねば作ることは出来ないと言われていますので、師事を乞いたいのであればベランデルン帝国の学術院で学ぶのが一番かと……」
「そうですか……」
呪符に威力を調節した曜術を込める練習が出来れば、曜気を弾に込めて発射する“術式機械弓”も制御出来るかもしれないと思ったんだが、やっぱり現実は物語みたいに上手く行かないか。
俺には“学園編”は来なかったんだよなぁとションボリしてしまったが、そんな俺の肩を誰かが掴んできた。誰ってあれだ、レイドだ。お前すげー距離近いなオイ。
「なんだか分からないけど、元気を出して。ああそうだ、もし良かったら俺達と一緒に酒場で食事でもどうかな!? もし良かったらおごるよ! あの……獣人達も」
言葉を濁すが、顔に「仕方ないな」みたいな表情が浮かんでいる。
……なんか自惚れてるみたいであんまり言いたくないけど、でもこれってクロウやペコリア達を「仕方なく」誘ってて、俺以外をないがしろにしてるって事だよな。
正直、そういうヤツは好きじゃない。
っていうか俺、つい昨日この人に「恋人がいる」って言ったんですけど、めっちゃ一生懸命言ったんですけど! なんで解ってくれないんだよ!
この世界は恋人が居ようがガンガン来る世界なのか? そんな地獄な。
いっくら欲望に素直な人ばかりの世界と言えど、節度ってもんがあるでしょ普通!
ぐ、ぐうう……ええい、ちくしょう、もう一回言わなきゃならんのか。
いやでも、ここで慣れておかないと万が一の時に困るかも知れないし、まだ会話が出来そうな相手である内になんとかはっきり言えるようになっておかないと……。
よ、よし、言うぞ。俺は帰ってオッサン二人と可愛いロクショウ達にメシを作って一緒に夕ご飯を食べるんだ。ご飯はみんなで食べる方が美味しいんだからな。
何度でもハッキリ言って、諦めさせるんだ。俺みたいな女子にもてない残念男子が断ったって、何も恥ずかしい事なんてないじゃないか。誰だって、無理なモンは無理なんだ。もめるのは怖いけど、平和に終わるだけまだいい。レイドはブラックより話が通じそうなタイプだし、ここで慣れておかなくてどうする。この世界じゃ同性同士の恋人なんて普通なんだぞ。そうだ。よし、言うぞ。ハッキリいうぞ。
覚悟を決めて、俺はレイドに再度のお断りを入れようと口を開いた、と。
「ツカサはオレのメスだ。群れに入っていないヤツが勝手に誘うな」
「んごっ」
ハッキリ言おう……とした所で、背後から褐色のデカい手が伸びて来て、俺の体を誰かがひったくった。そんなの誰かなんて決まっているが、言葉でハッキリとキメられなかった俺はと言うと、ただただ抱き寄せられて目を白黒させるしかなかった。
「なっ……お、俺のメスだと……!? まさかツカサ君の恋人っていのはお前……」
いや、レイド君なに勘違いしてるの。
クロウはなんというか、いわゆる二番目の……。
「恋人ではない。オレはツカサを二番目に孕ませるオスだ。三番目になりたいのならオレに勝たねば認めんぞ」
「二番目に孕ませるオス!? ツカサ君キミ経産婦なのかい!?」
「はぁ!?」
ケーサンプってなに!?
なんか単語からして嫌な予感がするんですけど、なんかイヤなんですけど!!
「子供はおらん!! オレが孕ませるんだ!」
「と、ということは未亡人……なるほどだからあんな剣士崩れの護衛を……」
レイドはブツブツ言っているが、何を考えているんだ。俺とは最もかけ離れた単語が聞こえるけど、どう楽観視しても嫌な予感しかしねえ。
まさか変な勘違いしてるんじゃないだろうな。訂正した方が良いだろうか。
不安になり始めた俺に、レイドはバッと顔を上げた。
な、なんだか凄く覚悟したような顔をしているけどどうした。
思わず気圧されて口を噤んでしまった俺を、レイドは凝視して来る。本当に何を思っているのか解らず困惑に顔を歪めたが……相手は、それはもう真っ直ぐな目で俺にこう宣言して来た。
「わかった……。ツカサ君、俺はこの獣人に勝って君を嫁に迎える! そのほうが、君にとっても一番良いはずだ!」
「はあっ!?」
クロウに勝つって……っていうかおい嫁ってなんだ!
そもそもコイツもしかして、クロウが俺の恋人だって勘違いしてない!?
待て待て待てその勘違いはヤバい、下手したらブラックに殺される!
どうにかクロウへの誤解だけでも解こうとレイドに呼びかけたが、しかし興奮して己の言葉しか頭の中に無い相手は、俺の様子など見えていないようで。
「よし、そうとなったら明日またあのダンジョンで会おう! 待ってるぞ!!」
そんな捨て台詞を吐いて、レイドは脱兎のごとく店から出て行ってしまった。
なんか外でワイワイ言ってるけど、またダンジョンに潜るのかな……外見通り本当に元気だな……。さすがはイケメン好青年の冒険者……。
いや、あの……そうじゃなくて……。
「………………ぁあ……」
なんかもう、どっと疲れて、俺はクロウの腕に凭れてしまった。
うう、どうしよう。呆気にとられたせいで、誤解を解く事が出来なかった。
……っていうか、どう考えてもヤバい方向に行ってしまったような気がする。
クロウが俺の恋人だって誤解されたのもヤバいけど、決闘するっぽい雰囲気も充分ヤバい気がする。クロウも、ブラックとは別方向で強い規格外の熊さんだし……。
「つーかおい! なんで恋人なのを否定しなかったんだよクロウ!」
「クゥックゥ!」
「ギュー!」
俺の怒りの言葉に、ペコリアとロクショウたちもご立腹だ。
一斉に責め立てるが、クロウは無表情のままどこ吹く風で眉を上げてみせる。
それで、言った言葉がこうだ。
「たまにはオレも恋人気分を味わってみたいぞ」
「お前最近めっちゃ自分出すな!?」
「ツカサが甘やかしてくれるからいけない。……大丈夫だ。あんな下等の権化のような人族に、獣人族であるオレが負けるはずがない」
物凄く勝気だ。っていうか、下等の権化って酷いなオイ。
まあ、獣人族って、神族ほどじゃないけど基本的にすっごく人族を見下してるから、そう言うのは仕方ないかもだけど……。俺には滅多に言わないが、クロウもイイ性格してるからなぁ。
ああ、遠慮しなくて良いって前に言ったのがこんな方向に行くなんて。
そりゃ出会った最初は乱暴な熊さんだったけど、我慢しないとこんなに自由奔放になるとは……ああ、面倒な事になっちゃったぞ……。
「心配するなツカサ、ちょうどオレも生きている獲物と戦いたくて欲求不満だったんだ。バレるのが心配なら、ブラックにバレないように戦えばいい。……だろう?」
「う……うぅ……そりゃ、まあ、そうしてくれたらありがたいけど……」
でも、これで良いのかなぁ。
こうなるハズじゃなかったのに、どうしてこうなっちまうんだろう……。最初は俺自身が頑張って断るはずだったんだが、決闘になっちまった。これじゃクロウに任せざるを得ないじゃないか。しかも俺が商品扱いで。これヒロインの役目だろ普通……。
はぁ……あのオッサンにバレる前に何とかしないと……。
実際に決闘まで持ってかれたら、絶対にブラックも妙だなって思うだろうし。またも大乱闘スマッシュオッサンズになる惨事は避けたい。無暗に跳び回って周りの人に被害が及んだらどうする。
それにしても、ブラックと言いクロウと言い、このオッサン達にかかると何故に俺が意図していない方向へと展開を持って行かれてしまうんだろうか。
やっぱそれも俺が弱いからなのかなぁ……。
そう思うと、クロウを怒る気持ちより情けなさが先に来てしまって、俺は己の額に手を当てて溜息を吐くしかなかった。
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