異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

文字の大きさ
121 / 1,098
海洞ダンジョン、真砂に揺らぐは沙羅の夢編

16.一変の一夜

しおりを挟む
 
 
「なっ……あ、あれってまさか【コープス】なのか!? なんで外に出てんだ!」

 思わず叫ぶが、どこかから聞こえてくる悲鳴に掻き消される。

 それだけ周囲も混乱しているんだと思うと、俺の中ではあせりと妙な冷静さが喧嘩をし始めて、中々その場から離れる事が出来なかった。
 でも、人間って奴はだいたいがそうなのかもしれない。この状況に理解が追いつかないから、俺みたいに立ち止まって理解出来るまで動けなくなってしまうんだろう。
 それを証拠に、もうすぐそこまでコープスのようなモノの大群が押し寄せてるってのに、まだ逃げられない人達がたくさんいたからだ。

 これ、ヤバいんじゃ。いや、ヤバい。絶対ヤバいって。
 でもどうしたら良いんだろう。っていうかアレ、本当にコープスなのか?
 何でこんな場所に、どうしてこんな大群で……。

「ツカサ君、落ち着いて」
「っ……!」

 ブラックに肩を抱かれて、一気に空気が肺へと入ってくる。
 どうやら俺も予想以上に硬直してしまっていたらしい。

「ぶっ、ブラック、クロウ、あの、あれって……ま……マジでコープスなの?」

 やっと声を出した俺に、ブラックは坂道の先へと視線を向け、クロウはかすかな潮風に乗って来るのであろうニオイを嗅ぐべく鼻を動かした。
 俺の肩に乗っているロクショウも、首を伸ばしている。

 ブラック達もロクショウも、おちゃらけたりしてない。それだけで今の状況が異常事態なんだと知れるようで、俺は思わず胸元を握り締めてしまった。

 ……それにしても、恐ろしい。
 すでに日が落ちかけて、シムロの街には橙色だいだいいろの斜陽が差し込んでいる。……普段の風景なら「綺麗だな」と思えるくらいの光景なのに、今となってはこれからくる闇夜の事を想起させてしまうのか、不安をあおるものでしかない。

 そんな斜陽が、坂道をゆらゆらと登ってくる青紫色の波をより一層怖気おぞけを誘うものに変えてしまっている。気味が悪い色をした波は、止まることもなく酷くゆっくりとしてこちらに近付いて来ていた。

 動きが遅いのが幸いしてか、今はまだ逃げ遅れた人はいないようだ。
 そこにはホッとしたが……でも、それだけで安堵あんどして良い状況でも無い。
 今はただ見る事しか出来ず立ちすくんでいると、横でニオイをいでいたクロウが「うっ」と濁音だくおん混じりの声を上げて鼻を手でおおった。

「集まると、何倍も酷い臭いだ……だが、アレは間違いなくコープスだぞ」

 ダンジョンで散々ニオイを嗅いでいても、やはり密集してしまうと獣人の敏感な鼻には大打撃らしい。ロクも「ゥ゛ギュゥ~」と涙目で鼻孔を隠している。

「……でも、姿形は物凄いよ。たぶんアレ、顔が水に濡れた文字みたいにとろけてにじんでるね。形がぶれてて、ダンジョンのコープスよりも粗悪品みたいだ」

 確かにそれは良品とは言いがたかろう。
 いや、そもそもコープスは基本が崩れてるんだから、良いも悪いもないのでは。
 つーか顔がにじんでるってなに!?
 やめてください環境と相まってすごい怖いんですけど!?

 思わず鳥肌が立ってしまったが、そんな俺など気にもせず、クロウは何やらうなって不満げに眉を寄せた。

「しかし何故周囲の奴らは手を出さんのだ。冒険者どもが少しも動いておらんぞ」

 確かに、そう言われてみると誰も討伐に行こうとしない。それどころか、冒険者達はコープス(顔がどろどろ)に触れる事を恐れているみたいだ。
 もしかして、近くで見るとそれだけ怖いんだろうか。

 そんな想像をすると、シャツの中の指輪を握り締める俺の手が少し震えているような気がするが、いや、そんな事は無い。気のせいだ。怖くないったら。

「ええい、まどろっこしい。オレが一掃いっそうして……――」

 などと言い、クロウが足を踏み出そうとしたと同時。
 住宅街の方から枯れ噴水の広場に出て来た誰かが、大きな声を上げた。

「誰もあいつらに触れないで! 早くっ、早く中に入って下さい、明かりをつけて黙っていれば、あいつらは民家に入って来る事が出来ません! みなさん早く!」

 焦ってはいるが、強くハッキリとしている女性の声。
 聞き覚えのあるその声に、飛び出してきた相手をよく見ると……声の主は、なんとレイドの仲間であるイデッサさんではないか。
 背後から、気弱そうな魔法使い帽&ローブの青年であるホーディーさんと、この街の街長まちおさである壮年そうねんのおじさんも出てくる。
 彼らは必死に街の人達に啓蒙するかのように叫んでいた。

 その声が届いたのか、彼らは冒険者も招き入れてあわてながら扉を閉める。
 すぐそこまでコープスが来ていた家が明かりをともすと、急にそちら側のコープスが光を避けるように大きく迂回うかいし出した。

 それを見て「明かり」の効果を確かめたのか、今まで硬直していた人達は家の中へと逃げ込み、先駆者と同じように路頭に迷う冒険者達を招いて扉を固く閉じる。
 そうして次々に明かりを灯すと――――

「――――!!」
「…………、…………!!」

 四方八方から斜陽とは違う明かりが漏れるのを見て、コープス達が次々にうめき声を上げる。水琅石すいろうせきのランタンによる強いあかりのみならず、蝋燭ろうそくのほんの少しの明かりにすら彼らは呻いて、とうとう足がゆっくりと後退し始めた。

 窓を開き、必死に炎の曜術の初歩である【フレイム】や蝋燭の火を突き出す住民と冒険者達に慄いたのか、コープス達はついにそこで止まってしまった。

「警備兵が引き継ぎます、どうかそれまで耐えて下さい! 炎の曜術師の方はこちらへ、どうかコープスを留めるのに協力して下さい!」

 イデッサさんの言葉に、まだ胆力が残っていたらしい冒険者の数人が出てくる。
 中には水琅石のランタンを持って集まってくる普通の人達も居て、俺はようやくハッと気付いて家の中に取って返した。

 俺達の持ち物の中にも、水琅石のランタンがある。
 こういう時なんだ、俺達だって協力しなくちゃ……!

「ぐううう怖いけどっ、怖いけど戦えるんなら怖くないっ」

 アレはモンスター、ちゃんとしたモンスターで死体でもオバケでもないんだっ。
 顔が怖くてゾンビっぽいだけなんだ。負けない、負けないんだからな。
 ランタンの取っ手をつかんでドタドタと戻って来た俺に、ブラックがギョッとする。

「つっ、ツカサ君まさか加勢しに行くの!?」
「決まってんだろ! ハイ、もいっこランタンあるからクロウも手伝って! あと、当然お前は参加しろよなブラック!」

 手渡した小さなランタンを両手で持って「ムゥ」と言うクロウを流し見つつ、俺は面倒臭そうな顔をしているブラックに強く言う。
 だが、このどーしようもないオッサンはと言うと、こんな時でも「われ関せず」の通常運転を崩そうとしない。案の定しぶってきやがった。

「えぇ~なんで~? 他の奴がやってるんだから任せればいーじゃん。それよりさぁ、ツカサ君も早く家に入ろうよ。危ないよ?」
「俺だって冒険者なんだから、手伝わないワケにはいかないだろ! 俺達が手伝わなかったせいで全滅……なんて事も無くも無いかも知れないんだぞ!」
「それ自分を買いかぶりすぎじゃない~?」
「やらないで後悔するよりやって『な~んだ』の方が俺は気楽なの!!」

 正義感からの行動というのはモチロンだけど、正直に言えば打算コミだ。俺はそんなに綺麗な人間ではない。ここまで言い出すのは、言ってみればただの自己都合だ。自分が出来る事をしないで最悪のケースになったとしたら、俺は後悔で夜も眠れなくなってしまう。だから、そうせずにいられなかった。

 保身ほしんと言われればそれまでだけども、男として「やってやらねば」の気持ちだってあるんだから、そこは少しは買って欲しいと思うワケですよ俺は。

 それに……レイドの事に関して、俺は何もしてやれなかったんだ。
 イデッサさんが求めていると言うのなら、少しでも協力しなければ。

 ……そんな思いを抱いての俺の言葉に、ブラックは嫌そうな困ったような風に顔を歪めたものの……しょうがないなぁと言わんばかりに息を吐いた。

「はぁ……。危なくなったらすぐ帰るからね?」
「わ、わーったわーった!」
「では行くぞ」
「キュゥウ~!」

 俺達の勢いに、ロクも声を上げる。
 その可愛い声に幾分いくぶんか心がやわらいで、俺はつまずかずに駆け出す事が出来た。

 オッサン二人と一緒にゆるい坂を駆け下りて、一気に枯れ噴水の広場に出る。すでに広場に人影は無く、港町へと向かう道の先にはコープス達をさえぎる壁のように、横一線の隊列になった住人や冒険者達が、必死に明かりをいていた。

 俺達もその列に並び、屈強な男達の隙間から炎をともす。
 何人かの手練てだれれな炎の曜術師達は、炎の壁でコープスを追い払おうとしていた。
 だが、相手も妙に活気づいて来て、逃げようとせずに二の足を踏んでいる。少しも状況が変わらず時間だけが過ぎて行く内に、段々と日が落ちて来て空が薄暗くなってくる。色を失う空に比例して、コープス達の動きは何だか騒がしくなっていくようだった。まるで……夜が来る事を喜んでいるみたいに。

「これ……だ……大丈夫なのか……?」

 誰かが、おびえたように言う。
 だが、冒険者達もこうするしかないというように、炎の壁を作り続けた。
 そうだよ、こうするしかないんだ。今の俺達にはこれしか出来ない。

 …………でも、もし、明かりの燃料が切れて、曜術もガス欠になったら……。
 そうしたら……どう、なってしまうんだろう……?

 みんな、何故かその事にはかたくなに触れないが、でも緊張した様子からしてロクでもない事になりそうだとは思っているに違いない。だからこそ、誰もが真剣に足止めをしているんだろう。
 でも……そう察すれば察するほど、なんだか妙な違和感が湧いて来て。

 しかし、その正体が何なのかわからない。
 言い知れぬ感覚にモヤモヤしていると、不意にブラックが横で呟いた。

「……変だな。なんで直接攻撃しないんだろう」

 炎の明かりに照らされた横顔は、いぶかしげに歪んでいる。
 ……言われてみると、確かにそうだな。どうして攻撃しないんだ?

 ブラックもクロウも一応は違和感を感じ取っているのか、自分勝手にコープス達を攻撃したりはしていないのだが、しかし動きのない防戦に苛立いらだっているようだった。
 さもありなん。必死に防衛している人達は、おびえたり、何か耐えるような顔をしていると言うのに、ちっともこの状況を打破しようとしていないのだから。

 だけど、本当にどうしてそんな顔をしているんだろう。
 このままじゃ消耗するばかりだし、コープス達が撤退しない限り俺達には勝ち目がない。相手は生き物じゃなくて、邪念が形になったモンスターなんだ。きっと疲れる事なんてしないだろうし……あいつら自身が進攻をあきらめない限り、ずっとこの場所に居るに違いない。
 それなのに実力行使に出ないなんて、何か理由があるのだろうか。

 まさか一晩中耐えることになんてなったら……そう思うと、改めて恐ろしい。夜の闇にコープス達が押し寄せてくれば、それこそ「死の行進」だ。どうなるか判らないし、絶対に阻止しなければ。そう思っていると――――

「散れ曜術師ども! 炎を消せ!!」

 しゃがれた老人の声が、あたり一帯に響くほどの強さで降って来た瞬間。

「ッ……!?」

 目の前に、横一線の緑の光の壁が一瞬現れたかと思うと――――その鮮やかな光を呑み込むかのように、巨大な植物の壁が俺達の目の前に出現した。

「なっ……!?」
「なんだこれは!!」

 あまりに唐突な事に、冒険者達は何が起こったのか解らず騒ぐ。
 俺も何が起こったのか解らなくて目を白黒させていたが、俺達と植物の間に空から降り立った人物を見て、一気に合点がてんが行った。

 高くそびえる強固な植物の壁を即座に創造し、膨大な曜気で一瞬の内に作り出す。
 そんな芸当が出来る人なんて……この街には、一人しか居なかった。

「カーデ師匠……!」

 そう。
 目の前に現れたのは、ついさっき酒場に戻ったばかりの師匠だったのだ。

 だけど、師匠のことを知らない冒険者達は唐突に現れた仙人みたいな老人に驚き、何が起こったのかとワアワア騒ぎ立てる。でも、それは仕方のないことだった。
 そもそも【薬神老師やくしんろうし】とは何の接点も無く情報も知らないだろう人達なのだ。
 俺やブラックだって知らなかったんだから、彼らが師匠の正体を知るはずも無い。

 当然の事だけど、でも、困惑している人達を見ると何だかくやしかった。
 俺が言う筋合いはないけど、でも……。

「おい爺さん、これどうすんだよ!」
「あのっ、植物の向こうの家の人達は!?」

 もっともな質問だ。
 つかみかかりそうなくらい必死なのも分かる。分かるけど……。
 そうは思ったって、俺には何も言えない。集中砲火を受けるように周囲の人達の声を浴びている師匠に、何と言っていいのかもわからなかった。

 だけど、俺の心配をよそに師匠は周囲の人達にてのひらを見せる。
 その静かな行動に、今まで騒いでいた人達は思わず息を呑んでいたようだった。
 よく分からないけど、師匠に突っかかっていた人達は冷静になった……のかな。

「…………やるね」

 ブラックが軽く口笛を吹く。
 何に感嘆したのか俺には解らなかったけど、師匠は真面目な顔で口を開いた。

「向こう側の奴は諦めろ。……どのみち、お前達にはを殺せんはずだ。それならば時間を稼いで解決方法を見つけ出し、元に戻す方が先だ。……そうだろう」

 いつもの口調じゃない、はっきりとした低い声音。
 その声に、冒険者と住民達は息をむ。

 だけど師匠は周囲の事など気にせず続けた。

「お前達は今すぐ街を出ろ。……いや、首都に助けを求めに行け。こうなったら人が多ければ多いほど被害は大きくなってしまう。だが、住民達の食料を食い潰してまで残る価値が己にると思えば残るがいい。……とにかく、話は付けておいた。明朝みょうちょう恐らく緊急用の馬車が到着するだろう。……灯りの貯えが無いものも、遠慮などせずに乗るがいい」

 恫喝どうかつしている訳では無い。ただ、静かに話しているだけだ。
 なのに、どうしてこんなに聞かずにはいられない雰囲気があるんだろう。

 いつもとは違う相手に、何故だか背筋がぞくりとしたが……その言葉を聞いてか、街長が割り入って来た。

「……私としても、そう考えております。状況が把握できない以上、指示を出すわけにも行きません……今は【薬神老師】様のお蔭で、朝まではどうにかなりそうですが……明日どうなるか、私にもわからんのです。ですから、どうか皆様……ご自分の命を、大切にしてください。兵士の報告があってからでも遅くは無いはずです」

 その言葉に、冒険者達は争う意気を失くしたようだった。
 なんだかんだで、みんな意外と冷静だったんだな……。
 でも、だからって問題が解決したわけでもない。

「…………なんだかよく解らないけど、とんでもない事になっちゃったなぁ」

 他人事のようにぼんやりと言うブラックの言葉だが、うなづかざるを得なかった。
 だって、本当にその通りなんだもんな。
 何が起こっていて、どういう状況なのかすらはっきりと把握はあく出来ないのだ。

 ただ分かる事と言えば……もう修行どころではないという、見れば誰でも解る程度ていどの薄い状況だけだった。









※またもや遅れて申し訳ない…_| ̄|○

 
しおりを挟む
感想 1,219

あなたにおすすめの小説

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?

すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。 一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。 「俺とデートしない?」 「僕と一緒にいようよ。」 「俺だけがお前を守れる。」 (なんでそんなことを私にばっかり言うの!?) そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。 「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」 「・・・・へ!?」 『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!? ※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。 ※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。 ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。

公爵家の末っ子に転生しました〜出来損ないなので潔く退場しようとしたらうっかり溺愛されてしまった件について〜

上総啓
BL
公爵家の末っ子に転生したシルビオ。 体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。 両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに……。 せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり?と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない? しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく『神聖魔法』?というか『神聖魔法』を操れるのは神に選ばれた愛し子だけ……? どうせ余命幾ばくもない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと今世からも退場しよう……と思ってたのに? 偶然騎士たちを神聖魔法で救って、何故か天使と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血皇子に溺愛されて囲われちゃったり……いやいやちょっと待て。魔王様、主神様、まさかアンタらも? ……ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない?? ――― 病弱ならどうせすぐ死ぬかー。ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話。 ※別名義で連載していた作品になります。 (名義を統合しこちらに移動することになりました)

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 ファミ通文庫大賞 一次選考通過

臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式の話

八億児
BL
架空の国と儀式の、真面目騎士×どスケベビッチ王。 古代アイルランドには臣下が王の乳首を吸って服従の意を示す儀式があったそうで、それはよいものだと思いましたので古代アイルランドとは特に関係なく王の乳首を吸ってもらいました。

処理中です...