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竜呑郷バルサス、煌めく勇者の願いごと編
31.問答
「ツカサ……?」
「なんだお前は」
疑問調な傲慢貴族の声を遮って問いかけると、相手は逞しい熊公の腕からいとも簡単にすり抜けて地面に降り立つ。
どうみても平素のツカサでは実行できない滑らかな動きに眉根を顰めると、相手は目を閉じたままクッと口角を上げて微笑んだ。……まるで、人形のように。
『私はこの神殿に宿る実行機関、主から与えられた使命を実行するものです』
「その使命は」
『神殿に【足るもの】が訪れし時、その者に適宜対応すること。詳しい命令内容は、最重要権限により秘匿情報であると設定されています。来訪者への開示は許可されておりません。ご了承ください』
つまり、この「ツカサの口を借りて喋る何者か」は、神殿の【こんぴゅーたー】的な物なのだろう。こういった文字列に因る命令で実行する装置を、ツカサの世界では【こんぴゅーたー】と言うらしい。だから、これもなんらかの術式装置なのだ。
古代の遺跡で何度か同じような融通の利かない装置を目にしていたブラックには、そのいっそ潔いとも言える対応に確信をもって眉間に皺を作っていた。
(こいつは多分、生きてる存在じゃない。……ヘタな事を言って攻撃でもされたら、ツカサ君どころか僕らの身まで危険だ。迂闊な発言は控えないとな……)
誰よりも早く理解しそう納得したブラックに、どこぞの踊り子のような綺麗な立ち方で静かに待っていた相手は、何もかもを心得たかのように頷いた。
『貴方が、この旅団の首領とお見受けします』
「根拠が気になるけど、まあいいや。それで、僕の大事なツカサ君を乗っ取って不躾に喋り出すなんて、一体どういう了見なのかな」
『これは真に申し訳ございません。この方が唯一、女神イスゼルとの繋がりを持つ、人族の【伝令者】であらせられたので……不用意な行動を謝罪します』
「その姿で頭を下げるな。僕らにツカサ君の姿で謝ってどうすんだ」
迂闊な発言は……と思った矢先に思わずイラッとして感情的に指摘してしまうが、相手は「その通りでございます。失礼をいたしました」と言うばかりだった。
他人の姿を借りて謝る――という事の失礼さを理解していると言う事は、ある程度思考能力が存在するのだろうか。質問にただ返答するだけの装置であれば、こちらの怒りを読み取って「敵対反応!」と阿呆な間違いをしてもおかしくないのだ。
それを躱したと言うのであれば、少し難しい質問をしても大丈夫かもしれない。
ブラックは認識を改め、シアンと熊公、そして見たくも無かったが傲慢貴族を仕方なく見やって「自分が喋っていいか」と目くばせをすると、全員から了承を貰い……ツカサの口を借りている『神殿のなにか』と問答を開始した。
「謝罪はもう良い。……質問には答えてくれるのか?」
『私はそのために用意されました。貴方がた【足るもの】に納得して頂いたうえで、我々が【足るもの】を選定するまで守って来たものをお渡ししたい。なので、私には質問に答えることが許可されています』
そう言って、数秒ツカサを操る何物かは黙り込むと、少し首を縮めた。
『しかし、今現在【足るもの】にお渡しすべきものは失われております』
「もしかして……そこの像の石枠に嵌っているハズだった物が、か?」
『ご明察、感服いたします。……そうです。本来ならば、月と太陽の双神殿を越して聖なる星の間に辿り着いた【足るもの】には、私と伝令者たる巫子がここへと現れ、女神イスゼルの祝福を授けるはずでした。その時に、貴方がたにお渡しするようにと厳命を受けていたのです。……ですが、再構築は不可能でした』
「複製しようとしたと」
『はい。ですが不可能でした。女神イスゼルとの関わりを断ち切られた今、その複製を完全に行う事は出来ません』
「何を渡すつもりだったんだ?」
問いかけると、相手は瞑ったままの目でブラックを見て、踵を返した。
歩み寄るのは女神イスゼルの像だ。その横に立って、ツカサの姿を借りた何者かはボソボソと言葉をつぶやいた。刹那、イスゼルの像の頭上を橋のように渡る七つの石枠に、ぴったりとはまり込むように光の幻影が湧き出て来た。
――――それは、七つの色を含んだ本のような物体。
「……!!」
見た覚えがあるその形に、ブラックのみならずシアンと傲慢貴族も身構えた。
さもありなん。【アレ】は、自分達が取り込んだものと、似過ぎている。
思わず動揺してしまった三人だったが、ツカサを操る何者かは意にも介さず、ただ淡々と声を発した。
『女神イスゼルが齎した七つの叡智を、貴方がたにお渡しするつもりでした』
「叡智の……書物を……?」
『はい。この世界の全てを知り、この世界を統べるための書。そして、七つの悪しき禁書に対抗するための力を授ける最後の武器です』
七つの、悪しき禁書。
間違いなくそれは……自分達の身に内に存在する、悪徳の書だ。
だが、何故か相手はブラックの正体に気付いていないようだ。もしかすると、この神殿は「正当な順路で通った者」に対する感知などは行っていないのかも知れない。
そう考えて、ブラックは「いや、そうではない」と反語を思い浮かべた。
(僕達の連携は、恐らく女神イスゼルと技術者が想定していない事だったんだろう。何せ、グリモアは普通の曜術師に輪をかけて個人主義だ。本来なら、この遺跡を協力して攻略する事なんて絶対に出来なかっただろうさ。それこそ、奇跡でも起こらないと無理な事だったはずだ)
けれど、奇跡は起こった。
ツカサと言う存在が、自分達グリモアを繋げた。彼が要となりこの場の全員の心を繋ぎ止めているからこそ、ブラック達はお互い気に食わなかろうと協力できたのだ。
シアンは例外だろうが、しかし他の二人はツカサ無しではこうして協力する事すら無かっただろう。何事も例外は起こるものだ。
(…………まあ、過去の七人でも、すんなり通り抜けられたかもしれないけどな)
――――むしろ、あの時のグリモアの方が……今回よりも早くこの最終地点に到達していたかも知れない。そう思って苦みが滲む笑みで口元を歪める。
そう、過去のグリモアの方が「人としては」余程健全だった。
だが……恐らくは、今のグリモアこそが「グリモア」として健全なのだろう。自分達が、本来の凶悪な力を発揮できるという点においても。
(代償は、誰もが執着せざるを得ない存在を見出してしまう事だけどね……)
呟き、虚ろな目になりそうになったが、息を吐いて己の考えを潰すと、ブラックは再び何者かに操られているツカサを見やった。
「悪しき者とは、グリモアか」
『博識な【足るもの】が訪れて下さったことを、幸いに思います。然り、我々の力を行使する相手は、世界を破滅に追いやる存在だと言われる【七つのグリモア】です。女神イスゼルは、虹の階を下りて悪を滅する力をお与えになったのです』
「グリモアと同じで、読めば力を手に入れられたのか?」
『はい。ただし、行使するには民を思い世界を思う【善なる心】が必要です。その力を示す事で、世界の【王】と言える称号を手にする事が出来ます』
その言葉に、ブラックはシアンと顔を見合わせた。
随分と至れり尽くせりな力だが……グリモア討伐とは別に【王】という唐突な単語が出て来た事に、どう反応すれば良いのか解らない。
それは、副賞と言う物なのだろうか。それとも、グリモアを倒した時点でこの世界の覇者になるから、実質【王】になれる――とでも言いたいのか。
「その【王】になれると言うのは、実力的な意味か?」
『いいえ。この世界を治める七人の王です。虹の階を識る者は、リメニアの全てを手中に収めた存在と同意義。グリモアという世界の破滅を起こす存在を対極にした――――いわば、世界に秩序と安寧を齎す存在なのです』
そんな夢みがちな事をハッキリと言い切れるのは、作られた物ゆえか。それとも、女神とこの神殿に挑む者達は本当にそんな事を思っていたのだろうか。
あまりにも狂信的な断定に思わずたじろいでしまったブラックだったが、姿の無い相手はツカサの顔で微笑みながら、言葉を続けた。
『女神イスゼルは、グリモアと違い善き者を選定します。その存在がこの世界の事を知り善行を行うのですから、世界が救われないわけが有りません』
「…………」
『貴方がた、隣人を信頼し愛すものであれば、可能な事です。……この世界は、非常に強い感情に縛られている。力なき民は力ある存在に虐げられています。だからこそ善き能力者である特別な貴方達が、あの七つの書を行使すべきだったのです』
うすら寒い、褒め言葉だ。
本当に狂信的で疑念一つも無い言葉に吐き気を覚えたが、今はとにかくそんな本が今この場所に無くて良かったと思うしかなかった。
そんなものを授与されても、恐らくグリモアが弾いてしまうだろう。そうなれば、この神殿が今度こそ自分達を異物とみなし襲って来るかも知れない。
爆弾とも言える巨大な水琅石の原石の群れの中では、かなり分が悪い。
例えシアンが水球で障壁を張ったとしても、重傷は免れないだろう。それに、もしこの神殿が依然として土の中に在るのであれば、逃げる事も難しい。
宝物が存在しない事に、これほど喜ぶ日が来るなど想像もしていなかった。
だが、そんなブラック達の思いなど知らず、相手は残念そうに頭を俯ける。
『ですが、七つの書は失われてしまいました』
「どこに行ったかは分からないのか」
傲慢貴族の言葉に、相手は顔を上げて首を振る。
『私どもが管理しておりましたが、まったく。……そもそも、神殿は【足るもの】が扉を叩かない限り、真の試練が現れないようになっています。ここも、全ての部屋を突破した時にしか出現しないように造られているのです。それに、七つの書が勝手に消失するなど、絶対にありえません。ですが、本は失われた……』
「この部屋だけが突破されて、盗賊に盗まれた……とか……」
『ありえなくもないですが、ここは地上から遥か遠い所に存在します。曜術を含む、ありとあらゆる探知の術も、ここまでは届かないのです。モンスターに襲われたのであれば、部屋に破壊の痕跡が残るでしょうし……』
「うーむ……」
それもそうかと言わんばかりに、傲慢貴族は黙り込んでしまった。
……確かに、由々しき事態だろう。その七つの書とやらが本当に善性を持つ人族に受け取られているのなら喜ばしい事だが、この場に無い以上、どこぞの悪人に奪われている可能性もあるのだ。
本当に存在するかどうかは怪しいが、しかし「もし……」を考えるのなら、国防を担う騎士団の団長として悩まずにはおれない事だろう。
だが、自分達がこの場所に来たのは、そういう理由では無かったはずだ。
ブラックとツカサが出会った、幾つかの不可解な事件。それらがもしかしたら関係するかもしれない。そういう建前で連れ出されたのではないか。半ば強制的に。
少なくともブラック達は、ツカサのためにわざわざ地中くんだりまでやって来て、我慢して分かれて行動したのだ。なのに、情報が何もなかったでは済まされない。
七つの書などどうでも良いから、今はとにかく早く終わらせたいのだ。
ただでさえ、ツカサを他人に良いようにされて気分が悪いと言うのに。
そう思うとイライラして来て、ブラックは話を切り替える為に問いかけた。
「まあ、無い物は仕方がない。別にそれはいいさ。欲しかったわけでもないし」
『おお……まことに善なるものよ……』
「それは良いから……っていうか、それより聞きたい事があるんだよ」
『はい、私に分かる事でしたらなんなりと』
「お前には【ポートスの民】とか【死者を蘇らせる】とかって言う情報は登録されてないのかい。あと……モンスターと結婚したりだとか、神を呼ぶ事が出来たり……。女神イスゼル絡みでも何でもいいんだが」
少々ぶっきらぼうに問いかけると、目を瞑ったままのツカサは悩むように俯いたが――――やがて、計算が終わったかのようにこちらに顔を上げて口を開いた。
『ポートスの民は女神イスゼルの信奉者であり、イスゼルが授けた植物や呪術の知識を受け継ぐ良き者達です。その中でも巫子の資質が在る者であれば、虹の階を通じ神と対話する栄誉を与えられます。神の力を借りる事が出来れば、どのような物とも子を成す事が出来ましょう』
「ライクネス王国にポートスの民は散ったのか?」
『私が持つ情報では、女神イスゼルがお隠れになったと同時に、迫害を恐れて山や国の周囲に散ったという事ぐらいしか分かりません』
では、やはりあのアルフェイオ村の【ポートスの民】と、アーゲイアで百眼の巨人を夫にした者は同じ種族で同じ神を信じていたと言う事なのだろうか。
しかし、迫害を恐れて……とはどういう意味なのか。
そう思い、もっと深く聞こうかと口を開いたブラックだったが、もう一つの問いに答える相手の声によってそれは遮られてしまった。
『それと、もう一つの質問である【死者を蘇らせる】という事に関する情報ですが……該当する情報がありました』
「なにっ!?」
声を強める傲慢貴族に一瞥をくれるように顔を少し動かした相手は、何故か数秒声を発さなかったが……やっと、ブラックの方に顔を向けて、答えた。
『死者を蘇らせる術は、存在します。かつて、慈悲深い女神イスゼルが無慈悲に殺害されたポートスの民を救うために生み出した呪術です』
「なっ……じゃあ、今……」
『今、女神イスゼルはお隠れになっています。もし、仮に似たような奇跡を起こす事が出来るとしたら、それは……七つの書の力、でしょう』
「……!?」
つまりそれは――――その【七つの書】が、既に使用されていると言う事なのか。
目を見開いたブラック達に、目を閉じたままのツカサは少し深刻そうに告げた。
『死者の残した思念や、人の願う気持ちを増幅させ顕現させる……そう言った美しい思いを継ぐための術。それを唯一、行う事が出来るのは――――
アルスノートリア第七の書――――【菫望】…………それだけです』
死者の思念や、人の願望を増幅させ実体化する術。
綺麗な言葉で取り繕っているが、それはつまり【人を操る術】ではないのか。
いや、それよりも。
(アルスノートリア…………【菫望】の書……だと……)
第七の書。第七の、禁忌を成し得る魔導書。
それはつまり、グリモアと同じ物ではないのか。いや、もしかしたら……それよりも恐ろしく悍ましい能力を持つ……危険な魔導書なのではないのか。
いや、それよりも。
(そんな頭のおかしい魔導書が、他に六つも有るってのか……!?)
もし、自分達が見て来た事と、この【こんぴゅーたー】の情報が合致するのなら、既に【アルスノートリア】という魔導書は解き放たれており……その中の一つであると言う【菫望の書】が、何者かに読まれ取り込まれた事になる。
それも恐ろしい事実だったが、それよりも先にブラック達を青ざめさせたのは。
もし、残りの【アルスノートリア】までが解放されていたとしたら――――
もしも、その解放された魔導書の全てを……彼らが選んだ「善き者達」では無い、自分達よりも利己的な人間達が取り込んだとしたら――――
これから、もっと恐ろしい事が起こるのではないか?
…………そんな、恐ろしい想像だった。
「……お前は、全てのアルスノートリアの術を知っているのか?」
先程の動揺を完全に抑え込んで静かに問いかけたブラックに、目を閉じたツカサの口を使い、この神殿の思考装置はごくわずかに頭を下げる。
『全て、とは言えませんが……概要だけであれば取得可能です』
「それでいい、全部教えろ」
その低い言葉に、誰も異論を唱える事は無い。当然だ。
今までの事を思い返せば、最早、全て知る事は義務だったのだから。
ブラックの……いや、この場の全員が想像した事がもし真実であるなら、ブラック達は既に一度【アルスノートリア】の称号を持つ存在に出会っている。
アーゲイアの領主の館で、領主を百眼の巨人へと変化させた異様な黒衣の存在……今となっては、あの黒衣の何物かは魔導書の所持者としか考えられない。
だが、その存在は明らかに「善き者」とは言い難かった。
そんな人物があと六人もいて、もし徒党を組んでいるとしたら――――
(僕達よりも恐ろしい終末を持って来てくれそうで、本当に笑えないね……)
杞憂であって欲しい。
だが、それが叶わない事は自分のカンが一番よく知っていた。
……こういう時のブラックの「悪い予感」は、残念ながら外れてはくれない。
そんな所も最悪だなと自分で自分を罵倒しながら、ブラックは言い知れぬ焦燥感と背筋を走る冷たい物を堪えて、己に冷静さを求め続けた。
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