異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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交易都市ラクシズ、綺麗な花には棘がある編

  回顧

 
 
   ◆


 馬車の扉をほんの少しだけ開け、車内に籠った淫らな熱気を解放する。

 風が思った以上に冷たくすずやかな事に息をくと、目の前で抱き締めている小さな体は熱を下げるすべを求めるように息を吸い込んだ。
 ……さもありなん。ブラックが抱き上げている愛しい恋人は、今の今まで“特別席”に座らされ、馬車の振動で何度も体を痙攣けいれんし絶頂へと追い込まれていたのだから。

暇潰ひまつぶし以上の楽しい時間になったよ……。ふふっ……それにしても、ツカサ君たら三回射精したくらいでもう精液が出せなくなって、お尻だけで何度もイッちゃうなんて、本当昔と比べたらオス好きのする体になっちゃったよねぇ……)

 ツカサの汗ばんだ体は、意識を失ったかのように弛緩しかんしてブラックのなすがままにされている。まるで人形のようだが、これでもまだ意識は辛うじてあるのだ。
 激しい抽挿をされるのではなく、ゆっくりと慣らされ追い詰められたせいで、意識を手放しきれなかったのだろう。いつも思う事だが、存外ぞんがいツカサの理性は強固だ。

(今度は、今回みたいにじっくり腰をえて犯してもいいかもね。ツカサ君だって、正気のままでイキ狂いたいよね? ああ、どうせ街中でゆっくりする予定なんだし、久しぶりにツカサ君の体をもっと僕好みに変えちゃうのもいいかも)

 そう思うと勝手に口がゆがむが、相変わらずツカサはブラックにもたれたままだ。

 まあ、恐らくは、自分が今どこにいて、何をされているのかも判断が出来ない状態なのだろうが――――それでも、ツカサは眠らずうつろな目をうっすらと開いていた。

 とても立派な意地だ。しかし、やはりその意地は少年の未熟さが濃い。
 汗や涙や鼻水で顔中が汁だらけだが、最早そんな事もツカサは分からないだろう。そこまで追い詰められて快楽におぼれた相手を愛しく感じつつ、ブラックは手持ちの水で布きれを濡らしてツカサの顔をいてやった。

「は……」

 声にならない息が小さな口かられる。
 それがまた妙に艶が有ってブラックは思わずドキリとしたが、これ以上は時間的に無理だと思い直し、ブラックはこらえて簡単にツカサの体を綺麗にした。

「ムゥ、もう街が近くなってきたな」

 熱気を逃がしきったと見て、扉を閉めた熊公が言う。
 所要時間を考えれば、確かにもうすぐ街に到着するだろう。だが、今回は一般人が使用する街門から入るワケにはいかない。

「ツカサ君、ペニス抜くよ~」
「ひ、ぐ……ぅ、う゛ぅ……ん゛……ッ」

 かすれた声が聞こえて、体を引き上げるとかすかに震える。
 立たせるようにして体から離した途端、尻から大量の白濁液がぬたりとこぼれ落ち、むっちりとした太腿ふとももを伝いツカサの下着やズボンへと染みて行ってしまった。
 ああ、馬車の振動も手伝って余計よけいに早まってしまったらしい。ぬぐひまが無かった。

「…………お前、わざと精液をツカサの下着に落としただろう。変態だな」

 真向いから失礼極まりない言葉が聞こえるが、ブラックは気にせず伝い落ちた汁を軽くいてやると、駄熊にツカサの服を整えさせ、液体まみれの汚れきった布をてのひらで燃やして灰にした。

「勝手につたい落ちたんだから仕方ないだろ。僕のせいじゃない」

 ふぅ、と一段落した溜息を吐いて、再びツカサを膝の上に座らせると、向かいの席に座るにくたらしい熊は胡乱うろんな目をしてこちらを見て来る。

「嘘をつけ、恥ずかしがるツカサを見たいだけのくせに」
「見たくないのか?」
「見たい」

 じゃあ一々文句を言わないでほしい。軽く殺意が湧く。
 だがこんな狭い所で争っていても仕方がないと思い直し、ブラックは弛緩しかんしたままのツカサの体を深く抱き込むと、改めて馬車の外を見やった。

(……見覚えのある風景だな。とは言え、どこかの街を『懐かしい』と思うだけじゃ無く、思い出が残るほどに何度も訪れるなんて……昔じゃ考えられなかったな……)

 車窓の向こう側には、陽の光に照らされて伸び伸びとしげる草原が広がり、その間に新緑で満たされた森が点々と見える。
 常春とこはるの国に相応しい、生命の芽吹きを思わせる風景だが、そもそもブラックは風景を見てこんな風に思う事すらまれな人生を送ってきた。

 懐かしさを覚える……という感覚は薄膜ほどではあるが存在した。けれども、それはあくまでも「自分が見た過去の風景を色濃く残しているから」という部分から来る懐古かいこであって、決して幼少の記憶や感情をともなう思い出をくすぐるからというような意味ではなかった。

 「懐かしい」という思いすら、ブラックにとっては物語を覗き見る観測者のような視点であって、自分自身の経験から感じるような感情では無かったのだ。
 ……だが、今は違う。

 その価値観が一変したのは、やはりこの腕の中で放心している恋人のせいだ。

(ツカサ君が、風景も食べ物も生き物も全部楽しそうに見るから……つられて僕までつい気にするようになっちゃったんだよね)

 別に、風景が好きなワケではない。生き物を見てもツカサのようにはしゃぐ気持ちは浮かんでこない。むしろ、うるさい生物ならとっとと殺したくなる。だが、そんな物ですらツカサが喜ぶから、つい許してしまうのだ。
 そうして、殺して“終わらせて”は事を知ってしまう。
 それを学習したブラックをツカサがいつくしむ事も、もう覚えてしまった。一度知ればもう記憶からは消せない「至上の悦楽」の味をブラックは享受してしまったのだ。

 「一滴の混じり気も無い純粋な好意」を浴びるという……悦楽を。

(今でもちょっと、自分が変な感じだ。ツカサ君が好きそうだなと思えば、僕はそれを見せようかと考えるようになった……だなんてさ。…………でも、仕方ないんだ。だって、そうすることでツカサ君が喜ぶのを僕は知ってしまったから)

 ――――彼が何か喜ぶものが有れば、彼は必ず笑ってくれる。
 別に、そこらへんの草原から取って来た小花でも草でもいい。何でも良いのだ。
 何でも良いのに、ツカサはその都度つど反応して表情を変えてくれる。笑ってくれる。

 そうして無意識にこちらを見て意見を求め、ブラックが応えるとさらに笑うのだ。
 ブラックと一緒に何かを見る事が楽しい。そう言わんばかりに。

(ツカサ君、いっつも僕を見て笑ってくれるよね……。僕のことが大好きって、一瞬で分かっちゃうような顔で……。ほんとに、可愛くて仕方ないよ)

 あの都市で……ラクシズで初めて出会ってから、ブラックの心にようやく「欠けていた何か」が生まれたような気がする。
 懐かしいのだと今更気付いた過去の記憶だって、ツカサが気付かせてくれたような物だった。今こうして憎たらしい中年熊と向かい合わせで座っているのだって、彼と出会う前のブラックなら考えられなかっただろう。

 そもそも、今生きていたかどうかも怪しかったが。

「……お。騒がしくなってきたな」

 熊公の耳がピンと立ってわずかに動く。
 それにつられて、軽くドアを開けて前方を見やると、確かに街門が見えた。
 相変わらず人や荷馬車が整列して街に入る順番を待っているが、改めて見やると、ラクシズという街は本当に大陸でも有数の栄えた土地なのだなと思えた。

「そう言えば……ラクシズは、あまりオレのような獣人族を見かけないのだったな」

 ぽつりとつぶやいた相手に、ブラックはうなづいてやる。

 ――――交易都市・ラクシズ。
 名実ともに兵力・国力そろって大陸一とうたわれる【ライクネス王国】においての重要都市の一つであり、交通の要所として建国当時から名が記された地域である。
 一説によれば、かつてはモンスターの大侵攻を食い止めるための砦の役割もになっていたと言うが、それは定かではない。ともかく、歴史が長い事だけは確かだ。

 そのため、長くたもたれている建物や石畳が目を引き、街を守る高い壁も修復を繰り返したような後が随所ずいしょにみられ、それを生かしラクシズはライクネスにいくつかある古都として名を連ね、冒険者のみならず観光のために訪れる旅人も多かった。

 だが、旅人の目的は何も「散策」だけではない。
 それに関連するのが――――ブラック達が通過しようとしている、一般人用の街門から遠く離れた場所にある、いかにも薄汚れたもう一つの門だった。

 本来ならブラック達も一般の街門から入るべきなのだが、この獣人とパーティーを組んでいる以上そうも言ってはいられない。
 他種族をあまり見かけないこの国では、こういった主要都市に他種族が現れる事をあまり良しとされない。特に、貴族が居を構える都市では、人族以外の取り締まりは厳しく、一般人が使う街門から入れば「嫌なこと」は避けられなかった。

 だから、ブラックは揉め事を回避するために、嫌々ながらもう一つの門へと向かう事にしたのだ。誰が入ろうがかまいはしない――門とは言えない門に。

「前に一度入ったが、門の意味を成さない門とは不思議な場所だな」

 不思議そうに窓の外を見やる駄熊に、ブラックは溜息を吐く。

「本来の門は、僕らが入ろうとしてる区域のさらに奥だからな。劣悪な場所だから、ゴミが溜まろうが何をしようが滅多に気にされないんだ」

 その劣悪な門が開かれた場所。
 国いわく――――蛮人街。

 崩れかけ開け放たれた場所から入り込み、馬車で一気に目的地へと向かう。

 車窓には陰鬱いんうつで汚らしい風景が流れ、見かける顔は大体が人相が悪い。
 冒険者も見かけるが、おおよそ一般人と言えるような身なりの者は見かけない。
 すれ違う馬車の中に一瞬見える程度ていどで、一般人用の街門に並んでいた人々とは全く異なる生業なりわいを行っているような……まあ、一言で言えば「近寄りがたい」人相の者達ばかりが街を歩いていた。

 素性を知られまいと黒衣をまとう者、盗賊丸出しの格好をしている者、羽振りが良さそうでごろつきを従える素行不良、そして……貧民街で見るような人生を捨てた者。

 いくら昔の名残である立派な煉瓦れんがの建物が残っていようが、外壁のみならず全てが薄汚れて暗い色になっているのならば、感動だって消し炭だ。

「っとにこの街は変わらんな……」

 思わず呟いてしまうが、それも無理はない。この街は、いつ来てもこうだ。変わりようがないのだ。……いや、むしろこの街は変わってはいけないのだろう。何故なら、ここもまたライクネスの歴史の一部なのだから。

 ――交易都市ラクシズには、三つの区域が存在する。
 一つは、一般人が住み交易が盛んな【一般街】、もう一つはこの街を統治する二等権威貴族・フィルバード家の館が在る【高等区】、そして最後の一つが……他の都市の貧民街のように荒れて無法地帯となっている【蛮人街】だ。

 【高等区】は【一般街】の区域内とされているが、そこに入るためにはまたもや門を通らねばならないので、貴族専用の店も多く、実質一つの街である。
 つまり、このラクシズは性質の違う三つの街が寄り集まった巨大都市なのである。
 ……犯罪者や盗賊が潜伏するような場所であっても街だとは片腹痛い。

 とはいえ、ラクシズは蛮人街を事実上黙認している。
 詳しい歴史は長くなるので語りようもないが、この国では未だに悍ましい「奴隷制」が存在しており、それらが国内の仕組みに組み込まれてしまっている。

 だが、表立ってそんなものを使役する訳にも行かない。
 そのため、蛮人街という存在が必要というわけだ。

(まあ、非公認の娼姫だとか後ろめたい店の溜まり場でもあるんだけどな。……とはいえ、冒険者にとっては願っても無い道具が手に入る場所でもあるし、あえて危ない奴の吹き溜まりにしているからこそ容易に罪人の手掛かりをつかめるって事も有る。蛇の道は蛇って言葉を尊重しているんだろう)

 でなければ、自らを高潔と謳っているような貴族連中がこんな場所や脱落者を許すはずもない。ブラックのような「高潔さ」とは無縁な冒険者にとっては、そんなおかみからの「お目こぼし」もありがたいが。

 嫌味な事を考えながら薄汚れた汚らしい車窓を見ていると、馬車が道を曲がる。
 と、細くなった道の向こうに見知った館が見えた。

「ほら、ツカサ君。【湖の馬亭】だよ」
「はへ……」

 馬車がゆっくり止まり、その場で館に横付けするように旋回する。
 器用に方向転換をした御者に感心していると、言え同士で犇めき合って細くなった館のドアがゆっくりと開いた。

「おや……今日は馬車でのご到着は無かったと思っていたけどねえ」

 何度か聞いたお節介焼きが滲む壮年の女性の声に少し顎が退けたが、ブラックは扉を開けてツカサを抱えながらその場に降りた。

「久しぶりだな、女将」
「ムゥ、やはりここか」

 そう言いながら駄熊が下りて来るのを背後で聞いたが、その声はすぐにひっつめ髪の意地悪そうな顔をした女将に掻き消されてしまった。

「おやおやツカサ! あんたどうしたんだいそんなヘロヘロになって!」
「お、おかみさ……」

 短い階段を下りてすぐに駆け寄って来る女将は、実の母親のように心配そうな顔をして彼のほおを手で包む。
 しわが目立ってきた手だが、それでもツカサは心地いいようで顔をへにゃりとゆるめて嬉しそうにその手になついていた。

「…………アンタもしかして、ヤッたのかい」

 すん、と大きめの鼻を鳴らし、女将がこちらをにらんでくる。
 どうやらツカサから事後の臭いをったらしい。しかしブラックは恥ずかしげも無くうなづき、肯定してやったと言わんばかりに意地悪く薄笑いを見せた。

「とりあえず、話はあとで。部屋用意してくれる?」
「ハァ……アンタ、前に来た時の長話をまだ恨んでんのかい。ほんっとにケツの穴の小さい男だねえ!」
「娼館でオスがケツ穴くらべたって仕方ないだろ」
「ああもううるさいね、とにかく極上の部屋を用意してやるよ! 入りな!」

 相変わらずのぶっきらぼうな口調だ。
 だが、その態度は目に見えて透けている。

 自分の息子のように思っているツカサが帰って来て、嬉しいのだ。
 それを思うと「僕だけのツカサ君なのに……」などという独占欲でモヤモヤしてしまったが、定宿にするならココが一番良いというのは変わりようがない。

(ま、ツカサ君も喜んでるし……蛮人街の方が、騒がれないから都合も良いしね)

 とりあえずは、ここに逗留して連絡を待とうではないか。
 そうささやくと、姫君のように抱かれたツカサは気が抜けた顔で嬉しそうに微笑んだ。












 
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