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巡礼路デリシア街道、神には至らぬ神の道編
大樹に住まう者達2
しおりを挟む「ううむ、うら若きメスが冒険者まがいの格好をして出歩いておるとはなぁ。昨今の人族はメスを旅に出すほど困窮しておるのか。なげかわしいことだのう。ホゥ」
ホゥ、とかフクロウまんまの鳴き声でちょっとキュンと来てしまったが、今の状況でキュンはダメだろう俺。我慢しろ、目の前の相手はフクロウの姿をしているけど、中身は抜け目なさそうなお爺ちゃんなんだぞ。つわものだぞ。
見た目のふかふかさに気を取られるんじゃない。
ゴホン。ともかく……メスとはなんだメスとは。
いや、この世界じゃ俺はメスに見えるらしいってのは知ってるけど、しかしこんな風に決めつけられるような感じで言われると、やっぱり反発したくなっちまう。
俺はメスの前に男だ、誉れ高き日本男児なんだっつーの!
そもそも俺を見て「旅に出すほど困窮してるのか」なんて勘違い過ぎる。
見ろこの俺の将来有望な体を。平均身長にはまあ、その、ちょっとは届かないが、それでも女子を庇えるぐらいには立派な体格なんだからな!!
健康優良児の俺を捕まえてなんて事を言うんだと思わず顔を顰めると、フクロウの長老は眠そうに瞬きを一つして「ホウホウ」と鳴いた。
「おやおや、それほど弱くないとでも言いたげな顔じゃの。曲がりなりにも冒険者、と言いたいわけか。ふーむ、そこまで誇るような職でもなかろうにのう」
「お、俺は好きで冒険者やってんだ……です……ので……!」
威嚇の意味も込めて言葉を吐き捨てようとしたのだが、目の前にいるのがご老人であり偉い人という意識のせいで、つい不格好な敬語を付けてしまう。
しかしそんな俺が面白かったのかなんなのか、フクロウ鳥人の長老様は先程よりもにんまりと目を歪めて、体格に見合わないちょっと小さめの羽を片方バサつかせた。
「ホッホッホゥ。まあよいよい。生業を見下す非礼を働いたのはこちらだからのう、そこは詫びよう。……さて、お前さんには幾つか問いに答えて貰おうと思うのじゃがのう。まず……お前さん達は【グリモア】を知っておるな?」
「……!」
金色の目をじろりと向ける長老に、俺は硬直する。
そうだ、この鳥人達、さっき「炎のグリモア」とか何とか言ってたよな。とすると……ブラックの事を【炎のグリモア】だと思っているんだろうか。
そりゃ大きな間違いだ。でも、正直に言っていいもんかな。相手は俺達の事を拘束しているし……ヘタな事を言うと殺されてしまうかも知れない。
ペコリア達はどうにか逃がせるかもしれないけど、ブラックとクロウは動ける状態でもないし、俺一人じゃ動かすのも一苦労だ。このままじゃ助けたくたって助けられない。いくら不死身な俺だって殺されるのは嫌だしな。でも、黙秘権どころか拒否権もこの世界には無いだろうし。
うーん……しかし、相手は不思議な術だか薬だかを持っているワケで、ここで何も答えずに黙っていたら、より悪い事態にならないだろうか。
彼らの態度を見ていると、そうも思えてくる。
さっきのホークって鳥人の答えかけ行動と言い、ニワトリ頭目の少し抜けた感じの所と言い、どうも悪い人とは言い切れないみたいだから、なんとなく、話しても悪い事にはならない気もするんだけどな。
逆に、隠し続けるとに心証が悪くなりそうだ。
…………正直に答えれば、友好的になってくれたりしないだろうか?
今だって、一応。俺が答えるのを待ってくれているみたいだし……いや、ニワトリ頭目はなんかイライラしてるけど、そう言う風にあからさまな態度を見せて来るってことは、何か裏が有るわけでも無さそうだよな。
何にせよ、このまま警戒され続けているままじゃ、ブラック達のグロッキー状態もそれだけ長く続く事になる。なんにせよ打開策を見つけないと。
だったら、俺が言う事は決まっている。
「……知っています。さきほど、そこの頭目と呼ばれている方が、俺の仲間のことを【炎のグリモア】だと言っていたので」
「ホウホウ、そうじゃのう。クックは炎のグリモアを捕まえると言って出て行った。ではそこの二人のどちらかが【炎のグリモア】と言う事かな?」
……ってことは……鳥人族は、グリモアを見分けられるわけじゃないのか。
でもこれはカマをかけてる可能性があるもんな。答えるのは良いけど、迂闊な事を言わないようにしないと。
もし俺が「いや彼は【紫月のグリモア】です」なんて素直に言えば、余計にややこしい事になるかもしれない。忘れがちだけど、俺の【黒曜の使者】の称号と同じように、グリモアも恐れられる称号なんだ。
今はどちらもほとんどの人が忘れている存在だけど、知っている人にとっては脅威になる存在だと思い込まれてるんだから、気を付けなきゃな。……てか、俺が災厄の象徴とも言われた称号持ちなのも隠さないと駄目じゃん……。
しかし、この人達がどうして【グリモア】を知っているのかも知りたい。
長い間、歴史に埋もれていた称号なのに、彼らはフレッシュと言っても良いほどの憎しみすら抱いているみたいだし……。
なんとか聞きだせないだろうか。
「あの……どうして俺達の中に【炎のグリモア】がいると思ったんですか?」
俺の問いかけに、ニワトリ頭目が「質問するな!」とでも言わんばかりにガタッと身を乗り出したが、長老がそれを手で制してアゴヒゲを指のような羽で撫でた。
「それを君に言うという事は、我々が君に言い逃れを出来るような材料を与える事になってしまう。出来れば、グリモアがいるかどうかを教えて欲しいのだがねえ」
「…………それを知って、どうするんです?」
「それは君達が一番よく分かっていることではないかね?」
長老は、そう言ってじいっと俺を見つめる。
だけどこっちは思い当たる節なんてない。ただ旅を続けていて“寄らずの森”に偶然やって来ただけなのに、どうしてそんな事を言われなきゃいけないんだ。
全然解らないぞと眉根を寄せると――――長老は数秒の間を置いて、唐突にぐりんぐりんと頭を左に右に半回転させ、目をしぱしぱと瞬きさせた。
「ホウホウ……これはまた、聡明なことだ。しかし、そうやって何も話さないでいると、君の大事な仲間もいつまでもこのままではないのかね?」
「ぐ……」
それを言われると、痛い。
いくら俺が黙ろうと、相手に主導権を握られているのは変わりない。
俺が【黒曜の使者】の力を発揮すれば解決する事なのかも知れないけど、この場で力を放出させて周囲に影響が出たら、他の鳥人にも迷惑を掛けてしまう。
悪い奴らではない……とは思うけど……ブラック達に危害が及ばないと確信できる証拠がなければ、何も話せない。正直に話して大丈夫という約束でも出来れば良いんだけど、彼らがそれを了承してくれるだろうか。
いや、迷ってるヒマなんてないよな。
このままじゃジリ貧だし、俺は口が上手くないし黙ってたらいずれは破滅だ。
どの道、彼らがタダで俺達を解放してくれるようなことなんてない。
だったら、相手が冷静に話を聞いてくれている内になんとかするしかないだろう。
俺は覚悟を決めると、唾を飲み込んでフクロウの長老を見上げた。
「あの……」
「なんだね?」
「納得いく答えが出たら、俺達はどうなるんですか……?」
そう問いかけると、何故か長老は俺の世界のフクロウのように目を丸々見開いて、またもやぐるんぐるんと右に左に頭を回転させた。
ふ、フクロウだからだとは分かっているけど、それでもデカいとその動きは怖い。
思わず顎を引いてしまったが、長老はそんな俺を見てか唐突に笑い出した。
「ホーッホウホウホウ! なんとまあ、聡いことだ! それに道義心も持ち合わせていると見える。メスにしておくのは勿体ないのう」
え。
……え?
なに、どういうこと。なんでそんな上機嫌なんですかお爺ちゃん。
訳が分からなくて顔を歪めていると、相手は指羽で空涙を拭って、改めて俺の事をその大きな目で見つめた。
「ふーむ。お主から話を聞くには少々時間が必要かもしれんのう。……仕方がない。クック、ホークよ、そこなオスどもと、彼を“一旦落ち着ける場所”に案内しなさい。ああ彼だけは別にしておくこと。今回は、うっかりしてはいかんぞ?」
そう言うと、クックと呼ばれたニワトリ頭目はトサカをへたらせ肩で頷いた。
「は、はい……こ、今回は心得て……キチンと、対処いたします!」
ハキハキと言葉を返してはいるが、なんだか自信がなさげだ。
俺の背後でも、ホークと呼ばれたワシの鳥人が怒られたみたいにハァと息を吐いていたが、過去に何かやらかしたんだろうか。
……こいつら、デカい鳥であるせいなのか、羽やら何やらで空気が動いて、後ろに居ても動きがなんとなくわかっちゃうな。
「おい、立て! 長老様のご命令だ!」
「ぐぅっ」
そのまま引っ立てられて、何を言う暇も無く外へ連れ出される。
今度はどこへ連れて行かれるのかと思ったら、橋をどんどん下って木の枝を回り、ちょうど鳥人の家が少ない場所まで連れて来られた。
ここは……比較的葉っぱが少なくて、枝が古そうなところだな。人気も無い。
どうやらこの場所、鳥人達の集落のちょうど反対側にあるみたいだけど、橋が一つしか渡されてなかった所からして、隔離されている場所みたいだな。
と言う事は……この枝の先の方にポツンとある、何故か石造りになっている小屋は、どう考えても「おもてなしするための場所」じゃあないよな。
そうなるともう、アレがどういう場所なのか相場は決まっている。
「あれって……牢屋……?」
そう言うと、俺の背後にいたホークという鳥人が、また「そうだ」と言いそうになって息を吸い込んだ音が聞こえた。あの、お兄さん本当正直すぎやしませんか。
どうも鳥人ってのは妙に実直な所があるようだな。アンタら俺達の事を一応敵認定してるんだろうに、なんでそんなとこだけ素直なの。
まあ、悪い人ではないってのはさっきから感じてるけど、敵に対してもつい素直に反応しちゃうってのは大丈夫なんだろうか。
いや俺に心配される筋合いはないだろうけど。
そんな事を思いつつ、カサついた音を立てる木の枝の上を歩いて行くと、またもや先頭に立っていたクックというニワトリ頭目が命令した。
「ブーブック、そいつらは一番頑丈な檻に入れておけ。ホーク、そいつは別部屋だ」
「頭目、この何か変なモンスターはどうしやす?」
ウグイスみたいな見た目の二回り小さな鳥人が、俺の可愛いペコリア達を団子状に連ねたままで見せつけて来る。
こらーっ、釣った魚みたいに蔓をひっぱってぶら下げるんじゃありません!!
「むぅ……よく判らんが、大人しいゆえそいつらは鉄カゴで良かろう。あとで何か、エサでも与えておけ。凶暴でないモンスターは我々にとって益獣だからな」
あら優しい。
さっきから偉そうでイライラしてたが、ちょっと見直したぞニワトリ頭目。
そうだよな。可愛いペコリアの前では、誰もが和んじゃうんだよな。とりあえず、ペコリアは傷付けたり食べられたりしないみたいで良かった。
これで安心して牢屋に入れる……などと思って石造りの小屋に自ら近付いて行く俺に、何だかニワトリ頭目は変な顔をしていたが、俺は気にせず小屋に入った。
……やっぱり石造りで窓も小さいだけあって、かなり暗いな。
周囲には葉っぱが少なかったから、他の場所より明るかったり暑かったりするはずなのに、どうもここは涼しいし薄暗い。じめじめ……はしてないけど、ずっとここに入れられてたら気が滅入りそうだな。というか、ブラック達の体調が悪化しそう。
「重いなぁ……はぁ」
フクロウに似てるけど体は凄くシュッとしていて、蛍光色っぽい橙色の目をしている……えっと……たしか「ブーブック」と言われた鳥人のお兄さんかな。
その大柄なブーブックは、ブラックとクロウをずるずると引き摺りつつ、奥の方にある明らかに古そうな檻の中に乱暴に二人を放り込んだ。
なんだかんだでとんでもない怪力だな。
「ホーク、そいつは身ぐるみ剥いどけよ。聡いメスは何するか解らん。ウォブラーも服を脱がすのを手伝ってやれ」
「むっ、承知した」
「はぁい」
やっぱり鳥人は、俺が知ってる鳥とは少し構造が違……ちょっとまて、何でお前ら俺の腰のとこ触ってんの。ちょっ、くすぐったいそれ本当に指か、指みたいに厚みがあるのに、なんで羽みたいな感触なんですか。
あの、二人掛かりで体を触るのやめて……っておい、何ベルト外してんの!?
「ちょっ、ちょっとおいっ、なにやってんだ!」
ボケっとしてたらとんでもない事をされていたので、思わず怒鳴ってしまうと、鳥人達は眉間に皺を寄せて俺を睨み返してきた。
「何って決まってるだろう、お前のような奴は何を企んで脱走するか判らんからな! 長老様が次に命令を下さるまで、お前からは一切の道具を剥奪させて貰う!」
「だ、だからってなんでベルト外すの!?」
「お前のバッグを取り外しているからに決まってるだろう!」
でえいああ言えばこういうトサカ野郎め。
じゃあ、固定していたウエストバッグの方のベルトを外せば良いだけだろ。なのに、何で俺のズボンの方のベルトを取る必要があるんだよ。
「腰の方のベルトは関係ないだろ!?」
そう言うと……ニワトリ頭目は、くちばしの付け根にグッと皺を寄せた。
「関係ある! お前なら衣服で何か考えて脱出を図る可能性があるだろう! だからお前は今後一切布を纏う事を禁止する!」
そう言ったニワトリ頭目の声を号令だとでも思ったのか、ホークと言うワシの鳥人は俺の腰からズボンを思いきり良く引き摺り下ろした。
……あれ、なんかズボンだけじゃないぞ。スースーするぞ。
つーか蔓で縛られてるのに、なんか背後からサワサワする物が俺のベストを器用に脱がしてくるんですけど。あの、待て。ちょっとまて。あの。
「えっ……あ……ま、まさか、俺に全裸でいろと……!?」
驚いた拍子に蔓が緩み、急に腕が引き上げられる。
何が起こったのかと思ったら、俺の体からシャツが引き抜かれてしまった。
……っておい、これもう全裸じゃん。枝っぽい蔓で縛られた全裸の男って、それはもうただの変態じゃん! さすがにやりすぎだろ!!
だが、鳥人達はそうは思っていないようで……。
「フン、これだから【ケナシ】は軟弱だ。赤子のように貧相で情けない体を曝せば、ぴいぴい泣き喚きおって。ハハハ! ま、せいぜい俺達のように優美な羽毛を持っていない事を恥じるのだな!」
何故か勝ち誇るようにそう言ったニワトリ頭目は、俺をブラック達の牢屋から何室か離れたところに放り込んで笑った。
ぐ、ぐぬぬ……こんちくしょう、言いたい放題言いやがって。
「頭目ぅ、そんな笑っちゃ可哀想ですよ。ケナシもケナシなりに服を着て地味に鳥人の真似をして暮らしてるんですからぁ」
「フハハハハ、無様、無様だなぁ!」
「俺は疲れたから帰るぞクック」
ウグイスのウォブラーが窘めるのを、ニワトリ頭目のクックは無視して更に笑う。
ホークはと言うと、もう俺達に興味を失ったのか既に背を向けていて、ブーブックというあまり喋らない鳥人は周囲を警戒しているのか目をせわしなく動かしていた。音を拾っているのだろうか。
四者四様の姿と行動だけど、彼らに共通しているのは「人族を【ケナシ】と呼び、鳥人よりも劣る存在として見ている」という点だ。
しかも俺の事は御しやすいと考えているのか、かなり煽って来ていた。
ぐうう、悔しい。だけど、怒っても意味がないんだ。
今みたいに、なんとかして相手の情報を集めて行かないと。
全裸で簀巻きは厳しいけど……まあ、股間さえ強打されなければなんとかイケる。大人しくしていれば、下着ぐらいは返して貰えるかもしれない。
ともかく、まずはブラック達の状態をなんとかして知らないと。
どうにか探る術があれば良いんだが……。
「っくしょい!」
うう、涼しいのでくしゃみが出てしまった。
だけど負けてられるか。
そう自分を奮い立たせて、俺はまず慎重に牢屋の中を観察する所から始めた。
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