異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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大叫釜ギオンバッハ、遥か奈落の烈水編

  寝起きにそれはヘビーが過ぎる2

 
 
「単刀直入に言います。逆賊セレストを始末しまつして頂きたいのです」

 ――――逆賊を、始末。
 始末ってつまりは殺すってことか!?

「ちょっ、ちょっと待って下さいエネさんっ」
「ご安心ください。美味……ゴホッ、可愛らしいツカサさんの指先には汚らわしい血の一滴もかぬよう、この下卑げびた最底辺の人族どもにまかせますので」
「おい殺すぞクソ乳エルフ、なんだ美味しいって。聞き逃してねえからな駄乳女」
「ヌゥ……脆弱ぜいじゃくな人族と同じだと見られたくないぞ」

 だーもーオッサンどもが余計よけいな事を言って話を掻き乱すっ。
 黙ってろとくちふさぐと、俺は深呼吸で動揺どうようをなんとかおさめて、もう一度エネさんに今の発言はどういう事なのか問いかけた。

「あの、エネさん。逆賊ってどういうことですか。セレストって人は、シアンさんの息子なんですよね……? なのに、始末って……」

 シアンさんに心酔しているエネさんの言葉にしては、かなり過激だ。
 でも理由が無ければこんな事は言わないだろうし、何かあるんだよな?
 とにかく何故そんなお願いをするのかが気になって問うと、エネさんはエルフ耳をまた少し下げつつ答えてくれた。

「……セレストと言う男は……ウァンティアの名を頂いておきながら、恩知らずな事にシアン様の言う事も聞かず反発し、自分勝手に下地げちへと降りて行方ゆくえ知れずになってしまったのです」
「はぁ? 家出しただけで殺せって? いつも以上に頭いてんな長耳女」
「黙れ全身男根人族。お前達下等な人族には分からないだろうが、同胞を裏切り親をうやまわぬ者は、いやしい人族と同じと見做みなされるんだ。その上、あの下郎げろうは神族が大変な時期に勝手に下地へと降りた。……我らが敬愛するシアン様にご迷惑を掛けて、神族を仲間とも思わず砂を掛けた男など始末して当然だろう」

 エネさんの目が怖い。完全にわっている。これは本気の眼だ。
 人族には分からないと彼女は言ったけど、神族って全員が真祖の流れをむ存在だから、本当におたがいを家族や血族だと思って大事にしてるんだっけ。
 そのおかげで人族みたいにいくさレベルのあらそいもないし、神族全体を家族のように大事にしていると聞いたけど……そんな負の面があるとは思わなかったな。

 シアンさんや彼女のお姉様は例外だけど、神族は神の使徒である「監視者」という自負があるから基本的に人族を見下しているし、だからこそ身内にはかなり甘々だと思ってたんだけどな……意外と「裏切り者は許さない」系だったとは。
 でも、家族同然ってんならただ家出しただけでここまで怒るはずもないよな。

 エネさんは「大変な時に人族の世界へ降りた」と言ってるけど、そのせいで余計に彼女の怒りを買ってしまっているんだろうか。
 普段のエネさんはシアンさんに対して崇拝レベルの感情を持っているから、息子に対してここまでシビアになるなんて普通はありえないだろうしなぁ……。

 でも、大変な時ってなにがあったんだろう?

「エネさん、大変な時って……一体何があったんですか。神族がそこまで同族をにくむなんて、滅多にないことなんですよね?」
流石さすがツカサさん、愚鈍な中年どもとは違いますね。……おっしゃる通り、誇り高く聡明な神の使徒である神族は、同族を血の繋がった家族と同然にうやまいつくしみます。だからこそ、同族をあざむく事や愛さない裏切りは許されない。無償の愛と信頼を裏切った罪は重いのです」

 なんか物凄い重いけど、それが神族の掟なんだよな……。
 普通の人族で例えるとすると、母親が身勝手な理由で子供を見捨てた……みたいなレベルの酷い話なんだろうか。

 そう考えればかなりのショックだし、子供の側の人が憎んでしまうのも仕方が無いと思うけども。でも、始末して欲しいってよっぽどだよな。いくらエネさんがシアンさんに心酔しているとしても、やっぱコレは過剰な反応の気もする。
 さっきから裏切りと言ってるけど、具体的な理由は何なんだろう。そう思っていると、エネさんが続きの言葉を口にした。

「あの男……セレストは、まさにその通り……シアン様の愛を裏切った。長兄であるトレドウィンド様がお亡くなりになり、そのことに長く悲しんでおられたシアン様と次男たるアイスローズ様を見ておきながら、自分勝手に憤慨ふんがいし失踪したのです」
「…………それだけで殺せというのか」

 少しクロウが居心地悪そうだ。
 エネさんのあまりの剣幕に気圧けおされているのかも知れない。
 心配になったが、クロウに手を伸ばす前にエネさんの声が返ってくる。

「無論、ただの家出なら我々も愚かな者としてあつかいましたし、存在を抹消まっしょうするだけで特に追う事もありませんでしたよ。ですが、あの下郎は暴れて、神聖な我々の土地を荒らしていっただけでなく、母親であるシアン様をも傷つけて去ったのです」
「……それは……初耳だな」

 シアンさんを傷付けた、という情報は流石さすがに聞き流せなかったのか、今までずっとやさぐれた態度だったブラックはジロリとエネさんを見やった。
 そりゃそうだよな、シアンさんは母親代わりだと言ってブラックを何かと気にかけて、今までずっとサポートしてくれてたんだもん。シアンさんも、ブラックにとっては特別な存在なんだ。こんな事を言われたら黙って居られないよな。

 その事はエネさんも分かっているらしく、今回はブラックをけなしはしなかった。
 ただ、何か憂慮ゆうりょするように眉間にしわを寄せて目をせる。

「……正直、私はあの男の事を詳しくは知りません。シアン様も、あの男の事だけは話して下さらない。私は幼い頃に一度か二度しか見た事が無かったのですが、神族と言うよりもまるで人族のようで……なんだか、気に食わない感じでした」
「待て、お前が子供の頃って何年前の話だよ」

 ツッコミを入れたブラックに、エネさんは少し黙ってから答えた。

「……少なくとも、百年くらいは前ですね」
「じゃあセレストという男は、間違いなく人族ではないな。……神族というのなら、あの中年に見える風体ふうていは少々気になるが」

 クロウの言葉にはエネさんも思う所が在ったようだが、そこを考えても仕方が無いと思ったのか、ゴホンとせきを一つして続ける。

「あの男に関しては……シアン様以上に知っている者はいないと思います。ですが、だからと言って話を聞きに行かないで下さいね」
「というか、聞けませんね……今の状態だと……」

 シアンさんの息子だという、セレストという男。
 俺の記憶の中でぼんやり浮かぶ“茶色い髪のデカい男”がソレだと思うけど、詳細が思い出せない。何か分かればシアンさんに負担を掛けずに済むだろうに、この状態では無理そうだ。
 でも、やっぱし……始末するってのは、ちょっと過激すぎるよな。

 エネさんはシアンさん超絶ラブだからつい過激になっちゃうんだろうけど、母親であるシアンさんからすれば、多分生きて戻って来て欲しいはずだ。
 どんなに迷惑を掛けられたって、自分の息子なら守ってやりたいと思う。
 少なくとも、シアンさんはそういう優しい女性なんだ。

 ブラックの事を今までそうやって守って来てくれたんだから、きっとセレストって人の事も同じように守りたいんじゃないかな……。

「…………あの、エネさん。やっぱり始末ってのは……シアンさんが知ったら悲しむと思いますよ? いくらシアンさんのためとは言っても、同族と同じぐらいに大事にしていた息子さんでしょうし……」

 出来るだけ刺激しないように恐る恐るうかがうと――――エネさんは非常に悩んだような表情をして、何度も腕を組み直しうなる。
 かなり悩んでいるようだったが、しかし元のクールな表情に戻ると俺を見やった。

「……確かに……万物に慈しみの心を持っておられるシアン様がこのことを知れば、非常に悲しまれると思います。秘密裏に処理するつもりでしたが、私ごときの浅知恵などシアン様には看破されてしまうでしょう。…………始末したい気持ちは今でも心に満ち満ちていますが、ひとまずそれは置いておきます」
「おい、まだ殺す気マンマンじゃねえか」
「では……少し“お願い”を変えます。もし今後セレストと名乗る男に会った時は……必ず、シアン様に報告するより前に私に報告して下さい」
「無視すんなデカ乳エルフ」

 いやブラックも肝心な台詞無視しないで。
 シアンさんに報告するより先に報告しろって、エネさんどう考えてもセレストって奴の始末をあきらめてないじゃん。完全に殺る気ひゃくぱーせんとじゃん。
 頼むからソコつっこんで、俺じゃ無理だからツッコミしてよ頼むから!!

「無論、タダではありません。シアン様に知らせる前に報告して貰えれば……」
「お、教えてくれたら……?」

 俺の言葉に、エネさんは居住まいを正す。
 そうして、ゴホンとせきを一つして――――至極真剣な顔で告げた。

「エルフ神族の秘宝の一つ……【神酒ソーマ】を一瓶ひとびん、差し出しましょう」

 そーま?
 ソーマってなんだろ。脳内検索でヒットする単語と言えば、某漫画の主人公か神話に出てくる神様の飲み物くらいだけど……たぶん後者かな。
 しかしソレでブラック達がうご

「それを早く言え! そういう事ならお前の頼みでも受けてやるよ!」
「えっ」

 ガタッと席を立って、ブラックがエネさんと固く握手をかわわしている。
 エネさんも「そうだろうよ」と言わんばかりのキリッとした顔で、珍しく仲良しな態度で手を振り払いもしない。この世界のソーマってのはそれほどのものなのか。

 ブラックがここまではしゃぐってことは、多分酒で間違いないだろうけど……。
 いや、でも、神族が秘宝と言うほどのお酒なら、確かに酒好きのブラックが大興奮するのも分かるかも知れない。クロウはチンプンカンプンと言った様子だが、秘宝と言うだけあって知名度はあまりないのかな。

 まあ、凄く有名だったらあの手この手で奪われそうだしな……。

「…………ツカサ、そーまというのは美味い食い物か?」
「えーと……たぶんお酒とかのたぐいかなぁ」

 会話に置いていかれたのがさびしいのか、しょんぼりと熊耳を伏せるクロウに説明をしてやる。すると、とりあえず「酒が貰える」と言う事は分かったのか、ブラックと同様に酒好きなクロウはすぐに熊耳をピンと立ててフンフン興奮しはじめた。
 ぐっ……せ、説明しなきゃよかったかも。

「ふん、こういう時は物わかりが良くて助かりますね。俗物的ともいいますが」
「なんとでも言え。俗物の欲しがるものを思いつくお前も俗物だと思うがな」
「……まあ、聞かなかった事にしておきます。ですが、くれぐれも頼みましたよ。私は、シアン様にあの下郎を会わせたくありません。……恐らく、今後シアン様はしばらく【世界協定】の本部で事務処理を行われるので、心配はないと思いますが……他の部隊が情報を拾って来ないとも限らない。こちらからも連絡をするので、その時は何に代えても来るように」
「考えといてやるよ」

 まったくもう、仲がいいんだか悪いんだかわからない。
 でもまあ、話がまとまって良かったかな。とりあえず始末せよって「お願い」ではなくなったことだし……いや、まだ安心は出来ないけども。

 ……でも、シアンさんにそんな息子がいたことも、何か複雑な家庭事情がある事も全然しらなかったな……。
 考えてみたら、俺ってシアンさんに助けて貰ってばかりだったような気がするよ。
 俺が半狂乱になってた時も「私を貴方あなたのお婆ちゃんだと思って」って言ってなぐさめてくれたり、いっつも裏でサポートしてくれたりして……。シアンさんがいなければ、俺は今ここにいなかったかもしれない。

 それくらい助けて貰った恩があるんだから、始末云々うんぬんはともかく……セレストって人に今度遭遇したら、ちゃんと事情を聞かないとな。
 エネさんは嘘を言う人じゃないけど、他人から見た事情と実際の家庭内の事情ってのは、案外違ったりするもんだし。誤解してる可能性もあるよな。だから、本当ならシアンさんにも話を聞くべきなんだろうけど……今は多分無理だろうし、エネさんが許してくれなさそうだからなぁ。

 ともかく、今後セレストってヤツにも気を付けないといけないってことだな。
 ヘタするとエネさんが成敗しそうだし、他の神族達からもどう思われているかって感じだから、見つけたら保護するのが良いだろう。
 でも……シアンさん、大丈夫かなぁ……。

「エネさん、シアンさんは大丈夫なんですか?」
「……今は、誰も触れない方がよろしいかと。シアン様は心優しいお方ですが、それゆえに物事をいつも深く考えてしまわれます。思い切るにも、少し時間が必要かと」

 自ら部屋を出て来るまで、そっとしておいた方が良い。
 そんな感じのエネさんの言葉に、珍しくブラックも同意するかのようにうなづく。

 シアンさんを深く知る二人の様子を見て、俺は少しくやしさを感じてしまった。
 ……いつも助けて貰って、この世界でのお婆ちゃんとして俺に優しくしてくれる人なのに、俺は彼女の事を何も知らない。
 別に、知らないからってきずなが壊れるわけじゃないけど……でも、相手が悲しい時に、本当に理解してえないというのは、何だか情けなかった。

 それが独りよがりなプライドから来る情けなさだと知っているから、余計に自分の器の小ささが嫌になる。
 セレストという存在も、シアンさんの過去も、俺は知らない。

 いや……本当は、セレストという男を俺は知っていたはずなんだ。
 なのに、どうしても思い出せない。それがまた情けないんだよなぁ。

 もし少しでも覚えていさえすれば、シアンさんを安心させられていただろう。部屋に籠らせてしまうほどのショックを受けさせることも無かったかも知れない。
 でも、俺はどうしても思い出せないんだ。
 セレストという男の全てが、何故かかすみがかったようになってしまっていた。

 「…………」

 ――――結局俺、あの場所で何をしてたんだろう?

「……さて、重要な話も終わった事ですし……今更な事ですが、シアン様に報告するために、今一度覚えている事を教えて貰っても良いですか、ツカサさん」
「あっ、は、はい」
「じゃあ、時系列順に話そうか。ツカサ君が捕まってた時の事も教えたげるね」

 そう言いながら、ブラックは再度俺の隣に座って肩を寄せて来る。
 まるで、今俺がちょっと落ち込んでいたのをなぐさめるみたいに。

 …………天然でやってるなら、本当にズルいよ。このオッサン。

「ツカサ君?」
「なんでもない。……最初、なんだっけ」

 少しぶっきらぼうになってしまいながらもそう言うと、ブラックはニコッと俺に笑って、肩を寄せてきながら話しだした。










 
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