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豊穣都市ゾリオンヘリア、手を伸ばす闇に金の声編
30.優しさはそれぞれ違うもの1
祝宴が開かれるまで、あと二日。
昨日の秘密の部屋での盗み聞きの翌日、俺はアドニスに「衣装合わせをします」と言われて、練習の後彼の部屋に招かれていた。
――――で、早速イヤな予感がしていた「変装」をさせられたのだが……。
「ほ……ほんとに、こんなカッコするのか……?」
何だかもう泣きそうな声を出してしまったが、しかし無理も無いと思う。
俺の今のこの格好を見て貰えば、誰もが頷いて同情してくれるに違いない。少なくとも同じ男であればむせび泣いてくれるはずだ。
だが、アドニスは同情もせずにサラッといつもの調子で答えてきやがる。
「そうですね。君の場合、髪と目の色が特徴的なうえ、十七とは思えないほどの童顔ですから……むやみに男子の正装をすると、顔の周辺だけが目立ってしまいます。なので、オスの性的興奮を煽る部位を積極的に露出した方が目くらましになる」
「そ、それは俺も男だから理解出来るけど……」
まあ確かに、誰だってえっちな部位には弱いよな。
豊満なおっぱいがドーンと出てるドレスならソコに目が行っちゃうし、綺麗でスラッとしてたりムチッとしてたりする足が出ていたら鼻息荒く注目しちゃうものだ。
好きなんだからしょうがない。
けれど、それは相手が女性だったらっていう場合に限ると思う。
いや、待てよ。この世界じゃ俺はメス扱いだったんだったな……。
でも俺みたいなのに性的興奮とか言われましても。その興奮を煽るのが、こ、このヒドい格好とか言われましても……ッ!
「ほら、ちゃんと鏡を見て確認してくださいよ。ちゃんと付け毛もつけて女のメスっぽくしてあげたんですから、変装としては良い感じですよ?」
そう言われて、アドニスの部屋の奥の方……寝室の壁にある姿見の前へと連れて行かれるが、自分の姿を顧みたくない。
ただでさえ後ろで細い二つのヒモみたいな物がペシペシ背中を叩いているし、顔にもブラックから借りた丸眼鏡が掛かってて毎度毎度ずり落ちるんだぞ。こんな状態の自分なんて、どう考えても格好悪いに違いないだろう。
なのに、イヤがる俺の姿が面白いのか、アドニスはいつになく上機嫌で笑いながら俺を強い腕力で引き摺って鏡の前に据えやがる。
見たくないと言っているだろうとドア前の調合室が在る部屋に戻ろうとするが、相手は俺の両肩を掴んで力を籠め、姿見の鏡の前から動けなくさせてしまった。
「さあ、ちゃんと見て」
「うぅ……ううう……」
仕方が無く、薄らと開いた目で姿見の前の自分を見る。
ぼやけた姿は、なんとか見れるけど……焦点が有ってしまうともうダメだった。
……なにしろ鏡の中の俺の姿は……ありきたりなコスプレに自分の顔がハマっているような似合わな過ぎる有様だったのだから。
「いやぁ、童顔の助手なんて珍しいですから、このくらいの方がちょうどいいでしょう」
会心の出来だと言わんばかりに、アドニスは俺に姿見の中の俺を見せつける。
「このくらい」と言うが……俺には充分やりすぎなコスプレだった。
だって。だって俺の姿は……昔のアダルトな動画に出てくるような、裾がギリギリでぱっつんぱっつんのナース服みたいなのを着て、三角巾みたいな布でボサボサな頭を抑えた、細い三つ編みが二つぶら下がってる眼鏡っ子姿なんだぞ!?
これのどこがコスプレじゃない、変な格好じゃないっつーんだよぉお!
「裾をドレスのようにふんわりさせた方が良いか悩みましたが、やはり体にぴったりと沿った服の方が、太腿の肉感をより強調出来て性的で大成功でしたね」
「なにが大成功だよおおおお!! つーか足太いって言うな!!」
肉感て絶対太腿が太いって事だろ、そうだろ。
俺だって好きでこんなになったんじゃないやい。最近なんか色んな部分が柔らかくなってるせいで太腿まで女みたいになっちまったんだって。
……ふ、太ったわけではない、と、おもうけど……それはともかく!
そんな新たなコンプレックスの場所を曝すなんて、アドニスは鬼だ。
しかも似合わない眼鏡っ子コスプレだなんて最悪だ。もう俺泣きたいんですが。
眼鏡の女の子も好きだけど、だからってその子になりたいわけじゃないって。
俺は、こういうカッコをしてくれる女の子とイチャイチャしたい側なんだってば!
それなのに、アドニスはと言うと俺の格好を満足げに見て、ぱつぱつの腰の辺りとか平らな胸の辺りとかを触って確かめてウンウンと頷いている。
……えっちな触り方じゃないから何とも思わないけど、でも満足げに見られたら俺としては凄く悲しいんだけど。男としての尊厳ゼロでプライドが傷ついてるんですけど。
「それにしても……少し見ない間に、君の体は随分メスっぽくなりましたねえ。臀部もそうですが、太腿のあたりも柔らかい感じになったような……」
「ひあぁっ!? や、ちょ、ちょっとやだ、揉まないでって……っ!」
急に横から太腿を揉まれて、思わず変な声が出る。
それと同時に姿見の中で変に悶えた自分を確認してしまい、俺は恥ずかしくなってアドニスの手から逃れようとする。だけど、相手は俺の顔を見ると――――意地悪な猫のようにニヤリと笑って、長い指の綺麗な手で更に俺の太腿を揉み始める。
う、ううう、ドSっ、意地悪のドSだぁあっ。
「君は男の子なんでしょう? 太腿を揉んだだけで悶えるなんておかしいのでは」
「だ、だってアンタが変な風に揉むから……ッ」
「変とは心外ですね。私は普通に質感を確かめてるだけですよ。変な触り方と言うのは……君の恋人である変態中年のように……ココを執拗に撫でることでは?」
「ひっ……ぅ、や……だ、だめっごめんごめんなさいそこヤダやめてっ……!」
指が、ゆっくりと太腿の合わせ目に移動して来る。
その動きが何を意図しているのかを察知して、慌てて謝るが……そんなことで俺を許してくれるなら、アドニスはアドニスじゃないワケで。
俺の肩をしっかり掴んで固定したまま、指の先で俺の太腿の合わせ目をゆっくりとなぞって来る。その感触は羽根で撫でられてるみたいで、変に敏感になってしまった太腿にはもどかしくて苦しい。
そのくすぐったいようなもどかしさが、自分の急所に近付いて来るのが、望んでないはずの変な気持ちを呼び起こして来るみたいで。それが恥ずかしくて、俺は必死に声を堪えようとして変な風に息を吸ってしまっていた。
「っ、ぃ……ひ……ぅ……っ」
もう自分の声すら恥ずかしい。
こんなの、なんか変に感じちゃってるみたいじゃないか。
変な、女の子がするえっちなコスプレみたいな格好をして、鏡の前で露出した太腿を触られるところを見せつけられて声を漏らすなんて、こんなの。
お、俺が、変態みたいで……っ。
「息が荒いですね、ツカサ君。ああ、もしかして、こうやって辱められるのに興奮しているんですか? ……ふふっ、純粋そうな顔に似合わず色狂いの淫乱ですねえ、君も……。それとも、調教され過ぎて体が羞恥に喜んでしまってるんですか?」
「ち、違……っ。だからも、もう、やめろって……っ!」
なんでこんな風になるのか、自分でも分からない。
嫌ならイヤって突っぱねればいいのに体が不思議と動かなくて、声で抵抗することぐらいしか出来ない自分に余計恥ずかしくなってくる。
それなのに、アドニスは俺のそんな態度を見て意地悪にも太腿を撫でるように触診して来て、こっちが恥ずかしがっているのを見て笑っている。
ぐ、ぐうう、相手は俺が困っているのを楽しんでいるだけなのに、なんで俺って奴は少し触られただけでドキドキしてんだよ……!
「別に、そのまま勃起してくれてもいいですよ。淫乱な薬師助手や医師助手の話も、市井では人気がありますからねえ。そのまま人前に出すのも良いかも知れない」
「~~~~っ! ばっ、バカぁあ!」
そんなん俺がやったらただのヤバい変態だろうがっっ!!
いい加減にしろ、と思ったら急に体が動いて、同時にアドニスの指が離れる。
俺は勢いでそのまま後方に拳を振りかぶってしまったが――空振りに終わった。
「ははは、冗談でここまで怒るなんて本当に君は面白いですねえ」
「冗談で済むかばかー!! あ、アドニスのえっち! 変態!!」
「うーん、ツカサ君にそう言われると不思議と悪い気がしませんねえ」
こ、こいつ……っ。
ああもうアドニスと言い合いしてもこっちが疲れるだけだ。
今後は無視をしよう。もうコイツにイタズラされたって負けないんだからな。
い、今のは……その……ノーカン! ノーカンだ!
「ともかくっ! これでマジで俺だって気付かれないんだろうな!?」
もうヤケになってアドニスに怒りながら突っかかると、相手は先程までのイジワル変態モードなど無かったかのように、いつもの調子で頷いた。
「まあ普通のオスなら太腿に目が行くので、君がちんちくりんな事には気が付かないと思いますよ。あの変態中年から借りた眼鏡で、目の色も青にしてますし……。そこまでやって不安なら……――」
と、アドニスが次の言葉を継ごうとした時、ドアをノックする音が聞こえた。
あれっ。ら、来客?
「ああ、ちょうど良かったですね。さ、ツカサ君……じゃなかった助手くん。テーブルと椅子を応接室の中央に出して下さい。私が相談に乗っている途中にお茶を用意しておいてくださいね」
「えっ、えっ? あっちょ、ちょっと待っ……」
応接室って、あのドアは言って真正面の調合室がある部屋か。
そこの中央にテーブルを据えて俺にお茶持って来いってことは……お、おおおい、まさかこの服のまんまで俺に接客させる気じゃ……っ。
それは流石に……ってああっ、俺に構わずもう行っちゃってるしい!
イヤだ、正直言ってこの姿を人に見られるのは物凄くイヤだ。でも、俺は祝宴の日にこんなクソ恥ずかしい変装をしなきゃいけなくなったんだし、こ、こんな所で来客に怖気づいているヒマなんてないワケで……。
ああもう仕方ない……お……俺だって男だ。覚悟を決めるぞ……!
「助手君、はやくテーブルを」
「は、はいはいお師匠様!」
カーデ師匠やファラン師匠でもないのになんでアドニスを師匠と呼ばなけりゃいけないんだと心の中で毒づいたが、俺はそそくさとテーブルや椅子を揃え、そのまま茶の用意をする為に給湯室に引っ込んだ。
アドニスの部屋は水回りの設備も用意してあって、簡単なお茶や食事を用意できる小さな給湯室があるんだよな。まあ調合するための部屋だもんで、水がすぐに使える場所じゃないと、色々不都合があるもんな。
ともかく、狭いけどこういう部屋があるのはありがたい事なのだ。
そんな事を思いつつ、俺はお茶を……ってどのお茶を出せばいいんだコレ。
色々な茶葉の瓶が棚に並んでいるが、正直言ってよく解らない。何が良いんだろうかと考えている内に、遠くから人の話が聞こえてきた。
この朗らかな感じは……お客か。お客が相談に来たのか。
でもこの時期に来る客って言ったら……どう考えても貴族とかだよな。
となると……アドニスはそれを見越して、俺に度胸を付けさせるために本番の前の日に「衣装合わせ」とかいって俺をわざわざここに来させたのか。
…………なんだ、そういう事なら言ってくれればいいのに……。
なんだかんだアイツも不器用だよなぁ。
「助手君、そこにある【爽花茶】を持って来て下さい」
ほら、こうやって困ってる時に「仕方なく説明してやる」みたいな態度で、俺の事をサポートしてくれるんだ。……まあやり方はドSだが、アドニスは結構優しいのだ。
出来ればその優しさをドSで包まずストレートに出して欲しいんだが……などと思いつつ、俺は日本茶と同じ要領でお茶を入れて、ティーカップを二つトレイに置いた。
どうせならお茶菓子も持って行こう。
適当にクッキーをお皿に綺麗に並べると、俺は給湯室から応接室へと戻った。
「お待たせしました」
平常心。何事も気にしない事だ。もうこうなったら開き直るしかない。
そう思い心頭滅却の気持ちで表情を隠し、俺はデカい丸眼鏡がずり落ちないように気を付けながら、軽く膝を曲げて「失礼します」とテーブルにお茶とお菓子を置いた。
「どうも、すみません。……やあ先生、貴方がこんな愛らしい助手さんを使っているとは知りませんでしたよ。いいお弟子さんですねえ」
そう言いながら俺を見て来るのは――――なんだか、妙な人だった。
……いや、妙じゃないな。普通だ。顔立ちは平凡だし、髪の色も少し褪せた感じの茶色で短髪……どこにでもいる、好青年な醤油顔って感じの男の人だな。
とはいえ、この世界の人々は外国人風なので、鼻は高いし彫りが深いが。
「いやいや、弟子と言ってもまだ小間使い程度でして。何も作れませんが、この通りに家事はとてもうまいのでソレをやって貰っていますよ」
あっ、いけねえ。あんまりお客さんを見ちゃいけないよな。
慌ててアドニスの側に下がるが、アドニスは俺を微妙な褒め方をして朗らかに笑うだけで、今のところダメだしなどはしていない。
セーフって所かな……。
股間を隠すように両手を合わせてトレイを持っていると、妙……平凡なお客人は、アドニスに視線を移して話を続ける。
服装は……貴族、よりも質素だな。俺達の練習をムリヤリ見に来ているあの貴族のお着きの人……メレンデスって執事の人くらい質素な正装だ。
もしかして貴族の人の侍従さんなのかな、と思っていると、相手は今俺が考えてた通りの事を離しだした。
「同じ弟子でも私とはえらい違いですねえ……いえ、私は弟子と言うよりも研究助手なのですが、この通り器用さだけが取柄でして……本当に、これまで彼には迷惑をかけっぱしでした……なので、一つ、今日はよく眠れる薬をと思いまして」
「なるほど。……しかし、貴方も共同研究者なのでしょう? あの【受胎時における子の能力値変移についての研究】は興味深く拝見させて頂きましたが、研究資料などを用意した貴方への謝辞を見た記憶があるのですが」
「いえいえ、私は本当にそれだけですので……」
何がなんだか分からないが、とりあえずこの人も凄い人ってことなのかな。
でも……何故だろう、なんか違和感がある。妙にゾワゾワしてて、なんか、こう……近付きたくないって言うか……逃げ出したい感じになるっていうか……。
そう思っていると、不意に相手が俺の顔を見た。
思わずビクッとしてしまうが、相手は気にせずニコリと俺に微笑みかける。
「君には、わかるでしょう? 気付かない人は気付かないものです。だからこそ、君のように誠実に勤められる人を、私は尊敬しますよ」
「え、ええ……」
なんだろう、何を言いたいのか俺にはちっとも分からない。
ポカンとしていると、相手はもう一言付け加えた。
「だけど……気付いても、それを利用できなければ意味が無い。ただの愚鈍です」
「…………」
「……私は、その愚鈍なものなのですよ。先生」
何故か、急に背筋が寒くなったような気がした。
だが、アドニスも相手も何もおかしなところはない。ただ会話を続けている。
顔も知らない、名前もまだ知らない、初めて見た顔の相手だ。
なのに俺はどうして……こんなに、嫌な感じの動悸を覚えているんだろう。
何か、何か気付いていない気がする。だけど、それが何かわからない。
――――気付いても、それを利用できなければ、ただの愚鈍。
さっきの言葉が急に頭の中に響いたが、俺は焦るばかりで何も出来なかった。
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