異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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豊穣都市ゾリオンヘリア、手を伸ばす闇に金の声編

35.結論の出ない幕引き

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 俺と厨房の人達が一生懸命作ったホットケーキはうまい。

 無論、俺のおやつへの情熱が生んだ結果ではあるが、正直に言えばこの美味さの大半は厨房のおじさんやお姉さんが生クリームを作るのを手伝ってくれたからだし、クリームの濃厚な甘さを抑える口休めのフルーツだって、厨房の人が快くどっさりと分けてくれたからなのだが……そこは今は置いといて。

 そんな美味いものをパクつきながら聞いた話は、とてもじゃないが甘い物に喜ぶ心だけで乗り切れるような話では無かった。

 ――――アドニスの話を俺なりに説明すると、こうだ。

 あの事件が起こり、関係者には一通り事情聴取が行われた後。ローレンスさんと、お城の人達で改めて話し合いがあったらしく、その時に……なんと、次々と「今まで挙がって来なかった調査結果」がボロボロ出て来てしまったらしい。

 結果から言うと「誰かが報告を留めていたゆえ、話が城まで来ていなかった」らしいのだが……別にみんなが悪いたくらみでそうしていたワケではない。
 これもまた、何とも奇妙な事態になっていたのだ。

 なんと、全ての調査官が帰って来たのが「貴族達が帰り始めた頃」で、それも一人二人と言った些細な誤差ではなく、全ての調査官が示し合せたように同じ日に帰って来てしまってたんだって。

 ……バラバラの地方に調査にやったのに、全員報告遅れで同じ日に帰って来るとなると……そりゃまあおかしいとしか言いようがないよな。
 しかも、調査官たちの話を聞くと余計に変な事になったらしい。

 彼ら曰く、それぞれの担当地方でいつの間にか放蕩しており、気付いた時には祝宴の日になってしまっていて、急いで帰って来た。その間、調査結果などを城に報告しようとも考えていなかったと言うのだ。
 真面目に調査を行っていた調査官たち全員が、だ。

 …………まあ、どう考えてもおかしいよな。
 同時に泣いて土下座して謝罪する数十人の真面目な調査官たちって、どう考えてもテレビのコント番組か何かなのかってレベルだ。
 こんなの、どう考えても「誰かの手が加わっている」と思う方が自然だろう。

 なので、王族の人達も彼らの放蕩三昧は不問にする事として、ひとまず調査報告を精査する事にしたのだそうだ。そしたら出るわ出るわ、贋金事件とデジレ・モルドールに関連する情報や、マリオ・ロッシ達の怪しい影が!
 調査官達の膨大な報告を合わせると、デジレ達の「やっていた事の巨大さ」や、彼が身分を偽っていたマリオ・ロッシの所業も徐々に姿を現していった。

 まず、贋金事件とデジレ・モルドール。
 彼は貴族の証明となる、己の家の紋章を表す金のブローチを持って、独自の販路で商売をする中規模の旅商人の商会に取り入ったらしい。
 そうして、持ち前の【金の曜術】で制作した膨大なアクセサリーや美しい宝石などを販売させ、己の身を隠しながら着実に資金を集めて行ったらしい。

 そこで少しずつ流していたのが、件の贋金だ。
 旅商人たちが独自に集まって作るギルドは、店を構えて商売をする商人ギルドとは違い、小規模なグループのいわゆる「お友達会員」しか情報を得る事が出来ないようになっている。だから、足も付きにくいし、旅商人は特定の期間でしか集まらないので贋金は様々な土地にバラけて出所が把握しにくくなる。

 それに、大規模な商会となると身分を偽るのは難しいが、お友達グループ的な感じの旅商人独自のいくつかの小規模ギルドは、心ひとつで加わることも可能なのだ。
 制約が緩い集団や元々性悪な集まりだと、他人が入るのも容易かっただろう。

 小規模なら全国各地に……というのは難しいが、それでも贋金の拡散は問題なく行う事が出来る。
 故に、デジレ・モルドールの贋金は「特定の地域」でしか流通しておらず、どこから流されたのかも分からなかったのだ。口が堅いのは良いけど、こういう時って小規模集団だと情報を得にくくて困るんだなぁ。

 閑話休題。
 で、その贋金流通に知らずに加担してしまった小規模旅商人ギルドは、調査官の人から話を聞いて大層驚き、申し訳なさそうにしつつも色々話してくれたようだ。
 しかし……そこから出てきたのは、驚くべき話だった。


 ――――彼は、大規模な商会を取り扱う悲劇の貴族だと言っていました。
 かつてはエショーラ地方に存在していた領地を持っていて、自分達はそこで領民のために一生懸命領地を切り開いたのに……何者かの手によって、モンスターの罠に陥れられ、家族も何もかも失くしたのだと。

 ――――だから、もう一度やりなおす為に資金が欲しいのだ、と言っていました。

 ……商人達は、そう言っていたらしい。
 けれど、そうなるとおかしなことになる。

 今のこのアコール卿国で家名すらも消え去った【モルドール家】の名や、その末路を知る者は少ない。アドニスが言うには、事情聴取の結果、貴族達も代替わりをしているせいで、国主卿であるローレンスさん以外名前すら知らなかったのだそうな。
 だとすると……領民すら言われるまで忘れていた今、そんなモルドールの名を利用しようとするヤツが思い浮かばないワケで。

 むしろ調査官が調べたせいで「モルドールという悪い貴族がいるらしい」という噂話まで立つ始末で、それくらいあの家の名前は知名度が失せていた。

 しかし、だからと言って事情聴取や調査結果を鵜呑みにしては、デジレ・モルドールを名乗る青年の意図がわからなくなるわけで……。
 ――――というわけで、会議は荒れに荒れ終いには踊っちゃうレベルだったとか。

 まあ踊ったのが本当かどうかはともかく、デジレ・モルドールが秘密基地にしていた【絶望の水底】を造るお金や、彼が暗躍するための諸々の費用がどこから出ていたのか……の一つのルートが判明したワケだ。
 調査によると、あの施設で発掘した鉱石を加工したもので、高価な宝飾品の取引もやっていたらしいので、お金は潤沢だったみたいだけど……それなら、なんで贋金を作ってばらまくなんて事したんだろう。本当にソコが謎だ。

 彼の隠れ蓑だった【マリオ・ロッシ】という存在だって、大人しくしてさえいればこんな事にならなかったのに、研究で賞を取ったり宴を引き受けちゃったりしたせいで、自ら正体を明かす事になっちゃったってのにさ。
 …………まあ、そもそも「何故一般人の学士になっていたのか」っていう所も、よく考えてみると「なんで?」で頭がいっぱいになって知恵熱が出ちゃうんだけど。

 たぶん、それはブラック達も同じだったんだろう。
 だからデジレ・モルドールの話を聞かされて延々話し合っていたのかも。普段なら他人の事なんて気にしないオッサン達だけども、今回は【アルスノートリア】のことも関連しているから、話し合わないワケにはいかなかったんだろうなあ。

「…………それで、一応今はマリオ・ロッシことデジレ・モルドールについては、各国に指名手配を願う為に【世界協定】へ連絡を取りました。なにぶん規格外の相手ですから、恐らく超法規的存在である【勇者】が創作に加わるでしょうね」
「ゲッ……あのクソ貴族が……」
「こらブラック! そ、そっか……ラスターが事件に……」

 そうだよな、ラスターが頂く称号【勇者】は、この世界では大陸全土で起こる厄介な問題やモンスターを討伐する事が出来る、唯一の存在なんだ。
 だから、勇者のラスターは救援を求められれば、砦の検問も全スルーですぐにその国へ向かう事が出来るし、その国である程度の自由裁量が認められている。

 各国への救援や、事件を調査したり国同士の諍いを収め仲を取り持ったりする事が主な活動の【世界協定】と似て非なる存在なんだよな。
 まあ、やってる事は“勇者”というより“特殊問題解決人”って感じだけど……。

 ご、ゴホン。
 ともかく、ラスターなら何とかやってくれるだろう。ナルシストだけど国民には何故か絶大な人気だし、アイツも国民を守る気持ちはあるからな。それに強いし……何よりラスターも【アルスノートリア】に関係しているので、巻き込まれるのは仕方ない。
 一人で行動するのは心配だけど……まあ、俺よりチートだし大丈夫……だよな。

「つーかーさーくぅ~ん? まーた僕以外のオスの事を考えて……」
「わーっ、考えてません考えてません!! アドニスっ、そんで結局、俺達はこれからどうなるんだ!?」
「誤魔化すために私に話を振らないで下さいよ」
「ごまかしてない! あのほら、どうすりゃいいんだよ!」

 またさっきみたいな恥ずかしい姿をアドニスに見られるのは嫌だ。
 そう思って慌てて話を続けようとすると、真向いのメガネは「はぁ、やれやれ……」と言わんばかりの顔で溜息を吐きやがった。
 て、てめえこんちくしょう。

「ハァ。まあ良いですけどね。……とにかく、今後【ゾリオン城】は警戒を強化する事になるので、私も君達も追い出されるでしょう。ですので、君達には一刻も早く【銹地の書】を手に入れて貰うために、ハーモニック連合国の港から船で獣人国ベーマスに渡って貰います」
「何か手伝わなくていいのか?」

 問いかけると、アドニスは眉を上げて肩を竦めて見せる。
 まるで「お手上げです」と言っているみたいに。

「マリオ・ロッシとジョアン・シルヴァが居た村の者達の事もありますので、君達が城に滞在していても何も出来ないでしょう。調査官達の様子がおかしくなったことも、全てあの二人――――アルスノートリアの仕業なら、村の者達の事も他の視点から調べ直さなくてはいけませんしね。……君の記憶が所々欠けているのも、十中八九あの連中の仕業ってことになるでしょうし」
「あ……」

 そういやそうだ。俺が【絶望の水底】での出来事を中途半端に忘れているのだって、デジレ・モルドールの仲間の誰かが術を掛けたせいなら納得できる。
 こんな虫食いみたいな変な状態の記憶喪失なんて、考えてみればおかしいよな。
 それに……調査官の人達の様子や、あいつらと対峙した時にローレンスさん達が気を失っていた事を考えると……そのセンを調べるのは無駄にはなら無さそうだ。

 もしかしたら、マリオ・ロッシ達が居た村から、何かが解るかも知れない。
 でも、それなら余計に俺達もついて行った方がよくないだろうか。
 俺達はあの二人の顔を知っているんだし、居た方がいいよな。

 そうは思ったのだが、アドニスは「いえ」と首を振った。

「今回の事に関しては、今も色々と謎が残っていますが、あの【アルスノートリア】が明確に動きを見せて来たというのが心配です。もしかすると、彼らは“今まで以上の何か”をしでかすかもしれない。……なんたって、危ない存在が確実に二人居るって事は確かになりましたからね。なので、憂いは早く取り除いておいた方が良い」
「確かに……。あいつらに【グリモア】の書が残ってるって知れたら、絶対燃やされるか、悪い事に使われそうだもんな」

 青ざめる俺に、さもありなんとアドニスは頷く。
 そうして一口ティーカップを傾けて、ふうと溜息を吐いた。

「…………相手の事が何も分からないのは悔しいですが、少なくとも一人……君のおかげで表に出てきました。正体も知れたので、贋金事件はこれ以上派手に動く事も無いでしょう。……この国での問題は、ほぼ潰れたと言っても良い」
「だが、そのせいで余計なモンが出ちまったじゃねえか」

 ぶっきらぼうな言い方で最後のホットケーキの欠片を口に放り込むブラックに、普段ならチクリとした言い方をするアドニスもらしくなく頷いた。

「出来れば、のんびりツカサ君のホットケーキを食べていたかったんですがねえ」
「なっ……い、いきなりそんなコト言うなよお前、まったく……」

 そ、そんな、のんびりするお供に俺のホットケーキを食べるなんて、常食したいくらい美味かったとか言われてるみたいじゃないか。まさかそうか。そうなのか。
 ふ、ふふふ、俺ってば罪なオトコだぜ……。

「てめぇえええツカサ君を誘惑してんじゃねええええええ!」
「ムゥ……ツカサ、オレもツカサとツカサのメシを毎日三食食いたいぞ」
「横からええかっこしいしてくんなクソ熊あああああああ」

 ああ、あああ、また話がこんがらがって……。
 でも……ブラックがいつもみたいにきいきい言ってくれると、なんかホッとする。
 この場所には、ブラックが真面目にならなくても良い人しかいない。ブラックも、必死に相手に向かって行かなくて良いんだ。もう、緊張しなくたっていい。

「……ん? ツカサくん?」
「…………なんでもない」

 子供みたいに目を丸くして瞬かせているブラックは、全然大人げない。
 だけど、出来れば。

 出来れば……俺は、こういう風に、いつもみたいな三人で居て欲しい。
 そんな事を願ったって、どうしようもなくなる時は来るのかも知れないけど。

 でも……――――悲劇として語られるような結末にだけは、なりたくない。

 何故かふと、俺はそう思った。










 
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