異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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慈雨泉山アーグネス、雨音に啼く石の唄編

3.久しぶりの時間

 
 
   ◆


「ホントにずーっと雨が降ってるんだなぁ……」

 ガラスをはめ込んだ戸がない、鎧戸だけの質素な窓。街道沿いで潤っている集落でもなければ、大体の民家はこんな感じだ。街にはガラス窓がある場所も有るとは言っても、やっぱりお金持ちじゃないとどこもこう言う感じらしかった。

 そのせいか、鎧戸……分厚い木板の戸だけの窓だと、劣化したら隙間から風やら雨やらが降り込んで来てしまう。外が冷たい空気だと、部屋の中でどんどこ火を焚き温めなきゃいけなかった。……こういう時、魔法みたいな術があると便利だ。

 俺達は今、まさにその炎の曜術の恩恵にあずかり、人気のない廃墟の小屋の中で暗がりに降る小雨をじっと眺めていた。

「ツカサくーん、いいから早く窓締めようよ。風邪に取り憑かれちゃうよ?」
「下半身靴だけの素っ裸では色々と危ういぞ」
「あーもーはいはい俺が悪かったです! てか下着は履いとるわい!!」

 だーったくもう余計な事を言うオッサンどもだ!
 せっかく人が異世界の不思議な風景を観察していたのに……いやまあ、日が暮れたらもう真っ暗で何が何だかわかんないんだけどさ。

 仕方なく鎧戸をしっかり締めて風が入って来ないのを確認すると、俺はブラック達が陣取っている暖炉の前へと戻った。

「にしても……しっかりと形が残っている小屋が在って助かったな」
「そうだねえ。ツカサ君のズボンと下着もおかげで乾かせるし」
「…………」

 なんかものすっごいチクチクとイヤミを言われているような気がするが、コイツらは素でこういう物言いをするのだ。一々取り合っていたらこっちの身が持たない。
 とは言え……暖炉の真上に紐を張って吊るした俺のズボンとパンツは、直視できる物ではないな。俺の失態を堂々と曝しているようで、なんかもう近付きたくなかった。

 う、うう……こんな事になるなら、すぐに合流したいとか驚かせたいとか言うんじゃなかった。素直に道の上に降ろしてとキュウマにお願いしたら、こんな事にはならなかっただろうに……はあ、返す返すも恥ずかしい。

 それにしても、下着は買い足しといて良かった。以前、下着の替えが無くて酷い目にあったから、本当に助かったぜ……。ズボンは替えを用意できる金額ではないが、下着が有ればだいぶ違うからな。
 にしても……ブラックの説明によれば、ここは打ち捨てられた小屋町の一つだというのに、これほどしっかりとしたログハウスが残っているなんて驚きだ。

 雨が染みこんでない、雨風をしのべる場所なら……なんて思ってたけど、これじゃ普通にどっかの高原にある別荘にお呼ばれしたみたいだ。
 天井の木材も床板も全然劣化してないし、使おうと思えば今でも使えるぞ。

 この世界では、物が劣化したり腐るのは【魔素】が作用するからという話だが、この山……確かキュウマは【慈雨泉山・アーグネス】と言っていたが、ここは標高があって曜気も【魔素】も少ないから劣化しにくいのかも知れない。
 ……うん、いや、これも小屋町に行くまで説明してくれたブラックのウケウリだが。

「にしても……曜気が少ないのに、なんで森が成長しちゃったんだろう?」

 ここに来るまでに歩いて来た道は、ホント驚くぐらいの「山の中」だったよな。昔の道が辛うじて把握出来るレベルまで森が侵食してて、道もぬかるんでて歩くのにとても苦労したんだ。……でも、高山には曜気が少ないってんなら、そこまで成長できないハズ……だよな? 国境のデタラメなモンスター地帯は置いとくとして。

 考えてみると不思議だが、何か理由があるんだろうか。
 そう首を傾げる俺に、古めかしいソファに座ったブラックが顔を向けて来た。

「うーん……簡単に言えば、この雨のせいかな。普通はたかが数十年でこんな風になるワケないんだけど、この【慈雨街道】は常に雨が降ってるからね。大地の気を水の曜気でなんとか肩代わりして成長しているのかも。なんたって、やむことのない雨だし……変な力が在ってもおかしくはないさ」
「なるほど……ホントこの世界って何でもアリだなあ」

 ブラックとクロウの椅子の間に自分の椅子を持って来て、俺も暖炉の前に座る。
 ……横のオッサン二人が「こっちじゃないの?」と同時にオノレの膝を叩いていたが、俺は見なかった事にして椅子の背凭れに体を預けた。

「はぁ……。つーか、なんというかこんなに気ぃ抜いてるの久しぶりだなぁ」
「あはは、最近はホント忙しかったからねぇ」
「ツカサは投獄されたり劇をやったり特にめまぐるしかったしな」
「うう……も、もう練習も労働も思い出したくない……」

 と言っても、俺が投獄された【絶望の水底】での事は、ほとんど覚えてないんだけどな……。まあ、デジレ・モルドールの顔をはっきり見たお蔭で、アイツの事だけは何か思い出せるようになって来たけど……やっぱ他がなんかボンヤリしてんだよな。

 演劇に関しては、言い伝えが捻じ曲がってるって切なさや演技する事の大変さとかを知れたので、まあ……終わってみれば良かったかも。
 お城の人達とも仲良くなれたし、ちょっとは演技が上手くなった気がするし!
 …………ま、まあ、実力のほどは置いておくとして。

 ともかく、休む暇もなかったのは確かだな。休みとは言っても、やらなきゃならない事の間の休憩みたいなもんだったし……休みの日はアドニスに体の異常を調べて貰ったり、なんかその……唾液とか舐めさせられてたし……。
 い、いや、別に変なアレじゃないからな。コレは薬を作って貰うための試験と言うか検証と言うか、そういうヤツなんだからな!

 はあ、はあ、思い返して心の中でヒートアップしてどうする。
 まあその、ホントに休みって感じじゃ無かったってことだ。
 ブラックも隙あらばくっつこうくっつこうとしてたしな。台詞が飛ばないかマジで心配だったぞこっちは。俺はお前らみたいに物覚え良くないんだからなまったく。

 今だって期末テストの範囲の事を覚えているかどうか判らないぞ。
 いや、それは今は忘れよう。ここは異世界なんだ。脳を休めるのだ。

「なにツカサ君、一人で赤くなったり青くなったりして」
「ムゥ、やはり風邪に取り憑かれたのでは……」
「わっ違う違う! 最近のコトを思い出してたんだよ! ……にしても……本当は急ぐ旅なのに、なんかゆっくりしちゃってさ」

 暖炉の中でパチパチと燃える炎を見ていると、なんだか頭が空っぽになる。
 ゆらゆらと動く姿は生きているようで、見ていて不思議と飽きない。……特に今日は、思いがけず変なインネンつけられちゃったからなぁ。

 何だか、あんまりアッチの世界に居たくなくて……ついこっちに来てしまった。

「…………ツカサ君」
「ん……っ!?」

 ぼーっと考えていた所に背後から声を掛けられて、思わず振り向く。
 が、それと同時に俺の体はもう抱え上げられており、そのままブラックが座っていたソファに案内されてしまった。無論、俺の着席場所はブラックの膝の上である。
 …………おいっ。なんで毎回毎回膝に座らなきゃなんねーんだよ!

「おいブラックっ! せめて今日くらいは……」
「うぅん、だって僕寂しいんだもん……。せっかく早めに戻って来てくれたっていうのに別々の椅子に座っちゃうし、この前だってセックス直前でお預けくらうしさぁ」
「それはアンタがとんでもない場所でヤろうとするからだろ!?」
「だから僕、いまツカサ君との触れ合いに飢えてるの……」

 そんなわざとらしい言い訳を呟きながら、ブラックは俺の体をぎゅうっと抱き締め、有無を言わさず頬に擦り寄って来る。イデデデ無精髭がっ、やめろ、夜になったから余計にチクチク度が増してるぅうう!

「わ、解った、解ったから凶暴度が増したヒゲで擦り寄るなぁっ! ふ……触れ合いがしたいってんなら……その……」
「してくれるのっ?」
「……こ、こういうのだろ」

 自分から「こういうのが“ふれあい”というヤツだ」なんて見せつけるのは恥ずかしいが、これ以上ブラックに主導権を握らせているとヤバい事になりそうだ。
 つーか毎回この手の問答で流されてえっちしちゃってるので、なんとか今回は俺が主導権を握りたい。そりゃまあ俺だって、ブラックと……手、というか……くっつきたいかな……とか思ったり、したけど。

 でもな、ブラックに好き放題やらせると絶対スケベな方向に行くんだ。
 これはもう何度もやられたから分かる。俺だってわかるんだ。

 いくらこっちが「ブラックとひっつきたいな」とか「肩に頭乗せても良いかな」って程度の一般的なイチャイチャを望んでも、ブラックの手に掛かると全部えっちの前の前菜みたいな感じになっちまう。お、俺は、恋人らしい心がぽかぽかするみたいな、ずっと前から彼女が出来たらしたいなって思ってた慎ましい恋人の触れ合いをしたかったわけで、そんな、え、えっちな……えっち……う、うう、俺なに考えてんだろう……。

 自分から赤裸々に主張したくせに恥ずかしさで体温があがってしまったが、とにかくその、そういうことなのだ。
 だから、今回は俺が歯止めをかけるのだ。いやもう膝に乗せられた時点でピンチなような気がするが、俺も男だこういう所は主導権を握ってやるんだ。

 今日もそうだったけど、やっぱりやられっぱなしなんて格好悪い。
 それに、俺は……ブラックとちゃんと「恋人」やるって、自分からもブラックに対して気持ちをちゃんと示そうって決めたんだから、なすがままなのもな。

 こ、こういう時はアレだ。えーっと……石には恥部……じゃなくて、いにしあちぶ? とか言うのを取るんだ。俺が率先して行動して、えっちな雰囲気じゃなくてらぶらぶな……って何言ってんのとにかくえっちじゃない感じの雰囲気にするんだよ!

 ともかくやってやるのだ。
 そう決心して、俺は――――ブラックの体に、背を預けた。

「お゛っ! つ、つかしゃくふん……っ! ふ、ふへ、ふへへ」
「か、勘違いすんなよ! これは触れ合いだからな、えっちな事とかじゃないからな! その……お、俺がしたいふれあいってのは……」
「ふ、ふひっ、ふれあいって言うのは……!?」

 だあもうチクショウ。背後であからさまに期待した声なんて出すんじゃない。
 嘲笑われてるんじゃないかレベルの声で逆にこっちが恥ずかしくなるが、しかし当の本人はただ単に喜んでいるだけなのだ。ちゃんとヒゲを剃って整えて黙っていれば美形なクセに、行動も喋り方もモブおじさんなだけなので、実際は悪意などない。

 男の俺にこんだけ興奮するのも、色々理由は有るにせよこっちからすれば「奇特な奴だな……」って感じなんだけど……でも、興味を持たれてなかったり、冷めた態度で接されるよりはずっといいワケで。
 お……俺だって、ブラックの事……すき、だし……ブラックが俺のことを想ってくれているのは……すごく、嬉しいし……。
 …………いや、そ、そういう話じゃなくて。

 えっと、だから、その……俺がやりたい“ふれあい”ってのは……。

「…………」

 声で説明するのが妙に恥ずかしくなってきて、俺は迷った挙句――無言のままで、ブラックの手を引いてひっくり返させ……その手を、握った。

 ……膝の上でブラックの胸に背を預けて、俺の手より大きくて節くれだっている大人の男らしい指の間に自分の指を滑らせる。
 たったそれだけの事なのに、何故かどきどきする。自分がそんな似合わない事をやっているという事実が感触で嫌と言うほど思い知らされて、熱が上がる。

 だけどそれ以上に……手にブラックの厚くてカサついた掌の感触を感じるのと、背に相手の呼吸を感じる事で、胸が締め付けられた。
 いつもされている事と変わりないのに、何故か自分でやると居た堪れなくなる。
 自分がどんな欲望を持っているのか、どんなことを相手に望んでいたのかを真正面から伝えてしまったような居心地の悪さが在って、なんだかもう逃げ出したかった。

 でも。
 ブラックは、いつの間にか緊張していた俺の手を握り返してくれて。

「ふ、ふふ……ツカサ君……ほんと、キミって……可愛すぎてたまんないよ……」
「っ……!」

 吐息が頬にかかり、弾力のあるなにかが触れる。
 髪や耳を、柔らかいようなしっかりしたようなうねる物が擽って来る感触は、何度も同じ事をされているのにやっぱり慣れない。
 間近にブラックの顔が有るんだと思うと……内腿に、力が入ってしまって。
 そうやって、つい“いやらしいこと”を創造してしまう自分が恥ずかしくて、俺は余計に顔を熱で熱くさせてしまった。

 そんな事をすればブラックには全部解ってしまうのに、我慢しようと思ってもブラックが俺にぴったりくっついてるんだと思うと、どうしても我慢が出来なかった。

「こんな格好しておいて『このままでいい』なんて、貴族の生娘でも考えないよ。ホントにツカサ君ってばウブで純粋だよねえ」
「ぅ……っ……だ、だって……アンタが膝にのせるから……っ! 俺はべつに、て、手だけ、握ったって……」
「それはダメ。僕がツカサ君の柔らか~い体を感じたいんだからさぁ。せっかくシャツ一枚下着一枚で……ほら、むっちむちのメス太腿もじかに障り放題なのに……」
「ぅあっ……!? や、ばっ、ばか、だから触れ合いってそう言うんじゃなくて……っ」

 普通、恋人が手を繋いだり肩を寄せ合ったりする方だろう。
 こんなふうに、や……やらしく、太腿撫でたりするのは、違う。こんなのえっちの時にしかしないだろ。そういう気分の時しかやんないだろ!?

 なのに、ブラックは俺が止めようと骨太な手首を握っても、太腿を撫で回して、俺のピッタリ閉じた足の間に強引に指を潜り込ませてきて。

「あは……ツカサ君、そういえばお付き合い初心者だもんねえ。……耳年魔がどこでセックスの知識を取り込んで来たかは知らないけど、こんなの普通なんだよ? 恋人なら、どこでだって相手に発情するものさ。特に……すっごく近くて、相手の柔らかい肌や肉の感触がわかっちゃうと……むらむらして、撫で回したくなる……」
「っ……! ぁ……やっ……バカ、う、動かすなっ。そこ撫でるなって……!」

 ヤケに感覚が鋭い内腿を、ブラックの大きな手が撫でて緩く揉んでくる。
 普通ならトリハダものなのに、何度も何度もそこをブラックの手で撫でられてるせいなのか、俺の体は「これからえっちな事をされる」と勘違いして、股間の方がじわじわと覚えのあるヤバい感覚に侵食されていってしまう。

 このままじゃダメだと思って足を強く閉じようとするけど、俺の足の力はブラックの手の強さに敵わないようで……相手の指の動きは、全然止まらなかった。

「ねえツカサ君……もう邪魔者なんていないでしょ? 明日までにしなきゃいけない事も無いよね? だったらさ……セックスしようよ……僕もう我慢できない……」
「ブラック、オレもいるんだが」
「……邪魔しなけりゃおこぼれはくれてやるから黙ってろ駄熊」
「むっ」

 おいクロウ、お前さん助けてくれないのかい。
 いやまあ二人ともこういう時は妙に仲が良くてチームプレイをしやがるから、助け舟が期待できないのも「いつものこと」だけどさあ。
 でもちょっとぐらい俺の身を案じてくれてもいいのに!
 くそー、なんでこうなっちまうんだ。俺がブラックに勝てる日は来ないのか!?

「ふふ……ツカサ君たらホントに意地っ張りだなぁ。……ホントは、僕と密着して抱き合ったまま、恋人セックスがしたかったんでしょ……?」
「なっ……!? そ、そんなワケ……」
「大丈夫……今日はすっごく優しくしてあげるよ……? い~っぱいツカサ君のコトを可愛がって、どろどろにしてあげるからね……」

 低くて渋い声で、耳の奥まで届くように囁かれる。
 とんでもないことを言われている。全然そんなこと思ってなかったのに、それなのに俺は……ブラックに抱き締められているだけで、ロクに抵抗も出来なかった。











 
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