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慈雨泉山アーグネス、雨音に啼く石の唄編
快楽だけを考えて2※
「ふっ、ふへっ、ぅへへ……じゃ、じゃあ遠慮なく……!」
下からカチャカチャと音が聞こえたが、それが終わったのかどうかも分からない内に再び体を抱え上げられ首から腕を解かれる。
ぐるんと暖炉の方を向かされて、またブラックの足の上で膝立ちにされた。
「ツカサ……」
「あ……っ」
椅子の前に、跪いているクロウが見える。
暖炉の明かりに褐色の肌と橙色の瞳がゆらゆら照らされていて、なんだか凄味があるようで俺は無意識に息を呑んだ。
いつものクロウじゃない。
俺を見上げる目はギラギラしていて、自分を落ち着けるように深い息を繰り返していた。……これは、衝動を堪えている顔だ。クロウも興奮しているんだ。
そう思うと、下半身を曝している今の自分の格好と、さんざん弄られて開いた穴に冷たい空気が触れて来ることに恥ずかしさが戻って来て、足が震えて来る。
それでなくともブラックのせいで勃起してしまったモノを見せつけてるのに、どうして俺はこんな格好をクロウに見せつけているんだろうか。
頭が煮立って来て、今の自分の格好と頭が熱に浮かされてぼんやりしている事が消化し切れずにただ硬直して体がガクガクして来てしまう。
恥ずかしいのに、イヤなら文句の一つでも言えばいいのに、体が動かない。
ただ、見られているんだと思うと動悸で胸が苦しくなってお腹の奥が疼いて。クロウが僅かに口を開き、俺の股間を見ながらゆっくりと舌を出したのを見せつけられると、それだけでもう居た堪れなくて足が閉じようと動いた。
だけど、その前に俺の腰を掴んでいたブラックが。
「……ふ、っふは、はぁっ……はぁっ、つっ、ツカサ君……っ、いくよぉ……っ」
「っ……! あ゛っ……あ゛、ぐっ、ぅ゛う゛……!!」
冷たい空気の感覚が、熱い感覚にかき消される。
刹那、ぬるりとした何かが指で弄られて開いたソコに押し付けられて――ぐっと強く広げられた。その異物感と指とは比べ物にならない大きさに、体が強く緊張する。
だけど、この逃げられない状態ではどうしようもない。
無意識に締め付けても、液体の助けを借りてソレはどんどん入ってくる。
いつも苦しくて、せりあがってくる感覚に慣れなくて、無様な声が出てしまう。なのにブラックはそんな俺が好ましいと思っているのか、ぐいぐい入って来て。
「ぐぅ、う゛……う゛ぅ゛う゛……っ! や゛っ、ぁ゛っ、ぐ……ぁ゛あ゛……っ!}
「は、ははっ……い、いつもより簡単に入っちゃうね……っ! やっぱり、ツカサ君の回復薬だから、ツカサ君の体に馴染むのかな……っ、く……」
背後から聞こえる低くて荒い息遣いが、俺のお腹の奥を余計に刺激して、自分でも訳が分からないくらいぎゅうっとナカに入っているものを締め付けてしまう。
防衛本能で、相手を止めようとしているのは自分でも理解している。
だけど、ナカに入っているブラックのモノを明確に感じてしまうたびに、今まで何回もいやらしい事を教え込まれた俺の体は、勝手に反応してひくひくと震えてしまって。
クロウに見せつけている愚息も、我慢したいのにもう汁を垂らしてしまっていた。
こ……こんなの、ほんとに……本当に俺……っ。
「ふっ……はは……ツカサは意識がある時の方が、蜜を垂らすのが早いな。オスに犯されている自分を見て貰うのがそれほど嬉しいのか」
「っ……!! ちっ、ちがっあ゛っ、あ゛ぁ゛あ゛っ……!」
そんなバカなことがあるワケない。
これは、ぶ、ブラックが、俺に構わずナカに入ってくるから……っ!
「あ゛~、ツカサ君の締め付けホント最高……っ。ふっ、ふふ……ほら、ツカサ君……もうツカサ君のおなかいっぱいになるまで入っちゃったよぉ……っ」
「あ゛、ぐ……っ、う゛ぅうう……っ」
「ああ……苦しいよね……でも落ち着いて……今日はツカサ君が苦しくないように、ゆっくりしたセックスを楽しもうね……」
なにが「苦しくないように」だバカ。こっちは挿れられた時点で凄く苦しいんだよ!
デカいしグイグイ入って来るし、け、ケツのなか広げられて違和感凄いし……っ。
こんなの、楽しめるわけがない。いつもみたいにガツガツされる方がなんぼかマシだって絶対に。だから、こんな――――
「う゛あ゛ぁ゛あ゛!!」
「あっ、ごめぇん。うっかりして手を離しちゃったよ! 勢いよく落としちゃったせいで、僕のペニス根元までツカサ君に食べられちゃったね……っ、くくっ……」
「ひっ、ぐ……う゛っ……く……ん゛ん゛ん゛……ッ」
おなかが、苦しい。
大きくて熱いのが、内臓を押し広げてるみたいで体が震える。
走り過ぎて疲れた時みたいに足がガクガクして、苦しさの余りに逃げ出そうとしても足が上がらなくて、ただ凄まじい圧迫感に耐える事しか出来ない。
その間にも俺の足はクロウによって伸ばされ、ブラックの体に深く座るように仕向けられて、強引に割り開かれた。そんなことされたら、尻に体重が行って余計にナカの物に意識が行ってしまう。ただでさえ主張しまくってるのに、こんな……っ。
「ほら、ツカサ君もっと僕に体を預けて……」
「う゛ぁ゛っ、い゛っ、ぎ……ひ……っ! ぐ……ぐぅう……ッ」
ブラックが、椅子から少し腰を離そうとして動かす。
そんなほんの少しの動きですらナカを刺激して、苦しい感覚に俺は呻いてしまう。
い、いつもならこんな感じじゃないのに。わけがわかんなくなって、頭がボーっとして気持ちが良い事しかわからないまま、なんだか終わってるだけなのに。
なのに今は、苦しくて圧迫感が凄くて、息がうまく出来ない。
ブラックの胸に背中を預けているのに、ナカに入っているモノのせいで、ちっとも楽にならなかった。こんな状態なのに、な、なにが楽しいんだ。
それに、苦しいと思ってるのに……未だに勃起してる自分が情けない。
なんだかもう泣きたくなってしまったが、オッサン二人はそんな俺の大変さになど気にも掛けず、両足を持ってソファの肘掛けに俺の足をかけようとしてきた。
「や゛っ、あ゛……やだ……っあ゛……!」
「ほらほら、ツカサ君暴れると余計に苦しくなっちゃうよ? 静かにして……」
「ツカサ、足を開いた方が楽だぞ。少し落ち着け」
「っ……ふ……ふぅう……っ、う゛……う゛ぅ……う……」
大股開きにさせられて、クロウに恥ずかしいところを全部見られてしまう。
何度も見られているだろうと言われても、こんなの慣れるはずもない。そもそも、今は……ぶ、ブラックのが……入ってて……そこまで見られてるわけで……っ。
「ツカサ君落ち着いて……ほら、深く息を吸って、吐いて……。このままにしてたら、少し慣れて来るから……ね……?」
そんな事があるのだろうか。
疑問に思っても、俺には最早そうする以外にこの苦しさから逃れる術はない。
恥ずかしい格好だけど、クロウに見られていて逃げ出したいけど、苦しいのが楽になるのなら、もうブラックの言う通りにするしかなかった。
「っは……はぁ……っ……は……」
「そう……っ、ふふ……お、落ち着いて……」
――――あやすように、時折ブラックが優しい声をかけてくる。
それ以外は、静かで。
こんな事をしているのに、自分やブラック達の息遣いの音に慣れて来ると、微かに外の雨の音が聞こえて来て、暖炉の小さくはぜる炎の音も耳に入ってくる。
体はカッカしてて、太くて熱いものがナカに入っていて、耳の奥でドクドク言っているのに……その控え目な雨音のせいか、荒い息も、異物が体内に入って来た事による体の震えも徐々に治まっていく。
強烈な違和感は有るけど、意識がはっきりした状態でこんなことになるなんて、少し驚きだった。人間、慣れる時は慣れるもんなんだな……。
で、でも、苦しいのは変わりないんだぞ。
体も熱いし、ブラックの動きでナカのヤツも動いて、それでなくても意地悪しているのか、時々軽く動いてナカを擦って来て、体が動いちゃうし……!
ブラックも動きすぎなんだよ、クロウぐらいじっと待っててくれれば……って、自分の股間を凝視しながら待ってるクロウもちょっと怖いんだけど…………いやその前に、冷静になるとこの状況って一体なんなんだろうという疑問が。
「…………落ち着いたか、ツカサ」
「え゛っ!? え……あ……さっき、よりは……」
「では、もう再開しても良いな。ブラック、いいか?」
「くれぐれも食い過ぎんなよ」
ぶっきらぼうな声が背後からクロウに放られる。
どんな顔をしているのか見なくても分かるくらいの不機嫌な声に、クロウは無表情ながらも熊耳を軽く動かして、俺の股間に顔を近付けて来た。
……って、まさか……。
「くっ、クロウだめっ今そんなのしたら……っ」
「今だから良いんだろう。ツカサが弱い快楽を感じ続けて醸し出す味も食べたいぞ。といってもまあ……二口目からは極上の味になってしまうかも知れないが」
「え……」
なにそれ、どういうこと。
こんな状況のせいか、すぐには理解出来なくて、問いかけようとクロウを見たが。
目の前で軽く口を開けて、濡れた赤い舌をこれみよがしに見せてきた相手に息を飲み込んでしまう。吐息が下腹部と俺のモノにかかってきて、内腿にクロウの太くて皮の厚い指がグッと沈み込んで来て、その、舌が、先走りを垂らして震えている俺のモノを――――
「っあぁあ!」
「おほっ、し、締まるぅ」
「んん……つかひゃ……」
根元からゆっくりと、舌で舐め上げられて思わず変な声が声が出てしまう。
そのあまりにも直接的な刺激に耐えられず体が反応すると、ナカにあるものもグッと締め付けてしまって、ブラックが背後で嬉しそうに喘いだ。
だけどもう、構っていられない。
「だぇっ、やっ、やらっそんないっぱ……っ……舐めたらっぁっ、あう゛ぅ……っ!」
「ひはしう゛りのツカサの味……っ、ん、んま……」
舌で包まれて、口の中に全部食べられてしまう。
今までずっと冷たい空気にさらされていた俺のモノは、それだけで過剰に反応してしまったのに、クロウは構わず舌を絡めて俺の物を強引に扱いて来る。
気持ち良いのに、ついていけない。一気に体がビクビクして、ナカのを締め付ける感覚も相まって何が何だか分からなくなって。
「っあぁああ! や゛っぁっ、あぐっ、あああっ、もっ、ぁっああ……!!」
「ツカサ君たらもうイッちゃうの? んもー、メスのくせにすぐおちんちんでイッちゃうんだから……でも、ツカサ君はココを弄られるのもスキだもんね?」
「ひぐっ!? ひっぁっち、ちくび今しっぁ゛っ、あぅう゛っぐっ、ぅうう……っ!」
ち、乳首弄られてる。ぐりぐりされて、さきっぽのとこ、ざらざらしてる指で擦られてるのに、クロウにおちんちん吸われお腹が熱い、びくびくする。やだ……こ、こんな……こんなにされたらもう……!
「――――――ッ!!」
喉が締まって、歯を噛み締める。
と、同時に、中心に溜まった熱が一気に吐き出される解放感と気持ち良さが全身を駆け巡って、目の前が真っ白になった。
「ああっ、は……つ、ツカサ君がイッたのすごっ……ナカがビクビクして、締め付けてくるの、すっごい気持ち良い……っ!」
「んは……っ。ツカサ……ツカサ、もう一回だ……っ」
「っ、ぁ……あ゛ぐっ!? ひっ、ぃあっ、ま、まだイッたばっ、ぁ、あぁああ!」
「ほらツカサ君、乳首もまだビンビンだよ? こっちも気持ち良くしてあげないと可哀想だから、頑張らないと……」
「~~~~~ッ!!」
クロウにおちんちんを舐められてるのに、ブラックが後ろから乳首を弄ってくる。
それだけでも目の前が滲んで頭がぐちゃぐちゃになりそうなのに、ブラックはナカに入ったおちんちんをぐりぐりと押しつけて来て、ナカからの刺激にまたお腹の奥の熱がじわじわしてきて、我慢出来なくて、クロウの、口の中に……――――
「あはっ、ツカサ君またイッちゃうの? ふっ、ふははっ、いいよぉ……今日はたくさん気持ち良くなろうね……!」
「まだ足りない……ツカサ、もっと食わせろ……」
いやだ、待って、まっ……あっ、まだ、体びくびくしてるんだって、いやだ、もうこんな気持ち良くなりたくない、乳首ぐりぐりしないれ、おちんちん吸うのやだっ、ぁ゛、も、し、死んじゃう、ぜんぶするのやだ、苦しい、気持ち良いのやだぁ……っ!!
「んっ……んん……ぁ……つ、ツカサ君……っ。ツカサ君、気持ちいよぉ……っ。このままでナカも締め付けちゃうなんて……き、期待できそう……っ」
「ツカサ……ングッ……グゥッ……ツカサ……っ!」
何度も、なんどもなんどもいっぱい弄られて、気持ち良くされて、頭が変になる。
気持ち良いのにつらくて、許して欲しくて、ぐちゃぐちゃな声で「もう許して」って言うのに、ブラックもクロウもやめてくれない。
体がいうこときかなくて、何が起こってるのかわからなくなる。
ビクビクしてるのに、クロウは俺のおちんちんを舐め回して吸い付こうとして来て、ブラックはナカで動き始めてて、それなのに乳首を引っ張ったりしてきて。
もう、なにが、なんだか……。
「ひぐっ、も゛……や、ぁ゛……っきもぢいぃ゛のやらっ、や゛、ぁ、あ゛あ゛……」
「ム……ツカサがもう限界みたいだぞ」
「えー? お前がツカサ君のおちんちん吸い過ぎなんだよクソ熊。本当ならもっと恋人らしくイチャイチャして、新しいこと教えてあげられたはずなのに……」
なにを、言ってるんだろう。
わかんない。
「ムゥ。メス穴を調教するなら、二人きりの方が良いのではないか。ツカサはどこぞの御令嬢より初心だから気が散るだろう」
「お邪魔虫が言うな!! ……チッ、しょうがないな……」
腰を、ぐっとつかまれたような気がする。
けどもうどうすることも出来なくて、ただ揺らされて声がこぼれた。
「あ゛ッ、ぁあっあぁあ……っ、ひぐ……も……い゛……ぃ゛ぅう゛……っ」
「ハァ、はっ……つ、ツカサ君……明日……明日もセックスしようね……っ」
はずかしい音が、いっぱい聞こえる。
でも気持ち良くて、ブラックに抱えられていると頭がふわふわしてきて。
くるしかったのも、何もかもきもちいいのに押し潰されていって。
「くっ……ぁ……ツカサ君……ッ!」
ブラックのおちんちんが、ナカで大きく動くのがわかる。
めいっぱいぎゅっと抱きしめられて、俺は……そのまま、意識を手放した。
→
※久しぶりに遅れました…(;`ω´)すみません…
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