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慈雨泉山アーグネス、雨音に啼く石の唄編
22.貴方が幸せでありますように
翌日、俺達はここを出立するために荷造りを始めた。
もとより長居するつもりは無かったんだが、このままだとアグネスさんにも変な気を遣わせてしまうだろうし、そもそも俺達には「土属性のグリモア【銹地の書】を獣人の国ベーマスから持ち出す」っていう使命があるのだ。
つまり先を急ぐ身なので、まあ遅かれ早かれ出発はしなくちゃだったんだよな。
考えてみたら数日滞在しちゃってたワケだし……もうこれ以上は伸ばせない。事は一刻を争うことなんだからな。うむ。
そのことはブラック達もキチンと考えていたようで、今回は文句も言わずにさっさと荷造りを終わらせていた。アグネスさんへの文句をブツブツ言っていた気がするが、もしかしてお前達、アグネスさんが嫌で荷造りしてるんじゃなかろうな。
怒る気持ちは分かるけど、イヤがるのはお門違いだと思うぞさすがに。人がいないのを良い事に散々っぱら俺をガンガンやったせいでああなったんだし。
……いやまあ、俺も人がいないなら……と少し甘く考えてたところもあるし、今後は薬の事も考えて毅然とした態度を取らないとな……。
いっつも結局流されちゃうっていうか強引に剥かれるから、どうにかしないと。
まあ、今回の事でブラック達も過度な行為はヤバいて分かったみたいだし、少しは控えてくれると助かるんだが。……控えてくれるよな。外に出せばいいよねって開き直って度を越したりしないよな……?
…………ま、まあ、今から考えてても仕方ないな! うん!
現実逃避しているような気がするが、ともかく今は置いておこう。
話がズレたな。
ともかく、俺達は最低限の荷造りを終えると、アグネスさんが来るまで宿でゆっくりと過ごす事にした。なんせ明日からはまた歩き通しだもんな。
昨日も一昨日も精神的に疲れ果ててたワケだし、俺もちょっと一休みしたい。
そんなわけで、今日も夕方からグツグツとお肉たっぷりのスープを煮込みつつ夜を待っていたのだが――――意外な事に、アグネスさんは夜を待たずにまだ明るい内から宿にやって来た。
夜中やってくるのはてっきり「そうでないとダメな理由がある」のだと思っていたのだが、それはこちらの勘違いだったようだ。でも、今日来てくれたアグネスさんは何だか少し疲れているようだったので、本当は昼間は泉から出たくないのかも知れない。
いくら凄い術が使える妖精だと言っても、苦手な物が無いわけはないだろうし……もしかすると、凄く頑張って日が落ちていない時間に来てくれたのかも。
そんな彼女を追い返すなんて、出来るはずも無い。丁度良いタイミングだったのでスープを一緒に食べて貰おうかと思ったが、妖精はどうやら混じりけのある水は摂取出来ないのだそうだ。よく判らないが、曜気が混ざってるみたいな事なのかな。
熱を加えてるから、炎の曜気が入っちゃってるとかそう言う感じなのかも……。だとしたら、食べられないのも仕方ないよな。
けれど、俺はなんとかおもてなしをしたくて、苦肉の策で俺が気を籠めた【アクア】で出したお水を渡してみた。混じりけは無いはず……いや、俺のよこしまな気持ちは混ざっているかも知れないが、きっと不純ではないはず。
ともかく渡してみると、アグネスさんは躊躇いなく一気に飲み干し、表情を和らげてくれた。良かった、俺の曜気は妖精にも有用なようだ。
美味しいと凄く喜んでくれたし、少しは恩返しになったかな。
こんな事なら毎回来た時にお水をプレゼントすればよかった……くうっ……。
『はぁ……久しぶりに満たされた感覚……ありがとうツカサくん。これで私あと百年は元気に暮らせそう』
「えへへ、そ、そんな褒めすぎですよぉ」
「おい何を世間話してんだよ。お前の要件は何だ、さっさと言って帰れ」
「こらブラック!」
せっかく来てくれた人になんて事を言うんだと怒るが、窓の外のアグネスさんは、俺に「良いのよ」と言ってブラックの事を怒りもしなかった。
アグネスさん、なんという大人美女なんだ……俺もこういう大人な性格でありたい。
『私が勘違いしてツカサくんの恋人達に酷いコトしたのは事実だもの。怒られたって、仕方ないって思うわ』
「そんな……」
『でも、貴方達が旅立つ前にこれだけは言っておかないとと思って……だから、太陽の光に負けないで私走って来たのよ』
「言っておかねばならない事?」
クロウが夕飯前のシャーベットをシャクシャク食べつつ返すと、アグネスさんは左様と言わんばかりに頷いて、眉根を伏せ真剣な表情で俺達を見やった。
『実はね、私はこの慈雨泉山の水源を統括していて、結構すごい妖精なの。この山から流れる水で作られた大河は、私が澄ませた綺麗な水で出来ているのよ』
「えっ……じゃあ、アグネスさんは泉の妖精と言うだけじゃなくて、この山の水の神様みたいな存在ってコトなんですか……!?」
素直に驚いてしまうと、彼女は悪戯が成功した子供のようにはにかんで、俺に極上の微笑みを見せてくれた。アッ、困りますさらに好きになってしまいます。
い、いかんいかん、魅了されて話が聞けなくなる。頑張れ俺。
ともかく、アグネスさんは実は凄い存在なんだな。
だから逆に泉からほぼ動けなかったりする……のかも。彼女が妙に不自由な存在である理由が少しわかった気がする。だけど、まだ話には続きが有りそうだ。
姿勢を正してアグネスさんを見やると、彼女は楽しそうに指を一本立てた。
『そう、私はけっこう凄いのよ? だからね、徐々に薄れて行ってしまうけれど、大河になる前の川のその水の流れくらいなら意識で辿れて、少しばかり下界の事も知る事が出来るの。あまり鮮明ではないのだけどね』
「で、それが何だってんだよ」
イライラし始めるブラックだが、アグネスさんはそんな怖い顔のオッサンにも物怖じせず真面目に答えた。
『そこでね、少し……妙な気配を感じたの』
「妙な気配?」
『ええ……。古の水……私の友達のものとよく似た水の塊のようなものが、どこかへ運ばれていく気配よ。それと同時に、今まで感じなかった変な……何か恐ろしい感じのする水の曜気も感じたわ。古の水の気配と一緒に移動しているみたいだった』
アグネスさんのその言葉に、ブラックが険しい顔をする。
それは今までの「嫌悪」からくる表情ではなく、何かを考え始めた時のような、大人そのものの深く考え込むような顔だった。
確かに……何か、引っかかる。
古の水の気配と、恐ろしい水の曜気の気配。
それって……。
「アグネスさん、他に何か分かった事はありますか?」
そう言うと、彼女は少し横に首を振ったが真剣に考えてくれる。
本当に最近の出来事だったらしく、数分もかからずアグネスさんは顔を上げた。
『私はほんの少し、川の流れの端の方で感じただけだったし……その場所は繋がりも曖昧になり始める場所だったから……。でも、水の塊は東の方へ運ばれていったわね。それは間違いないわ。あ……それと……』
「それと?」
ブラックの冷静で低い言葉に、アグネスさんは一呼吸置く。
お互いに感情を度外視した真面目な会話だと理解しているからか、会話はとても静かで冷静だった。外の小雨の音が、聞こえてくるくらいに。
『…………その、水の曜気の気配……凄くイヤな感じがしたの。……まるで……私の大事な友達だった“あの子”を支配しようとしていた、あの誰かの“気”みたいな、嫌悪感のある禍々しい気配だったわ』
「………………」
アグネスさんは、隠しもせずに拒否を表す表情で顔を歪める。
嘘のない彼女の表情に俺達は沈黙しながらも……その場の全員が、恐らく同じ事を考えているだろうと予測できるほど、今の俺達には確信が有った。
恐らくそれは――――――水の属性の【アルスノートリア】であろう、と。
……だけど、何がしたいのか理由が分からない。
アグネスさんが知っている黒髪の少女の気配とよく似た【古の水の塊】とは、一体何なのだろうか。何故急に出て来たのか。そこからもう分からない。
それに、凄い妖精であるアグネスさんがここまで言う程の力の持ち主なんて、そう居ないはずだ。そんな曜気の持ち主が俺達と同じ国に居たなんて……。
仮に【アルスノートリア】じゃなかったとしても、嫌な予感がする話だった。
……しかしなんだか、今回は「水」が妙に関わっている気がする。
俺達が金の属性である【皓珠のアルスノートリア】に出会ったのも、大叫釜の奥の激しい水の流れに隠された【絶望の水底】だったし、そこで何やら暗躍していたと言うシアンさんの行方不明だった息子さん……セレストという人も水に関係が有る。
そういえば、俺達が今滞在しているアコール卿国の隣国、ベランデルン公国にある水上都市の周辺にも水に関係する聖女の伝説があったっけ。
なんだか、ここまで揃うと何かあるんじゃないかって思うけど……その全てを繋ぐ糸という物が見つけられない。凡人な俺の頭じゃあ、ただ脳内をモヤモヤと様々な要素が飛び回るだけで、ピンともカンとも来なかった。
ぐうう……ここで何かひらめけたら、有能主人公だったんだろうに俺。
だけど、モヤモヤするってことは……俺も何か引っかかってるって事だよな。
少なくとも素直に受け流して良い話じゃないはずだ。
アグネスさんが俺達に話してくれたのだって……凄く仲が良かった黒髪の少女の悩みが俺にも偶然現れたことで心配になったからだろうし。
だから、禍々しい謎の曜気の事を話してくれたんだ。これはブラック達も感謝すべき案件だよな。うむ。
『本当に曖昧なことで申し訳ないけど……ツカサくんには、旅を続けるのなら本当に気を付けてほしくて……』
「アグネスさん、ありがとうございます……! 俺の事を心配してくれて!」
彼女を励ましたくて全身で感謝の気持ちを表すと、アグネスさんは不安そうな色を未だに少し滲ませていたが、俺の態度に気持ちが和らいだのか微笑んでくれた。
そう、やはり女性は笑顔が一番。幸せなのが一番ですよっ。
ああでも……俺達が出発したら、アグネスさんは再び一人になってしまうのか。
『こっちこそ……私とお話してくれてありがとうツカサくん。少しの間だけど、私……とっても楽しかった。こんなに賑やかで楽しかったのは、何十年ぶりよ』
うう、そんな悲しい事を微笑んで言わないで下さいアグネスさん!
昔はアグネスさんも色んな人に囲まれて楽しかっただろうに……。いや、でも、人に見られたりして良かったのかな。今更だけどそこはどうなんだろう。
もし誰と交流してもいいんなら……。
「あの、アグネスさん」
『ん? なあに?』
「アグネスさんは人から逃げなきゃ行けない……とかいう決まりとかあるんですか? 旅人とかの人族と、普通に話しても構わないんです?」
本当に今更な話ですが……と訊くと、彼女は素直に頷いた。
『昔は人がたくさんくるから、気が散って出られなかっただけで……泉に誰か来てくれたり、夜の間なら人と話したわ。あの時は本当に人が多かったから、交流もあんまり出来なかったの。でも、人と話すのは楽しかったのよ』
そうか、それなら話は早い。
ここはアコール卿国だし、相手は慈雨泉山の母体山で水源を守ってくれている妖精なんだから、地元の人だって無碍には扱わないだろう。寧ろ彼女の事を理解してくれたら、もっと大事にしてくれるかもしれない。だったら……。
「アグネスさん、もし良かったら……他の人に、アグネスさんの事を話してみてもいいですか?」
『えっ……?』
「俺達が旅の途中で出逢った人に『凄く優しい妖精さんがいる』とか……あと、この国の王様にアグネスさんの事を話せば、また人が来てくれるかもしれません」
『ほっ……ほんと!?』
顔を明るくして窓から身を乗り出してくるアグネスさんに、俺は頷いた。
「少なくとも、この国の王様ならアグネスさんを大事にしてくれると思います! だからもし良ければ、アグネスさんの事を知らせようかなって思って……。そしたら、絶対にアグネスさんのことを考えて人を呼んでくれるはずですよ!」
失われた建国伝説の真実に憤っていたローレンスさんなら、それくらい心の優しいあの国主卿なら、きっとアグネスさんにも不自由のない選択肢をくれるはずだ。
俺達に対しても随分と便宜を図ってくれたし、きっと悪い事にはならないはず。
そう思ってアグネスさんに話すと、彼女は透けるような綺麗な目からぽろぽろと涙を零して、嬉しそうに微笑みながら両手を組んだ。
『ああ……私っ、もう寂しくないのね。一人じゃないのね! ありがとう……ありがとうツカサくん、私本当は……貴方達がいなくなるのとても寂しかったの……! だってあの子ももう来てくれなくて、みんないなくなって、また私一人で……』
「安心して下さい、絶対に俺が報告しますから!」
そう太鼓判を押すと、アグネスさんは涙を指で拭って今日一番の眩しい笑顔を俺に見せてくれた。……なんだかんだ、やっぱり彼女も寂しかったんだな。
人と出会わなければ寂しさも知らなかっただろうけど、その代わりに感情も楽しさも生まれなかった。その責任を黒髪の少女の代わりに肩がわりすることなんて、俺には出来そうにないけど……でも、その切っ掛けを作ることくらいは出来るはずだ。
それに、この世界の俺には貴族やら王族やらのコネがあるからな!
しかも彼らは俺には勿体ないほど善人だし頭が良い。というかこの世界の貴族って大体何故か正義感の強いノブレスオブリージュな素敵貴族なので、アグネスさんの話を聞けば絶対に黙っていないだろう。
頭脳と権力をフル活用して、水源を守ってくれている彼女を救ってくれるはずだ。
そして、彼女にとって一番いい方法を見つけてくれる。
だからこの件は俺がこねくり回すより、素直に人に託した方が良くなるだろう。
冒険者と貴族じゃ、やっぱり出来る事に差が有るワケだしな。
『ツカサくん……ありがとう……!』
あまりにも他力本願でちょっと情けないことを考えている俺だったが、そんなこちらのことなど知らず、アグネスさんは子供みたいな笑顔で喜んでくれている。
……色々あったけど、純粋で優しいアグネスさんがこれからも笑って暮らしてくれるといいな。きっと、彼女と仲良くなった「俺と似ている黒髪の少女」も同じことを思っているはずだ。いや、絶対にそう思っている。
だって、アグネスさんは本当に優しい妖精なんだ。
何も知らない彼女の基礎を丁寧に掘り起こしてくれたのが「彼女」なら、その優しさは疑う余地も無いだろう。きっと……凄く良い子だったんだろうな。
その少女の事を何も知らないのが少し寂しく思えたが、名前を忘れても彼女のことや思い出を覚えているアグネスさんがいるのなら、彼女も救われるだろう。
…………何かに恐れて、どこかへ消えてしまったというけど……願わくば、彼女もアグネスさんのように最後には笑顔でいられるようになっていてほしい。
何故だか判らないけど……俺は、そう思った。
→
※ちょと遅れました(;`ω´)スミマセヌ…!
もうすこしで終わりです。新章そろそろ
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