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豪華商船サービニア、暁光を望んだ落魄者編
11.見知った見知らぬ相貌の君は
客室係が俺しかいない、というのはどういう事だろうか。
不機嫌美青年の言う事が分かりかねて数秒停止してしまうと、俺が何故硬直したのかを察した相手は親切にも説明してくれた。
「いや……注文をすると、いつもお前が出てくるから……」
あれっ、意外と優しいなこの美青年。
いやまあそれは置いといて。いつ注文しても俺が運んでくる……ってことは……多分あの厨房支配人がこの人の注文を全部俺に割り振ってるんだろうな。
……でもなんでだろ?
「あの……他の客室係はお伺いしていなかったということでしょうか」
「……ああ、お前しかみたことがない」
今度も素直に答えてくれた相手に、俺はつい眉根を寄せて悩んでしまった。
それって一体どういうことだろう?
さっきのナルラトさんとの会話でも話したが、客室係は別に俺だけではない。
俺の他にも何人かいて、一般船室やこの貴族様専用の客室があるエリアなんかを忙しく走り回っているのだ。でも、そう言われてみると……貴族様の部屋に呼ばれているヤツは他に見た事がない。
ってことは、ここまで来ているのはマジで俺しかいないのか。
てっきり、俺の休憩時間やかちあわない時に他の奴が来てると思ったんだが。
…………まさか本当に、このフロアは俺だけしか来てないのか?
……いやいや、そんなはずはない。だってここ、重要な上客だらけだぞ?
というか不慣れな俺に貴族の世話を任せるってどういう了見だよ。あの厨房支配人の考えていることがよく解らん。俺を嫌っているのは重々理解しているけども、こんな大事なフロアを俺一人に任せておくその意味はなんなんだ。
仮に俺が失敗して叱られるのを想像していたとしても、相手はお貴族様なんだからヘタしたら支配人ごと首が飛ぶんじゃないのか。
それは理解しているだろうから、そんな浅いイビリではないと思うんだが……。
ううむ、よくわからん……とにかく、この不機嫌美青年は、そういう「俺以外の客室係も来て当然のはずだ」と理解し、不思議がっているようだ。
そりゃまあ、そうだよな……。一人だけずっとやってくるって、普段からこういう施設を利用している貴族なら不思議に思うはずだよな。よっぽどの高級店ならまだしも、この商船はそういうハイソなお店じゃない。お客さん一人に専用の侍従が一人ずつ付くだなんてことはないのだ。
不機嫌美青年もそれを知っているからヘンだと訝しんでいるわけで……しかし、俺には明確な答えが言えないしなぁ。
でも答えないのも不敬に当たるかも知れないと思い、俺は恐る恐る返した。
「その……注文が、私に回って来るので……。もし何か御不快な点がありましたら、お手数ですが私以外の客室係をとご注文いただければと……」
「いや、そうでは……ない」
あれっ。俺がイヤ……というか俺の顔ばっかり見て飽きて来たから疑問に思ったんじゃないの。てっきりそういう意味で問いかけて来たと思ったのに。
思わず目を丸くしてしまうと、不機嫌顔の相手はバツが悪そうに目を逸らす。
「おれ……あ、も、申し訳ございません。私が引き続き客室係でよろしいのですか」
敬語だかなんだか分からない、丁寧そうな言葉遣いで問いかける。
すると、目の下を隈で黒ずませた相手は、やぶにらみのような目を俺に向けつつ、ぎこちなく頷いた。まるで、自分でも理解しかねているというように。
「…………お前で、いい。……だが、一つ聞きたい事がある」
「なんでしょうか」
「最初あんな事をされたのに、お前は何故そうも平然としていられる」
あんなことって、お酒をぶっかけられたことか。
まあ正直、普通の状態だと俺も色々思う所はあったろうけど……ぶっちゃけた話、俺はここに来る前にボコられまくってちょっと恐怖がマヒしている。
なので、まだあの程度の事でショックを受けるような繊細さを取り戻せていないのである。怪我の功名ってやつだが、なんか複雑だ。
しかしそんな事を説明してもどうしようもないので、俺は納得して貰えるように適度に嘘のないように返答した。
「……我々の不手際ゆえのことですから、お叱りを受けるのも当然のことです。それに、さほど酷い事をされたとも思っておりませんので」
「お前は変わったヤツだな……。あのような事をしたら、いくら取り繕っても目に怒りを灯すのが普通だと言うのに」
いやまあ、普通の人はそうなってもおかしくないと思うよ。
だっていきなりお酒をぶっかけられて理不尽に怒られたら、そりゃあみんな「なんでこんな事をされるんだ」と怒るもんだろう。怒りを顔に出さないのは、歴戦のつわものだけだ。俺だっていつもの自分なら睨むくらいはしただろう。
けれど、タコ殴りと比べたらあんなのちょっとしたミスだもんな。
別にいつまでも怒る事でもなかった。
「いつもの私なら睨んだかもしれませんが、お客様にも何か思う事があってのことだと理解しておりますので何とも思っておりません」
そう言うと、相手はちょっとムスッとした顔をした。
なんなんだソレは。怒った方が良かったのか? 良く解んないひとだな……。
「……お前が、私にとって憎らしい存在に似ていたから、必要以上に怒って酒を頭にかけたと言っても……お前は怒らないのか?」
それは……俺に八つ当たりをしたと言う事なのだろうか。
じっと見つめる相手の目は、どこか迷っているような不可解な光を含んでいた。
――――なにか思う所があるのだろうか。
そう考えて、改めて相手の顔を見ると……なんだかどこかで見た事があるような、不思議な既知感を覚えて、俺は一瞬戸惑った。
誰に似ているのかは思い出せないけど、なんというか……ほっとけない。そもそも目の下に隈が出来たまま三日も放置してる人なんだし、心配で当然ではあるんだが――うーむ、なんだろうな。疲れてる時のブラックを思い出しちゃうのかな。
それなら、なんだか既知感があるのも当然だけども。
でもさすがに「俺が知ってるオッサンに似てる」とは言えなかったので、テーブルの上の空になった皿を片付けながら答えた。
「何か気に病んでいらっしゃるのであれば、いつも以上に気が立つ事もあるかと思いまして。なので、あの怒りは当然の事だと考えておりました。それに……お客様は、どこか私の知人と似ておられたので」
俺のソツのない(はず)の言葉に、相手は何故かビクッと体を震わせたが、しかし顔を少し緩めたりもして、なんだか理解しづらい態度を取る。
どういう心境なのか理解出来なかったが、やがて相手は体を弛緩させると俺の方へ向き直り、じっと見つめて来た。
「お前の知人と似ている、と?」
「はい。……疲れたり動揺している時は、私の知人も必要以上に怒りっぽく……あ、ええと……」
「……普通の話し方で良い。お前の敬語は堅苦し過ぎて逆に滑稽だ」
あ、バレてたのね。
でもそんな命令されて簡単に気軽な話し方になって良い物だろうか。
心配したが、だが相手は貴族らしく有無を言わさぬ雰囲気で「気軽に話せ」と命令してきたので、それならばと俺も少し気を緩める事にした。
「その……なんにせよ、あの時だけの話ですし……。お客様にとって、お酒のことがそれほどの大事だったのなら、動揺してああまで怒るのも仕方ないかなと……」
「…………たかが酒、と、言わないのか」
「誰にだって、ゆずれない物事は有ると思うので……。それに、俺がどなたかに似ていたから余計に腹が立ったというのも、今こうして会話して下さるんですから、一時の怒りだったんだなと……」
「……それほど私が激昂しやすい面倒な男に見えると?」
少し不機嫌な声で問われて、俺は少し考え首を振った。
今度は自分の事を卑下し始めたが、情緒が不安定になっているのだろうか。
まあ今もずっと目の下に隈を作ってんだもんな。当然か……。
だったら余計に酒バシャーの件も怒れないよなと思いつつ、俺は首を振った。
「いえ、誰だって……時々歯止めが効かなくなる時はあると思いますから」
ブラックやクロウと長く付き合っているからわかるけど、怒りや欲望は時として自分の理性を軽く飛び越える事があるんだ。
どんなに「ヤバいことだ」と思っていても、体が止まらなかったりするんだよな。
情緒不安定なら尚更だ。自分でもどうしようもなかろう。
俺だってそうだ。バカな事をしていると思っても、毎回やらかしてしまうし……。
それを考えたら、今はもう怒りも湧かなかった。
……というかまあ、色々有り過ぎて怒る気力も失くしちゃっただけなんだがな。
タコ殴りの件とブラックへのご奉仕がなけりゃ、今も怒ってたかもしれないけども。
「…………お前は本当に変わった奴だな……」
「はは、よく言われます」
お皿を片付けて、いつの間にか空になったワイングラスにワインを注ぐと、相手は――――ようやく、薄らと笑みを見せた。
「…………そうか。お前は純粋に私のことを見て、我慢をしたのだな」
「我慢と言うほどの事でも無かったですが……」
「なんだ、よくわからんヤツだなお前は」
奇遇ですね、俺も貴方の事がよくわからないです……。
まあでも正直、この人がどういう身分なのか俺にはさっぱりわからないが、それでも初回の酒びたし以降は普通に接してくれるし、あれ以来酷い事もしてこないから情緒不安定なダケで常識はある人だってことは分かるからな。
そんなことを思っていると、相手が思いもよらぬことを問いかけて来た。
「……お前、名前はツカサだったか」
「え? は、はい」
あれ、俺この人に名乗ったかな。
名札とかもつけてないから名前なんて分からないはずだけど、もしかして俺が知らない所で誰かに聞いていたんだろうか。
目を瞬かせて相手を見やると、不機嫌顔が少し歪んだ。
「お前には迷惑を掛けた。……だが、私は今後ともお前に客室……いや、給仕係をやって貰いたいと思っている。その礼として、これを受け取って欲しい」
そう言いながら、相手は何か装飾がなされた紙にさらさらとペンを走らせた。
お札のような横長の紙だが、一体何なのだろうか。
そう思っていると、相手は最後に印璽を捺して俺に渡してきた。
「これは……?」
細かな花の模様が散った、小切手のような紙。
相手の名前らしきものと、なんらかの紋章の印がくっきりと捺されているが、この紙は一体何の意味があるのだろう。不可解だと首を傾げた俺に、相手は答えた。
「それは…………ッ……」
説明しようとして、その不機嫌そうな顔が痛みを感じたように歪んだ。
それを隠すように、相手は頭を抱えて体を曲げる。どうしたのか心配になったが、彼は数秒そのまま固まって体をガタガタと震わせると、何事も無かったかのように体を起こして背筋を伸ばした。
さっきまで苦しんでいたのに、その顔はもういつもの不機嫌そうな顔だ。
けれど、そんなに早く痛みが治まる物だろうか。無理をしてるんじゃないのか。
思わず様子を窺ってしまった俺に、相手は何事も無かったかのように続けた。
「それ、は……。私の…………大金庫の、中に入ってる……ものを、取り出すための、紙……許可証、だ……。お前への、侘びとして…………なんでも、一つ、持って行くと……いい……」
大金庫って……船の中央部にある、商人達の荷物が厳重に保管されてるエリアの事だよな。俺には縁が無いと思っていた場所だ。
そこにあるモノって、どう考えても貴重な物じゃないのか。そんなの貰えない。
俺は慌てて許可証を返そうとするが、相手は首を振って眉間の皺を深めた。
「これは、侘びだ……受け取れ……。今後も、お前には迷惑をかけるだろう。だから、それ……を……。いや……何も、ないなら……忘れろ……」
「あの……」
「疲れた……今日は、休む……。もう出て行け……っ」
顔に手を当てて、本当に疲れたように相手は息を吐く。
さっきまではあんなに喋っていたのに、不機嫌顔の相手は顔を青くして今にも倒れそうになっている。その様子に手を伸ばそうとしたが、それを拒んで相手はふらふらと寝室に歩いて行ってしまった。
……こうなってしまっては、もう俺には何も言えない。
結局許可証を握り締めたまま、部屋から退散せざるを得なかった。
「…………にしても、どーしよコレ……」
握り締めないように気を付けながら持っていた許可証を、今一度見る。
綺麗な文字で書かれた名前は、見た事も無い名だ。
「リメイン……ロドロム……。それがあの人の名前なのか……」
耳慣れない響きだが、なんだか聞き覚えの有るような音がある気もする。
何故そう思うかは分からないが、今は考えていても仕方がない。
とりあえず、今はコレを大事に取って置いて、次にあの部屋に行く時に返そう。俺はあくまでも仕事をしているだけで、必要以上のチップを受け取る事は出来ない。
……つーか、俺がチップを受け取ったって全部支配人にいくんだしな。
ブラックに貰ったあの金貨袋も、結局支配人の所に行って帰って来ないし。
好意を誰かに吸い取られてしまうくらいなら、最初から貰わない方がよほどいい。
「にしても……一体どういう人なんだろうなあ、あの人……。一番良い部屋にいるって事は、なんにしろかなりの金持ちだってことはわかるけど……」
そんな相手なのに、どうしてあそこまで弱っているのか分からないし……そもそも、お貴族様って従者をはべらせてるもんじゃないのかな。
あのギーノスコーとかいう変な小生ですら従者を連れているのに。
本当に良く解らない人だ……などと思っていると。
「――――――ん……? 汽笛……?」
廊下にまで聞こえる大きな汽笛が、船内を小さく震わせる。
一瞬どうしたのだろうかと思ったが、すぐに研修で言われた事を思い出して、俺は慌てて裏通路へ戻るべく駆け出した。
「いっけね……これ寄港の合図じゃんか! 早く厨房に戻らないと……っ」
そう、汽笛は港による合図。
これからこのサービニア号は、商船としての役目を果たすためにどこぞの島に寄港して取引を行うのだ。そして、乗客たちは取引の間、陸地を楽しむのである。
だがそれはあくまでも乗客の話であって、俺は楽しむ余裕など無い。
寄港ともなるとお貴族様も外に出るだろうし、そうなったら黒髪の俺が歩いていた時に何を言われるか分かったもんじゃないからな。
さっさと厨房に戻って大人しくしていないと。
そう思い、俺は早足で従業員用の通路に戻ったのだった。
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