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飽食王宮ペリディェーザ、愚かな獣と王の試練編
6.僕に勝てると思ったの?がフラグでない場合
「あれ、って……!」
おいおいおい、アレ、前にも見た事があるぞ。っていうか、そうでなくてもドービエル爺ちゃんが丸出しにしてたツノだぞ!
たしかあの二本のツノって、クロウ達“ディオケロス・アルクーダ”もとい“二角神熊族”の本来の姿の一部で普段は隠してるんだよな。
爺ちゃんはトシだから体のサイズとか色々人化するパワーがたりないとかで、あの巨体だったりツノだったりが丸出しだったけど、アレは普段隠すものらしい。
……いや、本当はどうなのか分からないけど、クロウは隠してるからな。
俺だって、クロウの本気モードやツノ生えモードを見たのは数えるほどしかない。
しかも、そういう時のクロウは暴走したりしてたから……なんか、あんまりイイ物に思えないんだよな……あのツノ……。
「……奥の手でも使う気になったってのか?」
その殿下の変化を見て軽く言い返すブラックに、相手はニタリと笑って少し体勢を低くする。明らかに、何かを繰り出す前の格好だ。
「奥の手? お前如きに出すまでも無い。これは……俺の力のわずかな一端よ!」
瞬間、ゴッという風の音が聞こえて怒りんぼ殿下の体が飛ぶ。
違うあれはジャンプしたんだ。極低空の跳躍だと言うのに早すぎる。俺が気付いた時には既にブラックのすぐ近くに来ていて、反射的に俺は手が伸びた。
だが、ブラックは慌てずに躱そうと――――体を捻ったと同時、相手が急に片方の足で地面を蹴って鋭角を描きながら飛ぶ角度を修正した。
「ッ!!」
ブラックが避けようとした方向に追尾し、そのまま地面に手を突くと鍛え上げられた足で、ブラックの体を遂に打った。
「ブラック!!」
叫ぶが、ブラックは……吹っ飛ばない。
その足に辛うじて両手を当て軸を作ったブラックは、相手の勢いに呑まれずその足が閉じようとする方向へ体を持って行き、そのまま手を離して距離を取った。
背後に逃れて衝撃を逃すのではなく、衝撃を無理矢理受け止めてそれの衝撃で別方向へ飛んで体勢を立て直したんだ。
…………いや、ふ、普通そういうこと出来ないからね!?
つーか手っ、両手大丈夫なのブラック!!
心配になってブラックを見るが、相手は俺の視線に気付いてニコッと笑うだけだ。
大丈夫って事なんだろうか……。
「よそ見をするな……っ!」
「わあっ!!」
俺が声を出したのとほぼ同じタイミングで、また怒りんぼ殿下が至近距離に距離を詰めてブラックを殴り飛ばそうとしている。
しかし、またしてもそれは不発に終わった。
「ツノを生やしても殴るしか能が無いのか? 獣人ってザツな種族なんだな」
「ッ……このぉ……!!」
段々と、殿下の怒りのボルテージが上がって行く。
だが、ブラックは相手の攻撃を一度も喰らわない。……というか、喰らっていても、その衝撃をどういうことか無効化して、距離を取る事に成功しているのだ。
「ふむ……二角獣化した兄上をこうもいなすとは……人間嫌いの神族が使いに出すだけはありますねえ」
ルードさんが試合を見ながら、興味深げに呟く。
ううむ、やっぱりあのツノはパワーアップした証なのか……。
そういえば、クロウもそんな感じになってた気がする。
滅多にああいうツノは出さなかったけど、クロウも何度かああなって、壁とか簡単にバコバコ崩せちゃうレベルの強すぎる獣人になってたんだよなぁ……。
でも、クロウが言うには「力が強すぎるから抑えている」とのことで、あの完全魔王モードやツノ出しモードは滅多に行わないらしく、あまりやってはいけないような感じの口調で説明してくれた覚えがあるんだよな。
特に、過去最大に暴走した時の魔王モードは、出してしまうこと自体「恥」らしい。
つまり、クロウ達の一族は自分の本来の姿を出す事を忌み嫌っているのだ。
それなのに、ツノを出すってのはよっぽどのこと……だと思うんだけど……。
「テメェ、逃げるんじゃねえ!!」
「逃げられるような拳撃ばっかり打つ方が悪いと思うけどなあ」
……思うんだけど、あの人思いっきりツノ出してるよな……。
しかも、俺達が話している間もずっとブラックに翻弄されてるっていうか……。
コレはどうなのかとルードさんを見上げると、相手は俺が何を質問したいのか見ただけで理解してくれたのか、ちと怖い微笑みを浮かべながら答えてくれた。
「ああ、姿が変化して驚きましたか。安心して下さいツカサさん。アレは、我々“ディオケロス・アルクーダ”の本来の姿……の一部です。我々の一族は、名の通り大熊の姿に王冠のような角を持つ一族なのですよ。ただ、本来の姿はあまりにも強大な力を持っているので、普段は使えないようにするために訓練を積んでいるのですが」
いや、うん、なんかごめんなさい。それもう知ってます……。
でも訓練ってのは初耳だな。やっぱ日常生活に支障が出るとか、体からモヤモヤと浮き上がる強さオーラで周囲が怖がるから、本当の姿を隠そうとしてるんだろうか。
……そういえば、クロウのイカニモな魔王っぽい姿も迫力あったよな。
普通の獣人じゃなくて、魔族みたいな……便宜上魔王モードって俺は言ってるが、本当にどっかの世界の魔王みたいな姿だったんだもん。そりゃ普通の獣人に見せるワケにはいかないってのは理解出来るよ。
魔王レベルの威圧は日常では持て余すだろうし。
まあ俺はクロウの事を知ってるから、姿自体を怖いとは思わなかったけど……でも、他の人からみれば威圧感バリバリで怖かっただろう。
なんせ、爪がもう指の骨と一体化してるレベルに変化しててガチの「相手を手だけで斬り殺せます」レベルの爪になってたし、そういや色々変化してた気もするし……あの姿だと……まあ、隠すのは仕方ない。
そもそも、強さが姿に現れてるんだもんな。
強すぎるから自重しておこうってのは、人を束ねる王様としては真っ当だ。
……それなのにツノを出したってことは……あの人、王様としてどうなんだ。
いやでも戦いとなったら熱くなるのはクロウも一緒だし、もしかして楽し過ぎて本気になっちゃったゾ☆みたいな状態なんだろうか。
少年漫画みたいで俺は良いとは思うが、アレ反則にはなんないんだろうか。
「あの……そういう隠し要素を出すのって“契闘”の違反になります?」
「いえ? 己の力を見せて相手を圧倒する事こそが“契闘”の意義ですから、どんな手段を見せようがそれはその人の“武力”ですよ。何も問題ありません」
「そ、そうなんです!?」
えええ……それ、なんか最初に行ってくれないの反則じゃありません!?
俺達が何も知らなかったら絶対「はんそくだー!」って言ってましたよそれ!
でも、これが獣人にとっては普通のルールなのだから、ちゃんと聞かなかった俺達も悪いって事にされそうだなぁ……うーむ……。
でもまあ、ブラックは負けないからな!
怒りんぼ殿下に「人族もやるな」と思って貰わないとだから、なんとしてでもブラックには完封勝利して頂かないと。
「ぶ、ブラックがんばれー!」
「おや、まったく動揺してないんですねツカサさん。……ずいぶん、ブラックさんの武力を信じていらっしゃるようで……やはり“匂いづけ”されている仲だからですか?」
「んんっ!?」
なっ、ちょっ、な、なに急に……って、そういや俺はさっきまでブラックと変なコトしてたんだっけ……その時にブラックのニオイが移ったんだろうか。
ま……まあ……間違いではない、けど……ああでも頷くのが恥ずかしいっ!!
別にブラックとこ、こんにゃく、婚約者なのが恥ずかしいんじゃなくて、お、俺がそういう風にブラックとイチャついてたと知られるのがは、はは恥ずかしいと言うかっ。
だってメス呼ばわりされようが俺男だものっ、女じゃないもの!
なのに今さっきだってブラックと乳繰り合ってたり抱き上げられたりするときは、俺もいつの間にかすんなり受け入れちゃっててそういうのがあああああ。
「なるほど、顔が赤くなってメスらしくなる程度の仲ではある、と」
「ぐわぁああっ、あ、あのそういう言い方は!」
「こういう反応が引き出せれば、もう少し展開も違ったのでしょうが……まあ、現状は大丈夫そうですね」
あっ。やっぱりこの腹黒そうな褐色白熊お兄さん、最初からこうなることを計画してやがったんだな。
ブラックをわざわざ戦わせるなんて……。
「おっと、失言でしたね……って、そう睨まないでくださいよ。貴方はブラックさんが私の兄に負けるとは思っていないのでしょう? だったら何の問題も無い。むしろ、この勝利でやっと陛下の約束を果たせるのだから、怒る必要もないのでは?」
「ぐ……ぐぬぬ……」
なんという腹黒発言だ。
こういうヤツの言い分はわかるぞ。俺がどんな事を言おうと、のらりくらりとかわして自分の好きな展開にもってっちゃうんだ。
くそう、俺の口がもうちょっとお利口だったら勝てたかもしれないのに……。
なんでこう俺の周りは余計な口達者ばっかりなんだ。
「はー……もうなんか疲れるなぁ……早くツカサ君とイチャイチャしたい……」
「貴様っ、契闘の途中で何を考えて……!」
「もういいや」
激しい攻防を続けているはずのブラックが、気の抜けた声を出した気がする。
殿下が拳や足をしならせて風を切る音があまりにも鋭すぎて、俺は直接聞き取れなかったが、ブラックの表情からして何かに飽きているのが理解出来た。
って、もう数分経過してるのにまだあんな余裕なの……?
…………さすがに俺もちょっとブラックが怖くなって来たぞ……。
そんな事を思ってゾッとしていると、ブラックは急に視界から消えた。
――いや、消えたんじゃない。
怒りんぼ殿下が拳を大振りで打って来た瞬間、視界がぶれたのを利用して体を下へ落とし消えたように見せたんだ。そして、ブラックは。
「倒れたら終わりって、言ったな?」
「あ゛? っ――――――」
束の間の静寂、ブラックが冷静な言葉を吐いた。刹那。
ブラックは体を大きく捻り、背後から相手の両膝に思いっきり蹴りを叩き込んだ。
「ガッ――……!!」
「もう一発!」
そう言って、何をするのかと思ったら、ブラックは殿下の体が動くよりも速く回転し、そのまま体を跳躍させ浮かせ――――
――思いっきり、音がするくらい首の後ろを足で打った!
「うわーーーー!! 痛い痛い痛い!」
「なんで君が叫んでるんですかツカサさん」
いやだって首の後ろ! うしろはヤバいって!
ブラックだってかなりの力持ちなんだぞ、ヘタしたら首の骨折れちゃうかもしれないのに、それを思いっきり足でバーンて!
ほらほらほら殿下動いてない、動いてないじゃんヤバいよ、人殺しになったりしたらヤバいって国際問題起きちゃうってこれええええ!
「ぎゃー! 殿下倒れたー!!」
固唾をのんで見守っていたお姉さん達が悲鳴を上げる。
だがもう俺はブラックが遂に“ヤッちまった”んじゃないかと思うと気が気じゃなくて、ルードさんに了承を得ると慌ててコートの中に駆け寄った。
「あっ、ツカサ君見て見て勝ったよ~!」
「それはでかした! でかしたけどこれは流石にヤバいって! 国際問題!!」
陛下うつぶせに倒れてんじゃん!
もう完全にヤバい状態じゃんコレ死んでないよな!?
慌てて痙攣している殿下のうなじを確かめるが、ヤバ……くはないな。
打たれて早速じわーっと鬱血してるけど、折れた感じではない。ホッ……これなら大丈夫かな……よ、良かった。回復薬も置いて来ちゃったもんな。
船で商人さんから売って貰った材料がまだ残ってるけど、人族居留地の【ゼリバン・グェン】では薬草を揃えられなかったから、強力な奴を作れってなると色々心配だったんだが……これならなんとか平気だろう。
でも相手の首を狙うなんて、どんだけ殺しにかかってるんだこのオッサンは。
「ツカサくぅん、そんな負け犬……いや負け熊に構ってないで僕に勝利のキッスくらいしてよぉ~! 僕頑張ったんだよ? ツカサ君の為に頑張ったんだよ~!?」
「あ゛ーはいはい分かった分かった! あとで、あとでやるから懐くな! ちょっ……る、ルードさんこれ大丈夫ですよね!? 殿下大丈夫ですよね!?」
俺に抱き着いて来ようとするブラックを必死に牽制しながら聞くと、ルードさんは特に焦る様子も無くやってきて、殿下の様子を確認すると……優雅な手つきで、俺にニッコリと微笑んでブラックの片腕をつかみあげた。
「二拍の後に立ち上がれず。よって、契闘の勝者はブラック・ブックスとする」
わあ、やったー!
……と、ここは喜ぶべきなんだろう。そうなんだろうが……。
「あの、勝敗も決まった事ですし……殿下どっかで手当てしません……?」
「そうですね。では私は部屋の手配をしてきます。少しの間、殿下をお願いします」
ルードさんはそう言うと、お姉さん達を連れてさっさと出て行ってしまった。
……残るは、俺達と殿下だけだ。
「んもー、ツカサ君そんなヤツ気にしなくていいのに……」
「そういうワケにもいかないだろ! 重症だったらマジでやばいんだから……」
ブラックだって国際問題になりそうなのは解ってるくせに、それでも容赦なく相手を殺すレベルのマジな戦いしちゃうから困るんだよな……。
事有るごとに「コロス」と言ってるけど、コイツの場合それ本気だからな……。
ここはチートな回復薬を使える俺がなんとかしないと。幸い、誰も居ないから“大地の気”を使って事故治癒能力を高めさせることもできるしな。
そんな事を思いつつ、気絶中の殿下に気を送りながら俺は相手を窺う。
「…………やっぱ大丈夫そうにみえないなぁ……」
ルードさんは大丈夫と言ってたが、ピクピクしてる相手を見ると物凄い怖い。
ブラックが殺しちゃう……なんてことは無いとは思うけど、後遺症が心配だ。
そう思って殿下を起こそうと思ったのだが……ツノが完全にレンガに突き刺さっていて、その場から動かせそうになかった。
…………これは……さすがに他の人に黙っておいた方がいいよな……。
例えいけ好かない相手だろうが、こういう格好悪い所は……黙っていてやるってのが礼儀ってもんだ。負けたってんなら、尚更だわな。
敗者でも勝者でも必要以上に貶めてはならないのだ。
それが正しい決闘者ってヤツだな。うむ。
そう思いつつ、俺はこっそり土の曜気と水の曜気をそこに流し、地面になにげなく手を付いて相手の安否を確かめるふりをしながら【アクア】を使ってレンガを緩め、殿下のツノが刺さっていた事を周囲に悟らせずに仰向けにしたのだった。
→
※ちょと遅れました(;´Д`)スミマセヌ
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