異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

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亡国古都アルカドア、黒き守護者の動乱編

26.好きな人のことならば1

 
 
「それにしてもツカサ君、いつもなら抵抗するのに今日は全然しないね」

 まあ、脱がしやすいから良いけど……とか何とかのたまいつつ、ブラックはふんふんと鼻歌を歌いながら俺の鎧を脱がしてしまう。
 正直汗臭い自分に触れられるのは嫌だったんだが、もう抵抗する気力も無い。

 籠手や脛当てまでしっかりと脱がされると、ひんやりした空気が肌に触れて来た。
 この部屋には窓が無いし、熱を通さない分厚い石が使われているようだから、そのおかげでかなり涼しいのだろう。

 すこし楽になってホウと息を吐いたが、しかし空気が触れた事で自分がどれだけ汗を掻いていたのか自覚してしまった。
 うげ……服が汗を吸ってめちゃくちゃ張り付いてる。
 重さすら感じるのはヤバい。こ、こんな服ブラックに触れられたら恥ずかしくて死ぬ。

「さてお次は……」
「うわっ、あ、あとは自分でやる!」

 無い気力を振り絞って逃れようとするが、ブラックは簡単に俺の腕を掴んでその場に留めてしまう。引っ張っては見たけど、まったく動かなかった。
 こ、これでは、自分の汗が染みこんだ服に触られてしまう。

 スポーツで汗を掻くのは俺も格好いいと思うし、そういう汗は別に恥ずかしくないんだけど、その……ただ汗を掻いただけの服って、ニオイそうだしヤじゃん。
 別に汗自体は気にしないけど、でも男だって好きな女の子に「クサッ」て思われたら傷付くんだからなっ、自分の汗がダメなモノって思われるのヤなんだからな!?
 だから格好悪い汗でクサッて思われるのはイヤだっていうか、そ、い、いや、相手はオッサンなんだけど、でもさ、こういうのはさぁ!

「ツカサ君たらも~、お風呂に入って無くて恥ずかしいのぉ~? そんなの気にしなくたって良いのに……ツカサ君に汚い所なんて一つもないんだからさ」
「いやあるだろ……あと汗は正直におうだろ……」
「え、じゃあ全身舐め回してあげようか? お尻とかも舌でナカまでほぐ……」
「わーっ、わー!! いいっ、せんでいいーっ!!」

 敵地で何をしようとしとるんじゃお前はーっ!
 いい加減にしろとブラックの口を手で塞ごうとするが、片手を取られたままでは効果が薄い。片手で口を押えても、掌をべろんと舌で舐められてしまい、撤退を余儀なくされてしまった。う、ううう、なんでお前はそう変に思いきりがいいんだ。

 舐めるんじゃないよと睨むが、ブラックは分かり易く口を尖らせて「拗ねました」などと言いたげな顔をすると、不満げに俺を見つめて来る。

「でも、そうでもしないとツカサ君全然触らせてくれないじゃないか。けちぃ」
「けちー、じゃないんだってば。俺の世界じゃスポ……えーと……競技とか以外で汗をニオわせてんのは嫌われるモンなんだよ。男の汗ってクサいって言われるじゃん」
「だから、ツカサ君はいつも綺麗にしてたいんでしょ? そりゃわかるけど、恋人の僕の前じゃそんなの気にしなくていいんだよ? そもそも、男同士なんだしさ」
「ぐっ……」

 それを言われると……何も、言えなくなる。

 だ、だって。
 そりゃ……俺だって、普通なら気にしないけど。
 尾井川達に汗臭いって言われても「そうか~」ってなるだけだし、母さんや父さんに言われたって「マジ?」くらいしか思わないけどさ。

 でも、あ……アンタの前だと、イヤなんだよ。

 だから……な……なんで、嫌かって、いうのは……それは……う、ううう……うううぁああーっ! もうっ、な、なんでこんな、こんなコト考えるだけでこんな風になっちまうのかなぁもう!! 解ってるよ、自分でも「なんでヤなのか」解ってるけど!

 でも、か、考えたら、ブラックがじっと見てる前で、なんで「ブラックにだけ汗臭いとか思われたくないのか」なんて考えたら、解ってるのに、は……恥ずかしく、て……っ。

 …………そんなの、アンタだけだって思うと……じ、自分が、どんだけアンタに良く見られたいと思ってるのか、分かっちまうのが余計につらいんだよ。
 散々情けないところ見せてて、いっぱい助けて貰ってるのに、でもこういう細かい所で顔を顰められたら、なんか、考えるだけで苦しくなるから。

 そうなっちまうから、なんか、汚れてる体を触られたく、なくて……。

「……あは。ツカサ君たら顔真っ赤……可愛いなぁもう……」
「う……こ、これは、ただの体温での発熱で……」

 なんか、ニヤニヤされてる。
 ……じ、自分でも、ヘタクソな言い訳だと思うけど。でも、言わずにはいられない。
 ブラックの綺麗な菫色の瞳でじっと見つめられていると、普段以上に心の声を全部見透かされてるんじゃないかと思えてきて、居た堪れなくなるんだ。

 今の俺の、自分でも認めたくない女々しい感情まで丸裸にされたみたいで、だから恥ずかしくなって体がカッカしてくるんだ。
 そんな稚拙な思いまで読まれていたらと思うと、俺はもう憤死してしまう。

 ……だってのに、ブラックは何が嬉しいのか頬を緩めてニンマリしながら、更に俺に体を近付けて来て。逃げようとしても、ガッチリと腕を捕えられていて動けない。
 つい焦るが、そんな俺を見つめながらブラックは心地良さそうに目を細めた。

「そんなに、僕に“汚いところ”を見られるのがイヤ? ふ、ふふ……つ、ツカサ君たらホントにか、かっ、可愛いんだからぁ……っ。でも気にしなくていいんだよぉっ」
「うわぁっ!?」

 ぐいっと引っ張られて、ブラックの胸に顔が激突する。
 対応し切れず厚い胸板で額を打ってしまったが、ブラックは俺をぎゅっと抱き締めると、汗でべったりと張り付いたシャツの背中を指で撫でて来る。

「ベタベタだろうが変な香りがしようが、ツカサ君の汗なら僕は全部好きだよ。まあ、ツカサ君の汗なんて舐めたい嗅ぎたい以外の感想なんて無いんだけどねえ」
「どういう感想なんだよそれはっ! いや本当離せって、お前の服まで染みるぞ!」
「だから構わないんだってば……そんなに汗をクンクンされるのイヤ?」

 顔を上げて必死で頷くと、急にブラックは悲しそうな顔をする。
 ……あからさまな表情だけど、コイツの場合は絶対に悲しくなってはいない。だけど何か言いたいってのは確かな表情だ。

 お前はそんな顔をしてまで嗅ぎたいというのか。
 美形の顔の使い方を間違ってるぞ。

 流されないように心を強く持ちながら、俺はブラックを睨んで眉を顰めた。

「あのな……汗臭い自分を嗅がれて何が嬉しいんだよ……」
「じゃあツカサ君は、僕が汗だくで汗臭くなったら嫌いになっちゃう……?」
「はぁっ!? だ、誰もそんなこと一言も言ってないじゃん!」
「嫌いになっちゃう……?」

 だあもうなんだその「うりゅりゅ」みたいなあざとい目の潤ませ方はっ。
 あと口調もあざとく舌っ足らずな感じにするなっ、全部バレバレなんだよお前!

 なのに、ブラックがじっと見つめて来ると、なんか、その……。
 ……う、うう……。

「な……なるわけ、ないだろ……汗なんて誰でもかくもんなんだし……」
「じゃあ……ツカサ君も、僕の汗……嗅いで?」
「え゛?」

 なんで急にそうなる。

 どういう方向に話を飛ばしてんだと顔を歪めると、ブラックは二度目の拗ねた顔を見せながら、子供のように口を尖らせて俺を見下ろしてくる。

「ツカサ君は、僕の事が好き過ぎて恥ずかしいから汗臭い自分を嗅がれたくないんでしょ? 汗臭くて嫌われたくないって……ふ、ふふっ、か、可愛い……」
「そっ、それは……っ」
「だからぁ、僕のも嗅いでおあいこにすればいいじゃない! そしたら恥ずかしくなくなるし、僕も同じように汗臭いんだって解って安心するかもよ? だから、ね……?」

 駄目押しのように、嬉しそうに微笑まれてしまう。
 そんな嬉しそうな顔されると、胸が苦しくなって何も言えなく――――って、なんか変だぞ。俺の腹になんか、急にグッと謎のでっぱりが……ってお前!

「ちょっ、お、おまっ、待てお前股間ッ、腹になんか硬いモンがっ」
「ツカサ君が可愛すぎるのと、ツカサ君の汗の香りが生々し過ぎて、ペニスが勃起しちゃった……もうっ、ツカサ君のせいだからね!」

 だからねっ!
 じゃねえええええええええええええ!!

 結局お前ソレかいっ、ああもう恥ずかしがって損した、アンタはなんでそう毎度毎度律儀に勃起するんだよ! そ、そんなんだから、そんな風にアンタが毎回わかりやす過ぎるから、俺だってああでもないこうでもないって悩んじまうのにぃいい!

 つーか俺のせいじゃねえ!
 こんな状況で勃起するヤツなんてお前だけだ!

「アンタが勝手に勃起したんだろ!?」
「うっ……ツカサ君が勃起って言うの、なんか凄い股間に来る……っ」
「些細な言葉で盛り上がってんじゃねーよ!」

 勃起と言っただけで股間の硬度が増すのなんてお前ぐらいだわちくしょう。
 いや俺も女子だったらそうなるかもだけど、アンタ普通に落ち着いた年齢の中年で相手は俺だろうが。男同士で勃起とか言って興奮するも何もあるかい。

「ああもうたまんない……っ。つ、ツカサ君、ねっ、もうこうなったらどうしようもないから一緒に水浴びしよ? 火照った体を二人で冷やそうよっ」
「お前は勝手に火照ったんだろーが!!」
「えっ、水浴び嫌なの? まあツカサ君の汗の匂いを存分に嗅げるから、このまんまでも僕は全然良いんだけど」
「お前なー!」

 あっ、うわやめろ、頭を嗅ごうとするなやめろってばっ。
 チクショウこの体格差が恨めしい、なんでこの世界のヤツは大体長身なんだ。毎回子供同然に捻られて、マジで抵抗が抵抗にならないんだけど!?

「暴れると危ないよう」
「アンタが嗅ごうとするからだろ!」
「じゃあ一緒に水浴びする? プレートはこれ以上伸ばせないけど……水を零さないようにツカサ君が曜術を掛けて、二人でぴったりくっついていたら入れるよ」
「…………一人ずつという手は……」
「時間なくなっちゃうよ?」

 あのケシスとか言う冒険者が戻って来ちゃうかも。
 ……そんな事を言いながら、また俺の背中を撫でるブラック。

 その手つきは明らかに“そういう意図”があるかのように、俺の背中をくすぐるような絶妙さで触れて来る。そんな事をされたら、腹にヤバいモノが当たっているのを意識していたせいで体が妙にゾクゾクしてしまって。

 これはヤバい感覚だと息を飲むが、だからといってどうしようもない。

 ブラックは完全に俺と一緒に水浴びをする気だ。というか、それ以外の選択肢など無いとでも言うように、俺をその気にしようと色んなものを押し付けてくる。

 背中をくすぐられたり、は、腹にぐいぐい押しつけてきたり……それに……汗のせいで赤く鮮やかな髪が張り付いた顔で、熱っぽい目で、笑いながら俺を見て来て。

「ね……ツカサ君、一緒に浴びよ……? ツカサ君の術の練習にもなるし……それに、汗も流せるよ。だからさ……ね……?」

 大人なのに、子供が同意を求めるみたいに「ね?」と同意を求めて来る。
 その声さえもなんだか甘ったるく思えて――――なんか、ダメだ。頭がゆだってるのか、逃げる方法が思いつかない。

「ほら、汗を掻いたまんまだと風邪に憑りつかれちゃうかもよ? だから……一緒に、裸になって温めあいながら水浴びしようよ……」
「ひうっ」

 大きな大人の手が、ゆっくりと背中を滑って下がって行く。
 その手が、俺の尻をいとも簡単に覆って、片方の肉を軽く掴んだ。
 ただそれだけの事なのに、変な声が出てしまう。

「ああほら、また熱が上がっちゃったみたいだよ? さ、一緒に脱ごうねぇ」
「…………」

 誰が熱を上げさせてるんだ、と、恨み言を言いたかったが、このまま尻を揉まれたら口から罵倒じゃなくて変な声が出てしまいそうで、口を噤むしかない。
 そんな俺の様子を楽しそうに見ながら、ブラックは俺を抱き締めたままで、器用に俺のズボンのベルトを外して俺の服を脱がし始めてしまった。

「大丈夫、もう汗臭さとか気にならなくなるから」

 …………それ、水浴びをするからって意味じゃあないよな……絶対……。

 心の中でそうツッコミを入れたが、自分の心臓の音と腹の奥の恥ずかしい感覚に、俺の文句は押さえつけられてしまった。








※イチャイチャかくの楽しくて長くなっちゃったので
 スケベは次回です(´・ω・`)話進まんけどユルシテ

 
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