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邂逅都市メイガナーダ、月華御寮の遺しもの編
13.逆鱗に触れあう1
◆
デハイア・メイガナーダ。
――――クロウのお母さんの兄……つまり伯父であり、現在のメイガナーダ領地を統治する領主でもある。
けど、俺の第一印象としてはクロウを毛嫌いしているオッサンで、理由があるにしても大人げないロコツな嫌い方で、あまり印象は良くない。
ていうか、贔屓目が有るのは自分でも自覚しているが、クロウの話を聞かないってだけでも俺としては「物凄くヤなオッサン」という感じだ。
家族はお互いを全て理解しあってるもんだ……なんて言わないけどさ、でも、侍従さん達の態度を見て「俺の考え方ってホントに正しいのかな?」と少しでも考えないのは、なんというか……視野が狭くないのだろうか。
いや、憎しみが今も生々しく残っているから、それ以外の事を考える余裕が無いのかも知れないし、外野の俺が口を出す話じゃないんだけども。
けど……なんというか、正直近寄りたくはない。
事情は分かるんだけど、親しくもないし詳しい事も知らない今の状態では、俺も何を失言するか分からないし相手を逆上させてしまうかもしれないからだ。
懐柔するとは言ったけど、しっかり下調べをしてからのつもりだったし、そういう意味でも老執事さんと話が出来たのは有り難かったのに……――――
「で……お前は人の家の薬草園に勝手に入り込んで、何のつもりだ」
「…………」
なんで俺は、スーリアさんのことしかカードを持っていない状態で、デハイアさんと執務室で向かい合って座っているのだろうか。
居心地が悪い。ものすごく居心地が悪い……。
特にこの……そ、その……とにかく、座って擦り合わせた素肌の太腿とか諸々が、他人と向かい合っているんだと思うと恥ずかしく思えてくる。
出来るだけ前掛けの布で足を隠すようにして座ったけど、それでも左右に開いた謎スカートのせいで、座ったら足の両端は豪快に見えてしまっていた。
なんなら、角度的に横尻が見えるのだ。マジで嫌過ぎる。
ぐ、ぐうう……なんで獣人の服ってのはこんなにエグい露出度なんだ……。
…………なので、女子みたいに膝をぴっちりくっつけて、前掛けをひっぱりつつ膝の上に手を置くお淑やかムーブを強制されてしまっているのだが……向かい側の怖いオッサンはそんな俺をジッと見て、訝しげに片眉を上げる。
こういう普通の反応をする相手の前で変な格好をしている、というのが、恥ずかしさを増大させる事も有るのだ。
でも、会話をしなければ先に進まないと思い、俺は相手の言葉に答えた。
ええと、なんで庭園……薬草園にいるのかって話だよな。
「執事さんが、その……俺が、庭園に興味があるって言ったら、案内して下さったんです。ご厚意に甘えてしまってすみません」
なんか謝ってしまうが、でも仕方ないじゃない。相手が睨んで来るんだから。
今はヘタに威勢のいいことを言えないし、ここは小市民の心で謙虚に乗り切るしかない。っていうかこんな事になるんならブラックと一緒に歩けばよかった。
あいつら今日も部屋に引きこもってなんか相談してたから、そういう雰囲気じゃないなって誘わずに出て来ちゃったんだよなぁ。はぁ。
「……なんだと、アージャが……!?」
そ、そんな怖い目で凝視しないでくださいよ。
ブラックより年上とは言え、外見はアイツよりも更にちょっとオッサンになったくらいだろうに、何故こんなに怖いのだろうか。整った黒い髭のせいなのか。
そういやブラックは無精髭のせいで怖いってかやらしい感じだもんな……。
ヒゲが整ったオッサンは怖く見えるのか。ヤな知識だな。
微妙に思いつつ、俺は顎髭とモミアゲが繋がったオッサンを見返した。
「この服を褒めて下さって、それで……」
「ムッ……ま、まあ確かに……我が妹の服なら、貧相なお前でもそれなりのメスには見えるだろうからな……」
「えっ……この服、スーリアさんのなんですか」
うすうす「そうかな?」とは思っていたけど、やっぱりそうだったのか。
……ってことは、俺はクロウのお母さんの服を女装に使っているワケで……ぐ……な、なんか、申し訳なさと変な気持ち悪さでいっぱいになってきた。
これ、友達のお母さんの服を着てるようなもんだろつまり……例え相手がクロウだとしても、その親の服を着るって言うのはその、なんかこう生理的に耐えられない物があるというかなんというか……ッ!!
いやお母さんの服がとかじゃなくて、それを俺が着用してるってのがね!?
どうもね!
しかも俺、し、下も、その……っ。
「なぜ急に青ざめて頬を膨らませる。お前はハラハラグークか」
何そのドキドキするゲームを連想するような単語。もしやモンスターのことか。
また俺は何かのモンスターに例えられているのか。悪かったなこんな容姿で。
思わずイラッとして怒りで冷静さを取り戻した俺に、相手は自分が何を言ったのか気が付いたのか、ハッとしてゴホンと咳ばらいをした。
「い、いや……今のは失言だった。すまん」
そう言いつつ、気まずそうに軽く握った拳で口を隠し顔を逸らすデハイアさん。
……どうやらクロウがらみでなければ、普通に常識的な人らしい。
けどそれなら、余計にクロウとのことが気になるんだよなぁ。
いやまあ、それだけ我を忘れることなんだろうけど……しかし、そのことをどう切り出したもんか。この人の事すらよく知らない俺じゃ、何を言ったって空々しいだけだしなぁ……うーん……。
とりあえず、当たり障りのない会話をしてみるか。
うっかり失言して首チョンパは怖いけど、怖がってばかりじゃ話が進まないし。それに、この人はどうやら逆鱗に触れなければ常識的な大人っぽいからな。
そう考えて、俺は謝罪に首を振ってとりあえず笑って見た。
「いえ、こちらこそ……館の主であるデハイア様に何も言わず、勝手に歩き回ったり庭に出てしまって申し訳ありませんでした。それに、服まで……」
「ああ、いや、気にするな。……君も恥知らずの家畜かと思い込んで、失礼をしたのはこちらだ。妹の服も……ただ置いておいたこちらが悪い。自由に使っていいとだけ言ったのはこちらだ。気にしないでほしい」
「あ、ありがとうございます……」
おお、急に態度が軟化したな。
……この人、ほんとに妹さんの事に関してだけ機嫌が悪くなるんだな。
だとしたら、直接本人にぶつかって懐柔するのは難しいのかも……。
こう言う風に振る舞える人って強固な意志を持ってるから、俺達を纏めて嫌ってる人よりも懐柔が難しそうなんだよな。
仲良くなる難易度を例えたら、エメロードさん級だろうか。
あの人……シアンさんの妹さんであり神族のお姫様でもある彼女も、強い意思で俺を嫌ってたもんなぁ……それだけブラックの事が好きだったって感じで。
このデハイアさんも、きっと心の中にスーリアさんを思う強く太い柱が立っているのだろう。そんな人の心にぶつかって受け入れて貰うのは物凄く難しい。
妹さん関連を除けば、失言で首を持ってかれる事はなさそうだけど……どう親交を深めて行けばいいのやら。
「……ところで、君は……その……どうして、あんなオスと一緒に居る? 見たところ君のつがいは、あの赤髪の人族だろう。家畜にでもしているのか」
まるで、それが当然だろうとでも言うような言い方だ。
これにもカチンと来てしまったが、しかし相手が俺達の事情を知らないように、俺も相手の事情を詳しくは知らないのだ。
だから、俺は怒りをグッと堪えて首を振った。
「いえ、クロウは俺達の大事な仲間です。それに……その……」
「……?」
「だ、第二の、オス……とか……そういう、関係で……」
「第二のオス!? ハハッ、人族はワレンのポリガミアが普通なのか? 随分と良い位置に居るじゃないか。だがそれでも、召使いには変わりない。奴隷だろう」
「俺達はそんな扱いをした事はありません!!」
うわっ、つ、つい熱くなって強く言い返してしまった。
慌てて顔を俯けて謝るが、相手は俺の豹変にびっくりしたのかそれとも呆れたのか、何も言ってくれない。恐る恐る顔を上げると……相手は、あからさまにイラついたような顔をしていた。
「ならばどんな扱いをしていると言うんだ。あの家畜に交尾を許して腰を振っているとでもいうのか? それなら君はとんだ痴れ者だな。“あれ”が……あの家畜が、どんなオスかも知らずに虜になっているなんて……」
「あんたっ……!」
自分でも「まずい」と思う。だけど、もう、一度カッとなったら止められない。
なにより、クロウのことを心底馬鹿にしきっているその言葉に我慢出来なかった。
だってクロウは、俺にとって……もう、失えないくらい大事な奴だったんだから。
「……人族のメスはずいぶん貧相なようだが、その体で怒ってどうなる?」
「知るか! 大事な奴を貶されて怒らない方がどうかしてるだろ!! アンタっ……あ、アンタはっ、なんでそんなにクロウを馬鹿にするんだよ!?」
「…………」
俺を見つめて来る相手は、動揺すらしない。
不機嫌なままの表情に耐え切れず、俺は捲し立てた。
「アイツは昔より、ずっと強くなったんだぞ。兄貴のカウルノスとも互角の勝負をして認められたんだぞ!? それに、クロウは優しくて、ブラックの事だって大事に思ってくれてて、いつも俺達を助けてくれて、それに、それに……っ」
ああ、だめだ。
目の奥がカッと熱くなって、涙が滲んでくる。
涙が出るくらい怒ってる自分が恥ずかしいのと同時に、泣いている姿を見て相手が侮って来るんじゃないかと思うと悔しくて、腹が煮えそうになる。
だけど、クロウのことをこんなに、バカにして当たり前のように言われると、どうしても俺は我慢が出来なかった。
アンタが妹のスーリアさんを思っている気持ちには敵わないのかも知れない。
だけど、俺だってクロウを大事に思ってるんだ。
良い所も悪い所も知ってる。クロウと喧嘩もして、お互いに分かり合ったんだ。
その時間を無いもの見たいに扱われるのが、許せなかった。
相手が妹の死で傷付いているかも知れない事は分かっていても、どうしても心の中の素直な感情が、クロウを貶される事に我慢出来なかったんだよ。
だけど、目の前のデハイアさんは俺の言葉なんて聞いてないみたいな顔で。
「……なるほど、人族というのは……あの青二才ですら籠絡させられるほどに単純な生き物らしいな。まあ、でなければアイツがオスとして認められるわけもないか」
「またそんなっ……! 俺はそんな簡単な男じゃない!!」
あの二人にメス扱いされるのを受け入れるまで、どんだけかかったと思ってんだ。
俺にだって男としてのプライドや抵抗感があるんだ。
あまりにもこちらを理解しない相手を睨むと、向こうは俺をせせら笑った。
「簡単な男じゃない? ははっ……よく言う。それほど“匂いづけ”をされていてなお、オスを惑わす美味そうな匂いを滲ませておいて? それでは発情期のメス猫と何も変わらないではないか。どうせ快楽に飲まれてあの家畜をオスだと思い込んでいるだけなのだろう? ……そんなメス風情に、あの家畜を語る資格など無い!」
言葉の最初は、笑っていた。
だけど相手も何が気に障ったのか、どんどん顔を歪めて行く。最後は、俺と変わりないくらいの怒気で、ガタンと立ち上がった。
そのあまりの勢いに、思わず俺は息を飲む。
途端に一瞬怒りを忘れてしまったが、そんな俺に構わず相手はずかずかとこちらに近付いてきた。そうして、俺を無理矢理に立たせる。
「なっ……なに……」
「発情期の堕落したメスの言葉ほど信じられんものは無い。……もう二度と、その服を着るな……ッ!!」
――――クロウに似た、茶色に近い橙色の瞳が、ぎらりと俺を睨む。
至近距離で向けられた殺意の眼差しに、一気に背筋が凍った。
……だけど、だからって相手に「はい」と従えない。怖かったけど、でも、クロウの事を馬鹿にした事だけは許せなくて、俺はなけなしの虚勢を張って睨み返した。
「そうやって人を決めつけるのが、間違ってるって言ってるんだよ……!」
もう、敬語も何もあったもんじゃない。
だけど最終的に拒否されるのなら、どんな言葉だって一緒だ。
そう思ったから、俺はやぶれかぶれで言い返したのだが。
……それが、いけなかった。
「ほう? あくまで自分は冷静だと言いたいのか。……なら、これでもお前は自分が発情期のメスではないと言い張るのか?」
「えっ……」
片腕を取られて、爪先立ちになるまで腕を強引に揚げさせられる。
痛い。強引に引っ張られたせいで、脇の付け根に軽く痛みが走っている。
だけどそれよりも強い刺激に、俺は反射的に硬直してしまった。
「発情期でないなら、こんなことをしても何も思わないはずだ。そうだろう?」
また、嘲るような声。
だけどそれより俺は別の事に気を取られて、動けなかった。
「やっ……さ、触るなって……!」
デハイアさんのもう片方の手が、俺の足……いや、太腿を、掴んでいる。
前掛けとスカートもどきの間から挟まれた大人の大きな手が、いとも簡単に太腿の半分をぐっと捕えてしまっていた。
「お前が発情期でない事を証明して見ろ。出来れば、話くらいは聞いてやる」
その言葉が、俺には死刑宣告の言葉のように思えた。
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