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古代要塞アルカドビア、古からの慟哭編
8.現実は不確定が多すぎる
◆
俺の可愛いロクショウが衝撃的かつ実に健気で涙を誘う勇ましい提案をして、会議室がてんやわんやになった後、俺達は再び客室へ戻ってきていた。
俺達の報告を受けて、エスレーンさんが再び【占術】で今後どんなことになるのかを占うことになったので、ひとまずみんな休憩しようってことになったのだ。
今後を占うために……って言われると、なんだか変な感じだが、エスレーンさんのデイェル――獣人としての特殊技能――は、その【占術】と呼ばれる特殊で珍しい力なのだ。であれば、ドービエル爺ちゃん達が一目置くのも当然だろう。
まあ、俺の世界でも占い師だとか預言者だとかを傍に置いてる王様がいたし、それを考えると全然おかしくはない。
っていうか、エスレーンさんの場合確実に未来を言い当てるからな……結果が少し読解力を要するみたいだが、それでも貴重な能力だ。
ドービエル爺ちゃんの優しい治世が続いていたのは、きっとあの綺麗な奥さん達の助力も大きいに違いない。うむ、俺もあやかりたいものだ。
…………いや、俺があやかっても夫側じゃないから意味ないかな……。
よく考えたら俺ってブラックにとってはメスなんだし、爺ちゃんにあやかるよりも、夫を完璧に補佐するマハさん達にあやかった方がいいのでは。
いやでもそれでも俺は綺麗なお姉さんに好かれたい……ッ。
ま、まあそれはともかく、そんなこんなで俺達は今待機中なのだ。
ぶっちゃけ俺は気疲れしてたし、ロクも飛んだばかりで疲れているだろうから、一息入れる時間を貰えたのは素直にうれしい。
最初はあんまり現実感すらも曖昧なくらい驚いてしまったけど、王宮に戻って報告をしているうちに、じわじわあの巨大ヤドカリがリアルに感じられてきて……正直な話、ちょっと怖くなってしまってたからな……。
だけど、ソレを悟られるのは格好悪い。緊張状態のままだと、きっとどこかでポカをしてバレてただろうから、時間に余裕があってよかったよ。
……とはいえ、そんなに悠長にもしていられないんだけど。
「確かにあのヤドカリ城はかなり鈍足だったけど、こんなにのんびりしてて大丈夫なのかな……いつあの目みたいなぶぶんからビームが出るかもわかんないし……」
客室のリビング的な場所で、俺はクッションの山に顔をうずめるように俯せになって、ごろごろと寝転がる。ホントは背凭れ用のクッションなんだが、こうも疲れていると、抱き着いて埋もれたくもなる。
そんな俺の隣に座って読書中のブラックは、片眉を上げながら言葉を返してきた。
「びーむが何かは知らないけど、少なくとも王都に到着するまで攻撃する気はないと思うよ。アイツらがひっくり返したいのは、あくまでも“国を作る獣”だからね」
「ホントにそう思う……? でも、あの周辺にはシーバさんの故郷の【タバヤ】があるし、国とは関係ないけど【海鳴りの街】とか、それに三王の一人“金獅子のゼル”こと、バーゼル・ダルストラさんの神殿も近くにあるのに……ホントに、何もせずに通り過ぎてくれるかな……」
そのほかにも、小さな群れの集落がいくつかあるだろう。
何も関係がない彼らに被害が及ぶかもしれないことを考えたら、とても憂鬱だ。
だからこそ、事態を把握している自分たちが、早く行動しなきゃいけないんじゃないか……なんて考えになってしまい、焦燥感でどうしようもならなくなる。
何も知らない獣人達の縄張りに万が一でも侵入すれば、その群れの人達が縄張りを守ろうとして返り討ちになる可能性だってあるし……ああ不安だ。
いくら弱い獣人が居たって、その人達にだってプライドがあるんだもんな。
敵に立ち向かうのが正義、みたいな覚悟が決まりすぎた武人だからこそ、無辜の命を散らしてしまわないかと思ってしまうのだ。
「はぁ……ツカサ君たらホントにどうでもいいこと考えるよねえ。そんなの、迎撃するもしないもソイツらの勝手じゃない。手を出した奴らが悪いだけで、別にツカサ君が悪くなるワケじゃないでしょ?」
「だけど、分かりきってる敵を放置してるせいで被害がデカくなったら、それは俺達の過失ってことにならないか……?」
クッションに片頬を埋もれさせたままブラックの方を向くと、相手は呆れ顔で大仰に肩を竦めておろすと、ふうと鼻で息を吐いた。
「それは不可抗力だよ。じゃあ、ツカサ君はみだりに兵を出して、その兵士を犬死にさせながら注意を引き付けておこうと考えてるワケ?」
「そ、それは違うけど……」
「でしょ? 考えなしにハチの巣を突きに行くなんて、それこそ自殺行為だよ。しかも兵士も減って良いことなんてない。……まあ、相手が各地を襲って補給しながら進軍する“普通の兵士”やモンスターならまだしも、アレは意志を持った岩だからね。それに……大きな目的だけは、はっきりとしている。敵将の性格も一応は穏健だ」
確かに……普通の戦争と今の状況は、かなり異なる。
どちらかというと怪獣映画のソレに近いけど、でも相手には操り手がいて、そいつは基本的に王国を滅ぼそうとしか考えていない。
そのことだけが重要で、アルカドアの住民を襲うようなこともしていなかった。
【教導】達も……冒険者に酷い洗脳をしているだけで、獣人達を蹂躙するような事は行っていないから、獣人全員への宣戦布告ってわけでもないんだよな。
それを考えると――――確かに、ヘタにつつかず王都に近づくまで待つ方が、他に被害が及ばないだろう。
彼らの性格を信じているから……なんて、それもおかしな話だが、しかしブラックの言うように【黒い犬のクラウディア】の妙な義憤を考えると、彼が「自分達の縄張りを守ろうとしているだけ」の獣人を蹂躙するとは到底思えなかった。
だからこそ、他に被害が及ぶことはないと休めているんだろうけど……。
「敵の性格を信じる、なんて……変な話だなぁ……」
「そうかな? 敵将の思考や好み、感情がどう動くか……なんていうのを知るのも、立派な兵法の一つじゃないかな。ヒトっていうのは、どれだけ理知的に動こうとしても、そこに必ず己の考えや感情が介入する生き物だからね。お互いの考えを読む賭け勝負で戦局が大きく動くこともある。『あの男なら、こう逃げるはずだ』とか『あの大将は、こういう戦法を好む』だとか、戦記でもよく出てくるセリフだろう?」
「あんまり読んだことないけど、そうかも……」
俺は戦争とか戦記とか難しいものを理解出来ない頭なので、ハッキリとは読んだ事がないのだが、そういわれてみるとロボットアニメとか戦国モノの漫画とかで、敵将の考えを読んで行動する軍師っぽいキャラが結構居た気がする。
彼らは軽々と敵の行動の予想をしていたけど、実際は「そう信じられるほどの確証」が無いと、彼らのようにスッパリ判断できないよなぁ。
そこも完璧だから軍師キャラなのだろうが、実際に「敵の行動を信じる」となると、俺には不安で不安で仕方がなかった。
だって、現実には“絶対”なんてことはそう在り得ない。
自分の味方は信じられるけど、敵を信じるなんてよく考えたら相当なことだ。
誰かを害する相手である以上、その狂気が噴出しない保証なんてないとしか思えなかった。
……やっぱり俺は、戦とかそういうのは苦手な性分みたいだ。
「ふふっ。まあ……ツカサ君の場合はお人よしが過ぎるから、将軍には向かないかも知れないね。人を切り捨てるなんて、ツカサ君にはできないだろ?」
「あ、当たり前だろ! 人が死なないで済むならそれに越したことないし……!」
仮に自分が人を切り捨てる立場なら、相手が悪いと思うより「その人を適切な場所へ配置できなかった自分」に腹が立つと思う。
でもそんなのストレスマッハで胃が壊れるだろうことは俺も分かってるので、正直、ブラックの言うとおり人の上に立つ人間になれる気がしなかった。
そう考えてみると、敵でも味方でも、リーダーや大将ってえらいんだな……。
いや、ちゃんとやってる人限定だけども。
「……なあブラック、人の上に立つのって大変なんだな……」
ぽつりと呟いて相手の顔を見上げると、ブラックは猫のようににんまりと笑って、俺の方へ体を傾けてきた。そうして、流れるように頬にキスをしてくる。
うっ、うぐ……お、お前またそんなキザなことを……っ。
思わず顔が熱くなって、ブラックの顔を手で突っぱねようとするが、相手は何かの本を閉じて横に置くと、俺に視線を合わせるようにクッションに体を沈めて来る。
そうして、ヤケに近いところで顔を合わせて目を細めた。
「他人の立場を一生懸命考えてるツカサ君も可愛いけど……僕はそろそろ、目の前の大事な婚約者のことを考えてほしいなぁ」
「……っ」
「案外、周りが有能だと良い方向へ回るもんだよ。一人で気を揉んでても、こういう時はどうしようもないし……」
ブラックがそう言うと、視界の端で何かの影が動いた。
あれは手だろうか、と、俺があたりをつけたと同時。
「ふぎゃっ!?」
「気晴らしに気持ちいいことしよっか、ツカサ君っ」
「ちょっ、おっ、おまっどこ揉んで……っ!」
なんでこの流れでケツを揉むんだお前は!
やめろと離れようとするが、ブラックは既に俺の動きを予想していたのか、大きな手で片方の尻肉をグイッと上に持ち上げてくる。
急な動きに思わず息を飲むと、影が覆いかぶさってきた。
「やっと邪魔者がいなくなったし、ツカサ君も疲れてるでしょ……? だからさ、僕の濃厚ミルクでおなかをいっぱいにしてツカサ君も元気に……」
「スケベオヤジみたいなこと言うなー!!」
いやコイツはスケベオヤジだった。年齢的にも適齢期だった!
でもそんなので納得できるかいっ。
いくらクロウがカウルノス達のところに用事で出かけて、ロクもそれに一緒について行ったって、ここはドアも何もない部屋なんだぞ。
こんなところで何かしたら、絶対獣人の誰かの耳に届いてしまう。
「だって~。せっかくのメスらしいお尻なのに、緊張のせいでこんなに堅くなっちゃってるんだもん。ここは恋人いや婚約者として、精液でツカサ君を元気づけないと……って思ってさ……!」
「元気づける方法がお前得すぎるんだよ! もっとほかの方法ないんかいっ!」
「え~? 僕とツカサ君がイチャイチャする以上に、元気になる方法なんてある?」
そう言いながら、ブラックは下から俺の体を掬うと簡単に持ち上げて、体を起こした自分の膝の上に載せる。体格差のせいか、それともブラックが体力おばけすぎるからか、俺は抵抗する暇もなくなすがままにされてしまう。
「ひっ……」
胡坐の中心に置かれ、尻の谷間に遠慮なく押し付けられた出っ張りに思わず声が漏れると、ブラックはそのまま俺にのしかかるように背後から抱き着いてきた。
「僕はツカサ君とイチャイチャするだけでも……元気でるよ……? ツカサ君は、僕と一緒に居て元気になってくれないのぉ……?」
「う……そ、それ、は……その……まあ……」
……恥ずかしい、けど……否定は、しない。
だって、お、俺も……ブラックのこと……その……ゆ……指輪、とか……無意識に大事にするくらい、す……すき、に、なっちゃってる、し……。
う、うう……。
ああもう、心臓が痛い、顔が熱い。
なんでこんな、普通なら普通に言えるはずのことを考えてドキドキするんだ。
スキなんて言葉、実際にその通りなんだから当たり前に相手に言えるはずなのに、それでも自分が言おうとすると言葉がつっかえてしまう。
ブラックの嬉しそうな笑顔を見るだけでも心臓が変にドキッとするのに、いつまでも普通に言い返してやれないほど自分が相手を「好き」なのを自覚すると、なんかもうそんな自分が恥ずかしくて、ブラックに悟られたくなくて、それで……。
「あはっ、またツカサ君たら真っ赤になっちゃって……。嬉しいなぁ……ふ……ふふっ、ふへ……ぼ、僕のこと、ずっとずっとそんな風に意識しちゃって……っ。ツカサ君が、いつもそんな態度とるから、僕も我慢できなくなっちゃうんだよ……?」
「っぁ……! や……み、耳……」
耳を唇で食まれて、低くて渋い大人の声を間近で流し込まれる。
その声が耳の穴から体に入るだけで、体が反応してしまうのがつらい。ただ大人の男の声ってだけなのに、ブラックにいやらしい声音でささやかれると、耳がぞくぞくして、体の奥が痺れる感覚がする。
ただ、やらしい事を嬉しそうに呟かれているだけなのに、俺の体は最早ブラックの興奮した声に慣らされてしまったのか、一番反応してはいけない下腹部と股間の内側が、ぎゅうっと熱くなってしまう。
そんな風になってしまう自分の方が、いやらしい気がして恥ずかしい。
だからもう勘弁してほしいのに、ブラックはそんな俺を知ってか知らずか、嬉しそうに上擦ったスケベオヤジ丸出しな声で更に囁いてきた。
「あぁ……そんな可愛い声だされたら……もう、たまんなくなっちゃうよ……っ」
俺をぎゅっと抱きしめて今度はクッションの山に俯せに押し倒すと、逃げられなくなった尻の谷間にズボンの膨らんで突っ張った部分をぐいぐい押しつけてくる。
ソレが何かなんて、同性の俺が一番よくわかってて。
「ばっ、ばかっ……! ばかやろ、な、なんでお前はそんなすぐに興奮すんだよ! 今、こ、こんなことしてる場合じゃ……」
「してる場合だよ? だってツカサ君疲れてるじゃないか。それなら、今度は僕がたぁっぷり癒してあげないと……だから、ね……?」
「うぅう……っ、す、擦り付けっ、ぅあっ、す、擦り付けるなってばかぁ! だ、だからっ、お、俺達は……あっ、そ、そうだ、俺達は手記とか、そ、そっちを調べなきゃ……っ」
「えぇ~? いやまあ、確かにそうだけど……」
ブラックがあからさまにいやそうな声を漏らして、一瞬止まる。
ホッ……分かってくれたんだろうか。
まあ、ブラックも分からず屋じゃないし、わりと合理的だからな。乳繰り合ってる場合ではないと理解したら、えっちなことはしてこないはず。
べ、別に俺だっていちゃいちゃしたくないワケじゃないが、でも、その……やっぱり、TPOは考えなきゃいけないと思うんだよ。
時と場合と場所によりってヤツだ。
その点からすれば、今こんなことしてるのはヤバいはず。
俺を癒してくれようとする気持ちはありがたいが、それなら俺は普通に睡眠とか……あと、その……ふ、普通に……手とか握っ、たり……ぎゅって、してくれてたほうが……その……い、いいって、いうか……う、うう、何考えてんだ俺は。
「ともかく、そのっ俺達は持って帰ってきたものを調べようよ……な……?」
依然として俺にのしかかったままのブラックは、そんな俺の懇願にうーんと不満げな声を漏らしていたが――――急に、何か思いついたのか顔を明るくした。
「うん、そだね! わかったよ。じゃあ、メイガナーダ領から持って帰ってきた書物を、今読み解いてみようか」
ホッ……。
ど、どうやら俺が言いたいことを理解してくれたらしい。
さすがそこはブラック。なんだかんだ頭のいいおっさんだ……。
「じゃあ、さっそく持ってきた本を……」
「でも、僕が読むだけだときっとツカサ君も退屈だろうから……読みながら、ツカサ君が元気になれるように栄養補給しよっか!」
「……え……?」
それは、どういうことだ。
恐る恐るブラックの顔を見やると――――
相手は、いつもの朗らかで子供みたいな笑みではなく……いやらしい気持ちを隠しもしない山賊のようなニヤついた笑みで、こちらを見つめていた。
「………………」
あっ、これダメだ。
もう逃げられないヤツだ……。
→
※めっちゃ寝たのにめっちゃ寝落ちしてました:(;゙゚'ω゚'):
_| ̄|○睡眠負債で遅れて申し訳ないです
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