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七鳴鐘楼モンペルク、月蝕は混沌の影を呼び編
29.俺の仲間が頼もしすぎる
「グゥ~~!」
「クゥッ、クゥクゥー!」
可愛らしいボスペコちゃんとペコリア達の声。
だが、その声について回っているのは「ぶしゃあ」みたいな飛沫が上がる音だ。
そう。俺の可愛い【守護獣】達は、その【鏖兎族】という物騒な種族名に恥じぬ、獣たるものこうであれと言わんばかりの攻撃を繰り返していたのである。
「お゛っ、おぅう……」
思わず変な声が漏れてしまうが、それも仕方のない事だろう。
だって、ペコリアちゃん達ったら、あ、あの、触手のような無数の舌を……その……華麗な後ろ足キックだけでなく、今日ダハの尻尾を噛みちぎって帰ってきたのと同じように、ばしゅばしゅと……。
ボスペコちゃんも、足を大地にめり込ませて敵の触手舌を引っ張って……。
…………う、うぷ……駄目だ、ちょっと脳内で反芻できない。
う、うう、でも仕方ないのだ。
攻撃方法って言ったら、斬撃でもなけりゃそれしか方法がないし、そもそもペコリア達は立派なモンスターなのだ。けものなのだ。
普通のウサチャンと違って雑食性だし牙もあるんだから、そりゃこうなるよね。
そりゃ攻撃方法はこう……。
「ツカサ、顔がおそら。ヘン、だいじょうブか」
「だ、大丈夫……。ちょっと現実に殴られただけだから……」
「?」
そうだね、ヌエさんは分からないよね。でも分からない方が良い。
俺は今まで忘れていたけど、前にアドニスが「ウサギ、つまり【鏖兎族】は並み居るモンスターの中でも最悪の部類の戦闘狂モンスターで、一部の友好的な例外を除き殆どが血を好む肉食」って言ってたっけな……。
オーデル皇国の雪山に生息する、爬虫類じみた造形のコダマウサギなんかも、人に恐れられるヤバいモンスターなのだ。
そんなモンスターと同列の種族ということは……まあ、ペコリアもそうなるよな。
でも可愛いのに血みどろで残虐ファイトっていうギャップがもう俺は、俺は。
こういう対処法しかないと分かっちゃいるし、終わったらペコリア達全員を念入りに洗ってあげなければとは思うけども、このスプラッタとファンシーが共演するとんでもない光景をもう見たくないよぉお。
しかしいざって時に俺も動かなければいけないと思い、俺は「もうやめて」と言いたくなる口をギュッと閉じて、ペコリア達とロクとブラックを見守った。
……ブラックとロクは、爪や剣で触手舌をさばいてるな。
それにしても、頭が竜のような形をした蛇人族って格好いいなぁ……。
ロクの体は、背中や腕は準飛竜の時のように鎧のような黒い鱗で覆われているが、前面は飛竜の時のようなちょっと硬い表皮ってだけなので、頭の形以外は竜人というよりも蛇の人族っぽいんだけど、それでも立派に竜に見える。
戦う姿も、爪を使ったダイナミックな直接攻撃だ。
ブラックと同じ人型ではあるけど、その動きはモンスター特有だな。
対して、ロクと協力して動いているブラックも、相棒の行動を見つつ適宜向かってくる触手を最小限の動きで切り捨てていた。
「うぅ。ブらック、動いてナイ、斬っテる」
「そうだね……すごいね……」
ロクが動き回って爪を使っているのに対し、ブラックはほとんど動いていない。
だけど、手を抜いているわけじゃない。自分の周りに近付いた触手を的確に素早く捌いていて、他の皆が見落としている死角の触手を引き受けてるみたいだった。
とはいえ、あの触手はやっぱり人間を標的にしているのか、積極的にブラックを襲っているみたいだったけど……物ともしてないな。
ブラックは剣を振って戦うのを面倒臭がってたけど、ああいうところは熟練の冒険者なんだなと改めて思ってしまう。
……か、格好いいとかは思ってないんだからな。
「にしても、俺が何かするまでもなくもう決着って感じだな……」
相変わらずお役に立てなくて申し訳ないが、しかしここで出しゃばってもブラック達のお荷物になるだけだろう。俺も戦いたい気持ちではあるが、それ以上に身の程を知っているのだ。……なんせ運動音痴だしな、俺……。
術もまだまだ未熟だし、手伝える事が有る時以外は黙っていた方が良い。
それよりも後方支援として、みんなが怪我した時即座に回復薬や“大地の気”を渡して、確実に治せるように待機しておかないとだな。
適材適所というヤツだ。うん。
背中を守るのも男の仕事だと自分の闘争心を宥めつつ、仲間達の活躍を見ていると――触手はあっという間に減り、ついに最後の一つがブラックの剣の一振りによって体から切り離された。
「あれ無いなった」
「もう終わり……かな……?」
近付いても良いのだろうか。
いやでもブラック達が許可してからだよな……なんて思っていると、異形は最後の抵抗とばかりに体を蠢かせ、蛙のような顔を向けてブラック達を襲おうとした。
「あっ……!!」
口から覗いたのは、蛙とも爬虫類とも違う、象の牙のような一対の大きな歯。
それと、深海魚のようにみっちり並んだ細かい鋸のような小さい歯だった。
「……まだ動けたのか。舌は全部潰したんだけどな」
剣を振ってモンスターの血を飛ばすブラックに、相手は悲鳴のような大声を上げて襲い掛かる。
だが、勝敗は目に見えて明らかだった。
「手間かけさせるな、デカブツが……ッ!!」
ブラックの面倒臭そうな声が聞こえた。
そう思う間もなく垂直に飛び上がったブラックは、異形の体よりも高い場所に体を置き――――そのまま、月光に輝く宝剣を振り下ろした。
刃物が、何かを綺麗に断った時のような、とても澄んだ音が響く。
瞬間、異形のモンスターの頭が十字に割れた。
「――――……ッ!!」
声にならない悲鳴を上げるように、分割された口を大きく開けてモンスターは重い音と共に倒れる。ブラックが地面に軽く降り立っても、敵はもう動かなかった。
……やった……のか……?
「あっやべこれフラグだった」
「アッヤベふらぐ?」
「い、いやいや何でもないですよヌエさん。……もうちょっと待ってから、ブラック達の所に行きましょうね」
「ン……?」
良く解らないと言ったような顔だが、とりあえず俺の指示に頷いてくれる。
いやあ随分こっちの言葉を理解してくれるようになったなぁヌエさん……。
それにしても……三分ぐらい経過したと思うが、もう大丈夫だろうか。
俺のフラグはへし折れたと信じたいが、などと思っていると、ブラックが剣から血を掃いながらこちらを見た。
「ツカサ君、もう大丈夫だよ」
「クゥー!」
「グゥ~~」
我勝利せりとばかりにぴょこぴょこする可愛いペコリアちゃん軍団だが、その体にはベットリと異形の血がこびりついている。薄桃色の体毛に交じってエグい色に見えるのが、なんとも痛々しい。うう、早く洗ってあげようね……。
それにしても、仲間のあの血塗れ姿を見てもこちらのペコリアちゃん達は「わぁー。かったー!」ぐらいの無邪気さではしゃいでるのが何とも言えない。
可愛いけど……可愛いけどさあっ。
か弱いと思っていたウサギちゃん達だったが、どうやら俺達と旅をしているうちに、どんどん勇ましくなっていたらしい。
ロクも結構変わったけど、ペコリアもなんだなぁ。
まあ、クロウに追っかけられたり色んな所で戦ったりしたし、レベルアップしてて当然なのかな。ご飯だっていっぱい食べてるからな!
そう考えると、一層ペコリアとロク達が愛しく思えてくる……ってそんな場合じゃないんだった。ブラック達の所に行こう。
今度は歩いて近付くと、ちょうど血を拭い終えたブラックは、何事もなさそうに剣を鞘に収めた。ふむ、どうやら完全に安全になったらしい。
だったら安心だなと思いブラックに近寄ると、相手は安堵のため息を吐いた。
「ふぅー……どうやら体に異変は無いみたいだね。良かった……」
「それ俺のセリフじゃない……?」
頑張ってくれた……というか、モンスターと戦ったのはアンタ達じゃないかと眉根を寄せると、ブラックは苦笑して俺の頬を指の側面でくすぐった。
わあっ、な、なんだよいきなり!
「ホントにツカサ君たらもう……。ま、大丈夫ならいいよ」
「うぅん……?」
「それはそれとして……こんな正体不明のモンスターが街の近くまで出て来ちゃった以上は、報告しなくちゃいけないな……。ツカサ君も明日一緒に来てね」
「報告って……兵士の詰所とかに?」
普通、こういうのの情報って最初に国の偉い人に報告するんだよな。
冒険者ギルドに報告する異世界もあるけど、大鐘楼が機能しなかったことも含めると、これは騎士団とかに報告した方が良いだろう。
そう思って先読みした発言だったが、ブラックは少し嫌そうに顔を歪めた。
「うーん……まあ、それも正解だけど……僕、王都近辺の警備兵にはあんまり近寄りたくないんだよねえ……。まあ、こういう報告は冒険者ギルドでも出来るから……」
「近寄りたくないって……なんか嫌な思い出でもあるの?」
そう言うと、ブラックはふよふよ~っと瞳を動かし視線を逸らした。
…………ははーん。さては「若気の至り」関連だな……?
何をしたのか聞きたくなるが、まあ今は置いておこう。
しかし……報告ったって、何をどう報告すればいいんだろう。
ヌエさんの事から報告しないといけないのかな?
しかし、ヌエさんのこと自体まだよく解ってないしなぁ……。
考えつつヌエさんを見やると、相手は不思議そうに首を傾げた。
月明かりに照らされて、ペコリアの体毛のようにもっさりしている髪が揺れる。毛先だけが夜空の暗い紫藍色に染まった藤色の髪は、何だか神秘的だった。
……やっぱり、この世界でもあまり見た事のない色だ。
獣人族の中でも特別であるクロウの一族が、髪と光の環の色が違う不思議な感じだったけど……それとはまた異なる感じなんだよな。
もし俺達と異なる種族だったとしたら、ヌエさんはどこかに連れて行かれたりしないだろうか。体は大人だけど、性格は子供みたいに無邪気だし……厳ついオッサン達に詰められて泣いちゃったりしたらどうしよう。
ヌエさんはニンゲンに慣れてないんだぞ。
もしそうなるなら、俺は認められないからな。
「う?」
「なあブラック……ヌエさんのことも報告しなきゃいけない? 他の人に紹介するの、ちょっと心配なんだけど……」
「まーたツカサ君の過保護が発動してる……。いくら薄汚い冒険者ギルドとはいえ、さすがにそういう対応はマトモだから安心しなって」
呆れ顔で言われるが、しかし怪しい者には厳しいのがこの世界だ。
ヌエさんは自分の事すらよく説明できないのに、連れて行って大丈夫だろうか。
「うーん……でもやっぱ心配だよ。ヌエさんは、ヒトと話したのもこれが初めてだって言ってるし……。せめてシアンさんに相談できればいいんだけど……」
「ツカサ君は心配性だなぁ……。まあともかく、一旦宿に戻ろう。ここはモンスターが近寄らない地域だし、街道の道からも外れてる。朝一番に報告しに行けばいいよ」
「えっ、こ、このまま放置していくの!? 見張っといた方がいいんじゃ……」
今回は俺って何もしてないし、見張りくらいすべきじゃないか。
そう考えていると、ボスペコちゃんと俺を連れて来た方のペコリアちゃん達が、次々にクウクウと鳴き出した。
「グウッグゥ~」
「グォン」
ロクも一緒に声を出して主張してくる。
これは……自分達が見張りをすると言っているのだろうか。
いやさすがにそれは……。
「ツカサ君、意地張ってないでロクショウ君達に甘えなよ。さっきも曜術を使って体が痺れたんだろ? 無茶したらだめだよ。ロクショウ君達は、君が心配だから見張りを買って出たんだと思うよ?」
迷っている俺を、ブラックが諭す。
そうか、みんな俺の事を心配して申し出てくれたのか。
……そんなこと言われちゃうと、俺がやるって言い張る事も出来ないな。
実際俺は相変わらず不調な感じだし、そんな状態で余計に仲間を心配させるのは、それこそ独りよがりってヤツだよな。
可愛いロクショウとボスペコちゃん達のためにも、ここは退くべきだろう。
「わかった。……でも、帰る前に洗ってあげたいんだけど……いい?」
頑張ってくれたんだし、お手入れくらいはしてやりたい。
頼み込むようにブラックの顔を見上げると、相手は深い溜息を吐いて、やれやれとでも言いたげに肩をすくめた。
「仕方ないなぁ……。でも、もう今日は自分で水を出したら駄目だからね。ちゃんと、そこらへんの水辺から水を汲んでくるんだよ!」
「わかってるって!」
そこはブラックも心配させないように、肉体労働は辞さぬ構えだから大丈夫。
任せなさいと胸をドンと叩くと、横からヌエさんとペコリアが入ってきた。
「ヌエもやる」
「クゥ~!」
初めて会ったもの同士だけど、他のペコリア達もヌエさんと気が合うようだ。
ヌエさんはピュアだから、同じピュアの塊である俺の守護獣ちゃん達と気が合うのかも知れない。そう思うとなんかやっぱりちょっと可愛く思えて来たぞ。
いや、図体はブラックよりデカい大男なんですけどね、ヌエさん。
「じゃあ、街の共同井戸からちょっと水を拝借しに行こうか」
「おー!」
夜は未だ明けないが、ひとまず脅威は去った。
分からないことだらけではあるけど、その事実だけは確かだろう。
そう思って、俺は密かにホッと胸をなでおろしたのだった。
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