異世界日帰り漫遊記!

御結頂戴

文字の大きさ
1,029 / 1,149
緑望惑堂ハイギエネ、霊蛇が隠すは真理の儀仗編

11.お前も真人間とは言い難い

 
 
 なんともみょうな事になった。

「あの、アドニス先生……よろしければ、この調合法に関してご指導いただきたいのですが……」
「わ、私は調合器具についてのことを……!」

 横目で見つめるアドニスの周りには、目を輝かせた沢山たくさんの学士達がむらがっている。みんな勉強熱心なのか、その表情といったら水琅石すいろうせきの明かりよりもピカピカに輝いている。彼らの調合への情熱は本物のようだ。

 それは、傍目はためから見ていても素晴らしいと思う。
 というか俺も薬師として見習わないとな……なんて思うんだけど。
 思うんだけど……!

「つ……ツカサ君って言うんだね……! 君はどんな術を使えるの、もう上級曜術は一通り覚えてたりするのかい?!」
「私、日の曜術師なんて初めて見たよ! 可愛い顔してやるわねえ」
「あのあのあの俺実はメスの曜術師に興味があってえ」
「…………」

 なんで俺までかこまれてるんだよ……しかもアドニスの周囲に居る学士達と違って、何かギラギラした直視したくない視線を感じるしいぃ。

 俺がメスなんてどうでもいいわい。曜術の上達具合を知ってどうしようってんだ。
 日の曜術師を初めて見たお姉さん……は、そうです俺が日の曜術師です。
 あとアンタがメスの曜術師に興味があっても俺は興味が無いんだよ。

 なんだこれは、何が起こっているのだ。
 似たような事はオーデル皇国こうこくのリン教で経験したが、アレは「ちからじゃ! みなの者、ちからあがめよ!」みたいな感じだったので、こまりはしたがこんなウンザリした気持ちにはならなかったのだが……なんなんだこれは。

 もしかして、コレがってヤツなのか……?
 美女や美少女はこんな逃げ出したいかこいの中で詰問を受けていたと……!?

 いや、しかし、女の子にこんな事はしないか。
 この世界のオス、特に曜術師は感情がめちゃめちゃ強くて直球ストレートだから、俺に対してですらがっついてくるのだろう。

 これはモテではない、ただの興奮による一時的な衝動なのだ……。
 と、納得しようとしても、やっぱりかこまれるとこまる。っていうか怖い。

 女子もいるのでかろうじて俺のメンタルはたもたれているのだが、これが男ばっかりになったらもう耐えられないよ。どうせなら女子だけにかこまれたい!!

 あと俺が返答にこまるようなことを話しかけるのはやめてくれ……とひたすら黙っておしとやかに作り笑いをしていると、その笑みが引きつってきた所でようやくかこいの外から大きな声が聞こえてきた。

「ほらほらっ、もうアドニス先生の講義はおしまいだよ! アドニス先生はお忙しいかたなんだっ、お前達はさっさと次の講義の準備をしなさい!」

 講師のお兄さんが、しっしと生徒達を手で払う。
 教師の言う事には素直に従うのか、アドニスの周囲から学士達が礼儀正しく離れていく。だが、俺の周りは違って……。

「あのっ、よろしければこの後話を……」
「おい何抜け駆けしてんだよ! 俺が研究を手伝って貰うんだよ!」
「はあっ!? 男子まじウザっ、メスの男の子なんだから女子にゆずりなさいよ!」
「お前は外で散々メス引っ掛けてるだろーが!!」

 …………あの、なんの話をしてるんですかねみなさん。

 俺を中心にして、俺が関わらない言い争いが起こっているが、こういう時にどんな顔をしていいのか分からなくなる。
 あれか、笑えばいいのか。いやこんな状況で笑ってどうする。

 一瞬、俺はイケメンなのではないかと錯覚しそうになるほどだが、実際の所、コレは「女子にえた男だけの世界に女の子が一人やってきた」みたいなものなのだ。
 そりゃ逆の立場だったら俺だって浮足立つし、お近付きになりたいとも思うさ。

 でも勘違いしてはいけない。
 これはネットで言われる「コレシカナイ需要」というヤツなのだ。

 悲しくなるので不細工とまでは言いたくないが、普通レベルの容姿の俺がここまでモテるのは「ここにいる唯一のメスがお前だから」でしかないのである。
 イケてなかろうが、好みでなかろうが、唯一の異性であれば気にはなる。
 俺はそんな状況を経験したことが無いが、きっと逆の立場なら、俺も女の子が近場に来たってだけでつい意識してしまうだろう。

 だって女子とかお姉さんとか、俺らと違う良い匂いがするじゃないか。
 同じシャンプーを使っていようが、何故か女の子の方が断然いい匂いなのだ。

 ……曜術師はほとんどオスの男女しかいない世界だし、そんな場所にメスが現れたら、まあ……少し自分にもダメージが行くが、気持ちは分かってしまう。

 だって、男ばっかりとつるんでてもモテないんだもんな……。

 浮足立つ気持ちは分かるよ。だって、俺もあっちの世界ではモテない男だもの。
 こちらでは珍しい男メスだというが、心は男なのだから仕方ない。

 だから、学士達が何故これほど必死なのかも理解出来てしまって、怖いとは思うが同時に同類の悲しみを感じてしまって胸が痛かった。
 うう……お、俺までモテナイ熱に浮かされて胸の痛みが強まってしまう。

 でも、こっちの世界の人間って男女どっちも身長が外人並みに高くて、平均身長にギリギリって感じの俺じゃ押しのけて逃げられないのだ。
 どうすべきか……と思っていると、パンパンと手を叩く音が外から聞こえた。

「はいはい、が物珍しいのはわかりますが……少し落ち着いて下さい。そんなにかこんではおびえてしまいますよ? 嫌われてもいいのなら止めはしませんがね」

 これは、アドニスの声だ。なんだか呆れているな。
 かこいの向こう側に居る相手に顔を向けると、俺を質問攻めにしていた学士達はサッと顔を青ざめさせ、あわてて俺に謝りながら包囲網ほういもういた。

 ほ、ホッ……。
 良かった、彼らもまた俺のようにモテナイ男なだけで、女子をこまらせたいわけでは無かったようだな……善良で何より。

「ツカサ君、講義も終わりましたし行きますよ」
「うっ……は、はい!」

 危ないな、いつものクセで「うん」と言いそうになっちまった。

 なんとかつくろいつつ、俺は部屋の外へ出ていくアドニスの背中を追った。
 ブーツはヒールのない厚底の歩きやすいものなのだが、その代わりに何故か走るとパタパタ音がしてちょっと恥ずかしい。

 でも弟子として行動しなければいけないので、アドニスに事前に言われたように俺は早足で急いで横に並んだ。
 弟子は師匠の前を歩いてもいけないが、背後にひかえて素知そしらぬ顔をしていてもいけない……らしい。なんか関白宣言みたいだが、まあともかくアドニスに言われたので横に並ばねばならない。

 パタつきながらもようやく息を調ととのえると、アドニスは視線だけで俺を見た。

「はぁ……少々目論見もくろみが外れましたねえ」
「ん? どういうこと……です?」

 また言葉遣いを間違えそうになってギリギリで直しつつ、問いかける。
 ちらほら学士達がたむろしている廊下を歩きながらなので、アドニスも明確な事は言えないみたいだが、両袖りょうそでを合わせて中で腕を組みながら再度溜息を吐く。

「ヒトの性欲は理解していたつもりですが、若いオスがこの程度ていどのメス服であれほどまで反応するとは思いませんでした……。まあ、君の大腿部だいたいぶがあまりにもメスらしいせいではあるんですが」
「はっ、はぁ!? なに……っ、ゴホン、そ、そんなことないですけど……!?」

 太腿ふとももがメスらしいって何だよ。
 そりゃ、ブラック達とくらべたら俺の太腿ふとももは筋肉がりそうに見えないし、全然かたくも無いけどさ。でも、女の子の太腿ふとももの方が断然魅力的だろ。

 何を考えてるんだと眉間にしわを寄せるが、アドニスは構わず続ける。

「そんなことありますよ。何ですかその肉付きが良過ぎる太腿ふとももは。玄人くろうと級の男メスの娼姫しょうきですら滅多に見かけないふしだらな太腿ふとももですよ? オスに性的に可愛がられて体が完全にメスになってしまってるじゃないですか。少年のような顔をしているくせに、そんな体をしていれば、オスの性欲と嗜虐心をあおるに決まっているでしょう」
「なんで俺が怒られてるみたいになってるの」

 思わずツッコミを入れるレベルのエグい台詞だが、もうアドニスは止まらない。
 また講義の時間が始まって学士達が教室に戻ったからか、さらに過激な言葉を使い出しやがった。

「怒られてしかるべきですよ、まったく……。私の計画が狂うので、もう少しその太腿ふとももをオス寄りに戻してくれませんか? そんなメス丸出しの卑猥ひわい太腿ふとももをチラ見せしているから、先ほどのように童貞の学士どもに絡まれるんですよ」
「この服着せたのアンタなんですけど!?」

 なにが卑猥ひわい太腿ふとももだ。っていうか卑猥ひわい太腿ふとももってなんだよコンチクショウ。
 聞いた事も無い単語の組み合わせ過ぎて単純なツッコミしか出来ないが、それでもアドニスは気に入らない感情を増幅させたようで俺をにらんでくる。

 だーもー、何で俺がにらまれ無きゃなんねーんだよ!
 ほぼアンタのせいだろこの服とか弟子とかはさあっ!

「ハァ……。君はもう少し、メスとしての自分の魅力を自覚すべきです。私も見誤みあやまっていましたが、ヒトはどうも君のような幼げで扇情的なメスが好きらしい。このままだと予期せぬ事態も考えられますから、後で対策を考えましょう」
「……そんなに大げさにする事かなぁ……。俺、そもそもあんまりメスだとは思われない感じだったし……」

 現に、監獄みたいな労働施設ではオスで通せたんだ。
 パッ見はメスに見えないんだから、そんなに驚くほどでもないと思うんだが。

 学士達の取りかこみだって、俺がメスだからって理由だけだったろうし。

「…………君のそういう態度も問題ですね……。まあ、あんな異常者の中年達がつねに貼り付いていれば、感覚が鈍化どんかしてしまうのかも知れませんが……。君は、おおむね好ましいと思われる存在であることを覚えておくべきです。でなければ、いつオスに襲われて強姦されるとも限らないんですから」
「えぇ~……? みんな好き嫌いあるだろうし、そんな特殊な好みのオスがそうそう出てくるなんて思えないんだけど……。あの学士達だって、俺が好みかどうかって話じゃなくて、メスだから珍しくて寄って来たんだろ? だったら、そこまでやろうって奴は出てこないって」

 俺には女子というだけですでに魅力的に見えるので、女子の容姿の好き嫌いというのが正直ピンと来ないが……でも、人には好き嫌いがあるんだし、俺だってモテないんだから彼らにもそういう好みは有るはずだ。

 なら、せなって来ても俺の本質を知れば「いやちょっと……」な人がいるはず。
 ってか俺はモテないんだから、大体の人がそう思うだろう。

 俺自身がそう体感してるんだから、こっちでモテまくるなんてことはない。
 そういう確信があってアドニスに反論したのだが、しかし相手は俺の主張に納得をするどころか、片手で顔を抑えて沈痛そうな面持ちをしやがった。

「ツカサ君……世の中にはメスなら何でもいいという性欲狂いの犯罪者もいますし、そもそも君は多くのオスが好むような魅力的なメスなんですよ。いい加減、自覚して欲しいんですけどね……」
「そう言われましても……」

 アッチの世界の人生がるせいで、やっぱりピンとこない。
 というか、メスとしてモテるっていうのがまず考えづらい。

 メスとして男に対してハニートラップみたいな事をしたこともあるが、あれだって俺が好きだからじゃなくて「好ましいメスだから」だっただろう。
 この世界のオスは、結構嗜虐的しぎゃくてきなのだ。だから、俺が恥ずかしがると余計に燃えて大変だったのだが……俺自身が好ましいとかはなかったはず。

 まあ、俺だって自分の容姿に少しは希望を持ってるし、イケメンまではいかないが普通に見れる容姿であるはずとは思ってるから……ちょっかいをかける程度ていどには「欲を向けられる」と思ってるけど、そういうたぐいは撃退すればすぐ逃げていくはず。

 とはいえ、中には例外もいたけど……でもアイツはブラックと同じ一族だし、特殊な趣味をしていたから、一般的なオスじゃないもんな……。

 だから、モテはしないはずだ。
 自信を持って言えるのが悲しい所ではあるが、変に自信を持つと痛い目を見るのは俺なのだ。ここは主張しておかなければ。

 そう思い、俺は自分の異世界でのことをまじえたこの意見を述べたのだが。

「…………。なるほど、特殊なオスにしか追いかけ回されなかったから、自分自身がメスとして魅力的な存在に思えない、と」
「平たく言えばそうだな」

 すると、アドニスが廊下の途中で急に立ち止まる。
 つんのめりつつも何とか相手に付いて止まったが、静かな廊下でこちらを見つめてくる相手は……なんだか、ちょっと怖いような気もした。

「あ、あどにす……?」

 呼びかけてみるけど、返事は無い。
 たっぷり数十秒黙って俺を見つめていた相手は……低い声で、呟いた。

「では、今後私が追いかけ回して君をはずかしめれば、自覚してくれますかね?」
「……ん?」
「君は、特殊なオスにしか追いかけ回された事が無かったのでしょう? であれば、私のようにある程度ていど距離を置いて好意をしめしていた真人間なら、そんな事はしないと思っているはず。私には、君に対する性欲は無いのだと」
「え、ええ……? ちょ、あ、アドニス何言って……」
「心外ですね。そもそも、君を好きだと言った私の言葉を認めない所からして腹立たしい。オスの私が君を魅力的なメスであると認めているのですから、正しい認識なんですよ。なのに理解できないとなれば……後は、思い知らせるしかない」

 えと。ま、待って。待ってくれ。
 色々頭が追い付かない。

 っていうかアドニスあの、あのな、正直アンタも真人間とは……。

「アドニス、あの」

 何だか話がおかしくなってる。と、たしなめようとしたのだが――
 肩をつかまれて、ムリヤリ相手の方を向かされたことで声が引っ込んでしまった。

 たがいを見つめ合う形になって目をしばたたかせた俺に、アドニスは金色の瞳を細める。

 そうして……予想だにしなかったことを、言い放った。

「君は、調合も快楽も体で覚えた方がよく思い知ることが出来るようだ。……なら、これからは、私もあの下品な中年のように……君を“恋愛感情をもって”はずかしめることにします。……自覚できなくても、そうすればイヤというほどオスを警戒するようになるでしょう? ふふっ……実験としても楽しめそうですね」

 な……っ。え……え……?
 ま、待って。待って待って!

 一気に色々言われて分かんない!

 れ、れ、恋愛感情をもってってなに、辱めるってなに!?

 ていうか何するつもりなんだよアンタ。やめろ、邪悪な微笑を向けるんじゃない、オイなんか猛烈にイヤな予感がしてきたんだが!?













※ツカサは自分の事を一生オスだと思ってるので
 体でわからせないとね(´・ω・`)

 
感想 1,277

あなたにおすすめの小説

おひめさまな俺、帝王に溺愛される

  *  ゆるゆ
BL
帝王陛下に捧げられることになった小国の王族レイには、大変な問題が──! ……男です。

ただのハイスペックなモブだと思ってた

はぴねこ
BL
 神乃遥翔(じんの はると)は自分のことをモブだと思っていた。  少年漫画ではいつだって、平凡に見えて何か一つに秀でている人物が主人公だったから。  その点、遥翔は眉目秀麗文武両道、家も財閥の超お金持ち。  一通りのことがなんでも簡単にできる自分は夢中になれるものもなくて、きっと漫画のモブみたいに輝く主人公を引き立てるモブのように生きるのだと、そう遥翔は思っていた。  けれど、そんな遥翔に勉強を教わりに来ている葛城星 (かつらぎ ほし)は言った。 「BL漫画の中では、神乃くんみたいな人がいつだって主人公なんだよ?」  そう言って、星が貸してくれた一冊のBL漫画が遥翔の人生を一変させた。  自分にも輝ける人生を歩むことができるのかもしれないと希望を持った遥翔は、そのことを教えてくれた星に恋をする。  だけど、恋をした途端、星には思い人がいることに気づいてしまって……  眉目秀麗文武両道で完璧だけど漫画脳な遥翔が、お人好しで気弱な星の心に少しずつ少しずつ近づこうと頑張るお話です。

【完結】転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

美貌の騎士候補生は、愛する人を快楽漬けにして飼い慣らす〜僕から逃げないで愛させて〜

飛鷹
BL
騎士養成学校に在席しているパスティには秘密がある。 でも、それを誰かに言うつもりはなく、目的を達成したら静かに自国に戻るつもりだった。 しかし美貌の騎士候補生に捕まり、快楽漬けにされ、甘く喘がされてしまう。 秘密を抱えたまま、パスティは幸せになれるのか。 美貌の騎士候補生のカーディアスは何を考えてパスティに付きまとうのか……。 秘密を抱えた二人が幸せになるまでのお話。

ストーカーから逃げ切ったのも束の間、転移後はヤンデレ騎士団に殺されかけている現実!

由汰のらん
ファンタジー
ストーカーから逃げていたある日、ハルは異世界に召喚されてしまう。 しかし神官によれば、どうやらハルは間違って召喚された模様。さらに王子に盾ついてしまったことがきっかけで、ハルは国外追放されてしまう。さらに連行されている道中、魔族に襲われ、ハルの荷馬車は置き去りに。 そのさなか、黒い閃光を放つ騎士が、ハルに取引を持ちかけてきた。 「貴様の血を差し出せ。さすれば助けてやろう。」 やたら態度のでかい騎士は、なんとダンピールだった。しかしハルの血が特殊だと知ったダンピールはハルを連れ帰って? いっそ美味しい『血』(治癒)と『体液』(バフ)と『癒し』を与えるダンピール騎士団のセラピストを目指します!

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
世間に秘された名門男子校・平坂学園体育科 空手の名選手であった高尾雄一は、新任教師として赴任する 高潔な人格と鋼のように鍛えられた肉体 それは、学園にとって最高の生贄の候補に他ならなかった 至高の筋肉を持つ、精神を削られ意志をなくした青年を太古の神に捧げるため、“水”、“風”、“土”の信奉者達が暗躍する 意志をなくし筋肉の操り人形と化した“デク” 消える教師 山奥の男子校で繰り広げられるダークファンタジー

助けたドS皇子がヤンデレになって俺を追いかけてきます!

夜刀神さつき
BL
医者である内藤 賢吾は、過労死した。しかし、死んだことに気がつかないまま異世界転生する。転生先で、急性虫垂炎のセドリック皇子を見つけた彼は、手術をしたくてたまらなくなる。「彼を解剖させてください」と告げ、周囲をドン引きさせる。その後、賢吾はセドリックを手術して助ける。命を助けられたセドリックは、賢吾に惹かれていく。賢吾は、セドリックの告白を断るが、セドリックは、諦めの悪いヤンデレ腹黒男だった。セドリックは、賢吾に助ける代わりに何でも言うことを聞くという約束をする。しかし、賢吾は約束を破り逃げ出し……。ほとんどコメディです。  ヤンデレ腹黒ドS皇子×頭のおかしい主人公

【完結】異世界に転移しましたら、四人の夫に溺愛されることになりました(笑)

かのん
恋愛
 気が付けば、喧騒など全く聞こえない、鳥のさえずりが穏やかに聞こえる森にいました。  わぁ、こんな静かなところ初めて~なんて、のんびりしていたら、目の前に麗しの美形達が現れて・・・  これは、女性が少ない世界に転移した二十九歳独身女性が、あれよあれよという間に精霊の愛し子として囲われ、いつのまにか四人の男性と結婚し、あれよあれよという間に溺愛される物語。 あっさりめのお話です。それでもよろしければどうぞ! 本日だけ、二話更新。毎日朝10時に更新します。 完結しておりますので、安心してお読みください。