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受精生殖~美少女JC食べ放題~①
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たとえばここが、天国だとしても――
*
【後天的な遺伝子への関与】
①地球規模での、パンデミックを引き起こす(マッチポンプ)。
②治療薬を無償配布。その中に、特異性の発現因子を組み込む。
③人為的な進化の結実:“受精生殖”により繁殖する、新人類の誕生。
【受精生殖の特徴】
①現象としては、無性生殖。母親と同じ形質の、クローンが生まれる。
②ただし、あくまでも有性生殖なので、精子は必須となる。
③例外的に、血縁の娘に産ませた孫娘を孕ませると、すべて男となる。
④これは、同一のオスの遺伝情報が、蓄積されたことにより起こる。
⑤そして、その場合のみ。生まれてくる男は、父親のクローンとなる。
⑥基本的には、三世代連続で種付けなければ、母親のクローンとなる。
【受精生殖の副作用】
①出産すると、老化が止まる。発育もしなくなる。
②つまるところ、JSやJCのまま、外見年齢を保存できる☆
――というのが。
200年前に書いた、SFのシナリオのプロットだったのだが。
その当時の、天才科学者・水尻 鮪魅(みずしり つなみ)の――
“悪ふざけ”に巻き込まれ。
まんまとこのぼく、麗 春(うらら しゅん)は。
二世紀ものあいだ、冷凍睡眠をさせられていた(らしい)。
そう、らしいのだ。
未だに、まったく、実感は湧かない。
シュン
「…………」
見知らぬ部屋の、ベッドの上。
上体だけを起こし、目の前の“語り部”に、耳を傾ける。
ドラマや映画の、ワンシーンめいたシークエンス。
こんな、それっぽい、できすぎた“場面”のさなかでも。
これといった、実感はない。
それどころか――
『ちょっと一晩、眠ってただけでした!』
なんてオチも、普通にありそうで困る(なにも困らない)。
?
「では、失礼します」
シュン
「!」
小一時間程度。
僕に、現状の説明をした女性――
もとい、200年前からなんら変わらぬ姿の、博士の助手。
キャミソール=バンケットが。
尻まで伸びる、純白の絹髪。
推定90センチ台のバスト。
そして、紅い瞳の――美少女ロボットが。
殺風景極まりない空間に、静寂だけを置いて、去っていった。
シュン
「……」
あるいはここは、精神病棟の中――ということは、ないだろうか?
それならば。
キャミことキャミソールが、トンチキなトークを繰り広げていたことも、理解できる。
すなわち――
狂人と同等のレベルで、会話をしたということだ。
(“人間ならば”、一晩じゃ老けない)
――ガラッ
そんな、もやもやした内心のまま。
窓を開け、ベランダに出ると(サンダルはあった)。
シュン
「…………。……!?」
どう見ても。
平成の後期の、ぼくが住んでいた住宅地。
かと思えば――
シュン
「……“本当に”戻ってる……」
取り壊されたはずの、建物が。
削り取られたはずの、自然が。
平成の初期に、逆戻りしていた。
シュン
「“言ってたとおり”だ」
キャミの(一方的な)説明通り。
ぼくは、平成の時代を保存する区域に、住んでいるらしい。
さながら、(ぼくの記憶の中の)――
京都や奈良が、そうしていたように。
シュン
「……出かけるか」
銀行の通帳もカードも、さっき渡された。
まずは、ATMを探すとしよう。
*
昔から、感じていた――
大人数のアイドルグループにも。
ハーレムもののマンガにも。
『どうせグッとくるのなんて、一人か二人じゃん』と。
だから、ああいうものを見るたびに――
数撃ちゃ当たる理論なんだろうな、とか。
引き立て役を各種取り揃え、とか。
単にわいわいやってるのを見たいだけだろ、とか。
そんな風にしか、思ってはいなかった。
だから、博士の“悪ふざけ”の――
“設計図”を、図らずも書き殴ったのは。
確かに、他でもない、ぼくなのだが。
改めて。
ねじ曲げた現実を、目にすると――
シュン
「……なんだかなぁ……」
視界に映るのは。
こちらに、好意的な視線を向ける、美少女ばかり。
否、それのみ。
老若男女という概念が通じたのも、100年前までで。
今の地球は、98%が、美少女らしい。
さもありなん。
出産すれば、加齢が止まるのだ。
メカニズムが解明されさえすれば、だれだってその恩恵に与る。
(新人類になった時点で経産婦でも、改めて孕む必要はあった)
つまり――
学生服を着ていない子は、高確率でロリババアなのである。
無論、学生服を着ていようとも、現役とは限らないが――
とはいえ。
顔面偏差値に差異のない世の中は、内面の美こそを問われる。
つまるところ、セコい振る舞いをする手合いは、ほとんどいないはずだ。
シュン
「どいつもこいつも変わらないんなら、だれで童貞を捨てよう……」
毎日、違うオカズでヌきたくて。
けれども、そうそう好みのものは見つからず――
結局、お気に入りで、致してしまうときのような心境。
(イケメンも、似たような心持ちを、ともすれば知っていそうなものだが)
あまりにも、目が肥えてしまうと――
好き嫌いや食わず嫌いも、ブーストされてゆく。
――この気持ちを、分かちあえる友人を、さがすことも。
ゆくゆくは、必要になってくるのだろう。
シュン
「……おっ」
たとえばここが、天国だとしても――
?
「…………」
駅前のバス停で、空を見上げながら。
イヤホンからの音に聴き入る、セーラー服姿の、すらりとした美少女。
ショートヘアーの前髪を、オールバックに、ヘアピンでまとめた――
おくれ毛のチャーミングな、おでこ娘。
シュン
「ヒュッフヒュッwww」
女性は全人類――短髪にすべきなのだ!
――もみゅんっ♪
?
「ッ!?」
後ろから両手で、乳を揉む。
今の世界は、男がほとんどいないため――
こんな風に、痴漢行為をしても、赦される。
だれもが、“そういう教育”を、施される。
?
「……だれ」
イヤホンを外しながら、未来の妻(確定)が問う。
シュン
「麗 春――男だよ」
?
「ッ!??」
目を見開いて、興奮を隠さない小娘。
むべなるかな。
《激レアな男性様に、女風情からアプローチをする、抜け駆けはギルティ》
そんな不文律が、まかり通るご時勢だ。
《選ばれし者》の衝撃は、語るまでもない。
?
「……粧兎 恵肌(しょうと けいき)………」
シュン
「……ん?」
ぽそぽそ喋る子だな――
可愛すぎる。
?
「名前……恵肌って……呼んで」
シュン
「ああ、ケーキちゃんね。よろしく」
ケーキ
「……!」
きらきらの(ツリ)目を向けてくる――
キラキラネームの、真顔美少女。
どストライクだ!
シュン
「ぼくさぁ、ついさっき……冷凍睡眠から、起きたばっかで」
ケーキ
「そうなの……?」
シュン
「うん。それで……この時代の子って、女の子同士で、結婚するんでしょ?」
ケーキ
「うん……」
シュン
「子供も、精子バンクで。お揃いの精子を、買ってきて孕む」
ケーキ
「そう……」
シュン
「でもさ、それって……みんなファーストキス、早いでしょ?」
ケーキ
「!」
シュン
「200年前……ぼくの時代は――子供の妊娠なんて、忌避されてたから……不純異性交遊なんて概念も、あったぐらいなんだけど……孕まなければ、恋愛にも寛容なんじゃないかって」
ケーキ
「うん……初潮がきたら……精子バンクのお店にも……入れる……買える」
シュン
「それで、きみのファーストキスは……いつなの?」
ケーキ
「……いま」
シュン
「!」
ケーキ
「……シュンが……いやじゃなければ」
世界から音が消えた。
ケーキ
「――――」
時間にして数秒。
そっと触れて、すぐに離れた。
シュン
「……柔らかい」
思ったままを口にする。
ケーキ
「ぁ……」
シュン
「どうして、今まではしなかったの?」
ケーキ
「ぇ……あ――ママが……恋愛受精だから」
シュン
「……」
恋愛結婚、ぐらいのノリで言っているが。
要するに、精子バンクで買った精子、ではないということか。
ケーキ
「恵肌も……ずっと……あこがれてて」
シュン
「夢が叶った?」
ケーキ
「うん……半分……」
シュン
「それは良かった……このあとは? 予定ある?」
ケーキ
「……本当は……終点まで……乗ろうと思ってた」
シュン
「今は?」
ケーキ
「……シュンのしたいこと……したい」
シュン
「奇遇だね。ぼくも……ケーキちゃんのして欲しいことを、叶えたい」
ケーキ
「…………」
シュン
「…………」
ケーキ
「聞きたい……200年前のこと……」
シュン
「ぼくも……10年前のこと、知りたい」
ケーキ
「……まだ……3さいだけど……」
シュン
「あれ? 女子高生に見えたけど――」
ケーキ
「……ジョシコーセー……?」
シュン
「ああ、うん……終点まで、ぼくが話そうか」
ケーキ
「……聴きたい」
To be continued
*
【後天的な遺伝子への関与】
①地球規模での、パンデミックを引き起こす(マッチポンプ)。
②治療薬を無償配布。その中に、特異性の発現因子を組み込む。
③人為的な進化の結実:“受精生殖”により繁殖する、新人類の誕生。
【受精生殖の特徴】
①現象としては、無性生殖。母親と同じ形質の、クローンが生まれる。
②ただし、あくまでも有性生殖なので、精子は必須となる。
③例外的に、血縁の娘に産ませた孫娘を孕ませると、すべて男となる。
④これは、同一のオスの遺伝情報が、蓄積されたことにより起こる。
⑤そして、その場合のみ。生まれてくる男は、父親のクローンとなる。
⑥基本的には、三世代連続で種付けなければ、母親のクローンとなる。
【受精生殖の副作用】
①出産すると、老化が止まる。発育もしなくなる。
②つまるところ、JSやJCのまま、外見年齢を保存できる☆
――というのが。
200年前に書いた、SFのシナリオのプロットだったのだが。
その当時の、天才科学者・水尻 鮪魅(みずしり つなみ)の――
“悪ふざけ”に巻き込まれ。
まんまとこのぼく、麗 春(うらら しゅん)は。
二世紀ものあいだ、冷凍睡眠をさせられていた(らしい)。
そう、らしいのだ。
未だに、まったく、実感は湧かない。
シュン
「…………」
見知らぬ部屋の、ベッドの上。
上体だけを起こし、目の前の“語り部”に、耳を傾ける。
ドラマや映画の、ワンシーンめいたシークエンス。
こんな、それっぽい、できすぎた“場面”のさなかでも。
これといった、実感はない。
それどころか――
『ちょっと一晩、眠ってただけでした!』
なんてオチも、普通にありそうで困る(なにも困らない)。
?
「では、失礼します」
シュン
「!」
小一時間程度。
僕に、現状の説明をした女性――
もとい、200年前からなんら変わらぬ姿の、博士の助手。
キャミソール=バンケットが。
尻まで伸びる、純白の絹髪。
推定90センチ台のバスト。
そして、紅い瞳の――美少女ロボットが。
殺風景極まりない空間に、静寂だけを置いて、去っていった。
シュン
「……」
あるいはここは、精神病棟の中――ということは、ないだろうか?
それならば。
キャミことキャミソールが、トンチキなトークを繰り広げていたことも、理解できる。
すなわち――
狂人と同等のレベルで、会話をしたということだ。
(“人間ならば”、一晩じゃ老けない)
――ガラッ
そんな、もやもやした内心のまま。
窓を開け、ベランダに出ると(サンダルはあった)。
シュン
「…………。……!?」
どう見ても。
平成の後期の、ぼくが住んでいた住宅地。
かと思えば――
シュン
「……“本当に”戻ってる……」
取り壊されたはずの、建物が。
削り取られたはずの、自然が。
平成の初期に、逆戻りしていた。
シュン
「“言ってたとおり”だ」
キャミの(一方的な)説明通り。
ぼくは、平成の時代を保存する区域に、住んでいるらしい。
さながら、(ぼくの記憶の中の)――
京都や奈良が、そうしていたように。
シュン
「……出かけるか」
銀行の通帳もカードも、さっき渡された。
まずは、ATMを探すとしよう。
*
昔から、感じていた――
大人数のアイドルグループにも。
ハーレムもののマンガにも。
『どうせグッとくるのなんて、一人か二人じゃん』と。
だから、ああいうものを見るたびに――
数撃ちゃ当たる理論なんだろうな、とか。
引き立て役を各種取り揃え、とか。
単にわいわいやってるのを見たいだけだろ、とか。
そんな風にしか、思ってはいなかった。
だから、博士の“悪ふざけ”の――
“設計図”を、図らずも書き殴ったのは。
確かに、他でもない、ぼくなのだが。
改めて。
ねじ曲げた現実を、目にすると――
シュン
「……なんだかなぁ……」
視界に映るのは。
こちらに、好意的な視線を向ける、美少女ばかり。
否、それのみ。
老若男女という概念が通じたのも、100年前までで。
今の地球は、98%が、美少女らしい。
さもありなん。
出産すれば、加齢が止まるのだ。
メカニズムが解明されさえすれば、だれだってその恩恵に与る。
(新人類になった時点で経産婦でも、改めて孕む必要はあった)
つまり――
学生服を着ていない子は、高確率でロリババアなのである。
無論、学生服を着ていようとも、現役とは限らないが――
とはいえ。
顔面偏差値に差異のない世の中は、内面の美こそを問われる。
つまるところ、セコい振る舞いをする手合いは、ほとんどいないはずだ。
シュン
「どいつもこいつも変わらないんなら、だれで童貞を捨てよう……」
毎日、違うオカズでヌきたくて。
けれども、そうそう好みのものは見つからず――
結局、お気に入りで、致してしまうときのような心境。
(イケメンも、似たような心持ちを、ともすれば知っていそうなものだが)
あまりにも、目が肥えてしまうと――
好き嫌いや食わず嫌いも、ブーストされてゆく。
――この気持ちを、分かちあえる友人を、さがすことも。
ゆくゆくは、必要になってくるのだろう。
シュン
「……おっ」
たとえばここが、天国だとしても――
?
「…………」
駅前のバス停で、空を見上げながら。
イヤホンからの音に聴き入る、セーラー服姿の、すらりとした美少女。
ショートヘアーの前髪を、オールバックに、ヘアピンでまとめた――
おくれ毛のチャーミングな、おでこ娘。
シュン
「ヒュッフヒュッwww」
女性は全人類――短髪にすべきなのだ!
――もみゅんっ♪
?
「ッ!?」
後ろから両手で、乳を揉む。
今の世界は、男がほとんどいないため――
こんな風に、痴漢行為をしても、赦される。
だれもが、“そういう教育”を、施される。
?
「……だれ」
イヤホンを外しながら、未来の妻(確定)が問う。
シュン
「麗 春――男だよ」
?
「ッ!??」
目を見開いて、興奮を隠さない小娘。
むべなるかな。
《激レアな男性様に、女風情からアプローチをする、抜け駆けはギルティ》
そんな不文律が、まかり通るご時勢だ。
《選ばれし者》の衝撃は、語るまでもない。
?
「……粧兎 恵肌(しょうと けいき)………」
シュン
「……ん?」
ぽそぽそ喋る子だな――
可愛すぎる。
?
「名前……恵肌って……呼んで」
シュン
「ああ、ケーキちゃんね。よろしく」
ケーキ
「……!」
きらきらの(ツリ)目を向けてくる――
キラキラネームの、真顔美少女。
どストライクだ!
シュン
「ぼくさぁ、ついさっき……冷凍睡眠から、起きたばっかで」
ケーキ
「そうなの……?」
シュン
「うん。それで……この時代の子って、女の子同士で、結婚するんでしょ?」
ケーキ
「うん……」
シュン
「子供も、精子バンクで。お揃いの精子を、買ってきて孕む」
ケーキ
「そう……」
シュン
「でもさ、それって……みんなファーストキス、早いでしょ?」
ケーキ
「!」
シュン
「200年前……ぼくの時代は――子供の妊娠なんて、忌避されてたから……不純異性交遊なんて概念も、あったぐらいなんだけど……孕まなければ、恋愛にも寛容なんじゃないかって」
ケーキ
「うん……初潮がきたら……精子バンクのお店にも……入れる……買える」
シュン
「それで、きみのファーストキスは……いつなの?」
ケーキ
「……いま」
シュン
「!」
ケーキ
「……シュンが……いやじゃなければ」
世界から音が消えた。
ケーキ
「――――」
時間にして数秒。
そっと触れて、すぐに離れた。
シュン
「……柔らかい」
思ったままを口にする。
ケーキ
「ぁ……」
シュン
「どうして、今まではしなかったの?」
ケーキ
「ぇ……あ――ママが……恋愛受精だから」
シュン
「……」
恋愛結婚、ぐらいのノリで言っているが。
要するに、精子バンクで買った精子、ではないということか。
ケーキ
「恵肌も……ずっと……あこがれてて」
シュン
「夢が叶った?」
ケーキ
「うん……半分……」
シュン
「それは良かった……このあとは? 予定ある?」
ケーキ
「……本当は……終点まで……乗ろうと思ってた」
シュン
「今は?」
ケーキ
「……シュンのしたいこと……したい」
シュン
「奇遇だね。ぼくも……ケーキちゃんのして欲しいことを、叶えたい」
ケーキ
「…………」
シュン
「…………」
ケーキ
「聞きたい……200年前のこと……」
シュン
「ぼくも……10年前のこと、知りたい」
ケーキ
「……まだ……3さいだけど……」
シュン
「あれ? 女子高生に見えたけど――」
ケーキ
「……ジョシコーセー……?」
シュン
「ああ、うん……終点まで、ぼくが話そうか」
ケーキ
「……聴きたい」
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