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ダルマータ国
51. 面会 3(マルゲリータ×エドワード)
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次の日は快晴だった。
マルゲリータはエドワードが用意したドレスを着て、マルゲリータの瞳の色に合わせた首飾りと耳飾りをつける。
鏡に映る自分の姿は今まで彼女が経験したことないような贅を尽くしており、泥に塗れた昨夜とは比べ物にならぬほど美しく着飾っていた。
「よく似合っているね」
リビングに行くと食事中のエドワードがそのように言ったので、マルゲリータは満更でもない、と言った気分になる。
「ありがとう」
卓に着くとパンと少量の果物を侍女が運んできたので、マルゲリータはそれを少しずつ手に取って口へと運ぶ。
「悪いがのんびりと食事をする時間もない。腹が空かない程度に満たされたら、出かける」
「はい」
マルゲリータはグラスに注がれた水で口の中の食べ物を食道へと流し込み「行けます」と返答をする。
王城までは、エドワードが用意をした馬車で向かう。外装も内装も金や繊細な飾りを施した豪奢な建て付けで、マルゲリータの人生の中でこのような車に乗車したことなどないので、およそ10分にも満たない時間だが、やたらと緊張した。
「緊張はこれからするものだ」
「わかっています」
「王に会ったことは?」
エドワードの質問にマルゲリータが答えないでいると、エドワードはわざとらしくため息をついた。
「先が思いやられる」
馬車が王城の正門をくぐったところで、王城の近衛兵が馬車を止めた。
「思いの外早かったな。母上の力もここまでか」
「え?」
「マルゲリータの姿が見たいそうだ。降りよう」
マルゲリータの反応など省みずにエドワードは馬車から降りると、中にいるマルゲリータに手を差し伸べた。
マルゲリータは恐る恐るエドワードの手に己の手を重ねると、彼はマルゲリータの手を握りしめ、下車するのを躊躇っていた彼女の手を引っ張る。
ふらついたマルゲリータは、エドワードにもたれる形となり、エドワードはマルゲリータ耳に小声で何かをつぶやいたあと、マルゲリータの身体を支えてゆっくり地面に下ろす。
「レディ、お怪我はないですか?」
近衛兵が近づいてくるのを、マルゲリータは手のひらを彼らに見せて、その動きを制す。
「問題ありません」
溌剌としたその声に、エドワードの眉間がぴくりと動いたことをマルゲリータは見逃さなかった。
(いつものマルゲリータだ)
マルゲリータという少女はエドワードから見ても不思議だった。
肝が据わっており、大胆不敵と言った行動をするかと思えば、臆病な考えを持ち合わせている。
マルゲリータの思慮自体は年齢相応と言ったことが多いが、時に発想力が光り、窮地から抜け出す力もある。例えば、エメラルド家の地下室に残した手がかりのようなことも考えつくのだ。
おそらく、その多くの発想力はリュカスの助言が、あってのものかもしれない。しかし、生まれた時からリュカスの才を目の当たりにしているからか、両親を幼い頃に亡くしている境遇からか、彼女自身の行動力と着眼点の鋭さは普通の令嬢よりもはるかに秀でていた。
一人の衛兵が従者を連れてくると、従者はペコリと慌ただしく頭を下げ「ご案内いたしますので、前を失礼します」と言って、エドワードとマルゲリータの前を歩いた。
なるほど。マルゲリータが本日王城へ来ることは皆の周知の事実なのだろう。
もしかしたら、いえ、間違いなく、昨夜のうちにエドが伝令を出したのだろう。
そうでなければ、一晩ゆっくり休むこともなく、パール家の所有する邸宅は調べられていた可能性の方が高い。衛兵はカトリーヌ様と私が一緒にいるところを見ているし、そもそもエドが来たことも知らないはずはない。
伝令を送った時点で、本来なら私を捉えに向かいたかったのだろうが、王にそのような行動をさせないために、カトリーヌ様が王城へ残ったのね。
そうまでして、カトリーヌ様が私を助けてくれる理由はなぜなのかしら。
マルゲリータはそのようなことを思案しながら、従者とエドワードの後ろを歩く。
その姿を見た侍女や政務官、兵士達は目を丸くして凝視し、その後すぐ視線を逸らすので、いくらマルゲリータの思考回路が混沌としていたとしても、流石に異質のような視線に気がついた。
紳士を連れだっている女性は男性の腕を借り、そこに手を置いて歩くのがダルマータ国の貴族の慣わしだが、マルゲリータはエドワードへそのようなことはしなかった。
考え中であったこともそうだが、元より皇太子の婚約者であること、罪人の可能性が今は高いこと、これらが一般の令嬢と同じような行動をする気には起きなかったのだが、人と違う行動をすると、この国では目立つらしい。
早く人目の付かぬところへ行きたいと願っていると、存外早くその時は訪れた。
エドワードの後ろを歩き、従者に案内された場所は謁見室だった。
ソファとテーブル、そして、いくつかの絵画が置かれているその部屋に入ると、マルゲリータは少しだけ息を吐いた。
「視線が痛かった」
「同感」
マルゲリータはソファに腰掛けると、肉厚なクッションがマルゲリータの体を包んだ。
「意外にも手厚い歓迎を受けたわ」
「母上が頑張ったらしい。後で直接礼を言ってくれ」
「斬首されなければね」
マルゲリータの言葉に沈黙が流れ、まずいことを言ったと悟り、「冗談よ。ごめんなさい」と、訂正をした。
「精霊国に勝手に行ったことは今でも起こっている。力になれただろうし、マリーを助けるために、多くの人が動いたことも事実だ」
エドワードの声色がいつもより低く、そして視線は冷たく鋭い光を帯びてマルゲリータの緑色の瞳を捉えていたので、マルゲリータはドキリとして、心の臓が早鐘を打ちはじめた。
「ええ、そうよね、感謝しているわ」
「ならば、二度とそのように自分の命を過小評価するな。今回、尽力した者や、お前を愛する者に失礼な考えは不愉快だ」
「ごめんなさい……」
マルゲリータはそう言って、下を向いた。
どんよりとした空気を纏った謁見室に「空気わっる」と場違いなほど明るい声が聞こえたので、マルゲリータは肩をびくりと震わせて、声のした方を見る。
すると、ため息が溢れるような美しさを放つ女性のような男性精霊がそこに立っていた。
「リルル、お前、どうやって入った?」
「まあー、いーじゃん。てか、それ説明する?」
「いや、いい。忘れてくれ」
エドワードの返事にリルルは満足げに笑った後、真顔に戻り、マルゲリータの前で膝をついた。
「我が国を救ってくれてありがとうございます。そして、妻を助けるために、行動してくれた。あなたの勇気に感謝します」
恐ろしく美しい顔がマルゲリータの前にあり、その麗人はマルゲリータの手を取ると、そっと口づけをした。
サラサラの水のような流れる髪、長く伸びるまつ毛、まっすぐに伸びる鼻筋、そのどれもが美しい造形美であり、男でも女でも、見るだけで頬を赤らめてしまう。
そしてそれは、マルゲリータも例外ではない。
エドワードは自身とマルゲリータの雰囲気はわるいままだったこともあり、「もう少しフォローをしていれば」と己でも後悔していたので、抜け目ない従者の対応がやたらと鼻についた。
だからだろう。エドワードはいてつく氷のようなし鋭い視線を美しい従者に送ったのだった。
マルゲリータはエドワードが用意したドレスを着て、マルゲリータの瞳の色に合わせた首飾りと耳飾りをつける。
鏡に映る自分の姿は今まで彼女が経験したことないような贅を尽くしており、泥に塗れた昨夜とは比べ物にならぬほど美しく着飾っていた。
「よく似合っているね」
リビングに行くと食事中のエドワードがそのように言ったので、マルゲリータは満更でもない、と言った気分になる。
「ありがとう」
卓に着くとパンと少量の果物を侍女が運んできたので、マルゲリータはそれを少しずつ手に取って口へと運ぶ。
「悪いがのんびりと食事をする時間もない。腹が空かない程度に満たされたら、出かける」
「はい」
マルゲリータはグラスに注がれた水で口の中の食べ物を食道へと流し込み「行けます」と返答をする。
王城までは、エドワードが用意をした馬車で向かう。外装も内装も金や繊細な飾りを施した豪奢な建て付けで、マルゲリータの人生の中でこのような車に乗車したことなどないので、およそ10分にも満たない時間だが、やたらと緊張した。
「緊張はこれからするものだ」
「わかっています」
「王に会ったことは?」
エドワードの質問にマルゲリータが答えないでいると、エドワードはわざとらしくため息をついた。
「先が思いやられる」
馬車が王城の正門をくぐったところで、王城の近衛兵が馬車を止めた。
「思いの外早かったな。母上の力もここまでか」
「え?」
「マルゲリータの姿が見たいそうだ。降りよう」
マルゲリータの反応など省みずにエドワードは馬車から降りると、中にいるマルゲリータに手を差し伸べた。
マルゲリータは恐る恐るエドワードの手に己の手を重ねると、彼はマルゲリータの手を握りしめ、下車するのを躊躇っていた彼女の手を引っ張る。
ふらついたマルゲリータは、エドワードにもたれる形となり、エドワードはマルゲリータ耳に小声で何かをつぶやいたあと、マルゲリータの身体を支えてゆっくり地面に下ろす。
「レディ、お怪我はないですか?」
近衛兵が近づいてくるのを、マルゲリータは手のひらを彼らに見せて、その動きを制す。
「問題ありません」
溌剌としたその声に、エドワードの眉間がぴくりと動いたことをマルゲリータは見逃さなかった。
(いつものマルゲリータだ)
マルゲリータという少女はエドワードから見ても不思議だった。
肝が据わっており、大胆不敵と言った行動をするかと思えば、臆病な考えを持ち合わせている。
マルゲリータの思慮自体は年齢相応と言ったことが多いが、時に発想力が光り、窮地から抜け出す力もある。例えば、エメラルド家の地下室に残した手がかりのようなことも考えつくのだ。
おそらく、その多くの発想力はリュカスの助言が、あってのものかもしれない。しかし、生まれた時からリュカスの才を目の当たりにしているからか、両親を幼い頃に亡くしている境遇からか、彼女自身の行動力と着眼点の鋭さは普通の令嬢よりもはるかに秀でていた。
一人の衛兵が従者を連れてくると、従者はペコリと慌ただしく頭を下げ「ご案内いたしますので、前を失礼します」と言って、エドワードとマルゲリータの前を歩いた。
なるほど。マルゲリータが本日王城へ来ることは皆の周知の事実なのだろう。
もしかしたら、いえ、間違いなく、昨夜のうちにエドが伝令を出したのだろう。
そうでなければ、一晩ゆっくり休むこともなく、パール家の所有する邸宅は調べられていた可能性の方が高い。衛兵はカトリーヌ様と私が一緒にいるところを見ているし、そもそもエドが来たことも知らないはずはない。
伝令を送った時点で、本来なら私を捉えに向かいたかったのだろうが、王にそのような行動をさせないために、カトリーヌ様が王城へ残ったのね。
そうまでして、カトリーヌ様が私を助けてくれる理由はなぜなのかしら。
マルゲリータはそのようなことを思案しながら、従者とエドワードの後ろを歩く。
その姿を見た侍女や政務官、兵士達は目を丸くして凝視し、その後すぐ視線を逸らすので、いくらマルゲリータの思考回路が混沌としていたとしても、流石に異質のような視線に気がついた。
紳士を連れだっている女性は男性の腕を借り、そこに手を置いて歩くのがダルマータ国の貴族の慣わしだが、マルゲリータはエドワードへそのようなことはしなかった。
考え中であったこともそうだが、元より皇太子の婚約者であること、罪人の可能性が今は高いこと、これらが一般の令嬢と同じような行動をする気には起きなかったのだが、人と違う行動をすると、この国では目立つらしい。
早く人目の付かぬところへ行きたいと願っていると、存外早くその時は訪れた。
エドワードの後ろを歩き、従者に案内された場所は謁見室だった。
ソファとテーブル、そして、いくつかの絵画が置かれているその部屋に入ると、マルゲリータは少しだけ息を吐いた。
「視線が痛かった」
「同感」
マルゲリータはソファに腰掛けると、肉厚なクッションがマルゲリータの体を包んだ。
「意外にも手厚い歓迎を受けたわ」
「母上が頑張ったらしい。後で直接礼を言ってくれ」
「斬首されなければね」
マルゲリータの言葉に沈黙が流れ、まずいことを言ったと悟り、「冗談よ。ごめんなさい」と、訂正をした。
「精霊国に勝手に行ったことは今でも起こっている。力になれただろうし、マリーを助けるために、多くの人が動いたことも事実だ」
エドワードの声色がいつもより低く、そして視線は冷たく鋭い光を帯びてマルゲリータの緑色の瞳を捉えていたので、マルゲリータはドキリとして、心の臓が早鐘を打ちはじめた。
「ええ、そうよね、感謝しているわ」
「ならば、二度とそのように自分の命を過小評価するな。今回、尽力した者や、お前を愛する者に失礼な考えは不愉快だ」
「ごめんなさい……」
マルゲリータはそう言って、下を向いた。
どんよりとした空気を纏った謁見室に「空気わっる」と場違いなほど明るい声が聞こえたので、マルゲリータは肩をびくりと震わせて、声のした方を見る。
すると、ため息が溢れるような美しさを放つ女性のような男性精霊がそこに立っていた。
「リルル、お前、どうやって入った?」
「まあー、いーじゃん。てか、それ説明する?」
「いや、いい。忘れてくれ」
エドワードの返事にリルルは満足げに笑った後、真顔に戻り、マルゲリータの前で膝をついた。
「我が国を救ってくれてありがとうございます。そして、妻を助けるために、行動してくれた。あなたの勇気に感謝します」
恐ろしく美しい顔がマルゲリータの前にあり、その麗人はマルゲリータの手を取ると、そっと口づけをした。
サラサラの水のような流れる髪、長く伸びるまつ毛、まっすぐに伸びる鼻筋、そのどれもが美しい造形美であり、男でも女でも、見るだけで頬を赤らめてしまう。
そしてそれは、マルゲリータも例外ではない。
エドワードは自身とマルゲリータの雰囲気はわるいままだったこともあり、「もう少しフォローをしていれば」と己でも後悔していたので、抜け目ない従者の対応がやたらと鼻についた。
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