25 / 35
これからの絵本
しおりを挟む
帰り道にいつも寄った公園の砂場
バケツひっくり返えして
枝を刺して出来たお家
次の日には なくなっていた
泥だらけ お気に入りの服 汚れた靴下
気づかれないように
洗濯かごに投げ入れた
夜になれば すぐにバレた
大好物で囲まれたテーブルの上
潜む苦手な野菜
お皿の隅っこに寄せて
いつも残して 怒られた
終わるのかな 終わんないのかな
答えはいつも心の手前側
眠る前の数秒間の幸せな時を
ずっと一緒に読んでいたお気にいりの絵本
どこへでも
どこまでも
夢の中で旅をしているみたいで
帰り道にいつも寄った公園のベンチ
思ったように行かなくて
深く腰をかけている
家に帰れば いつもの声がする
大好物で囲まれたテーブルの上
食べれるようになった野菜
まだ食べられない野菜
ため息と一緒に 飲み込んだ
終わるのかな 終わんないのかな
すでに答えは決まっていた
眠る前の数秒間の寂しい時を
時間と共に思い出になってしまった絵本
いつまでも
いつまでも
甘えられないんだと言われたようだ
終わるのかな 終わるんだな
すでに答えはわかっていた
あの日も作ったお家も
食べられなかった野菜も
汚した服も そしてあの絵本も
僕の中の大切な思い出
眠る前の数秒間の変わらない日々を
忘れないようにと綿埃被った絵本
これからも
いつまでも
どこへでも
どこまでも
会いたいな 伝えたいな
バケツひっくり返えして
枝を刺して出来たお家
次の日には なくなっていた
泥だらけ お気に入りの服 汚れた靴下
気づかれないように
洗濯かごに投げ入れた
夜になれば すぐにバレた
大好物で囲まれたテーブルの上
潜む苦手な野菜
お皿の隅っこに寄せて
いつも残して 怒られた
終わるのかな 終わんないのかな
答えはいつも心の手前側
眠る前の数秒間の幸せな時を
ずっと一緒に読んでいたお気にいりの絵本
どこへでも
どこまでも
夢の中で旅をしているみたいで
帰り道にいつも寄った公園のベンチ
思ったように行かなくて
深く腰をかけている
家に帰れば いつもの声がする
大好物で囲まれたテーブルの上
食べれるようになった野菜
まだ食べられない野菜
ため息と一緒に 飲み込んだ
終わるのかな 終わんないのかな
すでに答えは決まっていた
眠る前の数秒間の寂しい時を
時間と共に思い出になってしまった絵本
いつまでも
いつまでも
甘えられないんだと言われたようだ
終わるのかな 終わるんだな
すでに答えはわかっていた
あの日も作ったお家も
食べられなかった野菜も
汚した服も そしてあの絵本も
僕の中の大切な思い出
眠る前の数秒間の変わらない日々を
忘れないようにと綿埃被った絵本
これからも
いつまでも
どこへでも
どこまでも
会いたいな 伝えたいな
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる