物語!

お話の世界

文字の大きさ
27 / 29

暗記の王2③

しおりを挟む
「今回も決勝戦が来ましたね。どちらが勝つんでしょうか。」  

「勢いは挑戦者の方がありますね。」

周りを見ると観客の応援の声が

「確かにそうですね。」

「しかし、試合はどうなるか分かりません。」


そして、早速、試合が始まった。

“「じゃ”

その瞬間、チャンピオンが押した。
 
「答えは馬です。」  

「せ、正解です。すごい、凄すぎる何故わかるんだ~!」

「この始まりは、この問題しかなかった。」

すると、観客からブーイングの声が。

「なんだ、その理由は?ちゃんと理屈を言え!」

「問題文なんて覚えるな!」

司会者は落ち着かせた。

それから、次の問題に…

“スポーツで、地元の選手に有利な”

そこで押される。

ほとんど同じポイントだったが…

挑戦者の方がはやかった。

「ホームタウンディシジョン」

「正解です。お見事!」


すると、解説者が「チャンピオン、少し押しが…。気のせいかもしれませんが。」と。

そのまま試合は続行。

お互いに譲らない押しが続いた。

五分五分のまま最後の一問に…。
 
「この問題をとった方が勝ちです。どちらが正解するのでしょうか?」

“物事”

チャンピオンはそこで押した。

「おーっと。とてもはやいように感じますが、チャンピオンこの一問を正解できるのかー?」

チャンピオンは思った。この問題、確かに無限択のように思われる。

しかし、この始まりの問題文は一問しか存在しない。

その答えは…。そう思った。

しかし…

司会者はたずねた。

「この答えは何でしょうか?」

「何だったか…忘れてしまった…。」

次の瞬間、チャンピオンは頭を抱えた。

誤答になって、続きの問題文が読み上げられた。

挑戦者はボタンを押す。

「終わりよければ全てよし。」

こうして、第三回は挑戦者の、真世が優勝した。

しかし、決着はついたはずだったが、元優勝者の暗記中の暗記厨に批判の声が…。

「暗記してるから負けるんだ。もう試合出るな。」

暗記厨は何も言わず、下を向いていた。

すると、優勝者の彼が言った。

「暗記は僕もしている。知識を蓄えながらやってるけど、やっぱり大事な部分は暗記じゃないだろうか。」

すると、批判の声は止んだ。

「いい勝負だったよ。また対戦しよう。」

そして、二人は握手をする。

その場はそれでおさまった────────
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

処理中です...