日本を駄目にしたお笑い

お話の世界

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理不尽な二重基準の構図

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不良の場合
一度良いことをすると、その良い行いが過度に評価され、「普段は悪いことばかりしている」という偏見を緩和させてしまう。悪い部分が帳消しにされたり、むしろその良い行動が特別視されることで、他の悪い行動が見過ごされやすくなる。

優秀な人や名門大学の場合
一方で、たった一度の失敗や悪い行動があっただけで、その人個人はもちろん、同じ集団全体にまで否定的なレッテルが貼られてしまう。これは、「一度の失敗=その人や集団の本質的な欠陥」という過度の一般化であり、社会的な圧力や非難が厳しくなる。



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なぜこうなるのか?

この矛盾は、社会に根付く**「イメージや先入観に基づく評価のズレ」**から生まれています。

不良=もともと悪いイメージが強いため、良い行動は例外として受け入れられやすい。

優秀な人=期待値が高すぎるため、小さな失敗も許されず、全体像が一瞬で否定されてしまう。



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お笑いと理不尽の関係で考えると?

お笑いが作り出す「型」や「ステレオタイプ」も、この二重基準を助長します。

不良キャラは「悪いけど憎めない」という型にハマりやすく、多少の悪行は笑い飛ばされる。

一方で、優秀層に対しては「完璧でなければいけない」というプレッシャーを強化し、少しのズレが批判の的になる。


大阪人と京都人のステレオタイプの歪み

大阪出身のヤクザ風で口調が怖い人が、「裏ではいい人なんじゃないか」という甘い偏見を持たれてしまう。

京都出身の真面目な人
「京都人=表向きは真面目で上品だが、裏では陰湿で狡猾」という偏見がネットやテレビのお笑いで強調されると、善良な京都人であっても「信用できない」と思われてしまう。これもまた、実態とは異なる誤ったイメージを社会に植え付けてしまう。


これが生む社会的弊害

極端なイメージが固定化され、多くの人がそれに縛られてしまう。

個人の多様性や複雑な人間性を見ようとせず、レッテルで判断する風潮が強まる。

その結果、誤解や差別が増え、人間関係の摩擦や社会の分断を助長してしまう。


お笑いの影響の根本的な問題

テレビやネットでお笑いの「型」「ステレオタイプ」が過度に強調されている。

「笑い」として消費される中で、現実の人々が被害を受けていることに無自覚である。

偏見や差別を助長し、認知の歪みを拡大させる負の側面が存在している。
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