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ロミオの純情
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コウと別れて自室に戻った鷹司は、汗を流すために、ガラス張りのシャワールームへと直行する。
バスルームはシャワールームと分けられたバスタブに、トイレット、それから、金の装飾に縁取られた大きな鏡があり、金色の蛇口がついた洗面ボールは二人用にと2つ並んでいた。
学生が使うには、随分と豪華な設備で、OBの寄付金に感謝しつつも、男同士の共同生活では、あまりそれは意味を成さないと思っていたが、最近になって、ルームメイトの九条が鍵をかけてバスルームに籠る事が多くなり、一体、風呂場で九条は何をしているんだろうかと、常日頃から鷹司は不思議に思っていた。
一度それとなく聞いてみたが、「まぁ、色々とね……」と、九条は答えをはぐらかすだけで、明瞭な答えは返って来なかった。
ああ、また九条の香水が増えてる……
鷹司は少しうんざりとしながら、服を脱ぐ。
美雨ちゃんと付き合うようになってから、高級化粧水だの、薔薇の香りのするボディーローションだの、九条のケア用品でバスルームが埋め尽くされていき、自分の私物はどんどんと、すみに追いやられてるなと、鷹司は苦笑する。
ザッとシャワーを浴びながら、石鹸を体に塗りたくっていた鷹司は、ふと、コウから漂う香りを思い出していた。
そう言えば、あいつの体からはいつもスズランのような瑞々しい香りがしていた。
あれは、何かつけているのか?それともコウ自身の体臭なのか?
そんな事を考えながら体を洗っていると、ふと、鷹司の筒がやんわりと上を向いて来ているのに気がついた。
『鷹司先輩』
コウの凛とした声が耳にまだ残っている。
今日のコウの真剣な眼差しに、正直、心が吸い込まれそうになった。
そっと自身を握りしめて、目を閉じると、瞼の裏に浮かび上がるのは、裸でベッドに横たわるコウの姿で、鷹司は慌てて別のものを想像しようとしたが、頭を振っても、コウの姿はよりくっきり浮かび上がって、鷹司の脳内を支配した。
コウは膝を立てて、ゆっくりと足を開く。美しい筋肉質の足の付け根にある、コウのペニスは立派に立ち上がり、その先端はヌラヌラと雫を零している。
鷹司は目を閉じたまま、ギュッギュッ と自身の雄芯を扱きあげると、想像の中のコウも「あっ…あぁ……」と喘ぐ。
淫らに腰を揺らすコウの引き締まった体には玉のような汗が浮かび、こちらを誘うような視線をコウは送ってきた。
「コウ… コウ……!」
気がつけば、コウの名を呼び、その右手は、力強く往き来する。
コウの真っ赤な舌が、チロリ……と下唇を嘗めるのを想像した瞬間、
「ウッ!」
と右手の中の砲身が爆ぜて、勢いよく白い飛沫が飛び散った。
ハアッハアッ…… バスルームには鷹司の吐息が響く。
強い快感の後に襲う、気まずい現実。
(後輩のコウで抜いてしまった……)
トロリとした白い液体が排水溝に消えてゆくのを、呆然としながら、鷹司は眺めて、ガクリと肩を落とした。
バスルームはシャワールームと分けられたバスタブに、トイレット、それから、金の装飾に縁取られた大きな鏡があり、金色の蛇口がついた洗面ボールは二人用にと2つ並んでいた。
学生が使うには、随分と豪華な設備で、OBの寄付金に感謝しつつも、男同士の共同生活では、あまりそれは意味を成さないと思っていたが、最近になって、ルームメイトの九条が鍵をかけてバスルームに籠る事が多くなり、一体、風呂場で九条は何をしているんだろうかと、常日頃から鷹司は不思議に思っていた。
一度それとなく聞いてみたが、「まぁ、色々とね……」と、九条は答えをはぐらかすだけで、明瞭な答えは返って来なかった。
ああ、また九条の香水が増えてる……
鷹司は少しうんざりとしながら、服を脱ぐ。
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ザッとシャワーを浴びながら、石鹸を体に塗りたくっていた鷹司は、ふと、コウから漂う香りを思い出していた。
そう言えば、あいつの体からはいつもスズランのような瑞々しい香りがしていた。
あれは、何かつけているのか?それともコウ自身の体臭なのか?
そんな事を考えながら体を洗っていると、ふと、鷹司の筒がやんわりと上を向いて来ているのに気がついた。
『鷹司先輩』
コウの凛とした声が耳にまだ残っている。
今日のコウの真剣な眼差しに、正直、心が吸い込まれそうになった。
そっと自身を握りしめて、目を閉じると、瞼の裏に浮かび上がるのは、裸でベッドに横たわるコウの姿で、鷹司は慌てて別のものを想像しようとしたが、頭を振っても、コウの姿はよりくっきり浮かび上がって、鷹司の脳内を支配した。
コウは膝を立てて、ゆっくりと足を開く。美しい筋肉質の足の付け根にある、コウのペニスは立派に立ち上がり、その先端はヌラヌラと雫を零している。
鷹司は目を閉じたまま、ギュッギュッ と自身の雄芯を扱きあげると、想像の中のコウも「あっ…あぁ……」と喘ぐ。
淫らに腰を揺らすコウの引き締まった体には玉のような汗が浮かび、こちらを誘うような視線をコウは送ってきた。
「コウ… コウ……!」
気がつけば、コウの名を呼び、その右手は、力強く往き来する。
コウの真っ赤な舌が、チロリ……と下唇を嘗めるのを想像した瞬間、
「ウッ!」
と右手の中の砲身が爆ぜて、勢いよく白い飛沫が飛び散った。
ハアッハアッ…… バスルームには鷹司の吐息が響く。
強い快感の後に襲う、気まずい現実。
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