淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語

キスは回復の魔法です！

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サーシャのテントに着くと、リューイは簡素なベッドにサーシャをそっと下ろす。 

「お休みなさい、姫さま」

　頭を下げて立ち去ろうとするリューイを呼び止めて、サーシャは目の前で跪くように命じる。

　言われた通りに跪いたリューイに回復の魔法を詠唱すると、ルカに与えたようにキスをする。



　クチュ…クチュ……



　リューイの舌とサーシャの舌が絡みあい、唇から漏れる吐息がテントに響く。

　これで今日の疲労が回復されるはず。 

　充分にリューイに回復魔法が届いたなと思って唇を離そうとすると、

「姫！」

　堪えきれないようにリューイが叫び、そのまま力強くベッドに押し倒される。

「リ…リューイ！ ちょっと待って……！」

　今日はキスから先をする事は考えていなかったサーシャは慌ててリューイを押し戻そうとするが、普段から鍛えているリューイの力に敵うわけが無く、そのままサーシャはベッドの上に押さえつけられる。