淫らなお姫様とイケメン騎士達のエロスな夜伽物語

瀬能なつ

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姫様、謀られる

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ジョリィとアシュレィと共にテントに戻ると、既に野外のテーブルに朝食が並べられていた。

 サーシャが席につくと、賑やかないつもの朝食が始まる。

 サーシャは何事もなかったかのように振る舞いつつも、それでもチラリとアシュレィの方を見ると、アシュレィとふと、視線が合う。

 アシュレィは口元に微笑みを浮かべると、サーシャにだけに分かるように、こっそりと素早くウィンクをする。

 サーシャは慌てて視線を逸らすと、グラスに注がれていた葡萄酒をゴクンと飲み干した。

 あれはプレイボーイのアシュレィのほんの"軽いお遊び"なのだから、私だっていちいち本気にする事はないんだわ。軽く受け流せばいいのよ。

 サーシャはそう思いながらも、治療でもないのに、朝からあんな痴態を見せてしまった事が恥ずかしくて、少し頬を染めながら、パンとスープを喉の奥に流し込んだ。
 
 やがて、朝食が終わると、騎士達が慌ただしく立ち上がった。

 いよいよ、明日は難所であるミシュザン砂漠を一行は越える予定になっていたからだ。

 今までのモンスターとは比べ物にならないほどの強敵が出現するこの砂漠越えに備えて、様々な装備や道具が必要なため、騎士達はその準備に追われており、いつもは寄り添うようにサーシャの側にいるルカも、今日は忙しそうにあちこち歩き回り、荷物を運んだり、地図を開いてリューイと何事か話し込んだりしていた。

 ポツンとテーブルに残されたサーシャは、皆の忙しそうな姿をしばらく眺めていたが、ふと、私も何か手伝おうかしらと、思い立つ。

 先ずはバケツを手に取ると、井戸の所まで行って、ポンプをギコギコと力いっぱいに押してみた。

 プシューッ!!

 と大きな音を立てて冷たい水が吹き出た瞬間、ジョリィがふっ飛んで来た。
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