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姫様、お仕置きをされる
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「姫、起きて下さい。姫」
リューイに優しく揺さぶられて、気がつくと、今度は体を仰向けにさせられたままリューイと繋がっていた。
間違い無くリューイはワザとサーシャの敏感な部分を狙い撃ちにして、魔法詠唱の邪魔をしていた。
「リューイ、これは一体どういうつもりなのですか?」
サーシャの非難にも悪びれる事なく、リューイは腰を動かしながら答える。
「姫、これは自分勝手に行動したお仕置きですよ」
“お仕置き”という言葉に、サーシャは思わずカッとなる。
「リューイ!皇女に対して罰を与えるとは、何事です?! 今すぐ私の上から降りなさい! 治療は中止です!」
リューイは気の強い言葉を発した姫を、目を細めて楽しそうに眺めると、
「姫、残念ながら、騎士のこの私に命令出来るのは、軍事統帥権を持つアンドレイ皇太子殿下だけです。それに、アンドレイ様より、『サーシャが我が侭をしたら容赦なく罰を与えて良い』とのお許しを戴いております。姫のお身体の感じやすい部分も色々と教えていただきました」
しれっと答える。
アンドレイお義兄さま、余計な事を!!
悔しくて思わず奥歯をギュッと噛み締める。
「それに、私の怪我が治らなければ、いつまでも出発が出来ませんよ」
リューイの言うとおりだった。
サーシャは渋々と魔法詠唱を再開させると、今度は腰を打ち付けて太いペニスでグチュグチュと蜜壺を掻き回していたリューイが、
「ゥッ!」と小さく呻き声をあげて、先に達してしまう。
「リューイ……」
「失礼しました。姫、魔法で回復を」
リューイの図々しい願いに
「嫌です。自分で大きくして下さい」
サーシャはプンとムクれる。
「姫、終わらないと夕飯がいつまで経っても食べられませんよ」
夕食抜きと言われて、慌ててリューイのペニスに魔法をかけて再び大きくすると、
「食べ物に釣られるとは、食いしん坊なお姫様ですね」
クスリとリューイは笑う。
「リューイ、あなたがこんなに意地悪な人だったなんて知らなかったわ」
サーシャが機嫌悪く呟くと、
「姫、もう二度とあんな危ない事をしないと約束して下さるなら、私もこれ以上の意地悪をしません」
リューイは真面目な顔でサーシャを見下ろし、真剣な眼差しでじっとこちらを見つめる。
「……分かりました… 約束します… …」
「姫、絶対に約束ですよ」
リューイはサーシャの手を取りギュッと握りしめると、そのままもう片方の手をサーシャの体の下に差し入れて、サーシャと繋がったまま、サーシャの体ごと上体を起こし、自分の膝の上に乗せる。
「ご自分のペースで動けますね?」
そう言われてサーシャはコクリと頷くと、腰を自ら上下に動かしながら、もう一度最初から魔法の詠唱を始める。
今度は約束通りリューイも強く突き上げる事はせずに、時折軽く腰を揺らす程度で、自身を高めていく。
魔法詠唱も最終節に入ったところで、サーシャは身体をもたれるようにリューイの厚い胸板に寄り添わす。
リューイはまるで壊れ物でも抱くかのように、そっと腕をサーシャの背中に回すと、二人の身体はぴったりとくっつき合った。
そのまま二人はタイミングを合わせるようにして腰を揺らし、リューイの耳元で魔法を詠唱する。
『……ラクハシュッ…!』
サーシャは今度こそ、無事に魔法を完唱する事が出来、同時にサーシャとリューイは共に達する事が出来た。
はぁっはあっ…っと荒く呼吸をしながらクタッと力が抜けたサーシャの体を支えるようにして、リューイはサーシャを抱きしめると、そのままベッドにそっと倒れ込む。
リューイの背中に手を這わすと、ザックリと開いた傷は綺麗に消えていた。
「リューイ、…その…今日はごめんなさい…」
「急にどうされたんですか? 姫」
素直に謝るサーシャに驚きながらも、リューイはそっと腕枕をして髪を撫でてくれる。
「私のせいでリューイが大怪我をしてしまいましたから… 」
「姫がご無事なら問題ありません。姫を御守りするのが騎士の務めですから」
サーシャの手を取り、手の甲に優しくリューイはキスをする。
「ただし、もう決して独りで出かけてはなりませんよ」
リューイは改めてサーシャに念を押す。
「ええ。分かったわ。もうしません」
サーシャが頷くのを満足そうに眺めてから、
「さて、明日の準備がありますので、もう行きます。姫はまだ休んでいて下さい」
リューイは体を起こすと、立ち上がって衣服に着替え、剣を携えてサーシャに一礼をする。
「もう行ってしまうのですか?」
もう少しリューイと一緒にいたかったサーシャは思わず不満をこぼすと、
「姫、そんなに私の“お仕置き”が気に入りましたか?」
「リューイ!」
からかうようなリューイの台詞に、サーシャは思わず赤くなる。
そんなサーシャを見て精悍な騎士は目の前で跪くと、
「明日は難所のミシュザン砂漠越えです。姫のお命を御守りする為にも綿密な計画と念入りな準備が必要なのです」
許しを乞うように頭を垂れる。
「わかりましたわ」
一緒にゆっくり出来ないのは残念だったけれど仕方がなかった。
リューイは再び立ち上がると、「失礼します」と一礼をして慌ただしくテントを出て行った。
リューイに優しく揺さぶられて、気がつくと、今度は体を仰向けにさせられたままリューイと繋がっていた。
間違い無くリューイはワザとサーシャの敏感な部分を狙い撃ちにして、魔法詠唱の邪魔をしていた。
「リューイ、これは一体どういうつもりなのですか?」
サーシャの非難にも悪びれる事なく、リューイは腰を動かしながら答える。
「姫、これは自分勝手に行動したお仕置きですよ」
“お仕置き”という言葉に、サーシャは思わずカッとなる。
「リューイ!皇女に対して罰を与えるとは、何事です?! 今すぐ私の上から降りなさい! 治療は中止です!」
リューイは気の強い言葉を発した姫を、目を細めて楽しそうに眺めると、
「姫、残念ながら、騎士のこの私に命令出来るのは、軍事統帥権を持つアンドレイ皇太子殿下だけです。それに、アンドレイ様より、『サーシャが我が侭をしたら容赦なく罰を与えて良い』とのお許しを戴いております。姫のお身体の感じやすい部分も色々と教えていただきました」
しれっと答える。
アンドレイお義兄さま、余計な事を!!
悔しくて思わず奥歯をギュッと噛み締める。
「それに、私の怪我が治らなければ、いつまでも出発が出来ませんよ」
リューイの言うとおりだった。
サーシャは渋々と魔法詠唱を再開させると、今度は腰を打ち付けて太いペニスでグチュグチュと蜜壺を掻き回していたリューイが、
「ゥッ!」と小さく呻き声をあげて、先に達してしまう。
「リューイ……」
「失礼しました。姫、魔法で回復を」
リューイの図々しい願いに
「嫌です。自分で大きくして下さい」
サーシャはプンとムクれる。
「姫、終わらないと夕飯がいつまで経っても食べられませんよ」
夕食抜きと言われて、慌ててリューイのペニスに魔法をかけて再び大きくすると、
「食べ物に釣られるとは、食いしん坊なお姫様ですね」
クスリとリューイは笑う。
「リューイ、あなたがこんなに意地悪な人だったなんて知らなかったわ」
サーシャが機嫌悪く呟くと、
「姫、もう二度とあんな危ない事をしないと約束して下さるなら、私もこれ以上の意地悪をしません」
リューイは真面目な顔でサーシャを見下ろし、真剣な眼差しでじっとこちらを見つめる。
「……分かりました… 約束します… …」
「姫、絶対に約束ですよ」
リューイはサーシャの手を取りギュッと握りしめると、そのままもう片方の手をサーシャの体の下に差し入れて、サーシャと繋がったまま、サーシャの体ごと上体を起こし、自分の膝の上に乗せる。
「ご自分のペースで動けますね?」
そう言われてサーシャはコクリと頷くと、腰を自ら上下に動かしながら、もう一度最初から魔法の詠唱を始める。
今度は約束通りリューイも強く突き上げる事はせずに、時折軽く腰を揺らす程度で、自身を高めていく。
魔法詠唱も最終節に入ったところで、サーシャは身体をもたれるようにリューイの厚い胸板に寄り添わす。
リューイはまるで壊れ物でも抱くかのように、そっと腕をサーシャの背中に回すと、二人の身体はぴったりとくっつき合った。
そのまま二人はタイミングを合わせるようにして腰を揺らし、リューイの耳元で魔法を詠唱する。
『……ラクハシュッ…!』
サーシャは今度こそ、無事に魔法を完唱する事が出来、同時にサーシャとリューイは共に達する事が出来た。
はぁっはあっ…っと荒く呼吸をしながらクタッと力が抜けたサーシャの体を支えるようにして、リューイはサーシャを抱きしめると、そのままベッドにそっと倒れ込む。
リューイの背中に手を這わすと、ザックリと開いた傷は綺麗に消えていた。
「リューイ、…その…今日はごめんなさい…」
「急にどうされたんですか? 姫」
素直に謝るサーシャに驚きながらも、リューイはそっと腕枕をして髪を撫でてくれる。
「私のせいでリューイが大怪我をしてしまいましたから… 」
「姫がご無事なら問題ありません。姫を御守りするのが騎士の務めですから」
サーシャの手を取り、手の甲に優しくリューイはキスをする。
「ただし、もう決して独りで出かけてはなりませんよ」
リューイは改めてサーシャに念を押す。
「ええ。分かったわ。もうしません」
サーシャが頷くのを満足そうに眺めてから、
「さて、明日の準備がありますので、もう行きます。姫はまだ休んでいて下さい」
リューイは体を起こすと、立ち上がって衣服に着替え、剣を携えてサーシャに一礼をする。
「もう行ってしまうのですか?」
もう少しリューイと一緒にいたかったサーシャは思わず不満をこぼすと、
「姫、そんなに私の“お仕置き”が気に入りましたか?」
「リューイ!」
からかうようなリューイの台詞に、サーシャは思わず赤くなる。
そんなサーシャを見て精悍な騎士は目の前で跪くと、
「明日は難所のミシュザン砂漠越えです。姫のお命を御守りする為にも綿密な計画と念入りな準備が必要なのです」
許しを乞うように頭を垂れる。
「わかりましたわ」
一緒にゆっくり出来ないのは残念だったけれど仕方がなかった。
リューイは再び立ち上がると、「失礼します」と一礼をして慌ただしくテントを出て行った。
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