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両親 1
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柚琉視点
「う?」
「…うん…分からないよね。えっとね…僕達の両親で…柚の両親になるの」
「ぅゆ?」
りょーしんってなぁに?
「初めまして。私は雫よ。ママって呼んでちょうだいね」
「柊二だよ。パパって呼んで。あー可愛い。流石サキュバスだな~」
「うゆゆゆ?」
「父さん、母さん。柚は言葉を封じてるんだ。無意識に大魔法放ったからな」
「「え」」
ご本読むのダメ?
…うー…やだよぉ…ご本呼んでほめてーってするの。
なでなでってしてもらうの。
ぎゅーってしてもらうの。
「うあ、あう」
「…ちょっとだけでいいから聞きたい…」
「ゆー」
「私達もここに住んでいいかしら」
「うちゃ」
「イチャイチャしたいって言って学校入学したばかりの夏置いていったやつが何を言うか」
「うゆー」
「柚、お話しはまたあとでね」
「ちょっとだけ解いてやるか」
ふにゅ、と唇に触られた。
「柚、これで話せるぞ」
「はじめまして。ゆずるです」
「ふふ、よろしくね」
ママは僕をぎゅーってした。
甘い匂いする…いい匂い。
「あー…」
「あら?お腹すいたの?いいわよ」
僕があーってお口を開けたらママは髪の毛を退かしてくれた。
「母さん、まだ柚は吸うことの練習中だから」
「そうなの?」
はむっ。
…牙刺さんなかった。
美味しい匂いするのにー!!
「うー」
「柚…ご飯食べてからお昼寝したのにまだお腹すいてるの?」
「おいしそうだったの…ごめんなさい」
「いいのよ。成長期だものね」
ママは片方のお指に爪で傷を付けると僕に差し出してきた。
「はい、これならどうかしら」
「ありがとー」
ちゅっちゅしてぺろぺろした。
「あまい」
「そう?美味しいのなら嬉しいわ」
「もうちょっとすれば人族のものも食べられるようになるんだけど…どれからあげたらいいか分かんないんだよね」
「父さんと母さんは俺達の時何にしてたんだ?」
「「使用人に丸投げしてた(わ)」」
「「だよな/だよね」」
にゅー?
甘いの出ないー。
「もう無くなっちゃったかしらね。お腹はどう?」
「いっぱい!!ありがとー」
「どういたしまして」
「柚~パパのは?」
「おなかいっぱいなのー」
「じゃあ次のご飯!!」
「いきなり慣れてないのを大量にはまずいでしょ。次のご飯は翔兄さんの番なの」
「しょーにぃに!!」
しょーにぃにがご飯くれるの!?
あのね、しょーにぃにがくれるご飯とっても美味しいの!!
上手く言えないんだけど美味しいの!!
「ごほんよみたい」
「…平和なやつだけね。魔導書はもうダメ」
「読んでもそこまでの威力のない水魔法くらいだな」
「はーい」
使用人の人にご本いっぱい貰った。
「おはなー?」
「柚綺麗なの好きだと思って買っておいたんだ。これはね、図鑑っていって魔真がいっぱい貼ってあるんだ」
「ほぇー」
いつもよりなんか…うーん…本物みたいな絵がいっぱいかいてあった。
「『あねもね』!!」
「…こうなるから」
「花の名前だけでか…誰か柚に見せる全ての本の危険なやつ塗りつぶしておけ」
「にゅー?」
「柚…その足元に生えてるの何かわかる?」
前に伸ばした僕の足…の横になんかいっぱいある!!
「…うゆー…あねもねー?」
「柚が魔法で出しちゃったんだよ。これからその力の使い方覚えていこうね」
「あいー」
「…兵の量産できそうだな。花と虫以外見せるなよ」
「分かってる。だから今指示出したんだろうが」
あー……なんて読むのー?
「こ、す、も、すー」
「今度は発動してないし…何が原因なのかしらね」
「このおはなおにわでみたー!!」
「お庭…って!!」
「『ばら』ー!!」
おっきな声で言ったら皆のお顔が変わった。
「…安全な方のやつだ…危なかったー」
「けど…安全っちゃ安全だけど安全ではないな」
「柚、こっちにいらっしゃい」
「ゆー?」
図鑑を持ってママのところに走った。
さっきまで僕がいたところにはおっきなばらがあった。
「これ棘危険だな…庭のやつは?」
「花以外触らないように言ってるよ。痛い痛いなっちゃうからねって」
「裏の方は連れていくなよ。あれまで名前覚えるとまずい」
「了解。柚に見せてもいいものは他に移しておく」
ママのぎゅーすきー。
お姉さんたちみたいー!!
「ふにふにー」
「あら、ふふ。柚もそこが好きなの?」
「柚!?それはパパのだよ!?」
「やー」
僕のふにふになのー!!
「いい大人が何してんだよ…」
「柚は少しの間女性体のサキュバスと一緒にいたから懐かしいのかもね。メイドにもそこまで大きい人はいないし」
「柚…パパのだよ…パパの大好きな…」
「やー!!ぼくのー!!ぼくのふにふになのー!!」
「…もう諦めろよ。両方とも」
「やー!!」
「貸すならいいけど雫も柚気に入ってるから本気で取られそう」
「…もうこの両親やだ…ずっと隠居させておけばよかった…」
僕のふにふにー!!
次の日、パパが青色のふにふにくれたー!!
僕だけのふにふにだってー。
パパはママのふにふにがいいんだってー。
僕にはすらいむっていうふにふにで我慢しなさいだってー。
僕もママのふにふにがいいー!!
「う?」
「…うん…分からないよね。えっとね…僕達の両親で…柚の両親になるの」
「ぅゆ?」
りょーしんってなぁに?
「初めまして。私は雫よ。ママって呼んでちょうだいね」
「柊二だよ。パパって呼んで。あー可愛い。流石サキュバスだな~」
「うゆゆゆ?」
「父さん、母さん。柚は言葉を封じてるんだ。無意識に大魔法放ったからな」
「「え」」
ご本読むのダメ?
…うー…やだよぉ…ご本呼んでほめてーってするの。
なでなでってしてもらうの。
ぎゅーってしてもらうの。
「うあ、あう」
「…ちょっとだけでいいから聞きたい…」
「ゆー」
「私達もここに住んでいいかしら」
「うちゃ」
「イチャイチャしたいって言って学校入学したばかりの夏置いていったやつが何を言うか」
「うゆー」
「柚、お話しはまたあとでね」
「ちょっとだけ解いてやるか」
ふにゅ、と唇に触られた。
「柚、これで話せるぞ」
「はじめまして。ゆずるです」
「ふふ、よろしくね」
ママは僕をぎゅーってした。
甘い匂いする…いい匂い。
「あー…」
「あら?お腹すいたの?いいわよ」
僕があーってお口を開けたらママは髪の毛を退かしてくれた。
「母さん、まだ柚は吸うことの練習中だから」
「そうなの?」
はむっ。
…牙刺さんなかった。
美味しい匂いするのにー!!
「うー」
「柚…ご飯食べてからお昼寝したのにまだお腹すいてるの?」
「おいしそうだったの…ごめんなさい」
「いいのよ。成長期だものね」
ママは片方のお指に爪で傷を付けると僕に差し出してきた。
「はい、これならどうかしら」
「ありがとー」
ちゅっちゅしてぺろぺろした。
「あまい」
「そう?美味しいのなら嬉しいわ」
「もうちょっとすれば人族のものも食べられるようになるんだけど…どれからあげたらいいか分かんないんだよね」
「父さんと母さんは俺達の時何にしてたんだ?」
「「使用人に丸投げしてた(わ)」」
「「だよな/だよね」」
にゅー?
甘いの出ないー。
「もう無くなっちゃったかしらね。お腹はどう?」
「いっぱい!!ありがとー」
「どういたしまして」
「柚~パパのは?」
「おなかいっぱいなのー」
「じゃあ次のご飯!!」
「いきなり慣れてないのを大量にはまずいでしょ。次のご飯は翔兄さんの番なの」
「しょーにぃに!!」
しょーにぃにがご飯くれるの!?
あのね、しょーにぃにがくれるご飯とっても美味しいの!!
上手く言えないんだけど美味しいの!!
「ごほんよみたい」
「…平和なやつだけね。魔導書はもうダメ」
「読んでもそこまでの威力のない水魔法くらいだな」
「はーい」
使用人の人にご本いっぱい貰った。
「おはなー?」
「柚綺麗なの好きだと思って買っておいたんだ。これはね、図鑑っていって魔真がいっぱい貼ってあるんだ」
「ほぇー」
いつもよりなんか…うーん…本物みたいな絵がいっぱいかいてあった。
「『あねもね』!!」
「…こうなるから」
「花の名前だけでか…誰か柚に見せる全ての本の危険なやつ塗りつぶしておけ」
「にゅー?」
「柚…その足元に生えてるの何かわかる?」
前に伸ばした僕の足…の横になんかいっぱいある!!
「…うゆー…あねもねー?」
「柚が魔法で出しちゃったんだよ。これからその力の使い方覚えていこうね」
「あいー」
「…兵の量産できそうだな。花と虫以外見せるなよ」
「分かってる。だから今指示出したんだろうが」
あー……なんて読むのー?
「こ、す、も、すー」
「今度は発動してないし…何が原因なのかしらね」
「このおはなおにわでみたー!!」
「お庭…って!!」
「『ばら』ー!!」
おっきな声で言ったら皆のお顔が変わった。
「…安全な方のやつだ…危なかったー」
「けど…安全っちゃ安全だけど安全ではないな」
「柚、こっちにいらっしゃい」
「ゆー?」
図鑑を持ってママのところに走った。
さっきまで僕がいたところにはおっきなばらがあった。
「これ棘危険だな…庭のやつは?」
「花以外触らないように言ってるよ。痛い痛いなっちゃうからねって」
「裏の方は連れていくなよ。あれまで名前覚えるとまずい」
「了解。柚に見せてもいいものは他に移しておく」
ママのぎゅーすきー。
お姉さんたちみたいー!!
「ふにふにー」
「あら、ふふ。柚もそこが好きなの?」
「柚!?それはパパのだよ!?」
「やー」
僕のふにふになのー!!
「いい大人が何してんだよ…」
「柚は少しの間女性体のサキュバスと一緒にいたから懐かしいのかもね。メイドにもそこまで大きい人はいないし」
「柚…パパのだよ…パパの大好きな…」
「やー!!ぼくのー!!ぼくのふにふになのー!!」
「…もう諦めろよ。両方とも」
「やー!!」
「貸すならいいけど雫も柚気に入ってるから本気で取られそう」
「…もうこの両親やだ…ずっと隠居させておけばよかった…」
僕のふにふにー!!
次の日、パパが青色のふにふにくれたー!!
僕だけのふにふにだってー。
パパはママのふにふにがいいんだってー。
僕にはすらいむっていうふにふにで我慢しなさいだってー。
僕もママのふにふにがいいー!!
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