普通の学生だった〜番外編。「吸血鬼」

かーにゅ

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お仕事 1

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柚琉視点

「んー!!」
こっちのお菓子も美味しい!!
「皆さんもゆっくり出来るのならいかがかしら。紅茶かコーヒーかジュースになってしまうのだけれど」
「「「いただきます」」」
にゅ?
みんなも食べるのー?
「これたべてっ」
僕はお気に入りのお菓子をお皿に乗せてみんなにどうぞした。
「あらいいの?それ柚のお気に入りのやつじゃない」
「いーの!!みんなといっしょ、おいちーもん」
「そうね」
クッキーおいちー。
ケーキもおいちー。
みんなと一緒だから全部おいちー。
「まま、おしごとなぁい?」
「えぇ。しばらくはないわよ。月末は少しやらなければいけないけれどその他はメイドにも出来るから」
「おでかけ…」
「いいわよ。今度はどこに行きましょうかね。あ、ケーキ以外にもご飯の食べ放題もあるそうよ?」
「ごはん?」
「デザートもあるって聞いたわ。今度はそこでご飯しましょうか」
「あい!!おそとごはん!!」
ママと2人でお外ご飯!!
いっぱいおいちーの!!
「柚もお仕事頑張っているし…ママも頑張らなくちゃいけないわね」
「う?」
「みんなでパパのお手伝いしましょうね」
「うん!!」
おてつだい!!
僕頑張るの!!
頑張ってほめてーってする!!
なでなでしてもらうの!!
「柚?」
無意識にママのお膝に乗ってた。
「ままぎゅー!!」
「柚は本当にぎゅーが好きね」
ぽかぽかなの!!
ママはふにふに、パパやにぃにはむぎゅーってなっちゃうの。
えへへ~でもぎゅーってするとね、みんなの匂いがするの。
ふんわりしててほわぁってなって…。
とーっても大好きな匂い!!
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