137 / 345
スキスキ攻撃 2
しおりを挟む
夏視点
柚の種族が分かり、それと同時にご飯もわかった翌日から…屋敷中が変わった。
「柚、ただいま」
「おかえりにぃに!!」
「あれ?ちょっと顔赤い?大丈夫?」
「柚琉様は恥ずかしいだけですよ」
「今日だけで100を超えるほど好きと言われましたから」
「うにゅーもういらないのーおなかいっぱいゆったのー」
…お腹いっぱいって言う割には重くもなってないしお腹も膨らんでないね。
「柚まだ足りないんじゃないの?」
「ふぇ!?」
「にぃにもいっぱい好きって言うからね。お風呂一緒に入ったらしっぽもふもふしよっか」
「うん!!」
しっぽもふもふは獣人特有の愛情表現だからね。
しっぽは特別な人にしか触らせないんだ。
使用人にだって触らせてない。
夏が触らせるのは柚だけだよ。
あ、父さんには保護された時にちょっと触られたかも?
「おっふろ~おっふろ~♪」
「柚はお風呂好きだね」
好き、という単語を口にした瞬間柚の肩がビクッと震えた。
「…もしかして柚…」
「あぅ、ちがうもん!!はずかちーんじゃないもん!!ぼくのごはんだもん!!」
「言われすぎて敏感になっちゃったんだね。みんな柚のことが大好きだから」
「ふにゃぁ…」
とろけちゃった。
柚が大好きなのは本当だよ?
今も昔もずっと変わらず柚のことが好き。
世界で一番好き!!
番にしたいくらい!!
…なのに父さんが柚はまだ小さいからダメって言うんだ。
狼人なら5歳くらいで成人だけど柚は分からないから…いつまで待ってたらいいの?
小さいってどのくらい大きくなったら番にしていいの?
「ふにゅ?にぃにあんよしない?ぼくひとりであんよする?」
「ん、ごめんね。ちょっと考え事してたんだ」
柚の種族が分かり、それと同時にご飯もわかった翌日から…屋敷中が変わった。
「柚、ただいま」
「おかえりにぃに!!」
「あれ?ちょっと顔赤い?大丈夫?」
「柚琉様は恥ずかしいだけですよ」
「今日だけで100を超えるほど好きと言われましたから」
「うにゅーもういらないのーおなかいっぱいゆったのー」
…お腹いっぱいって言う割には重くもなってないしお腹も膨らんでないね。
「柚まだ足りないんじゃないの?」
「ふぇ!?」
「にぃにもいっぱい好きって言うからね。お風呂一緒に入ったらしっぽもふもふしよっか」
「うん!!」
しっぽもふもふは獣人特有の愛情表現だからね。
しっぽは特別な人にしか触らせないんだ。
使用人にだって触らせてない。
夏が触らせるのは柚だけだよ。
あ、父さんには保護された時にちょっと触られたかも?
「おっふろ~おっふろ~♪」
「柚はお風呂好きだね」
好き、という単語を口にした瞬間柚の肩がビクッと震えた。
「…もしかして柚…」
「あぅ、ちがうもん!!はずかちーんじゃないもん!!ぼくのごはんだもん!!」
「言われすぎて敏感になっちゃったんだね。みんな柚のことが大好きだから」
「ふにゃぁ…」
とろけちゃった。
柚が大好きなのは本当だよ?
今も昔もずっと変わらず柚のことが好き。
世界で一番好き!!
番にしたいくらい!!
…なのに父さんが柚はまだ小さいからダメって言うんだ。
狼人なら5歳くらいで成人だけど柚は分からないから…いつまで待ってたらいいの?
小さいってどのくらい大きくなったら番にしていいの?
「ふにゅ?にぃにあんよしない?ぼくひとりであんよする?」
「ん、ごめんね。ちょっと考え事してたんだ」
7
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
一日だけの魔法
うりぼう
BL
一日だけの魔法をかけた。
彼が自分を好きになってくれる魔法。
禁忌とされている、たった一日しか持たない魔法。
彼は魔法にかかり、自分に夢中になってくれた。
俺の名を呼び、俺に微笑みかけ、俺だけを好きだと言ってくれる。
嬉しいはずなのに、これを望んでいたはずなのに……
※いきなり始まりいきなり終わる
※エセファンタジー
※エセ魔法
※二重人格もどき
※細かいツッコミはなしで
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる