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お仕置き 1

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柚琉視点

「いたーらきます!!」
僕はスプーンを手に取ってオムライスをちょこっとだけすくった。
みんなオムライスなの!!
でもねでもね、ソースが僕だけケチャップなの。
みんなは茶色のでみぐらすそーすなんだってー。
一緒がいいのに…。
「柚、ちゃんと残さず食べるんだよ?」
「今日のサラダはりんごサラダにしたんだからな?」
「はぁい」
りんごサラダおいちっ!!(柚用のにはちょっと湯掻いて柔らかくしたキャベツとコーンとりんごのみです。それにちょこっとシーザードレッシングを)
「…にゅ」
僕は…見つけてしまった。
オムライスの中にピーマンと玉ねぎがいるのを…。
「やっ!!いらない!!たべないもん!!」
「柚?全部食べるって言ったよね?」
「約束破っちゃう悪い子なのかしら?」
「ふぇ!?」
約束破るの悪い子?
悪い子やだぁ…。
「ふにゅ……はむっ」
意を決して口に入れてみたが噛んだ瞬間に口に広がる味が嫌で吐き出してしまった。
「うぇっ…けほっ…」
「…柚、大丈夫か?本当に無理なら残しても…」
「やくしょく…」
「…柚にはまだ早かったわね。もういいわ。ちょっとだったけど柚は口に入れることは出来たでしょう?頑張ってたもの」
「…そうだね。本来のやつ持ってきてくれる?あれはもう下げて」
「はい」
僕のオムライスが持っていかれちゃっていつものくまさんオムライスが置かれた。
「くましゃん!!」
「いつものコーンと柔らかくした鶏肉しか入ってないから大丈夫よ」
「良かったな、柚」
「うん!!」
むきゅむきゅ。
オムライスはおいちーのがいいもんね!!
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