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ぐずぐず 1
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柚琉視点
「ふぇぇ…えぐっ…うぅ…」
「柚、怖い夢見たの?起きる?」
「ままぁ…」
僕は起き上がってすぐ目の前にいたママに抱きついた。
「おいてっちゃやぁぁ…」
「ママはどこにも行かないわよ?ずっと柚のそばにいるわ」
「ぐすん…」
あのね…ママがね、ばいばいしたの。
僕だけね…みんなにばいばいされておいてかれちゃったの…。
だぁれもいないのやぁ…。
「思ってたより酷そうだね…夢玉買ってこようか?」
「ゆめ…だま?」
「その中に入ってる夢を見ることができるんだよ。雫がやらかした時に翔や直人にも買ってきたけど」
「…あのほんわかした夢はそれか」
「いつもと違うなと思ったけど」
「買ってきた方が良さそうだね。じゃあちょっと行ってくるよ」
んむ。
僕はママにぎゅーってしてスリスリした。
「…買ってきたらママから離れてね?パパにママ返してね?」
「やー」
「やじゃないよ!?」
僕はママがいいの。
ママにぎゅーってしてもらうの。
「…夢玉使っても悪夢が酷いようなら私が何とか頑張ってみるわね」
「え…柚に独り寝できなくさせるつもり…?」
「悪夢じゃないわよ。簡単な夢なら私でもできるのよ」
「じゃあなんで…」
「可愛いんですもの」
「「母さん鬼畜…」」
「柚にはそんな事しないわよ」
んにゅ?
「まま、だっこ」
「だっこがいいの?」
「ままここすわって」
僕が今まで寝ていたソファーにママを座らせ僕はママのお膝に向かいあわせで座ってぎゅってした。
「むにゅー」
「…こうしたかったのね。もう涙は止まったかしら?」
「うん!!」
「あーあ…目腫れちゃってる。ちょっとだけ冷やそうね」
「はぁい」
「涙のあともついてるな…」
ふぇ?
僕そんなにいっぱい泣いたの?
「ふぇぇ…えぐっ…うぅ…」
「柚、怖い夢見たの?起きる?」
「ままぁ…」
僕は起き上がってすぐ目の前にいたママに抱きついた。
「おいてっちゃやぁぁ…」
「ママはどこにも行かないわよ?ずっと柚のそばにいるわ」
「ぐすん…」
あのね…ママがね、ばいばいしたの。
僕だけね…みんなにばいばいされておいてかれちゃったの…。
だぁれもいないのやぁ…。
「思ってたより酷そうだね…夢玉買ってこようか?」
「ゆめ…だま?」
「その中に入ってる夢を見ることができるんだよ。雫がやらかした時に翔や直人にも買ってきたけど」
「…あのほんわかした夢はそれか」
「いつもと違うなと思ったけど」
「買ってきた方が良さそうだね。じゃあちょっと行ってくるよ」
んむ。
僕はママにぎゅーってしてスリスリした。
「…買ってきたらママから離れてね?パパにママ返してね?」
「やー」
「やじゃないよ!?」
僕はママがいいの。
ママにぎゅーってしてもらうの。
「…夢玉使っても悪夢が酷いようなら私が何とか頑張ってみるわね」
「え…柚に独り寝できなくさせるつもり…?」
「悪夢じゃないわよ。簡単な夢なら私でもできるのよ」
「じゃあなんで…」
「可愛いんですもの」
「「母さん鬼畜…」」
「柚にはそんな事しないわよ」
んにゅ?
「まま、だっこ」
「だっこがいいの?」
「ままここすわって」
僕が今まで寝ていたソファーにママを座らせ僕はママのお膝に向かいあわせで座ってぎゅってした。
「むにゅー」
「…こうしたかったのね。もう涙は止まったかしら?」
「うん!!」
「あーあ…目腫れちゃってる。ちょっとだけ冷やそうね」
「はぁい」
「涙のあともついてるな…」
ふぇ?
僕そんなにいっぱい泣いたの?
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