221 / 345
ぷっちん 1
しおりを挟む
柚琉視点
「ままこれなぁに?」
「これ?…これはね、狛犬っていうのよ。神様のお使い様」
「かみさま?」
「…魔族には神の概念があまりないものね…魔神は前に倒しちゃったし」
「ゆず、そろそろ行こうぜ」
「うん!!」
まだいーっぱい遊ぶもん!!
「ゆずならヨーヨー釣りとかもやったことないだろ?」
「よーよー?」
「これだ。お兄さん、2人分くれ」
「あいよ、1回200円ね」
ママ達がお店の人に銀色のを2枚渡してた。
「ぎんいろにこでにひゃくえん?」
「そうよ。もうお金のことも覚えたの?」
「えへへ~」
ママね、僕が新しいこと覚えるといい子いい子って撫でてくれるの。
なでなで大好き!!
「この紙の紐の先のやつを輪ゴムにひっかけてとるんだ。コツはあんまり紙を濡らさないことだな」
「どうして?」
「濡れると切れるから」
惟くんは青色のをひゅって取った。
「ぼくも!!ぼくもとる!!」
「柚は何色がいいかしらね。あ、あそこにピンクのあるわよ」
「ぴんく!!」
お兄さんが僕の近くにピンク色を置いてくれた。
「柚、がんばって」
「ふにゅ…」
さきっぽ引っ掛ける…!!
「とれた!!」
ぽちゃん。
「ふぇ…」
「だから濡らすなって言ったのに…」
「ぼくの…ぼくの…」
「柚、もう1回やる?」
「うにゅ…」
今度はママが手を握ってくれた。
「ほら、こうやって先っぽだけ水に入れるようにして」
「んにゅ」
ママと一緒にやったら今度はぽちゃんってならなかった!!
ママ凄い!!
「まますごぉい!!」
「ふふ、柚もたくさんやれば出来るようになるわよ」
「ほんと!?」
いっぱい練習する!!
「これはママが持っておくわね」
「やっ」
「じゃあお指に付けておく?」
「うん!!」
お兄さん指に輪ゴムがかけられ、おててを振るとピンクのもふるふるした。
「ぼくのぴんく!!」
「良かったわね」
「もっとあそぶー!!」
更新でけた。
「ままこれなぁに?」
「これ?…これはね、狛犬っていうのよ。神様のお使い様」
「かみさま?」
「…魔族には神の概念があまりないものね…魔神は前に倒しちゃったし」
「ゆず、そろそろ行こうぜ」
「うん!!」
まだいーっぱい遊ぶもん!!
「ゆずならヨーヨー釣りとかもやったことないだろ?」
「よーよー?」
「これだ。お兄さん、2人分くれ」
「あいよ、1回200円ね」
ママ達がお店の人に銀色のを2枚渡してた。
「ぎんいろにこでにひゃくえん?」
「そうよ。もうお金のことも覚えたの?」
「えへへ~」
ママね、僕が新しいこと覚えるといい子いい子って撫でてくれるの。
なでなで大好き!!
「この紙の紐の先のやつを輪ゴムにひっかけてとるんだ。コツはあんまり紙を濡らさないことだな」
「どうして?」
「濡れると切れるから」
惟くんは青色のをひゅって取った。
「ぼくも!!ぼくもとる!!」
「柚は何色がいいかしらね。あ、あそこにピンクのあるわよ」
「ぴんく!!」
お兄さんが僕の近くにピンク色を置いてくれた。
「柚、がんばって」
「ふにゅ…」
さきっぽ引っ掛ける…!!
「とれた!!」
ぽちゃん。
「ふぇ…」
「だから濡らすなって言ったのに…」
「ぼくの…ぼくの…」
「柚、もう1回やる?」
「うにゅ…」
今度はママが手を握ってくれた。
「ほら、こうやって先っぽだけ水に入れるようにして」
「んにゅ」
ママと一緒にやったら今度はぽちゃんってならなかった!!
ママ凄い!!
「まますごぉい!!」
「ふふ、柚もたくさんやれば出来るようになるわよ」
「ほんと!?」
いっぱい練習する!!
「これはママが持っておくわね」
「やっ」
「じゃあお指に付けておく?」
「うん!!」
お兄さん指に輪ゴムがかけられ、おててを振るとピンクのもふるふるした。
「ぼくのぴんく!!」
「良かったわね」
「もっとあそぶー!!」
更新でけた。
6
あなたにおすすめの小説
ルームメイトが釣り系男子だった件について
perari
BL
ネット小説家として活動している僕には、誰にも言えない秘密がある。
それは——クールで無愛想なルームメイトが、僕の小説の主人公だということ。
ずっと隠してきた。
彼にバレないように、こっそり彼を観察しながら執筆してきた。
でも、ある日——
彼は偶然、僕の小説を読んでしまったらしい。
真っ赤な目で僕を見つめながら、彼は震える声でこう言った。
「……じゃあ、お前が俺に優しくしてたのって……好きだからじゃなくて、ネタにするためだったのか?」
怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
一日だけの魔法
うりぼう
BL
一日だけの魔法をかけた。
彼が自分を好きになってくれる魔法。
禁忌とされている、たった一日しか持たない魔法。
彼は魔法にかかり、自分に夢中になってくれた。
俺の名を呼び、俺に微笑みかけ、俺だけを好きだと言ってくれる。
嬉しいはずなのに、これを望んでいたはずなのに……
※いきなり始まりいきなり終わる
※エセファンタジー
※エセ魔法
※二重人格もどき
※細かいツッコミはなしで
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる