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予防接種 2
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雫視点
「いゃぁぁぁぁぁぁ!!」
病院内に一際大きく響き渡る声。
うちの可愛い柚の声ね。
膝の上に座っているのだけれど私に抱きついて離れようとしないの。
「ぼくいかないの!!げんきだもん!!」
「柚が病気にならないようにするんだよ。ね?」
「やぁぁ!!」
「…あらあら」
今日は4本だったかしら?
両腕両足に打つと聞いているのだけれど…大丈夫かしら。
「柚、ママが抱っこしててあげるわよ」
「ほんと…?まま…こーえんいこ…ぼくあそぶ…」
「注射が終わったあとね」
「…ぅー!!」
柚のおしりの方に手を入れてすっと立ち上がった。
「行きましょうか」
「えー…なんで雫相手だと声だけなの…」
「チクッとするからね~」
「ほら、柚ちゃんこっち向けるかな~大好きなうさちゃんだよ~」
「ぅやぁぁぁあ!!いたいの!!いたぁぁい!!」
「…柚まだ刺さってないわよ」
「ふぇっ…ふぇっ…」
柚は私の後ろに立っている看護師さんの持っているうさぎのぬいぐるみに注目しながらも注射の痛みを想像して泣いていた。
チクッ。
「ぅ…」
「ほら、もう終わったわよ」
「ぃだぁぁぁい!!うわぁぁぁぁぁん!!」
「それじゃ次のやろうね」
「ぃだ…ふぇ?」
まだ泣こうとしていた柚は…びっくりしたのかいきなり泣き止んだ。
「…ちゅ…ぎ?」
「えぇ」
「柚、後ちょっとだけ頑張ろうね」
「ぅやぁぁだぁぁぁあぁぁぁ!!」
さっき間違って公開してしまった(´・ω・`)ごめんなさい(。>_<。)
「いゃぁぁぁぁぁぁ!!」
病院内に一際大きく響き渡る声。
うちの可愛い柚の声ね。
膝の上に座っているのだけれど私に抱きついて離れようとしないの。
「ぼくいかないの!!げんきだもん!!」
「柚が病気にならないようにするんだよ。ね?」
「やぁぁ!!」
「…あらあら」
今日は4本だったかしら?
両腕両足に打つと聞いているのだけれど…大丈夫かしら。
「柚、ママが抱っこしててあげるわよ」
「ほんと…?まま…こーえんいこ…ぼくあそぶ…」
「注射が終わったあとね」
「…ぅー!!」
柚のおしりの方に手を入れてすっと立ち上がった。
「行きましょうか」
「えー…なんで雫相手だと声だけなの…」
「チクッとするからね~」
「ほら、柚ちゃんこっち向けるかな~大好きなうさちゃんだよ~」
「ぅやぁぁぁあ!!いたいの!!いたぁぁい!!」
「…柚まだ刺さってないわよ」
「ふぇっ…ふぇっ…」
柚は私の後ろに立っている看護師さんの持っているうさぎのぬいぐるみに注目しながらも注射の痛みを想像して泣いていた。
チクッ。
「ぅ…」
「ほら、もう終わったわよ」
「ぃだぁぁぁい!!うわぁぁぁぁぁん!!」
「それじゃ次のやろうね」
「ぃだ…ふぇ?」
まだ泣こうとしていた柚は…びっくりしたのかいきなり泣き止んだ。
「…ちゅ…ぎ?」
「えぇ」
「柚、後ちょっとだけ頑張ろうね」
「ぅやぁぁだぁぁぁあぁぁぁ!!」
さっき間違って公開してしまった(´・ω・`)ごめんなさい(。>_<。)
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